魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

反省 \0

2010年09月03日 | 世相史観

酷い残暑が続いている。
久々の更新は、先ず反省からだ。

5月。今年は冷夏の予報を聞いて、
なるほど、土星が天秤座に来た年も冷夏だったから、そうだろうと、確かめもしないで安易に信じたが、まったく逆だった。
やはり今年は、予想外が頻発する。

この大外れは何なんだ! と、前回の冷夏1980年を見てみた。

1980年、土星が天秤に入ったのは、9月21日で、夏場は乙女座にいた。さらに、木星も10月末まで乙女座にいた。
冷夏は、土星と木星、さらに、火星まで通過した乙女座の問題だ。
(なお、言うまでもないが、乙女座は農業)

最も重要な原則を忘れて、安易に気象と惑星周期を一体視してしまった。惑星で運命周期を考えることは、第一義的には、自然現象とは関係ない。

運命は結果だから、原因は様々だ。
日照りも冷夏も、どちらも、農業被害をもたらす。むしろ、その結果として起こる、大量死や社会不安、戦争を観るのが占いの目的だ。

この基本原則を忘れて、安易に占いを適用すると、失敗する。
占いが人事問題であることを思い知ったのは、日航機逆噴射事件だが、少し気が緩むと、この手の失敗は常にやってしまう。

反省 \(~_~)

ところで
では、冷夏予報を聞いた時、どうあるべきだったか、整理すると。
先ず、星の配置を考え、その結果の世相を考え、そこから逆にその原因を考え、天気予報の正否を考える。

惑星が、日本の窮地を表しているなら、必ずしも冷夏だけが原因ではない、日照りだってある。
また、土星と木星・天王星が180度のピーク状態にあること、1980年のような集中とは、むしろ逆であること、さらに、天王星(意外)の影響をを考えれば、この天気予報は外れると考えるべきだった。

さらに、土星が乙女座ではなく、天秤座にあると言うことは、農業問題より、外交や経済の方が日本を窮地に追い込むことを表している。


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