心頭滅却どころか煩悩沸騰

昨日は猛暑だった。きょうも変わらないが（汗）。
列島猛暑、高知・四万十市で40.7度　真夏日地点600超す（産経新聞）
『日本列島は10日も晴れて各地で厳しい暑さが続いた。高知県四万十市で気温39.2度など171地点で午前から35度以上の猛暑日となった。同市では午後1時すぎ、40.7度を記録した。30度以上の真夏日となった地点は600を超えた。』

主人は昨日の朝6時半の新幹線で広島を発って東京に行ったが、
『着きました。無茶苦茶暑い』
というのが到着直後の第一声（のメール）だった。
そして主人はそのまま都内で遊んだのだが、
午後3時頃になるとまたメールしてきて、
『日中は歩いているとマヂ死にそうです。
走らされたら吐くかもしれん』
と書いていた。

こんな日に、夏コミで並んでいる人達もアレだとは思うが、
何より、高校球児たちに屋外でデーゲームをさせて良いのか、
と私は近年ずっと思っていることを、また思った。
教育の一環なのなら、むしろ外に出ることを禁じるべき気温だろう。
日本の気候、特に夏の暑さは、もう昔とは違う、
ということをそろそろ前提にすべきだ。
事実上、大会の名称としての『甲子園』になっているので、
よそのドーム球場に簡単に引っ越すわけにも行かないだろうが、
当面、せめてナイターにするくらいの措置は取れないものだろうか。
熱中症で体を損わせるより、期間限定夜間外出を認めるほうが
まだしも教育的ではないか(^_^;。

一方、昨日の娘は、お友達と各自ペットボトル2本ずつと塩飴を持参し、
朝8時頃には既に有明の待機列で並んでおり、焼け続け、扇ぎ倒し、滝の汗で、
入場後はもう、本気で薄い本を買いまくったとのことだった。
『おいっっ、息はあるのかっ』
と昼過ぎにメールをしたら、
『元気ごす』
と返事が来た(^_^;。
コミケ・デビューはヲタとして当然の帰結というか出発点だとは思うが、
しかしよりによって、初めての夏コミがこんな猛暑とは……。
そして懲りない彼女らは、今朝もまた早起きして有明で並んでいる。
きょうが娘の大学サークルの出展日なのだ。

更にきょうは、主人もコミケを覗きに行くと言っていた。
勿論、主人は素人（爆）のうえ高齢（爆爆）なので
十分に遅い時間になってから、単に眺めることだけを目的に
ゆるゆると行ってみる、ということだった。
くれぐれも心身にお気をつけになり、どうか、ほどほどに……(^_^;。

コミック・マーケット（Wikipedia）
コミケ84 ： 初日21万人　猛暑の中、過去最多の来場者（毎日新聞）
『日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット（コミケ）84」が10日、東京ビッグサイト（東京都江東区）で始まった。初日は昨年冬の「83」より4万人多い約21万人が来場。コミケ初日の来場者数としては過去最多、1日あたりの来場者数としても、昨年夏の「82」、昨年冬の「83」の最終日に並ぶ過去最多タイの人出となった。手元の温度計で40度を超える猛烈な暑さの中、会場には長い列ができ、訪れた人は人気の同人誌や、企業ブースにある人気作品の限定グッズを買い求めていた。イベントは12日まで。』


付録：娘が悶絶したスタッフさんの名言：
「みなさんこれから阿修羅のように買い、菩薩のように戦利品を確認し、
仏陀のように休憩を取られると思います！
それまで何時間かかるか考慮した熱中症対策をお願いします！」