転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



・しばらく下火だった迷惑メールが、今朝一気に増えていた。
地震から、日本が立ち直りつつある第一歩を、感じた(殴)。

・今回ひとつ実感したのは、日本国民に何かを浸透させるには、
自国政府ではなく、海外メディアに言わせるほうが効果がある、ということだ。
国民は、政府の話には、「大本営発表」のせいか、とりあえず懐疑的になるが、
海外のジャーナリズムが「日本政府は事実を隠蔽している」という枕で
悲観的なことを書けば、そちらのほうに大変な説得力を感じるものなのだ。
これは情報戦として戦略的に使えるのではないか?と私が言ったら主人が、
「当然だ。だから昭和の頃、自民党が政権与党だった時代に野党はよくその手を使った」
と言った。なるほど、そう言われてみれば、いろいろと思い当たることがあった。
なんだ。結構、良い発見をしたと思ったのに、既に言い尽くされた話だったか。

・昨日は「スーパー満月」で、普通私達が「満月」と思っているものより、
およそ14%ほど大きく見え、明るさも30%ほどアップだったそうだ。
これは、月の楕円軌道において、月が地球に最接近した状態での満月だったからだ。
ツイッターでもこれに関する感想がいろいろと流れていたのだが、中で可笑しかったのが、
『ケータイの写メで月を撮ってみようと、めいいっぱいドアップにしたら
バーコードを検出しました」だって。もぅガラケーのバカ!』
というツイートだった。
なんと、月面には隠されたバーコードが!?
もしも読み取りに成功したなら、未知なる情報への扉が開かれ、
……問答無用で有害サイトに誘導されて即座に課金されるとか(汗)??

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中国から飛来した黄砂から放射線物質セシウム検出、韓国が警戒感(Searchina)
『韓国国会教育科学技術委員長のビョン・ジェイル民主党議員は20日、中国から飛来した黄砂から、核分裂によって生成される放射性物質セシウム(Cs-137)を検出したことを明らかにした。複数の韓国メディアが伝えた。』『ビョン議員は、同国の原子力安全技術院の資料をもとに過去10年間(1998年―2010年)のデータを分析したところ、毎年黄砂が集中的に発生する2月から4月にかけて、地表のほこりや大気中の浮遊物から放射性セシウムを検出した。』

きょうは雨なので思い出したのだが、私が子供だった頃、
「雨の日は放射能がたくさん降っているんだから、傘ささないとハゲるよ」
みたいなことを、親から言われた記憶があった。
あれは夢の中のことだったか?と自信がなくなったので、主人に訊いたら、
「あった、あった!わしも、よう言われた!」
と同意した。やはり全国的に、そういう話は、出ていたようだ。
(追記:私は神戸、主人は広島。ちなみに鹿児島の友人も言われていたとのことだ!)

当時は、ソ連や中国が地上での原爆・水爆実験を多数行っていたので、
フォールアウトが絶えず日本にも降り注いでいた、という事情だったと思うのだが、
あの当時の放射性降下物は、いつ頃、問題にならなくなったのだろうか?
多分、地下実験に移行して行ったから、だんだん関心が薄れたのだと思うが、
あの頃、どの程度細かくデータを取って残していたのか、いなかったのか。
ちょっと検索したところでは、1963年で、日本の各地の平均が
概算だが数百マイクロシーベルト/年くらいだったようだ。

量自体は、つまり大したことがなかった、と言えるのかもしれないが、
しかし放射性セシウムCs-137だって、あのとき降っていたのではなかろうか。
一時的な原発事故とは桁違いの「年」単位で、継続的に私達はそれらを吸ったのか。
最近の放射性物質関連の話題のレベルで言ったら、
半減期が長いとか内部被曝のモトになるとかいう話は、
あの大規模な核実験が繰り返された時代の降下物に関しては、誰も気にしなかったのか。
当時の親達だって『放射能の雨だから体に悪い』くらいのことは考えていたわけだが、
もはや何も問題にしなくて良くなったのか?だとしたら、それはいつ頃そうなった?
今回取り沙汰されている放射能汚染に関して、何か参考になるような、
あの頃のデータはもう残っていないのだろうか。
ってか、ハゲるよ、って何だよそれ(呆)。

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