goo blog サービス終了のお知らせ 
転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



富司純子ら春の叙勲「いただけるのも家族のおかげ」(スポーツ報知)
『政府は29日付で「春の叙勲」の受章者を発表し、旭日小綬章は女優・富司純子(70)、歌手・北島三郎(79)、女優の鳳蘭(70)らが受章した。』『富司は「結婚して『我慢』を覚え、子供を産み育てる中で学ぶことは、あまりにも多く。今回いただけるのも家族のおかげ」。夫は歌舞伎の人間国宝・尾上菊五郎(73)、長女の寺島しのぶ(43)、長男の尾上菊之助(38)と全員が第一線で活躍する。』『「藤純子」の名で東映のトップ女優に。結婚を機に「主人を陰で支えることを思えば未練はまったく」と惜しげもなく引退。約10年後に復帰し、いま演技派のベテラン。妻、母、女優を完璧に両立してきた梨園の“究極のおかみさん”。』『仕事は「主人の初日、楽日は外します」という徹底ぶり。かわいい2人の孫との交流がリフレッシュになっている。今も「藤純子さん」と呼ぶ人は多く「まだ富司純子は売れてない」が口癖。「でもこの年で新鮮な役と出会えて。感謝です」。』

華やかな話題の続く音羽屋ファミリー、今度は純子ママの受章。
本当におめでとうございます!!

私のように、限られた機会に歌舞伎座や国立劇場に出向くだけの者でも、
番頭席の近くで純子ママをお見かけする機会はかなり多く、
音羽屋の「おかみさん」としての御尽力ぶりがうかがわれる。
いつも微笑みを絶やさず、立っていらっしゃるだけで場が華やぐ。
そうしたお忙しい日常と両立しての女優活動でも、
着実な成果を上げて来られたことを思うと、ただただ頭が下がる。

……『緋牡丹のお竜』が『3時のあなた』になったあたりで既に、
年月の経つのは早いものだなと私は思ったものだったが、
今や、あの「藤純子」さんのお孫さんが来月、初お目見得。
私だって五十代なんだから、当たり前っちゃ当たり前なんだが(汗)。

Trackback ( 0 )




日の経つのが早すぎて早すぎて、全く追いつかない。
このところどうかすると、睡眠時間以外には1日が8時間くらいしかないような感覚だ。
起床したあと主人が出勤するまでは普通に時間が流れるが(笑)、
そこからは怒濤の勢いで、目の前の仕事を片付け続け、一瞬で夕方になる。
今でさえそうなのに、5月からの勤務予定表を見たら、
出勤日はフルに担当業務が入っていて、拘束時間の長さと仕事内容の多さは、
私にとって入社以来、過去最高のものになっていた(爆)。
この春の人事異動で、大変デキる人だった主任が本社に御栄転になり、
入れ替わりに新しい人達が入って来たので、
少なくとも皆が慣れて仕事が軌道に乗るまでは、
以前から居る者たちで不足分をカバーする必要が生じたのだ。
もう、立ってるモノはオバさんでも使え状態(^_^;。
私は一週間が3日程度しかない感覚で、夏までを過ごすことになるかもしれない。

*************

連休明けに、菊之助の特別番組がNHKで放送されるという記事を見つけた。
紹介文によると、なかなか貴重な内容のようだ。
5月7日と言ったら土曜日で、出勤日だから放映時間には観られないし、
早いうちに予約録画にしておかないと、私は雑事に取り紛れて、
百発百中これがあることを忘れるだろう(汗)。
こんな番組を逃したら勿体なくて悶絶しそうだ。

