魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ドサクサ

2020年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム
やっぱり
新コロナで大被害を受けたイタリアの研究チームから、男性ホルモンが重症化を助長するのではないかとの説が出た(ジジコム)。男性の重症化や死亡率の裏付けにもなりそうだ。
また、日頃、頑強そうな人の方が死亡率が高いように見えたのは、思い過ごしでもなさそうだ。

困ったものだ
日本の政権は、ダラダラと持ち込んだ緊急事態宣言を、また一ヶ月延長したものの、各国が経済活動再開を始めると、慌てて、中断を言い出した。本当に、困ったものだ。
野党が言う朝令暮改は当たらない。状況が変化すれば、改めるのは当然だ。肝心なことは、定見と信念が無いことが問題なのだ。
繰り返すが、犠牲を払ってでも前進しなければならない事態を見極める定見と、批判や悪役を被る信念と覚悟が、全く見当たらない。こんな政権が憲法を改正して、戦争ができる国にしようなど、無責任の極みだ。目の前のコロナ戦争から逃げまくっている。

戦術ミス
トランプは中国との舌戦に、「武漢研究所」を持ち出して、中国を有利にしてしまった。
アメリカの怒りはよく解るし、中国の責任は大きい。
しかし、中国の「証拠を見せろ」に引っかかって、具体性を示そうと、うかつに「武漢研究所」に絞ってしまった。問題は、出所ではなく、発生時の中国の行為だから、争点を場所に絞ったことで、中国は「武漢研究所」の潔白さえ証明すれば勝ちになる。
したがって、中国は素早く、手下のWHOが調査団を武漢に派遣すると言い出した。
このまま行けば、中国の思うつぼだ。
こうなると、トランプとしては、ゴチャゴチャ言うな!で、論争から感情論に持ち込むしかない。どっちみち、米国の言い分が通れば、逆に中国がそう出ただろう。何しろ国際審判を「こんなもの、ただの紙だ」と言った国だ。
結局は、何らかの力勝負になる。