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パートの私は昼になってから出勤することが多い。
きょうは気温36度の中、午後2時過ぎに会社に行ったら、
「Like an oven outside, huh?
(直訳:外はオーブンみたいじゃない?)」
と同僚のアメリカ人・某嬢が言った。それでつい、考え無しに、
「Yeah, it's burning.(はい、焼けています)」
と返事をしたのだが、10秒あまり経過したのち私は激しく後悔した。
「Hot, Hot, Hotter Than Hell(暑い暑い。地獄より暑い)」
と今こそ言えば良かったんだよ、KISS Armyの端くれなら!!
35年も前からこの歌を歌っていて、
なぜこういうときに思い出さんのか私は……(T_T)
KISS-Hotter Than Hell(YouTube)
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西川貴教の歌う新CMがオンエアされた。
デリケアエムズ(M's)「バラード」編
相変わらずの強烈な声で、歌っている内容がこれまたスゴい。
浅倉大介×井上秋緒による書き下ろしで、
『股間のかゆみを、より強く表現するため
T.M.Revolution 西川貴教さんにご出演いただき、
熱く、熱く歌い上げてもらいました。』(@ エムズチーム)
Twitterを見ていたら、薬剤師さん?と思しき方のツイートがあり、
『理緒@MMD没頭中 @Rio69x23x120:
「お客様が薬探してて、「仲間由○恵の風邪薬」とか
「石塚○彦の胃腸薬」とかは言われることあるんだけど、
今日初めて「西川貴教の股間のやつ」って言われて吹いた」』
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私がゆっくり記録する暇がなかっただけで、
このところKISS関連は話題がとても多く、賑やかだった。
いや、彼らは一年じゅう賑やかなバンドではあるのだが(^_^;、
特にこの春は、彼らの成果を記録として残すような出来事が相次いだ。
ロックの殿堂入り式典がNYで開催、KISS演奏せず(ロイター 4月11日(金)18時48分配信)
『2014年のロックの殿堂入り式典が10日、ニューヨークで行われ、ロックバンド「KISS(キッス)」や歌手ピーター・ガブリエル、グランジロックバンド「ニルヴァーナ」などが殿堂入りした。』『このほか、ポップデュオ「ホール・アンド・オーツ」や歌手のリンダ・ロンシュタットらも殿堂入りした。』『式典の目玉は殿堂入りしたバンドなどによるライブパフォーマンスだが、式典でパフォーマンスしないと明言していたキッスはその言葉通り、演奏しなかった。』『オリジナルメンバーだけが殿堂入りし、現在のメンバーが除外されたことが背景にある。』『オリジナルメンバーのポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エース・フレイリー、ピーター・クリスの4人はこの状況についてコメントしなかったが、シモンズは「このステージに立てて光栄」と述べるとともに、殿堂入りから除外されたメンバーの名前にも言及した。』『式典では、ガブリエルやニルヴァーナ、ホール・アンド・オーツなどがパフォーマンスを披露した。』
昨年12月17日に、KISS他の2014年殿堂入りアーティストが発表され、
その式典が今月、ニューヨークで開催されたわけなのだが、
久々にオリジナルメンバーで集まったKISSは、演奏はしなかった。
……っていうか私はエースを見て、最初「誰!?」と思いましたね(逃)。
今ではメイクしてもSPACE ACEには見えないんと違います???
