アメリカの人種差別反対が世界に飛び火し、日本までデモをしている。現代では、人種差別反対に誰も異論は無い。しかし、この怒りはどこから来ているのか。引いて眺めれば、人種問題が本質では無いことが見えてくる。
今回に対比される、ロスアンゼルス暴動の起こった1992年も、現在と同様に土星が水瓶座に来ていた。
水瓶座は革命を意味する星座だが、土星はその旧支配星であり、萎縮を意味する。爆発を意味する天王星発見後はこちらが水瓶座の支配星となった。土星のヤギ座の後に天王星の水瓶座が来る。萎縮し圧縮すると爆発が起こる。原因と結果の関係だ。
水瓶座に土星が来ると、圧力をさらに強く感じ、爆発につながる。
コロナ危機は、土星の水瓶座現象であり、ロックダウン、マスク、監視、感染と死の恐怖、経済萎縮・・・散々抑圧された心理が、小さな火で爆発した。
これは、公平平等を求める人種問題と言うより、欲求不満が引き起こしたムード的な新世界欲求であり、フラストレーション爆発だ。
人種問題で、もう一つ対比されるキング牧師暗殺の1968年は、土星は正義を意味する牡羊座だった(正義の抑圧)。
一方、木星、天王星、冥王星は乙女座にいて、ヤギ座のキング牧師の精神性を最大の高みに引き上げていたが、牡羊座の土星はヤギ座には凶角だった。ただ、爆発の天王星は公正を意味する天秤座に影響し始めた時でもあり、人種問題が法と正義の問題として知性的に捉えられることになった。
これに対し、今回とロス暴動は、リーダー(牡羊座)の無い爆発で、方向性がなく、世の中を大きく変えることはない。NHKの動画表現にクレームを付けたりするのも情緒的で、カルピスのマークが消えた程度の改革だ。
中華思想
むしろ今回は、これを、コロナ同様にチャンスと捉える中国の態度の方が、欧米の悪印象として残るだろう。
欧米の人種問題は根深い問題で、それは同時に人類の課題でもある。近代の欧米の無知蒙昧による、奴隷制と植民地主義は、現在に残る多くの問題を生み出したが、人類史的に観れば、人類の融合発展のプロセスとも言える。何はともあれ、欧米は結果的に、人種の坩堝から融合を生み出しつつあるからだ。
しかし、中国は古代よりブレない視点を持っていて、中華文明中華民族こそが支配者であることを疑わない。それは例え、欧米に抑圧されていても、かりそめの姿に過ぎず、弟妹がどんなに出世して自分が落ちぶれていても、自分こそが長子の意識は崩れない。
中国人は巨大な中華の地を故郷とし、世界のどこに出て行っても自分が中華の子であることを隠す事もなく、誇りに思っている。姓の少なさからも解るように、氏族への帰属を基本とする古代意識のままだ。
欧米が人種問題で苦しんでいるのを見て、中国共産党がバカにする事こそが頑強な人種差別であることに気づかない。チベットやウイグルの中華化を強制しながら、欧米の人種平等への苦しみを笑う。別な言い方をすれば、「人種差別をしないから無秩序になるのだ!」と笑っている、そのことに無自覚な政権であり、おそらくは日本をも含む中華文明の、根深い差別意識の馬脚にすぎない。
今回に対比される、ロスアンゼルス暴動の起こった1992年も、現在と同様に土星が水瓶座に来ていた。
水瓶座は革命を意味する星座だが、土星はその旧支配星であり、萎縮を意味する。爆発を意味する天王星発見後はこちらが水瓶座の支配星となった。土星のヤギ座の後に天王星の水瓶座が来る。萎縮し圧縮すると爆発が起こる。原因と結果の関係だ。
水瓶座に土星が来ると、圧力をさらに強く感じ、爆発につながる。
コロナ危機は、土星の水瓶座現象であり、ロックダウン、マスク、監視、感染と死の恐怖、経済萎縮・・・散々抑圧された心理が、小さな火で爆発した。
これは、公平平等を求める人種問題と言うより、欲求不満が引き起こしたムード的な新世界欲求であり、フラストレーション爆発だ。
人種問題で、もう一つ対比されるキング牧師暗殺の1968年は、土星は正義を意味する牡羊座だった(正義の抑圧)。
一方、木星、天王星、冥王星は乙女座にいて、ヤギ座のキング牧師の精神性を最大の高みに引き上げていたが、牡羊座の土星はヤギ座には凶角だった。ただ、爆発の天王星は公正を意味する天秤座に影響し始めた時でもあり、人種問題が法と正義の問題として知性的に捉えられることになった。
これに対し、今回とロス暴動は、リーダー(牡羊座)の無い爆発で、方向性がなく、世の中を大きく変えることはない。NHKの動画表現にクレームを付けたりするのも情緒的で、カルピスのマークが消えた程度の改革だ。
中華思想
むしろ今回は、これを、コロナ同様にチャンスと捉える中国の態度の方が、欧米の悪印象として残るだろう。
欧米の人種問題は根深い問題で、それは同時に人類の課題でもある。近代の欧米の無知蒙昧による、奴隷制と植民地主義は、現在に残る多くの問題を生み出したが、人類史的に観れば、人類の融合発展のプロセスとも言える。何はともあれ、欧米は結果的に、人種の坩堝から融合を生み出しつつあるからだ。
しかし、中国は古代よりブレない視点を持っていて、中華文明中華民族こそが支配者であることを疑わない。それは例え、欧米に抑圧されていても、かりそめの姿に過ぎず、弟妹がどんなに出世して自分が落ちぶれていても、自分こそが長子の意識は崩れない。
中国人は巨大な中華の地を故郷とし、世界のどこに出て行っても自分が中華の子であることを隠す事もなく、誇りに思っている。姓の少なさからも解るように、氏族への帰属を基本とする古代意識のままだ。
欧米が人種問題で苦しんでいるのを見て、中国共産党がバカにする事こそが頑強な人種差別であることに気づかない。チベットやウイグルの中華化を強制しながら、欧米の人種平等への苦しみを笑う。別な言い方をすれば、「人種差別をしないから無秩序になるのだ!」と笑っている、そのことに無自覚な政権であり、おそらくは日本をも含む中華文明の、根深い差別意識の馬脚にすぎない。
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