NHKが菊之助密着特番を5.7 On Air 芸の継承に燃える姿追う
『活躍目覚ましい歌舞伎俳優尾上菊之助(38)に密着したNHK「菊之助 挑む!~歌舞伎を受け継ぐ男の試練~」(仮題)が、5月7日午後3時5分から放送される。昨年7月に初めて挑んだ大役「義経千本桜 渡海屋の場・大物浦の場」の平知盛から、来月、長男和史君が初お目見えするまでを追う。親子4人の家族旅行の様子も初公開。菊之助の今が凝縮した50分だ。』『主に女形で修業を積んできた菊之助が、近年、立役にも積極的に取り組み、歌舞伎の継承者として苦悩しながら芸域を広げている現状を見つめる。昨年7月に国立劇場歌舞伎鑑賞教室で演じた知盛役は、ファンや関係者を驚かせた。名女形だった祖父尾上梅幸はもちろん父の尾上菊五郎も務めたことがない。家の芸の守備範囲にない時代物の大役への挑戦だった。』『また、昨年11月の全国巡業では、父の当たり役「魚屋宗五郎」の宗五郎役に初めてチャレンジ。音羽屋を継ぐ者として大きな一歩を踏み出した。今月、明治座で演じている近松門左衛門作「女殺油地獄」与兵衛は、上方もので初めての立役だ。』『それぞれ中村吉右衛門、菊五郎、片岡仁左衛門に指導を受けた。ほかに坂東玉三郎からの手ほどきもある。番組では貴重な稽古風景が明かされる。』

記事には菊之助の短いインタビューも掲載されている。
『「義経千本桜」の忠信、知盛、権太の三役は立役の卒業論文と言われていますし、ぜひ三役とも演じてみたいというのは、物心ついた時からありました。昨年、岳父の指導の下、(知盛を)できたというのはほんとにありがたい。』

吉右衛門がこれほど菊之助にとって身近な手本になろうとは、
十年前にはまだ、思いも寄らなかった。
これから当分の間、菊之助の「芸の継承」の進行を、
私たちはリアルタイムで、とくと見せて貰えることになるだろう。
菊五郎からだけでなく、吉右衛門からも、ほかの先輩方からも、
菊之助は様々なかたちで、この先も次々と貴重な芸を受け継ぐ筈だ。
私は世代的に、菊五郎の若い時代はほとんど観られなかったが、
かわりに、菊之助のことは子役時代から見守ることができた。
小さかった丑ちゃんが、音羽屋の御曹司として生い立ち、
今や押しも押されもせぬ見事な跡取りに成長したのだ。
感無量(T_T)。

Trackback ( 0 )




5月「團菊祭」で菊五郎の孫、2歳の和史くんが初お目見え(報知新聞)
菊五郎「紀香、大歓迎」ですね!! 「団菊祭五月大歌舞伎」前に語る(中日スポーツ)

『九代目市川団十郎と五代目尾上菊五郎の偉業を顕彰するため1936年に始まった団菊祭は、今年で80年。菊五郎は「今回のテーマは将来の団菊祭」と話し、“平成の三之助”として人気を博した市川海老蔵(38)、尾上菊之助(38)、尾上松緑(41)の若手3人が中心になって演目を決めたという。』

息子世代の充実していることと言ったら、本当に素晴らしい。
もはや実質的な世代交代は始まっている。
菊五郎はそれを見守る立場だ。
そして更に嬉しいことには、このたび、もうひとつ下の世代も、
歌舞伎座でその第一歩を踏み出すことになっている。
この團菊祭に向けて、和史くんは日々、お稽古をしているという。
じょうずに出来たらクッキーのご褒美(笑)?
あのカズくん(菊之助)が今や立派なパパ、…いや、「とと」なのだなぁ。

『ゆくゆくは菊之助・菊五郎の名跡を継いでいく和史くんに「若いうちから弁天小僧とか、うちの芸をやってほしい」と期待をにじませた。』

和史くんは菊五郎の孫であると同時に吉右衛門の孫でもあるのだが、
やはり父親が菊之助なので、問答無用で音羽屋の子、となるようだ。
勿論、今、菊之助がしているように、和史くんも将来、
「碇知盛」のような役を吉右衛門から直接習って、
自分のものにしていくことは、自然にできるとは思うのだけれど…。
私は音羽屋の隆盛を願うと同時に、播磨屋にも末永く栄えて欲しいので、
ファンなりに、あちこち心配しては、いるわけですよ(^_^;。

そして記事中、特筆すべきは、菊五郎がほぼ初めて、
眞秀くんの将来に言及したという点だ。
カズくんの長男には「菊之助→菊五郎」を、
しのぶちゃんの長男には「梅幸」の名を継がせるか、
……と菊五郎がこれまでになく具体的な言葉にしているのが、
音羽屋ファンの私にとっては、見逃せないところだ。