70年代の黄金期を築いたメンバーとして、この顔ぶれは
ファンにとっても忘れがたい大切なものではあるが、
もはやこれは現在のKISSではないのだなということも、
この記事内容から改めて感じた。
ちなみにリンダ・ロンシュタットの名があることも感慨深かった。
彼女は私にとって、70年代には最高の女性シンガーだった。
彼女のアルバムも実家にはまだある筈だ。
私は『Prisoner In Disguise』あたりが好きだったし、
その後、ストーンズと歌った『Tumbling Dice』も名曲だった。
今の彼女は既に引退しており、
パーキンソン病を患っていると、昨年、記事に出ていた。
あの歌声が終わってしまったと思うのは寂しいが、
ファンためにも、これからも体を大切にして欲しいと願っている。
*************
以前もここに書いたが、ポール・スタンレーの自伝が今月発売されたので、
私は勿論、予約で買った(笑)。
また、Tokyo Journal No. 274でジーン・シモンズがカバー・ストーリーになっている、
と偶然ネットで知ったので、これもAmazonで取り寄せた。
これらは趣味と実益を兼ねて英語の勉強になり一石二鳥(ほんとかっっ)。
そして、昨年の来日公演の写真集が、ファンクラブKISS Army Japanから来た。
ライブを再現する構成になっていて、さすがファンクラブ!な出来映えだった。
私が何かと忙し過ぎて、目下、
これらを満喫するだけの余裕のないのが、残念至極。
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清志郎さん 生前書き記した「小説(?)」自宅から見つかる(スポニチ)
『不世出のロックシンガー忌野清志郎さん(享年58)の5回目の命日を来月2日に控え、生前に書き残していたノートが東京都内の自宅から見つかった。そこには、記憶にない実母への思いが書かれてあり、「ぼくに会って下さい」と実父に懇願する手紙の草稿もあった。』
『ネズミに捧(ささ)ぐ詩』という題をつけて、
清志郎が88年1月23日から書き始めた文章が、このほど見つかり、
来月2日の命日に合わせて出版されることになったそうだ。
清志郎が、母方の伯母夫婦にあたる方々に育てられたことは、
少し熱心なファンだった人なら皆、知っていたと思うが、
私の記憶違いでなければ、確か清志郎はそれを、
養父母から聞かされる前になんとなく感じていた、
と、いつだったか語っていたと思う。
そして、彼はそうした身の上を特別なことだとは考えていなかった、
という話もしていた筈だ。
昭和26年生まれの清志郎の幼少期には、戦争中に親を失ったり、
戦後の混乱で身寄りをなくしたりした人達が身近にたくさんいたので、
他家の養子として育つのが、それほど珍しいことだとは思わなかった、と。
それに清志郎は、養父母のもとで少なくとも不幸ではなかった。
高校生の清志郎が、寝坊して遅刻ばかりしていて勉強をしない、
大学へ行かずにギターでプロになると言うので心配だ、
等々と、母上(継母)が新聞の人生相談(!)に投書されたことがあり
(ちなみに、その記事の題は『ギターに凝るこども』(笑))、
80年代に都内某所のライブでそのコピーをファンから渡され、
清志郎が皆の前で笑いながら朗読してみせたのを、私は今でも覚えている。
清志郎が89年に『デイドリーム・ビリーバー』につけた詩には、
何か不思議な力があって、どうしてこの曲がこれほど胸を打つのかと
清志郎の生前には、私はまだはっきりとはわかっていなかったのだが、
今こうして一連の事情が明かされてみると、あの歌詞に込められた、
実の母上への彼の思いに、改めて打たれる気がする。
この世での縁は薄かったけれども、清志郎はのちに、
母上の写真を手に入れ、それをずっと大切にしていたということだ。
また、今回の記事内容からすると、06年以降療養生活に入ってから、
実の父上と温泉旅行をするなど、交流を持つことができたそうなので、
『ぼくに会って下さい』という願いは、この世で叶えられたわけで、
清志郎がそのような時間を持てたことを、私はとても嬉しく思った。
清志郎がこのノートを、公にせず手元に持っていたのは、
本人には出版の意思がなかったということではないのだろうか、
とも思うのだが、しかしイシイさん(夫人)が了承なさったのだろうから、
関係者が皆、故人となった今なら、この文章を世に出しても良い、
ということなのかもしれない。
しかも、この本の表紙イラストになるのは、
清志郎の愛娘の百世さんが描いたゴム版画だそうだ。
私はその説明を知らずに最初にカバー写真の縮小版だけを見たとき、
清志郎の未発表イラストが使われたのかと思った。
かつて綴った私小説が、モモちゃんの力作に飾られて本になるのは、
きっと、清志郎を喜ばせることなのだろうと思う。
イラスト・ゴム版画作家 百世さんのHP:百の世界
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午後、縮景園に桜を見に行った。
このところ毎日忙しくて時間に追われているのだが、
そういうときだからこそ、非日常的なところへ1時間ほど行って来よう、
