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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



さほど揺れることもなく、順調なフライトで羽田到着。

このあと、京急で品川まで行き、娘はそこから横浜のアパートに。
主人と私は更に新幹線に乗って、今夜じゅうに広島に帰る。
明日から仕事が始まるので。

嗚呼。さよなら休暇(T_T)。

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最後の朝は、11時チェックアウトだったのでゆっくり起きて、
ホテルで朝食を取り、釧路空港直行のバスで出発。
さようなら釧路。また来る日まで。

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台風6号の影響があるかと心配していたのだが、
釧路は昨夜のうちに降り始め、
きょうは風は強いものの、既に雨は上がった。
飛行機は、到着便の遅れで羽田行きが30分ほど遅くなったが、
それ以上の問題はなく、飛ぶということなので、一安心だ。
帰りはボーイング767-300で、来たときより大きい機体だ。
時刻表を見ると76Pとあるので、プレミアムクラスが付いているわけだが、
私たちは普通席にしか乗らないので、何であれ同じだな(^_^;。

釧路空港内は、女満別空港よりは大きい感じ(^^;
お土産を買って、そろそろ搭乗待合室へ…。

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それにしても涼しい。
私には、薄い長袖を羽織るとちょうど良い程度だが、
冷え性でない人なら、半袖Tシャツでも十分いられるだろう。
この気温なら、夜の散歩は暑からず寒からず、心地よい。
ああ、釧路は良いとこだなぁ(^^)。
街の雰囲気も、港の情緒も、私は大変気に入った。

岸壁炉ばたの近くでは、若い人たちが大勢、
スマホ片手に岸壁に集まっていて、
もしかしたらポケモンGoをやっているのか?とも思うのだが、
とにかく、何度も書いたが、結構な人出だ(^_^;。
皆さん、昼間はどこにいらしたのでしょうか(笑)。

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釧路港の岸壁炉ばた。
新鮮な魚介を各自、炭火で焼いて食べる。
港町情緒が素晴らしい~。
釧路フィッシャーマンズワーフMOOに隣接した屋外にあり、
潮風に直接あたる場所であるため、夜にはとても涼しい。
……と喜んでいられる季節も、そろそろ終わりなのだろう。
きっとこの場所は、このあと、じきに「寒い」と言うべき季節になるはずだ。

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最後の夜が始まる。
遙かに見える、釧路港の夕暮れ。

釧路はなぜか、昼間には通りにほとんど人が歩いていないのに
夕方から、やたらと人出が多くなり、あちこちの店が混雑する(笑)。
もともと土地が広いのだし、昼も夜も誰も居ないのなら、
それだけ人口密度が低いのだろう、という理解で良いと思うのだが、
目下、釧路には人は居る。否、大変に人が多い。夕刻以降限定で。
主人いわく、
「釧路の人は、昼働かないで夜遊んでいるのか(^_^;?」
んなワケあるまい。↑お盆だからか……??

(サムネイルをクリックすると大きめ画像が出ます)


繁華街は夏祭りの飾り付けがされていて、広場には盆踊り会場ができていた。
ホテル内のポスターによると、次の週末にお祭りの本番があるとのことだ。
花火大会も8月19日とか。
既にすっかり涼しくなっている釧路なのだが、
盂蘭盆は新暦8月15日という感覚であるようだ。

盆と言えば、釧路市内には仏壇屋さんが多いことも興味深く思った。
かつて本願寺派の熱心な布教活動があった、と聞いたような記憶が(←曖昧)。

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釧路湿原には、旧石器時代から縄文時代、続縄文時代・擦文時代まで
かなりの長期間に渡って営まれたと考えられる北斗遺跡があり、
住宅跡や墓、貝塚などがこれまでに各種確認されている。
史跡北斗遺跡展示館には、その出土品や竪穴住居の復元などが展示されている。

(以下、サムネイルをクリックすると大きめ画像が出ます)



展示館を出て、表示のある遊歩道を700メートルくらい行くと史跡展望台があり、
ここに立つと、擦文の村の復元住居が見える。
周囲はどこまでも広がる釧路湿原だ。



さほど暑くはなかったが、湿原なのでやはり湿度が高く、
ハエやアブやその他正体不明の虫が次々と寄って来るので、
この季節の散策は、完全に素晴らしい経験だとは言えなかった。
よく思うことだが、「大自然のまっただ中」は、えてして不快だ(爆)。
雑草を抜き、虫を駆除し、周囲を清掃・消毒し、空調で温度湿度を管理し、
――つまり自然を一定程度「破壊」してこそ、我々は安心し快適になれる。
「こんな湿原で、一体どーやって暮らしとったんかね(^_^;」
という主人の感想は、まさに現代人かつ街っ子の実感こもるものであった。

