m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

フィリピン料理を検証する?会

2011-11-15 | 異食文化の会


昨日は先日異食文化の会で行ったフィリピン料理を検証?するため、
天六にあるフィリピン家庭料理のお店「カイビガン」へ皆で訪れた。
カイビガンはフィリピンの公用語、タガログ語で「友達」という意味だそう。





お店の内外にはフィリピン料理の写真付メニューがずらり。
私たちがついこの前、半信半疑?ながら作った料理、「シニガン」や「アドボ」「エンブティード」「ルンピアシャンハイ」「トルタンタロン」などなどを発見し、
「うおおぉ~」と大盛り上がり?!





ドアを開けて入るとお店にはフィリピン人のおばちゃんが一人、私たちをにこやかに迎えてくれた。

フィリピンのイワシのトマト煮缶詰が並ぶ。





ちょうどバイキングの料理を仕込んでいる最中だったおばちゃん、
私たち以外はお客がいなかったので必然的に?バイキング料理のランチに・・
三種類のおかずとスープ、デザート、ごはん、それになんとビールがついて980円。
ちなみにビールはIさんしか飲まなかったが・・

こちらのおかずは牛肉、ジャガイモ、玉ねぎが入った「ビスティ」という料理。
フィリピンの肉じゃがといったところか?!
しかし甘みはなくレモンのほどよい酸味とフィリピンの醤油の味付けがかなり美味しい。





私たちの貸し切り状態だったので、料理の味付けから調味料のことなどここぞとばかりおばちゃんに質問攻め。
フィリピンの醤油を見せてもらった。
シルバースワンというメーカーのポピュラーな醤油。





こちらは「カルデレータ」
野菜と手羽先のトマト煮だが、ほどよくココナッツミルクが効いていてマイルド。
これもかなり美味しい!





こちらはチャプスイという野菜の炒め煮。
あっさり目で少しナンプラーがきいている。





お皿に盛ったところ。
スープの「ティノラー」もとっても美味しい!
しょうがの風味と鶏肉のうまみが出ていて、とろりとした冬瓜と青梗菜がマッチしてるなあ。
フィリピンでは冬瓜の代わりにパパイヤを使うそう。

アミィさんというお店のおばちゃんはとっても日本語が上手で、時折混ざる大阪弁がかなりウケる~
私たちが先日開いたフィリピン料理の会の写真をアミィさんにも見てもらった。
料理の写真を見て、「私よりウマいなあ~」とお世辞も言ってもらえ
思い切りトッピングしまくった「ハロハロ」にも
「これ食べたいなあ~」とコメントもらえて私たちも大満足!





ちなみにハロハロに乗せた手作りの紫芋の「ウベ」はフィリピンではこんな風に瓶詰めのものも市販されてるそう。





料理の後のデザートは緑色のタピオカのココナッツミルクがけ。
この緑色がなんとなくフィリピンだなあ~

本場のフィリピン家庭料理、かなり美味しく、日本人の口にとっても合う。
お店は日本人のお客さんが大半なのだそう。
アミィさんにいろいろとフィリピンのお話を聞きながらフィリピン料理を満喫できた。





フィリピン料理を満喫した後は全長2.6km、日本一長いという天神橋筋商店街を端から端まで歩いた。





途中天満市場へ立ち寄ったり、お惣菜を物色したり・・
商店街の一番端っこまでやって来た。





端のすぐそばにあるレトロビルの藤原ビルにも立ち寄り、





大阪天満宮へも訪れ、我が子の学業成就を皆で祈った。





そしてIさんが調べてきてくれた天神橋筋商店街、完歩の証しの「満歩状」も皆でゲットすることができた!








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カフェ工場跡事務室

2011-11-14 | 近代建築&古民家他リノベカフェなど



建築巡り講座で菊水楼へ行った後、近くの「カフェ工場跡事務室」へ数人の方とご一緒させていただいた。
こちらの建物は大正14年に奈良の宮大工によって建てられ、昭和50年代半ばまで
乳酸菌飲料の研究、開発、製造が行われていたところだそうで現在はカフェ&ギャラリーになっている。
この日はいつもは見られないところもギャラリーとして開放されているということで楽しみにやってきた。





時が止まったようなこの空間、素敵すぎる・・
右手は元事務室で現在カフェになっているところ。
左手は研究室と出荷作業室で現在ギャラリーと多目的スペースとして使われている。





カフェ入り口。





奥の右手の建物は菌の保管庫だったそう。
乳酸菌だけでなくシイタケ菌なども培養していたとか。





あちこちに工場で使われてた古い部材などがオブジェとして再利用されている。
ギャラリーの中は撮影禁止だったけど、工場時代の古い機械類が並んでいて、
どの機械も年季が入った風格漂う美しさがあった・・





