魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ナンバー

2012年02月15日 | 日記・エッセイ・コラム

車のナンバーが気になって仕方がない。見た途端、何でもかんでも語呂合わせしてしまう。できないナンバーだと、イライラする。
時には、次々と同じナンバーに出会い、喜んだり驚いたりする。

ロッカーを選ぶ時には、なるべくラッキーナンバーを選ぼうとする。
ラッキーナンバーは、全部足して一桁にしたものが何になるかだが(例:12345=6)、  相性の良いナンバーがないとガッカリする。

昔、携帯電話ができた頃、電話局で、「もっとええナンバー出せえ」とゴネている人がいた。担当者がどんなナンバーを持ってきても気に入らない。「もっとええのは無いんかい
横で聞いていると、語呂も良いし「数」も吉なのだが、どうも、「0001」とか「7777」とかが「良いナンバー」らしいが、あいにく、そういうナンバーが無い。

途中で帰ったから、その後は知らないが、電話番号の揃い目は不便だろうにと思う。押しているうちに、何回押したか分からなくなる。
それに、下四桁が良くても全体数は避けられない。

また、同じ頃だが、固定電話のナンバーを貰いに行ったら、(その頃は基本的に選べなかった)「4864」を持ってきてくれたので、「弱虫ですか」と言ったら、「あ、ホントですね、替えましょうか」と言ってくれたが、局番とのトータル数も、良かったし、絶対忘れないから、そのまま貰った。今は使っていない。

いよいよ、国民総背番号になるそうだ。
「マイナンバー」とか名付けて、当たり良くしているから笑った。
野球の背番号だったら、実力のある人は「18」とか貰えるようだが、「マイナンバー」は問答無用で、ある日、突然、支給されるのだろう。

突然貰ったナンバーが、相性の悪い数だったら最悪だ。
「相性が悪いから」などと言っても、相手にされないことは確実で、死ぬまで付き合うしかない。それでも、語呂合わせが良ければ愛嬌で、楽しめるが、木で鼻をくくったような、どうにもならないナンバーだと、一巻の終わり。残り少ない人生も、本当にここまでだ、と思ってしまいそうだ。

「ええナンバー出せえ」の人は、どうするんだろう


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