魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

焼き直し

2018年04月19日 | 星の流れに

昔は、同じ内容で再制作されるリメイク映画は、フイルム現像から「焼き直し」と言った。模倣や、二番煎じの意味もある。

いよいよ、5月に天王星が牡牛座に入る。前回、牡牛座に入ったのは、1934年6月。昭和9年は、たまたま戌年で、甲戌三碧の年だった。三碧の年で、この年生まれの人は名声に縁があり、芸能界で活躍する人が多く、「昭和9年会」なるものがあるそうだ。
三碧の芸能人は他にも多いが、特に「昭和9年」が多かったのは、やはり牡牛座の天王星が影響したと考えられる。
牡牛座は物理的な美を表し、声や姿の心地よさを醸し出す。さらに、戌年は木星が天秤座かサソリ座にあるのだが、この時は天秤座で、精神的な美をも強調し、二刀流の「美」が芸術・芸能関係者を多く輩出したのだろう。実際、この年生まれの有名人をチェックすると、驚くばかりだ。(天王星は許容範囲が広いので、木星が中心)

それはともあれ、牡牛座のヒトラーは、まさに、30年代の天王星の生み出した、「時の人」だった。
今また(既に始まっているが)、良きにつけ悪しきにつけ、牡牛座が目立つようになる。同時に、木星がいるサソリ座も目立つ。1934年の場合は秋以降にサソリ座に入ったので、現在に似ているのは秋以降と言う事になる。面白いのは秋にベーブ・ルースらが来日して話題になり、今、大谷が渡米してベーブ・ルースが話題になっているが、二人ともこの星座ではない。
注目すべきは日米関係の方であり、ベーブらは軍事危機時の平和の模索で、満州国成立もこの年だ。今は、東洋の勃興国が中国に入れ替わったと考えれば一致するし、何より、満州も中国だった。北朝鮮とも近い。

牡牛座とサソリ座の影響と言えば、財務省のバタバタなども、それだろう。牡牛座は財政を表し、サソリ座は蓄財を表す。音声は牡牛座で、セックスはサソリ座だ。
牡牛座とサソリ座は表と裏に当たり、影響し合う。財務省にセクハラは致命傷になる。財務次官は音声だけで辞任になった。
また、サソリ座の表す原発に反対していた新潟の知事も、買春疑惑で辞任した。
サソリ座と牡牛座。沈黙のサソリ座を刺激すると牡牛座で声が出る。わかるね!