ギャラリーを見学させていただいてからカフェの方へ。









天窓からぽっかり覗く青空、丸いガラスの照明が美しい~





「フトルミン」は製造されていた乳酸菌飲料の名前。
乳酸菌飲料といえばカルピスとかヤクルトを思い出してしまうが、
このころの乳酸菌飲料は嗜好飲料というより病気の人向けのものだったそう。






その昔製造されていた本物のフトルミンが・・
中の液体はさすがに沈殿していたが。





私たちはお座敷の方でゆっくりと。
ほうじ茶と和菓子のセットをいただいた。





同じ敷地内にあったショップ。





となりにはこんな洋館の住宅もあった。




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菊水楼

2011-11-13 | 建築巡り・街歩き【その他】



今月の建築巡り講座では奈良公園にある老舗料理旅館「菊水楼」へ訪れた。
創業は明治24年、興福寺の宿坊のひとつだった興善院の建物跡地に建てられた旅館で
明治初期の廃仏毀釈により取り壊された寺院の部材が建物内部にあちこちに転用されていて、興味深い意匠の数々を見ることができた。





菊水楼の菊の紋があしらわれた玄関天井。





菊の花をかたどった窓。





まずは三階の大広間へ。
柱のない広々とした90帖の大広間の屋根組みはトラス構造が用いられている。
奈良県では最大規模の座敷だそう。
ここでは百年以上もの間政財界のさまざまな行事が行われてきたとか。





大広間には舞台も設けられていて、現在も舞妓の御披露目が奈良で唯一行われているそう。





大広間の床の間。





大広間を見た後は、三班に分かれてそれぞれに特徴を持つ各部屋に案内していただいた。
こちらは二つの大きな丸窓を持つお部屋。









天井は少し高めの折り上げ格天井になっていてゆったりとした造りに。





こちらの楓の間の床柱には、かつて仏堂で須弥壇の背後にある来迎壁の左右両端に立っていた円柱、来迎柱が転用されている。
黒漆塗りに銅板の装飾が華麗な柱。
松本清張も宿泊していた部屋なのだとか。





二階のロビーと廊下の仕切りの壁は、大きくアーチ状にくり抜かれ、その縁には竹があしらわれている。
ここがまたとても素敵な空間だった。





階段手すりはこれまた優雅~
菊水紋がモチーフの木彫が。









こちらの春日の間は広々として、小さな舞台もついている24帖の間。
こちらでも舞妓さんの踊りを見ながら食事が楽しめるという。





入り口上部には寺院の部材を使ったものか、こんな欄間が。





こちらの旅館では到着したお客さんにまず出されるもの。
この蓋つきの湯のみのようなものには水が入っていて、この水を口に含み下についてる壺に吐き出すという口すすぎ。
これは土ほこりのひどかった昔から今も続いてる菊水楼ならではの心遣いなのだとか。
説明なければ飲んでしまいそうだけど;





そして最後は一階の下広間へ。
70帖敷きの広間は椅子式のダイニングルームとして使われていて、
ビリヤード台も置かれていたのだそう。
椅子の高さに合わせた床の間や存在感のある和風の欄間も。
寺院の部材などの和風の意匠は外国人にとってもエキゾチシズムを感じさせるものでとても好まれたのだそう。





奈良なだけに各部屋には鹿の調度品をたくさん見かけた。





鹿と紅葉がモチーフのステンドグラスの照明。





トイレや部屋の洗面所など水周りには素敵なタイルもいくつか発見。
笹の葉のデザインがかわいかったトイレのタイル。





玄関脇にあった樋が、竹を模したものだったのだけどあまりにリアルでおもしろかった・・

なかなか自分では宿泊することはできないであろう格式の高い旅館の内部に潜入でき、
寺院の部材が各所に組み込まれた珍しい趣向が凝らされたお部屋を数々堪能することができてよかった。

講座の後は行ってみたかったカフェ工場跡事務室へ・・

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大分・佐賀の旅2011【有田の町並み】

2011-11-11 | 大分・佐賀の旅2011



重要伝統建造物保存地区に指定されている有田では町屋造りの建物から洋風建築まで窯元や商家が立ち並んでいて、
魅力的な町並みを見ることができた。
右端は昭和15年建築の有田町第1分団第3消防器具格納庫。