と突然思いついて、出かけた(笑)。
確か7年前、娘の中学入学礼拝のあと、家族で縮景園に来たものだったが、
私にとってはもしかしたら、あれ以来きょうが初めてだったかもしれない。
ここ数日、気温が高くなったので桜は既に満開になっていた。
桜が満開のときに下を通ると気が狂ってしまう、
という小説があったが(坂口安吾『桜の森の満開の下』)、
どうも今は私の頭が既にかなり変になっているらしくて、
きょうは、まわりじゅうを桜に囲まれても、
妖しいものなど微塵も感じなかった(笑)。
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梅蘭芳
今夜知ったのだが、今年は梅蘭芳の生誕120周年ということで、
中国国家京劇院の全国ツアーが行われるのだそうだ
(中国国家京劇院「梅蘭芳」芸術特選)。
有り難いことに広島も公演地に入っているので、
これは見逃したくないと思っている。
玉三郎も演じた『牡丹亭』が演目に無いのは少々残念だが
名作『覇王別姫』が来るし、『鳳還巣』のほうは楽しそうだしで、
私にとっては得難い機会となるだろうと思う。
QUEEN
QUEEN + ADAM LAMBERTが今年のサマソニに来ることがわかった
(【サマソニ2014】ヘッドライナーにクイーン+アダム・ランバートが決定(Billboard Japan))
QUEEN + ADAM LAMBERTの出演は、8月16日OSAKA、17日TOKYO。
東京大阪ともに、QUEENが出ないほうの日にはROBERT PLANTの名がある。
こりゃお盆は東京か大阪だね!……と言いたいところなのだが、
主人も休暇の時期だし娘も帰省しているだろうし、家族旅行必至、
珍しいところに出かけたいツアコンまーくんは、
皆で東京か大阪に行くなどという計画は、しないだろうねぇ(涙)。
【SUMMER SONIC 2014】:2014年8月16日(土) / 8月17日(日)
東京:QVC マリンフィールド&幕張メッセ
大阪:舞洲サマーソニック大阪特設会場
INFO: http://www.summersonic.com
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Face the Music: A Life Exposed (Paul Stanley)
KISSのポール・スタンレーの自伝(英語)が4月に出版される。
先天性の小耳症のため右耳が聞こえず悩んだ少年時代のことや、
音楽に賭け、バンド活動を通して知った底辺と頂点の経験、
……これまで公開されていなかった多くの事柄が、
ポール自身の言葉で綴られているということだ。
初公開の写真も多数、おさめられているとのことで、
KISS Armyにとっては大変興味深い内容なのではないだろうか。
――という話をもっと書きたかったのだが、今朝は時間切れ(T_T)。
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facebookの友人のページを読んでいたら、
かつてあったポプコン(ヤマハポピュラーソングコンテスト)の話が
ほかの話題からの流れで出ていて、それで思い出したのだが、
このコンテストから誕生した多くのアーティストの中で、
私が今もどうしても忘れられないのが、磨香(まこう)という人のことだ。
彼女と、その歌声については、折に触れて思い出すのだが、
現在どうしているのか、私には全く知るすべがない。
彼女は83年のポプコンで登場し、世界歌謡祭でもグランプリを受賞したが、
不思議なことに、その後は活動をしなかった。
受賞時には高校3年生だった筈なのだが、
後に芸名を変えて再デビューしたとも聞かないし、
グランプリ受賞により、直後にアルバムが1枚は出たのではと思うが、
それもレコード時代のことではあり、今となってはほぼ追跡不可能だ。
冬の華 磨香(YouTube)
レトロな曲調や全体に漂う暗さも印象的ではあるのだが、
私が最も忘れ難く思っているのは、この磨香という人の、
日本語歌詞の発音の仕方だった。
英語風のリズムと発音で歌う日本人歌手なら当時からいたけれども、
磨香のはそういうものとは系統が違っていて、
普通の人より、調音点が全体に微かに前か後ろに寄っているような、
力の入った独特の発音で、しかも言語音としてかなり明瞭なのだった。
私は彼女の日本語に、とても心惹かれた。
こういう発音を伴った歌唱に、その後私は出会ったことがないので、
この人が活動を継続していたら、とても面白かったのではないか、
と想像することがときどきあるのだが、
しかし一方で、実質これ一曲だけが私の記憶に残ったこともまた、
それはそれで、良かったのかもしれないと思ったりしている。
彼女のことは私にとっては、例えて言うなら、
二度と太陽に近づくことのない彗星が、とてつもない勢いで通過する様を、
あのとき一度だけ見ることができた、……というふうな思い出になっている。
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忙し過ぎる……!
