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m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

堂本印象美術館

2008-06-01 | 美術館・ギャラリー他


前回、智積院に訪れた時、特別公開の堂本印象作の襖絵を見て、とてもお寺の襖絵とは思えないような斬新なデザインの「婦女喫茶」、松の木が抽象的に描かれた「松桜柳」がとても印象に残っていて、いつかこの堂本印象自身が設計もしたという堂本印象美術館へ行ってみたいと思っていた。
そしてこの日、やっと訪れることが出来た。

この日は「印象のこころ~花・鳥・暮らし」という企画展が催されていて、さまざまなジャンルの印象の作品に触れ、ますます興味が沸いてしまった。
絹に描かれた繊細なものからスペインのミロ風の抽象的な作品まで同じ人が描いたとは思えないくらい作品によってガラリと作風が変るのが面白い。





美術館の外観。
受付の方によるとこの美術館は印象が77歳の時に建てたものだそう。
印象のおとなし目の日本画からは想像できないような、ちょっと爆発的で面白いデザインがあちらこちらにあって楽しい。
館内にも目を奪われるようなドアの細工や、ガラスを切り貼りしたような風変わりなステンドグラス、背もたれが全て違う不思議なデザインの木の椅子や、金属を捻じ曲げた独特な案内表示板まで、印象オリジナルのデザインがあちらこちらにあって、建物だけでも十分楽しめた。
内部が撮影禁止だったのが残念・・





外観のこの辺りなどはスペインを思わせるようなデザイン・・





玄関入ってすぐ左の浮き彫りと照明。





玄関前には板金を浮き彫りにしたようなものを巻いたこんな太い柱が4本立っている。





庭にも印象デザインの椅子が並ぶ。





こちらも背もたれのデザインが全て違う椅子。





コメント (6)
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