「トンバイ」といわれる窯壁に使用する耐火煉瓦や窯道具を再利用した土塀のトンバイ塀。
窯元ならではの趣のある風景・・





昭和8年建築、銘品堂。





陶磁器の買付けに訪れた外国人の宿泊や接待所として建てられた異人館、明治9年建築。





天保元年建てられた有田で最も古い建物、色鍋島の今右衛門窯





今右衛門窯工場





中を覗くと煉瓦造りの煙突が





有田陶磁美術館裏の路地。
石造りの美術館の外壁が美しい~






昭和6年建築の篠英陶磁器。









陶磁器の町ならではのぜいたくなタイル使いの外観のお店も。





磁器の町ならではな照明の傘。





陶器店の店先に貼られていたカラフルなモザイクタイル。





軒の持ち送りに使われてた素敵なデザイン









のどかな、窯元のある町並みの散策が楽しめた。




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カキフライ食べ放題?!

2011-11-08 | 食・グルメ


先日久々友人Tちゃんと会うことになっていて、Tちゃんが見つけてきてくれたカキフライ食べ放題のお店へ・・
誘惑に駆られて行ってしまった。
堂島にあるオイスターバー「THE PARTY」。
広島の大黒神島産のカキを使ったカキフライが好きなだけ食べれるという。
しかもお値段980円で・・




さらにカキだけでなくメインはハンバーグ、パスタ2種の中から選べて
サラダ数種や野菜のトマト煮、パン、デザート、などなどもバイキングになっていた。
私たちはハンバーグをメインにして、ご飯はいちおう小盛りで。





デザートはさつまいものタルトとオレンジゼリー。
珈琲もお代り自由。





結局カキフライは7個も食べてしまった・・
食欲の秋で食欲が増進中。
とりあえず毎晩、ランニング30分or二重飛び100回のどちらかをやることにして
ダイエット兼体力作りに努めてはいるのだが・・
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クリケット・スクラッチワークショップに参加

2011-11-07 | 子供と楽しむ施設・イベント


友達の友達が主宰されてる「スクラッチの会」のワークショップ、「クリケット・スクラッチワークショップ」に子どもたちと参加した。
クリケット?スクラッチ?この初めて聞く言葉に「?」マークのまま参加したワークショップ。
この写真の物体が「クリケット」というものだそうで、小さなコンピューターの機能を持つ。
このクリケットと「スクラッチ」というプログラミングツールを使ってパソコンでプログラムを作ってみよう、というワークショップ。





クリケットにはセンサー、モーター、ライト、サウンドボックスなどの機器をそれぞれ接続できるようになっている。





クリケットにプロペラを付けたモーターを接続して「モーター動かす」というプログラムを実行してみると・・
くるくる回り出した。
「モーター止める」をクリックするとモーターを止めることもできる。





モーター以外にもさまざまな色のライト、センサー、いろなんな動物の鳴き声や楽器の音、そのテンポや音量などなど
パソコンの画面上でブロックを組み立てるように自在にプログラミングすることができるのだ。
これを使って1時間で一つの作品を作ろうとのこと。





ひえぇ~、突然作品って言われても・・何が何だかまだよく分かってない状態なんですけど的なまま製作開始・・
作品はこちらにあるレゴのさまざまなパーツを組み合わせて作ってもよし、





レゴ以外にもモールやビーズ、毛糸にリボン、発砲スチロールなどなどさまざまな素材も用意されていた。





初心者の私たちは、とにかくモーターの上に何か付けて回しといたらいいか?という安易な考え;で、
猫の鳴き声があったので娘は猫を作ろうとありあわせの素材を組み合わせて製作。
モーターの回転や鳴き声、ライトなどの設定をして猫がくるくる回って鳴くというような簡単な作品を作った。





隣では息子が車輪を組み合わせて何かを作っていたと思ったらそれを破壊し、
途中風船遊びに興じ・・その後風船をモーターの先につけた長い棒の先にくくりつけるも、
紐が棒に巻きついて思うように風船がたなびかず・・といった調子で一体何がしたいのやら・・と言った感じではあったが;
楽しんではいた様子。





他のテーブルの子どもたちやお父さんなど皆さん大作を作られていて、大人でも好きな人ははまりそう。
小学校低学年の子供たちでも慣れてくると大人顔負けの練られたプログラムを作り出すこともできるのだとか。
コンピューターを使ったものづくり体験、遊びの延長という感覚の中で創造力や思考力が自然に鍛えられていけそうで興味深い。
息子もゲームではなくぜひこういうのにははまってもらいたいのだけど、どうかなあ?!




