昨夜は、遅くなってからヒドいめにあった。
娘が、完成した生チョコを、なぜか、
「カレーの箱に入れて渡して、ビックリさせる」
と言い出し、その箱詰めを手伝わされたからだ。
ビックリも何も、友チョコの日に渡されたら、箱がカレーだろうがシチューだろうが、中身がチョコなのは自明じゃ
まず、手頃な新品カレー箱をさがして、
側面を一枚丹念にはがして、中身を取り出して空にし、
箱の内側の寸法に合うように、厚紙で、
チョコレートを入れるのにピッタリの仕切を作った。
その仕切に乗せて固定したチョコを、
さきほどのカレー空箱の横から丁寧に入れ、
木工用ノリで側面を元通りに貼りつけた。
これで、真新しいカレーの箱を開けると、
中身は、生チョコ、というわけだ。
・・・・・・と文字で書けばこれだけのことだが、
既成の箱を使い、中身は素人作成のパッケージ、
となると、エラいことだった。
娘の不器用さ・粗雑さがまた、人間離れしているので、
変なところにハサミを入れたりしようものなら
今までの苦労が水の泡になるので、私はハラハラし、
そっちを切れだの、ちょっと貸してご覧だのと、
結局、口も手も出し、深夜までかかった。
出来映えに娘は大満足で、
「ありがとう♪おかーちゃんが、おかーちゃんで良かったよ」
とワケのわからぬことを言った。
『バンドエイドは、やっぱりバンドエイドが、ええね』
と言った友人母のことを、私は疲れた頭で思い出していた。
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