こんなことを書くと、ふざけるなと言われそうだが、大真面目な話だ。
ロボットに熱心な日本は、ペット犬アイボよりも、パンダやコアラの精巧なAIロボットや、何と呼ぶべきか分からないが、いわゆるダッジワイフやダッジボーイ?のような癒やし?AIロボットを製造輸出すべきだ。
パンダの見た目、仕草の愛くるしさは、世界中の人気ぶりで証明されており、中国は侵略して盗んだパンダを、国宝級の外交ツールに利用しているぐらいだ。パンダ同様、抱っこちゃん人形のようなコアラの愛くるしさは誰でも知っている。
どんなに可愛くても、パンダやコアラは家では飼えない。パンダは中国に様々な借りを作り、多額のレンタル料を払い、もしも死んだりしたら、様々な責めを負う。それにエサも糞尿の始末も大変だ。第一、デカすぎる。コアラもエサや糞尿も大変だが、何よりストレスに弱くてすぐ死んでしまう。
アイボを毛皮で覆わないのは、見た目の好みでの拒否感を避けるためだろうが、パンダやコアラは、見た目の好みが決まっているわけだから、そのままで良い。あるいは、もっと人工的な、ぬいぐるみ風の方が、本物そっくりより人気するかも知れない。
こんなものが実際に本物と同じ態度を示し、その上対話の相手をするとすれば、いや、しゃべらない方が良い人もいるかも知れないが、とにかく世界制覇するぐらいの人気商品になる。
日本の企業は何故、本気でこういうものを作らないのだろう。
古今東西
「世に盗人の種は尽きまじ」と同様、「世に売春の種は尽きまじ」。
人類史上、古今東西、姿や名前は違っても、売春が無かったことはない。最も伝統的、普遍的商売が売春だ。
元々、動物は選良手段の意味が大きいのだろうが、性に代償を求める。そして、人間はそれをビジネス化した。ここが高等知能の一端で、それをまた、高等知能は、弊害を抑制するために禁止したり、逆に立派なビジネスとして成功者を尊敬したりした。
売春する人がいない場合は、それに変わる道具を用いるのも、古今東西、変わらぬことで、それを人形にまで発達させたものを、「くだらないもの」と見下すために、おそらくは英国人がダッジワイフと呼んだのだろう。英国人は自分たちの価値観と違うものに何でも「ダッジ(オランダ)」と差別した。(ダッジカウント=割り勘)
最新機器が市場に普及するとき、最も大きな動機付けになるのは、エロであるのは紛れもない事実で、例えば、ビデオという響きは最初の頃、何となく大声では言えない雰囲気さえあった。他の機器にも全てその影が付きまとっている。
何か新しいものを見ると、人間は先ず、性的快楽に使えないかと考えるらしい。それぐらい好きなのだ。
したがって、表向きはまだ出回っていないが、水面下では、必ずロボットもAIも、利用が熱心に進められているはずだ。
この分野は、さすがに大手企業は大っぴらに研究できないだろうし、第一、売り出すこともはばかられるだろうが、ベンチャー企業なら可能だ。大手企業の息の掛かったベンチャーでも、もし、これに成功すれば、GAFAに負けない利益を上げることになるだろう。それどころか、世界を支配することになる。
まじめに、まじめに、やって欲しい。 かしこみ、かしこみ、まおす