きょうは、ゲルバー@西宮も行けなかった。
ああ、明日も5時起きだ(T_T)。
↑道楽で始発ののぞみに乗るという話ではない。念のため。
KISSを観て元気を出そう。
18.Rock and Roll All Nite - KISS LIVE IN JAPAN, 20131024(YouTube)
『楽しいのがハードロック、不機嫌なのがヘヴィメタル』
という定義は多分、正しいのだろうな。
KISSはいつでも楽しい。半端ない楽しさがある。
期待したことが期待した通りにちゃんと全部揃っていて、
しかも余計なものがなく、ピタリ!ピタリ!とキマっている。
この洗練の極みみたいなワンパターンこそが、彼らの真骨頂だ。
Kiss God Of Thunder Demo(Paul Vocals)(YouTube)
ポール版の『God of Thunder』を見つけた。
ポールの作詩作曲で、ジーンが血吐きをやってから歌う曲だが、
デモ段階でこんなアップテンポだったとは知らなかった。
ポールはもともと、こういうイメージで書いたのか。
これはこれで華やかさがあって良いと思うが、
しかしやはり、ジーンの歌う今のバージョンのほうが私は好きだ。
曲にはそれぞれ、相応しい役割があるものだな……。
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なぜ無駄に夜更かしをしてしまうのか?(ヒトメボ)
という記事があって、いろいろ書いてあったが、
私の場合は、夜更かしをするときにはその理由は明白で、
ここしか自分の自由になる時間帯がないからだ
(用件が片付かなくて寝るどころではない、というケースはまた別)。
起きたらまた時間に追われる生活が待っているとわかっているので、
きょうの用事が全部終わり、あとは寝るだけ、
布団に入るまでの間だけは、自分の自由になるひとときだ、
……となると、その甘美な時間を容易に終わらせたくないために、
私は夜更かしになる。
明日の朝起きてもまた気ままに過ごせる時間が持てる、
とわかっていたら、サッサと寝るわ(^_^;。
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(写真は、昨日の大阪城ホール。開場直後)
以下、ネタバレあり。
このあとKISS武道館公演に行かれる方で、ネタバレの困る方は
御覧になりませんように(^_^;。
・大阪に参戦するにあたり、私は幕張のセットリストを事前に見て行った。
新曲を含め、ほとんどの曲が大丈夫そうだなとわかったが、
よりによって一曲目がPsycho Circusで、
これだけは歌詞の大半がうろ覚えだったので、前夜、CDで復習した(爆)。
だって90年代後半のKISSはあんまり聴いてなかったのだもの~。
・物販の列はとても長くて、第二寝屋川に沿って延々と伸びていたが、
絶えず動いていたので、待つのは苦ではなかった。
実際、体感としてはかなり早く物販のテントまで到達することができた。
パンフレットは、私の想定よりずっとデカかった(爆)。
家にあるうちで最大サイズのショッピングバッグを持って来るべきだった、
と買ってから反省した。
一応ビニール袋に入れてくれたのだが、きちんと入らず持ちにくかったのだ(^_^;。
大荷物になっても、天気が良かったのはせめてもの幸いだった。
・開場前から、KISSメイクをした聴衆がたくさん集まってきていた。
川縁で化粧に余念の無い青年たちも見かけた。
顔を塗るだけでなく、コスチュームまで完璧な人達もあちこちにいて、
ホールの前や開場後の客席で、さかんに撮影会が行われていた(笑)。
・開場前、皆がガラス扉の外に並んでいたとき、
時間が近づいてチケットもぎりの女性スタッフが姿を現し始めると、
外の我々は俄に騒然となり、次にあちこちから歓声が沸き起こった。
スタッフの彼女たちが全員、KISSメイクをしていたからだ。
KISS大阪城ホールのチケットもぎり風景
なんと、粋で楽しいサービスだったことだろう!
