二学期の保護者懇談会があり、通知票を貰いに
今年の師走も、やっぱり学校に行って来た。
なぜかわからないのだが、娘は割と、学校での算数の成績が良い。
今回も、算数に関しては全項目が「よくできる」になっていた。
塾でいちばん出来ない科目は算数なのだが、
学校で評価されているところは全然違うようだ(^_^;)。
かわりに、塾でなら一番安定した点数の取れる国語は、
学校での成績になるとあまり良くなかった。
算数の高評価と同様、国語が学校では今ひとつふるわないのも、
一年生の頃からずっと続いている傾向なので、
これまた、私にはとても不可思議なことだと思われた。
だが、きょうは、成績のことよりも、先生のお話のほうが、
私には、「そうなのか~~」と考えさせられる内容だった。
それは、娘が先日、音楽の時間に歌を歌っていて、
途中でぽろぽろ泣き出して止まらなくなった、という話だった。
その歌は、私はどういう曲か知らないけれども、
今となりにいる人も、いつか居なくなってしまう
このひとときは永遠に続くわけではない
だから今を大切に生きよう
というような内容の歌詞がついていたのだそうだ。
娘はそれを歌っていたら涙があとからあとからこぼれて、
それを見たクラスのお友達にも次々とウツって(^_^;)、
その時間は、なんだかみんなして半べそで歌ってしまい、
『きょう、みーちゃんが歌で泣いたんだよー』
と、お友達が後で、担任の先生に報告に来たということだった。
音楽は担任の先生とは違う、専任の先生の授業なので、
この話を聞かれてから、担任の先生はわざわざ、
次の音楽の時間に、音楽室の様子を見に行って下さったそうだ。
そうしたら、果たして、娘は二度目も泣いていたとのことだった。
「亡くなったおじいちゃんのことを思い出したんでしょうね。
だけど、ただの歌詞から、そういう自分のことに思い至って、
泣いてしまうほどになるなんて、感受性が本当に強いですね。
感心しました」
と、先生は優しく言って下さった。
じーちゃんは、最後まで、孫娘にいろんなことを
身をもって教えてくれたんだなあと、改めて思った。
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