転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



……というほどではないのだが、私には当たり前だったことが、
世の中では全く当たり前でなくなり、様変わりしていた、
ということに、最近、いくつか気づいたので、書いておく。

中1時代、中1コースなどが廃刊になっていた
旺文社と学研がその昔、中1~高3・大学受験生までの、
各学年向け学習雑誌を出していたものだった。
旺文社が○○時代、学研が○○コースという名で、
特に新中1生に対しては、年間定期購読を予約すれば万年筆プレゼント、
みたいな特典を用意して、それなりに競い合っていた記憶があるのだが、
ふと気づいてみれば、今、これらの中で生き残っているのは、
旺文社の蛍雪時代だけなのだった。
学研では、学年誌のかわりにコギャル養成系雑誌が創刊されていた(--#)。

旺文社大学受験ラジオ講座が既に終わっていた
大学受験用学習講座の通称「ラ講」が、95年3月26日に終了していた、
ということに、遅まきながら私は昨日、気がついた。
私が受験生だった、今から四半世紀前のこと、うちの田舎にも
『生徒の駿台、講師の代ゼミ、机の河合塾』
と、各予備校のどこが、それぞれの強みでありウリであるかについて、
それなりに評判が聞こえてきてはいたのだが、
広島の中心部でさえも、当時あったのは、このうち『机』だけだった。
まだまだ全国展開の予備校などは少ない時代だったのだ。
だから、私の受験勉強の指針となるものを提供してくれたのは、
ラジオたんぱ(←文化放送が入らなかったから)の『ラ講』だった。
都会の一流予備校の講義に匹敵するものが、実に安く聴けたのに、
支持されなくなったとは、大変に勿体ないことだ。
更に、今は、その「ラジオたんぱ」すら社名変更してしまって、
ラジオNIKKEIと称していることを、私は今日初めて知った。

NHK教育テレビ ロシア語会話が冷遇されるようになった
かつて私がロシア語を勉強していた頃、NHK教育テレビは学習の友で、
早朝の放映のほかに、夕方6時半だか40分だかに再放送があるのを、
欠かさず観ていたものだったのだが(ローザ姉川先生の時代です)、
きょう、書店でロシア語会話のテキストを手にとってみたら、
なんと現在は、金曜日の早朝5:30~5:55だけで、再放送は無かった。
ロシア語会話など視聴する人は普通いない、的な冷遇を感じた(T.T)。
ちなみに、「セルビア語・クロアチア語講座」をやって欲しい、
というのは私が二十年前からNHKにときどき送っている要望なのだが、
まったく実現の気配がない。この際、放送は丑三つ時でもいいのだが。

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