魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

青が赤に

2015年10月18日 | 日記・エッセイ・コラム

昔から、植物にはめっぽう疎い。
庭の陽当たりが良いところに、ブルーベリーを植えてみた・・・つもりだったのに、何か全然違う、赤い実を付けた。
植えた頃、雑木が生えてきたので、それを抜いたが、その時、抜いたのがブルーベリーで、残ったのがこの木かも知れない。赤ちゃん取り替えミスみたいなことになってしまった。

3mほどにもなったので、切ろうと思ったら、強烈なトゲがあって、痛くて作業できない。ザクロやスダチのようにトゲのある木は、食べられまいとしているのだろうと思うから、きっと、この実も食べられるのではないか。どこかで見覚えのある実だ。
そう思って、調べてみると、サンザシの写真に酷似している。名前はよく聞いていたが、これがそうだったのかと、感動。

何と、漢方の健康食で、酒やドライフルーツに加工して食べるのだそうだ。実際、そういう商品が売られている。また、観賞用にも好まれ、盆栽にも用いられる。確かに、南天の騒がしいタイプにも見える。

と言うことは、ブルーベリーではなかったが、似たような価値、似たような姿の木だったわけで、もしかすると、赤ちゃん取り替え事件は、ホームセンターで、買ってくる時点で既に、起こっていたのかも知れない。