Shizuko Diary

日々の記録として・・

足もと・生活者の視点から・・・

2007-11-17 23:48:49 | Weblog
稲作危機突破と直接支払い制度の実現を求める県民集会が新潟市で行われ、出席してきました。自給率と市場原理主義で価格設定され、米価の暴落・仮渡金の値下げで生産農家は危機的状況に追い込まれ、小さな田んぼの耕作返上するところが出てきています。農業は産業であると同時に環境保全・国土保全の多角的な面も持ち合わせているのです。今生産農家を救わなければ将来の日本農業は存続しません。
稲作農家や農業者が継続発展できる政策実現を求めて集会が開催されました。
上越の認定農業者の方がいわれた言葉が印象的です。これまで全量出荷してきたがお茶碗一杯分の価格が12円30銭一部直接販売したらお茶碗一杯30円になった。その差額はどこに消えているのでしょうか
米あまりで価格の下落を招かないように、農家は生産調整をしっかりやらなければならない!その上で食の安全・安心、おいしいお米づくりの為に環境保全米を拡大していかなければならない・・・新潟県の農業施策は他県に比べ5年立ち遅れている。米生産県としてしっかりしてほしいと・・・一生懸命汗水ながして生産してきた者をこれ以上いじめてどうするのか意見交換の場で厳しい言葉も出されていました。

おまけに新潟県は特別栽培に対する県認証の手数料を有料化にする・・付加価値つけて高く売れる米づくりができて初めて実施できるのではないか
生産農家でない私でさえ怒りを覚えました。

生産者米価の下支え機能を持つ。効果的な制度設計を目指した米価政策を早急に作り上げること・・・決議文の中にもりこまれた一部です。
国も県ももっと足もとに根ざした政策展開をしてほしいと願います。

地元に戻って夕方からは、市長の周年記念の事業に議員としてお招きいただきましたので出席してきました。見附が自律の道を歩み始め、これまでのような行政運営では財政破綻をきたしてしまう・・・自助。共助・公助・・・みなで力を合わせて見附市を魅力ある街にしていきたいものです。

(今日の画像)
決議文の朗読をいらいされましたので、読み上げているところです。
意見交換の時に・・生産農家の怒りは爆発寸前、そんな想いを受けて読み上げました。
コメント
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