転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



3月31日(月)から、NHKラジオ語学講座の新年度が始まった。
今季は、フランス語入門編は新作で大木充先生の『話せるフランス語』
フランス語応用編は再放送で井上櫻子先生の『作家とともにパリ散歩』、
スペイン語入門編は新作で江澤照美先生の『みんなのスペイン語』。

今回はどちらの入門編も、言語学習の世界共通基準としての、
欧州評議会『ヨーロッパ共通参照枠』(2002年公表)で設定された、
『A1:初歩レベル』を参考にして作られているのだそうで、
過去の入門・初級講座より学習項目が少なくなっている。
基礎固めは学習のどの段階でも有益なことだと思うし、
「話す」ことを重視する講座内容は、日本にいて語学をやる者には
最も必要なことだから、基本線として私は歓迎しているのだが、
実際に放送を聴いてみた感じとしては、フランス語のほうは
私は今回ちょっと自分のやり方を工夫しないといけないかな、
と思っている。

私が気に入っていないのは、『実践練習』の構成で、
会話にこちらが参加しての役割練習の形式になっているのに、
話の途中で、この課での大切な表現のうちのひとつが出て来ると、
その都度、会話の進行が一旦止められ、
Eoutez bien(よく聴いて)
Ecoutez bien et repetez(よく聴いて繰り返して)
Attention(ここに注意して)
Encore une fois(ではもう一度)
と、同じ文やキーフレーズの反復を要求されることだ。
会話はまだ続きがあるというのに、私がそれをやっている間は、
話が前に進まない。

せっかく「なんちゃってフランス語会話」を楽しんでいるのに、
話の途中で断ち切られて、部分的リピートアフターミーをさせられると
私にとっては、思っていたよりストレスになる(汗)。
私が既に入門者ではなくなったからなのかな、
と反省もしてみたのだが、仮にスペイン語だったとしても、
やはり私はこの形式の練習は好まないだろう。
ということで、今回はテキストを全く見ないでやってみるかな、
と今は一応思っている。
会話全体としての意味内容や物語を追うことは考えずに、
「音」だけのトレーニングだと割り切ってやったほうが、
こういう練習はうまく行くのではないかと思うのだ。

スペイン語のほうは、江澤先生がとても元気イッパイで(笑)
「いってみましょう!スペイン語の100本ノック!」カキーン!
などという勢いで来られるので、朝から景気が良い。
さすがに何度目かの入門者ということで今月は楽勝なので、
今季こそ落ちこぼれないでついて行きたいと思っている(^_^;。

ついでに『英会話タイムトライアル』、
以前から知っている講座だし、内容的には全く問題ない。
困るのは、これだけ放送時間が離れているので、聴くのを忘れないかどうか(殴)。


以上、エイプリル・フールでは、ございません。

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