・開演までの間、会場内では次々とロックの名曲がかかっていたが、
その中にQUEENのSheer Heart Attackがあり、あまりに格好良くて(殴)
私は一瞬、自分がこれから何をするのかを忘れそうになった。
この一連の開演前音楽の最後はツェッペリンのRock'n Rollだった(と思う)。
・オープニングアナウンスのYou Wanted The Best!? You Got The Best!
The Hottest Band In The World, KISS!!は、変わっていなかった。
これに限らず、演出のひとつひとつに至るまで、
期待したものが期待した通りに、ひとつも裏切られずに必ずある、
というのがKISSというバンドの素晴らしさであり、最大の魅力だと思った。
・ステージにはスパイダーセットがちゃんとあった。
私は実物を観るのが初めてだったので判断できないのだが、
あれは本式のスパイダーだったのだろうか?
それともホールの狭さが制約となった簡易版のセットだったのだろうか?
いずれにしても巨大で、凄い迫力だった。
・私の席はHスタンドで、武道館で言うと東スタンドくらいの感じだった。
また、私は某列1番の席で、隣がいないので多少通路側にずれて立つこともでき、
更に、私の斜め前のカップルが割と体力がなく(爆)
前半が終わったあたりで座ってくれたので、大変観やすくなり有り難かった。
・ライブ中、ステージ後方から花火や火柱が幾度も上がるのだが、
Hスタンドにいても熱気というか熱風をその都度感じた。
ステージにいるメンバー、特にドラムのエリックは
相当熱いのではないだろうかと思った。
ちなみにエリックは素晴らしいドラマーだと、ライブで痛感した。
パワフルでタイト、しかもパフォーマンスとして見ても華やかで、
彼からは特に若さを感じた(←ポゴ氏と同い年・爆)。
・ライブは携帯・スマホに限り、客席からの写真撮影OKだった。
事前にウドーからもそのように言われていたし、
会場でも数度、その旨アナウンスがあった。
ただ、デジカメ不可、フラッシュ撮影も不可、動画撮影も不可、録音不可、
とのことだったが、フラッシュはあちこちから幾度も見えたし、
実際にあの公演のさなか、デジカメの持込や動画撮影・録音を
完全に取り締まることは不可能だったと思う。
・トミーはかつてエースの持ち歌だったShock Meを歌ったが、
歌にもギターソロにも、エースの雰囲気がきちんと継承されていて感心した。
トミーはファンから出発したギタリストで、KISSのことを
ある意味でオリジナルメンバーよりよく理解し記憶して来た人なので、
こういう素直なかたちでエースの曲を再現できるのだと感じた。
・ポールのアカペラsukiyakiソングは、2003年のと較べると
今回はほぼ完全体の歌になっていた。
♪うえをむぇてえ あるこおおお
と、ちょっと歌詞がオモシロかったけど(爆)、
母音の配列からして、ウエヲムエテという響きは妙に格好良かった(爆爆)。
『春の日』だけでなく『夏の日』まで歌ってくれた。
本当にサービス熱心なのだった。
・ジーンの火噴き・血吐き、ワイヤーせり上がり、すべて健在だった。
♪They Call Me―に続いて全員で♪Doctor Love~、
幾度も連呼させて頂きました♪♪♪
God of Thunderは名曲だと改めて思った。圧巻だった。
私は77年、この曲をNHKのヤング・ミュージック・ショーで聴き、
それでKISSに陥ちたのだ。
あの忘れられない一曲を、35年後の今もまだこうしてライブで聴ける、
ということの幸せに酔った瞬間だった。
・ポールがマイクのスポンジカバーをつけたり外したりしながら、
指でコンコン叩いて「コン○ーム」と言ったのは、
英語発音だったが客席みんな即座にわかってオオウケした。
そして彼は、カバーをかぶせ「Safe Rock'n Roll」と言った(爆)。
・ポールのお立ち台は私のいたHスタンドからは結構近かった。
Love Gunの冒頭でステージからお立ち台まで鮮やかなフライングがあるのだが、
いやー、言ってはイケないんですがポールって還暦超えてますよね??