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京大防災研究所・阿武山観測所

2011-11-06 | 建築巡り・街歩き【大阪】



奇数月の第一土曜に見学会が行われてる京都大学防災研究所阿武山観測所へ訪れてきた。
9月に申し込みしていたのが台風のため延期になり行けなくなったので今回リベンジ。
前にも一度行こうとして道に迷ったのだけど、また迷ってしまった;
ようやく正門を発見し、木々の間から建物が見えて来た時にはホッとひと安心・・





阿武山観測所は昭和5年に建築された昭和モダニズムの香り漂う建築。
開設当初は最先端の観測機器を備えたトップクラスの観測施設だったそうで地震研究の歴史的拠点であったとか。
現在は科学博物館として再生されつつあるのだそう。





玄関ポーチにはスクラッチタイルが貼られた丸柱の列柱が並ぶ。





丸窓や軒の曲線も美しい。





この丸柱が並ぶエントランスが独特な雰囲気の空間を造り出していた。





玄関ホールにはこんなモダンな照明が。





こちらの建物は映画「プリンセストヨトミ」のロケ地にもなったそうで、ちょうどこの1階の廊下が使われたとか。
プリンセストヨトミは空堀の町が舞台になってたり近代建築がいろいろ出てくるというので以前に本は読んだことあったけど、
ここが映画のロケ地になっていたとは知らなかった。









地下へ降りて、さまざまな貴重な地震計が展示されているコーナーへ案内された。
こちらはドイツ製の「ウィーヘルト地震計」
観測所が開設された時から設置されているものだそうで、当時では最先端の地震計だったそう。
記録紙にはうっすら煤がついていて、それを細い針でひっかくという方式で記録、
記録紙にはその上にニスが塗られて保存されるのだそう。





いくつかの部屋に分かれていた展示室。
解説を受けながらさまざまな地震計を見た。





地震計が展示されてた部屋にあった洗面台にこんな幾何学模様の装飾を見つけた。





塔を利用した、地球の自転を証明するのに使われた「フーコーの振り子」





振り子が吊るされている塔を見上げる。





塔へはらせん状に階段が巡らされている。





3階?のテラスに出て外から塔を眺めた。
この日は結構な雨が降っていて、テラスにも長居出来ず;





こんな暖炉のある部屋もあった。





タイル貼りのお風呂も。




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大分・佐賀の旅2011【香蘭社陳列場】

2011-11-05 | 大分・佐賀の旅2011


深川製磁陳列場へ訪れた後、香蘭社陳列場へやって来た。
明治38年に建築された洋館で陳列場として建てられたもの。
奥につながる土蔵は明治10年建築のもので2階に貴賓室や商談室が残されているのだそう。





擬花崗岩タイルというタイルが1、2階の腰壁に貼られている道路に面した外観。





1階は香蘭社のショップになっている。





階段を上がって二階へ。





階段には香蘭社の商標、蘭のマークの透かし彫りがされていた。





2階陳列場でも色鮮やかな絵付けが施された磁器の数々を堪能・・





異人が描かれた染付の長皿。





力士が描かれた絵皿も。









敷地内にあったトイレには瑠璃とグリーンの香蘭社色?のタイルで装飾されていた。





洗面ボールも。
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大分・佐賀の旅2011【深川製磁陳列場】

2011-11-04 | 大分・佐賀の旅2011


武雄温泉から有田へやって来た。
十数年前と同じコースをたどってるな・・
まずやってきたのは深川製磁陳列場。昭和9年建築。
スクラッチタイル貼りの外観、天辺には深川製磁の富士山マークが。









エントランス上部には「深川製磁」のステンドグラスと花?のタイルが目に留まる。





エントランス床にはモザイクタイルが敷かれてた。





アーチ窓のひとつには富士山がデザインされたステンドグラス。





お店の中から。





一階も陶磁器の陳列場があるけれど、二階には更に貴重なお宝が陳列されている。
撮影は禁止だったけど、店員さんの案内付でじっくり見せていただくことができた。
気品のある美しい磁器の数々を堪能~
更に「タイル博物誌」でみかけたことのある、花のタイルが貼られた部屋を見せてほしいのだけど・・
とお願いすると、普段は公開してない応接室だそうだが見せて頂くことができた。









これ、この花の形のタイルがとっても愛らしいなあ。





花、葉、茎、節とそれぞれパーツに分けて作られていて、それが貼り合わされ出来上がったもの。









外観の窓と同じデザインがあしらわれたドア。





入り口扉の上部に貼られていたタイル。
これは換気口をふさぐ蓋の役割をもっている、透かし彫りされた自家製のタイルだそう。





陳列場に隣接する深川製磁の事務所兼工場。
明治期の建物。





陶磁器の会社らしく、タイルがふんだんに使われた陳列場の建物がとっても興味深かった。
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フィリピン料理の会