我々はJR釧路駅前からバスでここまで来たのだが、
道道53号線沿いのバス道は、道のどちら側も緑・緑・緑という風景だった。
そう、「県道」でなくて「道道」。



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釧路二日目。
まずは、市街地の釧路川から釧路港の方角を眺めて写真撮影。

釧路に来て面白いと思ったのは、
市街地に、日中ほぼずっと放送が流れていることだ(笑)。
「ウェルカム・トゥ・釧路!」
「わたしたち、マーメイドくしろです!」
「市役所からのお知らせです」
等々、様々な放送が繰り返し響き渡っているのだ。
夕方5時とか6時とかに防災無線の点検を兼ねた音楽が流れる、
という類いとは、どうも趣が違うような気がした。

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釧路駅からメインストリートの北大通りを幣舞橋に向かっていくと
正面の傾斜地に大きな花時計が見える(写真左)。
1980年から、ぬさまい公園花時計として市民に親しまれているものだそうだ。
夜にはライトアップもされる。

一方、幣舞橋の横・海側には港文館という建物があり、
ここは明治41年に建造された旧釧路新聞社(現北海道新聞社)社屋を復元したもので、
石川啄木が記者として籍を置いた新聞社でもあり、観光スポットとなっている(写真右2枚)。
内部は資料館と喫茶店になっており、啄木の原稿や書簡、
啄木に関わった人達の写真や直筆の手紙などが保管・展示されている。

(以下、サムネイルをクリックすると大きめ画像が出ます)



それにしても、釧路市内は啄木歌碑めぐりができるほど啄木だらけで、
バスには「たくぼく循環線」があったりして、
街中で啄木を愛していることが感じられるのだが、
よく聞いてみたら、啄木が記者として釧路に滞在したのは、
たった(←敢えて言う)76日間なのだそうだ。
主人の(元の)業界だと、釧路転勤はだいたい2年間だったので、
私は勝手に、啄木も同じくらいは居たのだろうと誤解していた(汗)。

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散策  


釧路湿原展望台付近を散策。
釧路は最高気温23度、…と予報では言っていたが
日が当たると体感温度としてはもう少し高い気もする。
広島だと5月下旬くらいの感じ。
風があたるとひんやりするので、
釧路はもうじき夏が終わるのだなあと思う。

(サムネイルをクリックすると大きめ画像が出ます)



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一日よく歩いて、夕食は釧路ラーメンにした(^^)。
タクシーの運転手さんから聞いた話では、
釧路は炉端焼きのほか、回転寿司も人気だそうだ。
やはり漁港なので、ネタの素晴らしさは驚くばかりだと。
また、スパゲティ、というか「スパカツ」も人気メニューとのことだ。

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展望台から、広大な釧路湿原を眺めることができる。
以前、仁徳天皇陵や五稜郭に行ったときも思ったのだが、
こういうものはやはり全体像を眺めてこそ、という面があるのではないだろうか。
どこまでも広がる釧路湿原のまっただ中を行くのも悪くはないが、
それだと、どうかすると単に植物の間を歩いただけになりかねない。
限られた時間で「観るだけ」となると、私の趣味ではやはり展望台は外せないと思った。

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夏季のみ釧路~塘路間を走る『くしろ湿原ノロッコ号』に乗って、釧路湿原へ。
指定席券はほぼすべて売り切れの状態だったので、一号車の自由席に乗車。
二号車~四号車は展望車両になっており、二号車には売店もある。
始発から終点まで乗れば片道50分ほどだが、
展望台のある釧路湿原駅はその半ばあたりにある。
ここで降りて散策するも良し、湿原を横切る列車の旅を終点まで満喫するも良し。

(以下、サムネイルをクリックすると大きめ画像が出ます)

途中、岩保木水門(いわぼっきすいもん)を車窓から眺めることができる。


終点の塘路まで行くと展望台が無いということだったので、
我々は釧路湿原駅で降りて、展望台から湿原遠景を眺めるほうを選んだ。
ノロッコ号の本数が多ければ、しばらく散歩してから
次の便に乗って終点まで行けば良いと考えるところだが、
なにしろ一日一往復または二往復しかないので、選択するほかなかったのだ(^_^;。



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