『菊五郎は、長女の女優寺島しのぶ(43)と仏アートディレクター、ローラン・グナシアさんの長男・眞秀(まほろ)くん(3)も「(しのぶが)どうしても歌舞伎役者にしたいと言ってるので、ゆくゆくは(尾上)梅幸を継がせるかね」と話した。』

現在3人いる孫のうち2人が男の子、そのどちらもが歌舞伎を志してくれるなら、
菊五郎としてこれ以上、嬉しいことは無いだろう。
しかも、愛娘しのぶちゃんの願いならば、
是非とも叶えてやりたいと思うのが当然だ(←私の空想入り)。
私としても、将来マホロンが歌舞伎をやるところを観たいと思っている。
なにしろ、あのしのぶちゃんの長男なのだから、必ずや、
ひーま→しのぶちゃん→マホロン、
と受け継がれるDNAが見える筈だと、私は勝手に期待している(笑)。
勿体ないじゃないですか、その可能性をみすみす逃すなんてのは。

将来、菊之助が菊五郎に、和史くんが菊之助に、眞秀くんが梅幸に、
となれば、私はあまりの豪華さに目が眩んでしまうだろう。
いやもう、名前なんかは「梅幸」の復活があろうが、
ほかの何であろうが、全く構わないのだ。
なんなら、ひーまはご自身の仰っている通り、
この際「菊五郎丸」におなりになって、
指と指を合わせて心置きなく精神統一をお図りなされて下さりませ<(_ _)>。

Trackback ( 0 )




尾上菊五郎、大量吐血していた…3月に胃潰瘍で緊急入院(スポーツ報知)
『3月に胃潰瘍で休演した歌舞伎俳優の尾上菊五郎(73)が5日、都内で東京・歌舞伎座の5月公演「團菊祭」の取材会を行い「あと1回吐いてたら、分からなかった」と生死にかかわる大量吐血をしていたことを明かした。また歌舞伎界をにぎわせた片岡愛之助(44)と藤原紀香(44)の結婚について「大歓迎。(紀香は)こんぴら歌舞伎にも行けばいい」と喜びながらも、おかみさんと女優との両立は「難しい」と助言した。』『家族も心配するほど病状は深刻だった。「胃に穴開いて。血を一升瓶(1.8リットル)以上吐いた。真っ黒いのが、ドバーッと。もう1回吐いてたら(命が)分からなかった、と医者が言っていた」。菊五郎はショッキングな場面を淡々と振り返った。』『大量吐血は2月27日に自宅で起きた。その直後に帰宅した妻で女優の富司純子(70)もびっくりする中、病院に行くことを拒み、自宅にとどまった。翌日何とか3月公演の稽古へ向かったが、顔面そう白の状態。29日に病院に行くと即入院の診断を受け、一時休演を余儀なくされた。』『「食あたりで悪い血が全部出たのかと。(29日は)ホットドッグ食べて胃カメラしたから、最初ちゃんと撮れなかったんだ」と反省。療養で胃壁も修復。精密検査でもがん細胞は見つからなかった。医師からは「酒も晩酌程度なら」と忠告されたそうだが「俺の晩酌の量を知らないだろうに。治って銀座に行ったのまだ1回。節制?全然しない!それでくたばるなら、役者やめた方がいい」と全快アピール。たばこを吸う余裕も見せた。』『愛之助の結婚については「大歓迎。歌舞伎界を宣伝してくれてありがたい」と喜んだ。9日初日の「四国こんぴら歌舞伎」で紀香が“おかみさんデビュー”するかどうかで物議を醸しているが「今日これからその2人が、うちにあいさつに来るよ。『こんぴらに、行け行け』と言ってやろうか」と明かした。』『自身も NHK大河ドラマ「源義経」での共演が縁で富司(当時、藤純子)と結婚(72年)。東映のスター女優だった富司は人気絶頂期に自ら引退を決め、音羽屋のおかみさん業に専念。女優復帰は10年後だった。富司の苦労を間近に見てきた菊五郎だけに「女優と両立?確かに難しいと思うよ。でも子供を産むかどうかでも全然違ってくるからな」とエールを送った。』

