転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



6月17日に国内の新型コロナ感染者数などをここに記録したのだが
なぜあの日を選んで数字まで残したかというと、緊急事態宣言解除後としては、
おそらく、あのあたりが日本のベストの数字になるだろう、という予測があったからだ。
あれから10日あまり、本日20:58現在どうなっているかというと、

 累計患者数18467(前日比+113)
 累計回復者数16558(前日比+38)
 累計死亡者数971(前日比+0)
 現在患者数938(前日比+75)

またぞろ毎日100名前後の新規感染者数が確認されるようになり、
退院する人たちの数を、新たな患者となる人の数が上回り、
国内の要入院・療養者数は近いうちに再び1000人台に乗る勢いだ。

先週からは、東京だけで日々50人以上の新規感染者が確認されており、
このペースのままなら来月には都内で100人/日ほどに上昇することになる。
東京都の実効再生産数は、緊急事態宣言後に一旦は下がり始めて
5月末までは1.00を超えることはなかったのだが、
6月になってからは一度も1.00を下回っておらず、本日は1.26だ。
緊急事態宣言解除以降、きょうまでのところ、
急拡大と言えないだけで、確実に状況は悪化の道を辿っている。
良くなったり悪くなったり、ではなく、単に悪くなっているだけだ。
更に、6月19日に東京とその他の道府県の行き来が再開されたので、
東京から全国へ、再び新型コロナウイルスの拡散が、
既に始まっていると見なすべきだと私は思っている。

私はもともとCOVID-19への警戒は解いていなかったのだが、
緊急事態宣言解除のあたりから、
「首都圏と北海道以外は、期間限定で安全に近い状態になるだろう」
と思ったので、外に出る用事を意図的に集中してこなした。
実家の土蔵に決着をつけ、マンションの和室修繕関係の手配を済ませたので、
一応、今年前半にやるべきことは、最低限やったと自分では思っている。
しかしもう、その「安全」な期間は、少なくとも私の中では終わろうとしている。
とりあえず7月5日(日)に受けている仕事が複数あるので、
そこを境に、私はまた自分的ステイホームに戻るつもりだ。
ちょうど、暑さも本格的になるだろうし、蟄居するにはおあつらえ向きだ。
……そうそう、暑くなったらコロナは終わる、という説は誤りだったな。

外出しない・人と会わない生活と、手洗い励行、マスク着用くらいしか、
COVID-19を個人で防ぐ方法はないので、
私はこれからも、せめてそれらを実行していく所存だ。
娘も夏の帰省はしないことになっている。場合によっては次の年末年始も。
両親がお世話になっている老人ホームも、未だに面会禁止を解いていない。
私の選んだホームは間違っていなかったと有り難く思っている。

なにを大袈裟な、と笑いたい人には存分に笑って貰って全く構わない。
コロナなど罹っても知れている、と感じる人は、
そのように生活すれば良いのだと思うので、私は他人のことはとやかく言わない。
現実に、罹っても9割の人は回復できているし、年齢が若いほどダメージは少ない。
また、現状は検査数が増加した結果としての陽性判明者数の増加であり、
感染者も若年層が7割なのだから、3月の流行拡大時と今の状況は異なる、
という説明にも、ひととおり私は納得している。
感染しないことより、経済を止めないことのほうが重要だ、
という価値判断に相応の根拠があることもまた、私なりに理解できるつもりだ。

しかし私自身は、とりあえず今、
自分はCOVID-19に罹ってもまあ大丈夫だろうとか、
最悪死んでも運だから仕方ない、……等々と思うことはできないので、
感染しないための努力を、その他の様々なことを犠牲にしてでも優先させているのだ。
幸い今の私は、自分の判断で、それがかなりの程度まで実践できる境遇にある。
私はこの生活を、個人の裁量の範囲内でやろうとしているのであり、
社会全体の共通理解や公的なお墨付きを要求しているのではない。
変わり者だとか付き合いが悪いとか自己中だとかの類いの非難は、
今の私にとって、COVID-19と比較したら全くどうでも良い話なので、
何を言われようと私は構わぬ(^_^;。

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