転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



新居の家祓いをして貰った。
マンションの近くにどういう神社があるのかわからず、
中区で最も有名なのは護国神社かもしれないが、
英霊を奉った神社から家祓いに来て貰うのも違う気がして
(氏神さんではないので、守備範囲が違うような・・・?)、
結局、実家のほうから神主さんに来て貰った。
私にとっての産土神社(うぶすなじんじゃ)ということで、
実家縁の神社から来て貰うことは悪くなかろう、と。

婚家は浄土真宗だし、私は個人的にキリスト教にも傾倒していて、
だのに家祓いというと神社神道を思い浮かべてしまうあたりが、
典型的なニホンジンというか(^^ゞ、
所詮、受洗に至らずうろうろしている人間というのはこの程度、
と思われても仕方ない訳なのだが、しかし私なりに、
神様仏様というものを深く尊重している、というのは本当なのだ。
人知を超えたものの存在とか、祈る心の尊さやその力に対して、
私は心底から畏れを持っている、と自分では思っている。
それは「信仰」ではない、とお叱りを受けそうだけれど。

神主さんからは、式後、祝辞とともに、
「木や水などから命を頂いて、こうした家が建てられ、
生活できるということに思いを至らせ、
日々、自然への感謝を持って暮らしましょう」
というお話を伺った。

併せて、
「昔、祭りをしていたら、お供えの鯉がまだ生きていて、
さんぼうの上でぴちぴちしていたのが、式典の最中に暴れて落ちて、
仕方ないから拾って近くの川につけておいたら、
息を吹き返したので、貰って帰って自分の家の池に放してやった。
家の池にももともとたくさん鯉がいたので、
あっという間に、どれがお供え鯉だったか、見分けがつかなくなった」
という、やっぱり田舎の出来事は凄いな的な話も聞かせて貰った(^_^;。

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