ドバーッ、て……!
ああああ、や~~め~~て~~(>_<)!!
二月大歌舞伎は2月26日が千秋楽だったから、
2月27日にこういう大変なことが起こっていたというのは、
舞台の終わった翌日にドっと疲れが出たということだろう。
吐血というと、私はどうしても辰之助を思い出さずにいられないが、
黒い血だったのなら、食道静脈瘤破裂とは状況が違う。
胃穿孔だったんですね(大汗)。
普通、即、救急車という事態ではありませんか。なのに、
「食あたりで悪い血が全部出たのかと」
何の話ですか旦那、一体(--#)。

ホットドッグ食べてから胃の内視鏡検査を受けたとかいうのもアレだし、
「俺の晩酌の量を知らないだろう」
「治って銀座に行ったのまだ1回」
……とか、いや、もう、その、『まだ』じゃなくて、
銀座なんか当分行かないで頂きたいんですけど。
タバコも相変わらず喫ってらっしゃるってことですね。
やっぱりマルボロの赤ですか(^_^;。

こういう御方は、一生なおらんですね。

Trackback ( 0 )




明治座@人形町、再び(笑)。

七之助の芸の柔らかさ細やかさは、年々磨きがかかっていると思った。
ほっそりとした体の描く曲線が、「誘う」ように美しくて、
男性の演じる女形だからこその美を、強く感じた。
昨夜は『二人椀久』のみだったが、
きょうは、昨年こんぴら歌舞伎の時蔵で観た『葛の葉』を
七之助の「女ざかりの美しさ」で堪能させて貰った。
七之助の葛の葉は、艶やかな香りが指先までしっとりと漂うイメージだった。

一方、昨日今日と様々な役柄で菊之助を観ることになり、
その昨今の充実ぶりには、ひたすら驚くばかりだった。
カズくんは、近年、何か心に期するところがあったのか、
それとも何か開眼するような瞬間があったのか……。
特に、きょうの菊之助の声は、声音だけでも芸術と言えるほど見事だった。
与兵衛(『女殺油地獄』)が、二枚目だったり悪童だったり、
ふてぶてしい振る舞いのあと、急に心細い少年になったりするところを、
菊之助の変幻自在の声でたっぷりと見せて(聴かせて)貰った。
菊之助の声を聞いていると、台詞は「歌舞伎」の「歌」の部分なのだなと
つくづく感じ入ってしまった。

Trackback ( 0 )




井上ひさしの名作『浮かれ心中』。
このうえなく愉快な芝居で、あっという間の楽しいひとときだったのだが、
勘九郎の台詞のひとつひとつが亡き勘三郎に生き写しで泣けた。
勘九郎がお父さんと一緒に演じているような気さえした(涙)。
笑って笑って、……でも最後には切なくてたまらなくなった。
この公演を観たら、勘三郎もどんなに喜んだことだろう!


「ちゅう」乗り、…なぜ普通に「宙乗り」と書かないかは、観てのお楽しみ。

さすがに初日あいて二日目なので、ネタバレは避けるべきだろう(笑)。

Trackback ( 0 )




(写真は、歌舞伎座地下「木挽町広場」に飾られていたお雛様。2月22日撮影。)

現時点での道楽予定。「保留」案件含む。
我ながらアホだと思うが、書いとかないと忘れる(爆)。
公演日もそうだが、まずチケット取りのほうを失念するのだ。
(*印はチケット確保済み)

5月の團菊祭よりも、6月の博多座のほうがチケット発売が先だ(汗)。
混乱しないようにしなくては。
4月のChaboのライブは、会社の終わる時間次第なので、
現時点でまだ決めかねている。

