転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・私の腹痛は、きょうの午後あたりから少し良くなったように思うので、
なんとかこれで終わってくれますようにと、今は祈っている(^_^;。
どこが具合悪くても困るものではあるが、私の場合、
腹部不快は特にコタえるので、ホントにもう勘弁して貰いたい。
そして、昨日の夕方から娘が似たような症状を訴えるようになり、
このあと同じ経過を辿るようであれば、ウツったと思うしかなく、
これはやはりウィルス性の腸炎だったということで決着がつきそうだ。
娘は今、期末考査前なので、その点は気の毒だった。
お腹がぐるぐると不快では、勉強に集中するにも大変だろう。もっとも、
『おかーちゃんに貰った風邪で腹具合が悪かったけ、試験できんかった』
という言い訳を与えることになっては、どうかと思うが(--#)。

・某ホールでの試奏会は明日で、ひとりあたり10分程度貰っているというのに、
このところ腹痛騒ぎでほとんど練習できず、かなり聞き苦しい状態のままだ。
しかし私の場合、存分に練習できていたら立派に演奏できるのかというと、
そもそも全然そんなことはないな、と思い至り、潔く諦めることにした。
だってハノンなんか子供の頃からやっていて、出会って既に40年近くだ。
毎日弾いてきたのでは勿論ないが、それにしても昨日今日ではない。
年月かけて練習しているのに、出来るようになっていないものが、
直前数日に気合いを入れた程度で、どうにかなるわけがないのだった。
なので明日はステージでフルコン借りて、そこで普通に練習をやります(殴)。
もうこの際、体調良く出かけることができれば、御の字っていうか。

・ちょっと機会があって、QUEENの『世界に捧ぐ』を聞き返していたのだが、
改めて、なかなか良いアルバムだったなと感じ入った。
私は『華麗なるレース』(76年)の頃ファンになり、
以後は、ほぼリアルタイムで彼らを追ったので、
この『世界に捧ぐ』(77年)も発売直後に買った記憶があるのだが、
当時は、それまでの華麗なQUEENサウンドに較べて、このアルバムは地味、
……というか、作りがシンプル過ぎて、抵抗があった。
コーラスは薄いし、ライブの一発録りみたいなナンバーもあり、
「制作費、安かっただろうな」と、正直、残念な気さえしたものだった。
しかし今聴いてみると、これはこれで、佳曲揃いで実に見事な出来だと思うし、
QUEENが同じ場所にとどまらず、常に進化を遂げてきたことが改めて感じられた。
現在の私は、このあと、QUEENがどこを目指したかを、既に知っているからだ。
ときに、今では私はこれをCDで買い直しているのだが、
発売時、初めて買ったときは当然、アナログレコードだった。
しかも、中学生だった私は小遣いが乏しく、安い値段に釣られて輸入盤を買った。
そうしたらそれが今にして思えば粗悪品で、レコードは最初から反り返っていた。
針を落としてみると、1曲目が始まる前に、ジョワ、ジョワ、と音がした。
しかし無知かつ素直(笑)だった私は、それを効果音だと思い込んでいた。
後にCDで聴いて、ジョワジョワ無しに『We Will Rock You』が突然始まったときには、
えらく驚いたものだった(^_^;。
およそ20年以上、騙されていたのだった。

Trackback ( 0 )



« 臨時休校だった 某ホール ピア... »