転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



(写真は某ホールのイルミネーション)

朝、ポゴレリチの来日中止の件がカジモト・イープラスのサイトに載り、
今年は本当にさんざんなクリスマス・プレゼントを貰った気分だった。
しかしこれもまた神様のご計画であろう、と思い直して
(↑ポゴレリチ本人はカトリック教徒だし)
午後から、姑がお世話になっている特養T園に行った。

T園でも、きょうはちょうどクリスマス・パーティだった。
車椅子で動けるおじいちゃん・おばあちゃん方が集会室に集まり、
面会の家族も一緒に座って、ケーキを食べて、
職員さんの余興で楽しませて頂き、最後は皆で、
手話つき『赤鼻のトナカイ』を歌った。
うちのおばーちゃんも、リクライニングになった車椅子に寝て、
端っこのほうから参加させて貰った。
きょうは平熱で気分はすっきりしている様子だったが、
痰が多く、途中で咳き込んだりして、ちょっと心配だった。

パーティのあと、おばーちゃんはベッドに戻り、
私も職員さんに挨拶してから、中区に帰るバスに乗った。
それからバスセンターで娘と待ち合わせ、夕食の買い物をした。
今夜は一応クリスマスのメニューらしくということで、
鶏の唐揚げとサラダをつくることに決めて、その材料と、
それからクリスマス・ケーキも買った。

家に帰って鶏をつけ込んだあたりで、主人からメールが入り、
帰宅は8時頃になるとのことで、まだ2時間ほどあると判明したので、
私はそれからまた家を出て、世界平和記念聖堂のクリスマス・ミサに行った。
娘も誘ったが彼女はあまり乗り気でなく、家で留守番すると言った。

グレゴリオ聖歌を聴いて、聖書朗読と司教様のお話を聞いて、
聖歌隊と一緒に「来たれ友よ」を歌った。
クリスマスは買い物する日でもなければケーキを食べる日でもなく、
本当はこうして、主の降誕を祝い讃え、感謝の祈りを捧げる日なのだ。
この教会は近所なので私は日常よく通りかかっているし、
日曜のミサに来たこともあったのだが、
今夜の聖堂内には、普段では考えられないほど大勢の人たちがいた。
「教会のクリスマス・ミサとはどんなものか見てみたい」
という関心だけでやって来た人たちもそれなりにいたようだった。
雰囲気に浸って満足していた私も、勿論、同類だった(苦笑)。

8時前に家に戻って、鶏を揚げていたら主人が予定通り帰宅した。
家族揃って夕食を取ることができ、
特に鶏の和風から揚げは主人にも娘にも大好評で、
静かだが、なかなか良いクリスマス・イブだった。
とてもとても、ありがたいことだった。

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