四十代で腰がどうの膝が痛いのと言ってちゃ駄目だね自分、と思った。
・お約束の、ポールのギター壊しもちゃんとあった。
ピックやドラムスティックはメンバーが客席に向かって投げてくれるが
あの壊したギターを投げることはしなくて、持ち帰り?と思ったら、
あれはVIPの集いでファンに売られるとかなんとか、あとで聞いた(^_^;。
さすがKISSのビジネス魂……(逃)。
・幕張の曲順と違っていたのは終盤で、大阪では、
Black DiamondとRock and Roll ALL Niteが入れ替えられていた。
つまり本編がBlack Diamondで一旦終わり、
アンコールの最後がRock and Roll All Niteだった。
幕張のは聴いていないので想像でしかないが、
私の趣味では、大阪の曲順のほうが、より盛り上がるのではと思った。
白い紙吹雪(白一色だった)は、アリーナの前方だけでなく、
後方のPA卓の後ろのほうからも吹き上げられていて、
スタンド席までかなり飛んできていた。
……ので、空中で何枚か捕まえた(笑)。
・アンコールは3曲、と事前の予習でわかっていたので、
終わると私はダッシュで外に出た。
退場制限に引っかかる前に出て、JR大阪城公園駅まで走りたかったのだ。
この努力が実って、予定より一本早い新幹線に間に合った。
KISS帰りの男性2人、女性1人と同じ車両になり、広島まで一緒だった。
別にお互いに喋ったりはしなかったが、Tシャツやグッズで、
KISSのライブに行った者同士だということは一目瞭然だったのだ。
ちなみに、皆、中年かそれ以上の年代と思われた。
ホールでは若いファンも本当に大勢見かけたけれども、
やはり今40代・50代という世代は、まさにKISSと共に育ったわけで、
私達にとってKISSとの年月は、何ものにも代え難いものがあるのだ。
KISSの40年の活動の重みというのは、ほかのどのようなバンドにも
おいそれと真似のできるものではないと、しみじみ思った。
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なんという、熱くて端正なライブだったことか!
KISSは本当にロックの王道を行くバンドだった。
いや~、聴けて良かった!
しかしそれにしても帰りに新大阪で
走りに走って予定より一本早い新幹線に間に合ったときには
こりゃまたマジで感激しましたね。
やりゃできるじゃん、自分(爆)。
…そろそろやめなくては。こんな体に悪い生活(..;)。
のぞみ車内は、前も隣もKISS帰りのオジさん(笑)。
"INVADES JAPAN"Tシャツ着てたり、
KISSパンフやら旭日旗タオルやら持ってたりするから、
お互いに一目瞭然なのよ(^_^;。
(写真のパンフ左下の紙片3枚は、アンコールの
Rock and Roll All Niteのときスタンド席まで来た紙吹雪)
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