*宝塚歌劇団星組『こうもり』:3月18日(金)~ 4月25日(月)宝塚大劇場
*明治座 四月花形歌舞伎(菊之助・勘九郎・七之助):4月2日(土)~26日(火)
「旅に出る二人」仲井戸麗市 with 早川岳晴:4月19日(火)19:00 広島Live Juke
*ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」2016:5月3日(火・祝)~5日(木・祝)
團菊祭 五月大歌舞伎:5月2日(月)~26日(木)歌舞伎座
宝塚歌劇団星組『こうもり』:5月13日(金)~ 6月19日(日)東京宝塚劇場
*三浦文彰&田村響:5月22日(日)13:30 福岡FFGホール
六月博多座大歌舞伎五代目中村雀右衛門襲名披露:6月2日(木)~26日(日)
*ユンディ・リ ピアノリサイタル:6月9日(木)19:00 広島文化学園HBGホール
*T.M.R. LIVE REVOLUTION '16:6月19日(日) 広島・上野学園ホール
*中央コース 松竹大歌舞伎:7月20日(水)昼12:30 夜17:00 さくらぴあ
CHICAGO 宝塚OGバージョン:8月25日(木)~31日(水)梅田芸術劇場メインホール
宝塚歌劇花組広島公演:9月7日(水)昼14:00 夜18:00 広島文化学園HBGホール
イナズマ ロック フェス2016:9月17日(土)18日(日)滋賀県草津市烏丸半島芝生広場
メータ指揮VSO ブッフビンダー:10月6日(木)広島文化学園HBGホール

Trackback ( 0 )




尾上菊五郎ホッ…検査結果でがん恐れるも「セーフ」(日刊スポーツ)
『胃潰瘍のため歌舞伎座「三月大歌舞伎」を9日間休演した歌舞伎俳優で人間国宝の尾上菊五郎(73)が18日、今月上旬に受けた検査の結果について「今日(病院に)行ってきました。セーフでした。がんとかじゃなかった」と話した。』『当初の見立て通り、胃潰瘍の診断を受けたという。公演には12日から復帰している。』『この日、夜の部の、中村雀右衛門襲名披露の「口上」に出演後、劇場を後にする際、菊五郎は「お酒は晩酌程度にと言われました。胃がびっくりしちゃうからね。宴会はするな、って」と、元気そうな表情で語った。』

内視鏡で生検して、病理検査で胃潰瘍との確定診断に至った、
ということかなと、日数の経過を見て思った。
まずは大事ないようで、本当に良かった。

『晩酌程度』、……いや、そこんとこが心配なんだわ(逃)。
本当にお控えになって下さいまし<(_ _)>。

Trackback ( 0 )




尾上菊五郎、12日昼の部で復帰 夜の部では「口上」に出演(スポーツ報知)
『胃潰瘍のため、東京・歌舞伎座の3月公演「五代目中村雀右衛門襲名披露」(27日まで)を3日から休演していた歌舞伎の人間国宝・尾上菊五郎(73)が、12日昼の部「鎌倉三代記」で復帰した。』『菊五郎は、戦で深手を負いながらも母の身を案じて屋敷に戻る三浦之助義村役で、冒頭に花道から登場。大向こうからは「音羽屋」の掛け声が飛んだ。開幕から10日。ほとんどぶっつけ本番での復帰だったが、体調も回復しており心配はなさそう。』『夜の部は幹部俳優が勢ぞろいしての「口上」に出演。復帰姿に主役の雀右衛門と同じくらい大きな拍手が起きる中、菊五郎は「華のある立派な娘役になられますよう」とあいさつ。めでたい場であることから、自身のことに触れることはなかった。』

尾上菊五郎が復帰、「口上」にも出演し観客から拍手(日刊スポーツ)
『胃潰瘍のため東京・歌舞伎座「三月大歌舞伎」を初日3日から休演していた人間国宝の尾上菊五郎(73)が12日に復帰した。』『関係者によると、1日に入院、6日に退院したという。当初は軟らかい食事を取っていたが、現在は通常通りの食事に戻っているとした。長男尾上菊之助(38)が代役を務めていた昼の部「鎌倉三代記」、夜の部の5代目中村雀右衛門の襲名披露「口上」ともに出演、観客から大きな拍手が起こった。』『今月は襲名披露興行のため、ぎりぎりまで出演を希望していたという。それだけに、口上では、20年前に「鎌倉三代記」で4代目雀右衛門さんと共演した思い出を語り「2代にわたってつとめさせていただけること、この上の喜びはございません」。』

