魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

黒船の力

2020年05月06日 | 日記・エッセイ・コラム
世界大コロナ時代。日本にリーダーは存在せず、後手後手に回っている。
今回に限らず、日本は何事も遅く、黒船の時も、政権は常道を守ることにおいては、決して間違ったことをしていたわけではないが、結局は、政権ではない力で、事は動いた。
日本の政権とは、リーダーシップ無用の、旧態維持の神官だ。つまり日本人がそれを求めるからだ。
そして、社会や歴史が動くのは「黒船」によってであり、「黒船」とは、必ずしも外部勢力ではなく、自分たちの力の及ばぬもの全てだ。

他動的力で動く日まで、動かないことを願うのは、日本が災害列島だからだろう。
自分たちで動き出さなくても、必ず天変地異が起こり、全てが変わってしまう。
住人である日本人は、異変に対応して生きることには強いが、それ以外の時はひたすら、常軌を守ろうとする、習性が身についている。

今回のコロナも、リーダーシップによる即時対応は皆無で、「様子を見て」、被害状況に応じてでなければ、対策がとれない。
そして、その衝撃があまりに大きく、生き方、社会を変えるほどのものであれば、政権も旧社会と共に消滅する。

このところ地震続きで、ずっと偏頭痛に悩まされている。関東東北あたりは、以前は左中頂頭部だったが、このところは左下後頭部で、以前なら遙か遠隔地に合致していた、いわゆる「風池」あたりが関東東北に合致している。今回は長野の時が左中頂頭部だった。
頭痛と地震の関係は、全く個人的な感覚で、どうこう言うような話ではないが、
この連続地震に、気象庁が少しコメントを出した程度で、いつものように政権筋は沈黙している。むしろ押さえ込んでいるのではないかと疑うほど、何も言わない。
自粛の最中、誰でも不安になっていることだろうが、相変わらず「沈黙は金」らしい。
「何かありましたか?あったら言って下さい」