久しぶりに舅宅に行った。
思い返せば、4月の半ばに町内会費を払いに、
舅宅地元の地域の班長さん宅に行って以来、
私は全く舅宅に足を踏み入れていなかったかもしれない。
墓掃除・墓参りは一応、定期的にやっていたのだが、
舅宅は更にもう少し遠くて、墓所からバスに乗る必要があるので、
正直、面倒で、私はずっと放ったらかしていたのだ(殴)。
掃除掃除と厳しく怖かったじーちゃんも、もはや、おらんしね。
いいだけ放置した庭の掃除が大変だろうと考えるとウンザリだったが、
きょうは巧い具合に午前中だけは予定がなかったし、
明日から雨という予報だったので晴れているうちにと思い、
日が完全に昇る前に屋外作業を完了すべく、朝7時台から行動開始した。
着いてみると、遠目にもわかるほど、舅宅は廃屋然となっていた(大汗)。
雑草が生えまくり、郵便受けにはダイレクトメールやチラシがあふれ、
家の中は空気が淀んで、ホコリっぽくなっていた。
それで、一階も二階も雨戸を全部あけて、室内に風を通しておいて、
まずは庭からやることにした。
外掃除を、日差しに耐えられる朝のうちに終わらせるのが先決だった。
庭には、多分、オオアレチノギクとかいうヤツではないかと思うのだが、
背の高い雑草がてっぺんに綿クズのような花をつけて、たくさん茂っていた。
あとは何か知らないが、ツル性の鬱陶しいヤツも健在だった。
私はそれらをどんどん抜き、見えるところだけ(爆)庭箒で撫でた。
門扉の周辺と生け垣、それにガレージ等、外から目につく部分だけでも
とにかく廃屋でなくなる必要があったのだ。
10時前に外掃除に区切りをつけ、そのあとは家の中の清掃にかかった。
特に仏間が気になっていたので、掃除機をかけ、底の間を拭き、
仏壇の中も拭き掃除をした。
途中で10時になってすぐ、
「そうだ、きょうは読響定期公演の会員先行予約の日であった!」
と思い出し、作業を中断して電話予約もやった。
仏壇を磨いている最中にでもこういうことを思い出す自分はエライと思ったが、
仏壇を磨いている最中だからこそ、思い出せた(=思い出させて貰えた)
のかもしれないな、と考え直し、それからはより丁寧に仏壇掃除を続行した。
仏様の螺髪の間の埃を筆で払い落とし、
お鈴も香炉も燭台も花立も、汚れを取り除いたり拭いたりして綺麗にした。
一階と二階の全部の部屋に掃除機をかけ、拭き掃除は一部省略で、
曲がりなりにも終了したのが、午前11時40分だった。
ぎりぎり、午後の用事に間に合う時間だった。
背中も腰も筋肉痛になったが、見違えるほど綺麗になった舅宅に、
私は満足して、仏壇にお灯明とお線香をあげて念仏を唱え、
それから台所に戻り、腰に片手をあててリポDを一本飲んだ。
(この展開が予想できたので↑来る途中にコンビニで買っておいたのだ。)
よし!終わり良ければすべて良しじゃ。
ちなみにきょうは、読響定期12月13日のポゴ氏出演の回を、
一緒に行く予定の友人分も含めて巧く取ることができた。
「行って来なさい」
との、道楽の神様(うちの仏様??)のお告げだと思っている。
Trackback ( 0 )
|