転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
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HN「転勤族の妻よしこ」、筆名「山田亜葵」。家族は、転夫まーくん(またの名を「ツアコンころもん」)、転娘みーちゃん(1995年生まれ。首都圏在住。会社員)。
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続:アレクサンダー・コブリン ピアノ・リサイタル
クラシック音楽
/
2011年10月22日 10時34分07秒
……ということで、昨夜のコブリンの話の続き。
ベートーヴェン:自作主題による32の練習曲 ハ短調
ブラームス:4つのバラード 作品10
ショパン:12の練習曲 作品25
本プロは、この三行が書いてあるだけで、
コブリンの主張、……もしかしたら「エゴ」かもしれないが、
何か、そういうものを感じさせ、聴く前から「これは一筋縄ではいかない」
という雰囲気があった。
初めて公演する地方都市で、もし動員を最優先にして考えるのであれば、
このようなプログラムは、普通、組まないだろう。
また、実際の演奏内容も、ブラームスを4曲でひとまとまりのように弾いたり、
ショパンを12曲一単位で、前後の曲のつながりまで演出して見せたりして、
細部までコブリンのセンスによって貫かれた構成になっていた。
聴き手がついて来られるか・呆れて顎を出すか、等のリスクに頓着しないのか、
あるいはそこに敢えて挑戦するのがコブリン流なのか(笑)。
コブリンは1980年生まれだから、今年でようやく31歳。
つまりポゴレリチ騒動のあった第10回ショパン・コンクールの年に誕生した人だ。
鬼才とかエキセントリックとかいう形容詞は、私には日々見慣れたものだが
その「元祖?」ポゴレリチが31歳だった頃に較べると、
現在のコブリンのほうが、明らかに「変わっている」と私は思った。
それも、リズムとかアーティキュレーションなど、
目で見て(耳で聞いて)すぐ指摘できる、具体的な箇所において、
はっきりと普通でないところが、コブリンには多々あった。
たとえばショパンのエチュード作品25-6など、デビュー当時のポゴレリチのほうが、
テンポの揺れもなくディナーミクの誇張もずっと少なく、「普通」の演奏だった。
そういうコブリンならではの箇所で、「変だから、心地よく聴けない」と思うか、
「こんな面白い音があったのか」と引きつけられるかで、彼への評価は変わると思う。
アンコールは、1曲目がドビュッシー『亜麻色の髪の乙女』だったので、
おっ!?20世紀に突入?と思ったのだが、2曲目がショパンの『前奏曲作品28-7』、
戻ったな、太田胃散か、アンコールはさすがにサービスしてポピュラー曲か、
とこちらも気楽になりかけたところで、3曲目にしてシューマン『アラベスク』、
更に最後が同じくシューマン『幻想小曲集』から「なぜに」。
つい先日、ポゴレリチにいずれシューマンを弾いて欲しいと書いたばかりだが、
コブリンがこのタイミングで弾くとは考えていなかったので、嬉しい驚きだった。
総じて、私には大変楽しい演奏会だった。
そもそも私は聴き手として曲がっている(らしい・笑)ので、
ほかの人がしないようなことをして、しかも破綻していない、という演奏が好きだ。
昨夜のコブリンは、彼独自の世界と、YAMAHAのCFXの質の高さとが相まって、
私にとっては、「出会い」の演奏会として最良に近いかたちになったと思う。
こうなると、是非また次の演奏会も聴きたいものだ。
彼がこのまま行くのか、この先どのような方向性を探るようになるのか、
将来的なことにも、今、とても興味を感じている。
……が、こういう演奏家を継続的に広島などに呼んで貰えるものなのかどうか、
一般的に考えると、心配でもある(汗)。
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