音羽屋の旦那さんが復帰された。めでたい!!
やはり菊五郎は凄い。畏れ入りました!
旦那さんのご出演がこのように早く再び実現し、
私にとりましても、この上の喜びはございません<(_ _)>。
雀右衛門襲名披露が、これでいっそう華やかになったと思う。
しかし、どうかご無理をなさいませんよう。
ジャッキー丈の襲名披露(笑)はこのあとも場を移して続くことだし、
團菊祭での和史ちゃん初お目見得も控えていることなので、
ひーまには、ますますお元気でいて頂かなくては……。
お食事が通常通り、ってのはまことに結構なんですが、
左手のほうも通常通りってんじゃ、困りますよ旦那。


……私は、3月は歌舞伎座に行かない予定にしているのだが、
こんなん見ると、ちょっと、行ってしまおうかなと思うね……
……こういう燃料投下はナシだよなぁ……いやいやいや……(逃)。


追記:聞いた話では、この公演の顔寄せには菊五郎はいたが、
稽古が始まってからは、菊之助が代役を務めていたそうだ。
だから少なくとも、初日当日に急に決まった休演ではなく、
短いとはいえ、一応の準備期間はあったということだ。
むしろ、途中から復帰した菊五郎のほうが、ほぼ稽古ナシの本番になった(汗)。

Trackback ( 0 )




いろいろなことが重なる一日だ(^_^;。
旦那さん、おめでとうございます。
今はともあれ、ご静養を第一に……。

NHK放送文化賞に尾上菊五郎、津川雅彦ら6人(スポニチ)
『NHKは3日、放送文化の向上に功績のあった人を表彰する第67回NHK放送文化賞を、歌舞伎俳優で人間国宝の尾上菊五郎(73)、俳優の津川雅彦(76)らに贈ると発表した。』『同賞は放送開始25年事業として創設したもの。受賞者は菊五郎、津川のほか、早稲田大学理工学術院館教授の高畑文雄氏(66)、東京都江戸東京博物館館長の竹内誠氏(82)、NHK交響楽団名誉指揮者のヘルベルト・ブロムシュテット氏(88)、歌手の由紀さおり(67)の6人。贈呈式は18日の「第91回放送記念日記念式典」内に行われる。』『菊五郎は同日、東京・歌舞伎座で出演予定だった「中村芝雀改め五代目中村雀右衛門襲名披露三月大歌舞伎」(27日千秋楽)で、昼の部「鎌倉三代記」、夜の部「口上」を休演することを発表したばかり。18日の授賞式についてNHKは「全員にご出席いただけるよう、お願いしているが、個々の事情もあると思う」としたが、菊五郎側からの出欠に関する回答はまだないという。』

放送文化賞(NHK)

NHK放送文化賞に由紀さおりさんら6人(NHK)
『受賞が決まったのは次の方々です。』『▽歌舞伎界の重鎮として長年にわたって日本の伝統芸能を支え、大河ドラマにも出演するなど幅広く活躍する歌舞伎俳優の尾上菊五郎さん(73)。』『無線伝送技術の研究や携帯電話の国際標準化を長年にわたって先導し、地上デジタル放送の実現を技術面で支えてきた早稲田大学教授の高畑文雄さん(66)。』『▽江戸時代を中心に都市の歴史を研究し、大河ドラマ「元禄繚乱」など数多くの時代劇で時代考証を担当してきた東京都江戸東京博物館館長の竹内誠さん(82)。』『▽大河ドラマ「独眼竜政宗」や「葵 徳川三代」、それに連続テレビ小説の「おはなはん」や「澪つくし」など、半世紀以上にわたり300作を超えるテレビドラマに出演してきた俳優の津川雅彦さん(76)。』『▽30年以上にわたりNHK交響楽団を指揮し、緻密な指導によってオーケストラの芸術性を高めてきたNHK交響楽団名誉指揮者のヘルベルト・ブロムシュテットさん(88)。』『▽「夜明けのスキャット」でデビューして以来、NHK紅白歌合戦に23回出場し、海外でも公演を行うなど歌謡曲の魅力を広く伝えてきたほか、俳優やタレントとしても幅広く活躍する歌手の由紀さおりさん(67)。』『以上の6人の方々が今年度の放送文化賞に選ばれました。贈呈式は今月18日に東京・渋谷のNHKホールで開かれます。』

Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »