魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

沈没(2)

2010年02月21日 | 日記・エッセイ・コラム

高橋は本当は金だ
土星の影響で、やっぱり日本はついてない。様々な不運が重なって、失格や不本意な惨敗が続いている。
一方、木星がラッキーゾーンにある中韓、ことに韓国は全て僅差をものにし、絶好調だ。

もともと、冬季オリンピックは木星が水の星座にいる巡り合わせで、時期も魚座の季節だから、サソリ座の韓国は有利で、実際、何時も好成績だ。
長野オリンピックの栄光は天王星水瓶時代だったので、日本も好成績が上げられた。

日本初のメダル高橋の銅は、本人を含め日本中が喜んでいるが、ラッキーな時なら、おそらく、簡単に金になっただろう。織田もメダルだったかも知れない。
木星は凶角でも、土星が吉角の双子座アメリカは、技を押さえて金にした。
土星の萎縮が吉に働く例だ。

スポーツでも国運が解る
土星は、低温、萎縮、意固地、頑固、責任、そして不屈の野心だ。
木星が「イケイケどんどん」の楽観主義で、幸運を招くのに対し、
土星は、わざわざ「大リーグ養成ギブス」をはめてチャレンジする。
楽な道より茨の道を選ぶから、失敗率は高くなるが、本人はこれでこそ勝つ意味があるのだと哲学的(土星)になる。
高橋が銅になってしまったことより、4回転にチャレンジしたことを、日本中が喜んでいるようだ。

もちろん、苦労して得る成果は、精神的満足も加わり、喜びも大きいが、もし土星が来ていない時なら、4回転にチャレンジしなかっただろうし、しても成功していただろう。

日本中が「苦難に耐える」ムードに入っている。
木星の吉運では、虫の良いことだけ関わって、苦難は避けて通る。それが幸運を呼ぶ。
しかし土星に支配されると、苦境だからがんばろう。そう思いたがるから、よけい不幸に縁がある。

今は、日本中、不幸に酔いたがっているから、運の悪いことばかりが重なるようになる。弱り目は祟り目を呼ぶ。
壁に当たったら、別の道を探そうとするのではなく、無理によじ登ろうとする。それが、土星山羊座の意味する「山」だ。

日本は、これまでの技術立国を何とか修正して突破しようとしているが、一本道を極めて登山するより、別の道を歩むことに注力すべきだろう。韓国を見習うなどと言い出しているが、本末転倒だ。
後追いで付いてきた者を抜き返すために、二番煎じの、さらに三番煎じをやろうというのだが、牛はネズミを追い抜けない。
これこそが、ごり押し登山だ。
レースを終了させて、別のステージに進む時が来たと悟るべきだろう。


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