魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

突然の客

2010年03月29日 | 日記・エッセイ・コラム

牡羊座現象は始まっている
牡羊座個人に様々の変化が出ていることは、本人にはわからないが、周囲の人にはわかる。
有名人の場合、沢尻エリカがイメージチェンジで再登場。
板東英二は最近、頼まれてもいないのに放送現場に押しかける、と言われていたが、実際、このところ露出度が増えた。
坂本冬美は新師匠の二葉百合子が引退し、一方で「また君に恋してる」のカバーCMが韓国までヒット。
・・・などなど、他の牡羊座の有名人もそれぞれ、新しい動きを見せている。

国で言えばEUで、ギリシャやモナコ*などの動きも変化の始まりだ。

カニ座中国の苦悩
牡羊座に動きが出れば、活動宮すべてが揺さぶられる。
中国は突然、餃子事件の犯人を発表。怪しげな説明で、とにかく終わりにしたいようだが、相当に焦っている。

上海万博を控え、Google問題や為替問題で、米中関係がぎくしゃくしそうな気配に、とりあえず、日中環境だけでも良くしておきたい。との意図が見え見えだ。犯人などとっくに分かっていたはずだが、使えるカードとして、この場で切ってきた。

かなりインチキくさいが、日本としては、この際は黙って受け入れて上げた方が得策だ。もちろん中国としても、国内的には相当苦しい切り札なので、これが通らなければ「面子がつぶれる」。

これを受け入れることは、中国にとって、日本が大人か子供かの試金石となる。これを受け入れずに、どこかの子供国家のように非難ばかりでは、中国は日本を君子「話せる相手」と見なさなくなるだろう。

儒教の中国は古代氏族の国家だ。共産主義だろうが開放経済だろうが、共産党という皇帝が、上から大小の氏族を支配している。社会や人権ではなく、家族単位、地域単位の集団を「力とウソ」でコントロールしようとする。これは、カニ座の習性で、カニ座の亭主は家族を囲い込もうとするし、本音は、女房が賢くなる共稼ぎを嫌う。

そんな中国にとって、情報公開は、絶対に受け入れることができない生命線だ。情報が自由に飛び交えば、大小の氏族集団が自己中で無秩序な動きを始める。(現に、開放経済の今もそうだ)
アメリカのような移民ではなく、古代からの「血と地」の結束だから、一つの理想でまとまることができない。
中国上層部は、人権は十分に承知しているだろうが、今の中国にそれを持ち込めば、二度と国がまとまらないことも知っている。

もし、世界が国家による利権闘争の場でなくなれば、中国を捨てて、バラバラの氏族に帰ればいいかも知れないが、近代国家にやられ続けたトラウマの中国は、今、分裂するわけにはいかない。
しかし、実は、中国がそう考えること自体が、国家競争世界の解放に逆行しているのだから、皮肉な、ニワトリと卵と言える。

牡羊座のとばっちり
牡羊座のおかげで日本も、ワケが解らなくなる。中国のこうした動きや、モナコのような思いがけない来客に翻弄され始めている。
急にチヤホヤされたり、攻撃されたりする。

*モナコはEUではないが仏と同じとみなす


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