2011-11-02 | 異食文化の会


今日は久々の異食文化の会。
今回のテーマは「フィリピン料理」。
たまたまKTさんの旦那さまがついこの前にフィリピンへ行ったきたというのがきっかけで、メンバーの中では誰もフィリピンへ行ったことも
フィリピン料理を食べたこともないのだけど、チャレンジしみることになったフィリピン料理。
いつものチームワークで?本物に近いフィリピン料理が再現できたのかどうか?!
フィリピン料理は交易が盛んだったマレー系や中国系、スペイン統治時代からのスペイン料理、
又アメリカや日本の影響も受けているという。





私がチャレンジしてみたのはフィリピンの簡単家庭料理の「レリエノン タロン」、焼きなすのひき肉詰めオムレツ風。
焼きなすの皮をむいて四つに裂き、その間に玉ねぎとひき肉を炒めたものを入れ込んで卵でとじるというもの。
味付けはナンプラーと塩こしょう。





見た目はいまいちだけど、焼きなすのとろみとひき肉と卵がベストマッチでクセがなく美味しい。





もう一品はこれまた簡単煮込み料理のニラガ。
手羽先と玉ねぎ、じゃがいも、キャベツなどの野菜を煮込む。
これも塩こしょう、ナンプラー少々の味付けのシンプルなもの。





そしてこちらはフィリピンでも最もポピュラーな料理、「アドボ」
肉を酢につけて甘辛く煮込んだもの。
酢漬けはスペイン伝来の調理法、さらに日本の影響もミックスされて漬け込むタレに醤油を入れることが多くなったそう。
食べた感じはかなりイケてる~日本人にも全く違和感なくとってもご飯がすすむ味だ。





こちらは「エンブティード」といわれるミートローフのようなもの。
クリスマスなど特別な日のおもてなし料理だそうで、こちらもスペイン料理が起源だそう。





こちらは中国系の「ルンピア・シャンハイ」、揚げ春巻き。
ミンチと野菜の細切りが入った揚げ春巻き、これもおいしい~





フィリピン風焼きそば、「パンシット」も中国由来。





タマリンドで酸味をつけた「シニガン・ラプラプ」と酸味が効いたさわやかなサラダ。
野菜も適度に取れて、酢なども取り入れられたフィリピン料理、意外と体によさそうな感じが・・





料理をひととおり食べてお腹はいっぱいになったのだけど、
ここで終了してしまわないのが我らが異食文化の会・・
フルコースの〆としてデザートが待っている~
本日のデザートは「ハロハロ」バイキングバージョン?!
ずらりと並んだこの具材を各自でトッピング~





これはフィリピンのプリン。
見た目は普通のプリンに見えるのだけど、卵は卵黄のみ使用、牛乳の代わりにコンデンスミルクとかなり濃厚!
かなり重めのプリンなのだ。
牛乳の代わりにコンデンスミルクが使われるのはやはり暑い気候の中、腐りやすい牛乳を扱うのは難しいのかなとの皆の見解。





そしてこちらはハロハロのトッピングにはかかせない?
紫いものウベ。紫いもをすりつぶしたものだと思っていたら、なんとこの中に白玉粉を入れて火にかけて練ったものだそう。
ねっちりとした和菓子にも通じる食感と風味が。





そしてこちらはIさん自慢?のブラックタピオカ。
Iさんは最近ブラックタピオカの半生タイプをなんと3kgも購入したというタピオカ命人。
大粒タピオカは芯を残さず戻すのが意外と大変で、この半生タイプだと20分ゆでるだけで簡単に戻るのだと皆に力説しまくり
皆にも買ったタピオカを分け与えてくれた~ありがとう!

他にもなめらか手作りのココナッツアイスクリームやフルーツ数種類、よもぎ白玉団子に、ハウスの毒々しい色ゼリー、
緑豆、小豆に白きくらげ、クラッシュアイスと色とりどり、さまざまな食感の具材が整列・・





盛りつけのポイントは横から見てきれいな層になっていること。
これは私の盛り。
もうすでにお腹がいっぱいなのにKさんがココナッツアイスの盛りが足りない!と横から更に盛り込んでくれた・・
ありがとう・・(泣)





とどめの濃厚プリンが宙に浮いてるKさんの盛りだけど、これはやり過ぎでは・・?!

さまざまな食感のものが集まって絶妙なハーモニーを奏でるハロハロ、
ベトナムスィーツのチェーにも通じるところがあるようだなあ。
しかしこんな豪華バージョンのハロハロは本場フィリピンでも食べれないのでは・・?!

お腹がもういっぱいいっぱいになったところで、次回は本場のフィリピン料理を検証しにゆく会を催すということでお開きに~。









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