goo blog サービス終了のお知らせ 
転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



12月31日以来、未だに一日も、というか、
ほぼ、かたときも休んでいない。
今初めて、こうして日記を書ける隙間時間が十数分、できた。

朝から神社に出て労働し、暗くなって帰ってきて、
万年床に倒れ込んで寝て起きたらすぐ朝でまた出勤、の反復だ。
昨年から布団敷きっぱなし、なのだ(^_^;。
神社職員や総代会の面々は異口同音に
「今が何月何日か、わからなくなった」
と言っている。
今回の初詣行事の忙しさは尋常ではない。
怒濤の参拝客と、それに続く企業の新年安全祈願の詰め詰めスケジュール!!
破魔矢も御守も何もかもが足りなくなり、年明けを待ちかねて追加注文した。

世の中、もっとずっと多忙な方々はきっと多いことだろう。
しかし私は元来が脆弱な人間だ。
すでにここまで、私の処理能力を遙かに超える仕事をしてきた。
もはや頭の中は真っ白である(^_^;。

御礼やご挨拶等、ほぼすべて出来ておらず
非礼と恩知らずの極致ですが、心でお詫びする以外に何もできません。
ごめんなさい・すみません・申し訳ありません&本当にありがとうございます!

さて、もうじき出勤時間で、タクシーが来ます。
時間が全く足りず、バスや電車を乗りついでいる暇がない。
バス停や駅での待ち時間を金で買う!という(汗)。
大赤字、どころか大半が持ち出しで、働くというより純然たる「御奉仕」だ。
それでもやらねばならぬのだ。「正月」は神社の死活問題だから!
これから13日連勤の13日目の出勤ですが、
明日もありますんで14連勤確定です。
「鋼の連勤術師」転妻よしこが行く!

Trackback ( 0 )




午前中、神社の正月準備に参加して、さきほど帰ってきた。
これから仮眠して、夜8時半から再度出勤し、
そのあとは半徹で社務所に詰めていなくてはならない。

今年の反省点は、大晦日にお詣りになる方々がかなり多いので、
総代会の者のうち2名くらいは、午後も授与所を開けて、
留守番&予約受付の仕事をするために居残っていたほうがよい、
ということだ。
これまで、それほど大晦日昼のお詣りが多いと感じたことがなかったので、
午前中から昼まで準備をしたら一旦、施錠して皆で帰宅し、
夜、改めて出て来るようにしていたのだが、
今年は、なんと朝から次々と御参拝になる方々が続き、
なかなか途切れないので、我々も帰るに帰れず、困った。

幸先詣の習慣もなかば定着しており、
大晦日のうちに御神札や破魔矢を受けに来られる方々が
以前より増えて来ているのかもしれない。
御守やおみくじ、御朱印などの御希望も次々にあった。
このあと、昼食後から午後2時や3時にお詣りになる方々もきっとある筈で、
総代会メンバーとしても、朝や夜の担当は無理(=したくない)としても、
午後の何時間かだったら出てきても良い、という方もあるだろう。
年によって、お天気次第のところもあるかもしれないが、
来年の検討課題にしたい(って私は!?来年もやるのかっっっ!?)


ということで、最後の一日もドタバタしているが
どうにか大晦日になった。
皆様、今年も本当にありがとうございました。
読んで下さった方々に篤く御礼を申し上げます。
どうぞ皆様、ますますお健やかで、どうか良いお年を!

Trackback ( 0 )




今年の秋の半ば頃から感じていたことだが、
世の中はコロナ禍から、……褒めて言えば「立ち直っている」。
事実を言うなら、今年は多くの人が、
「コロナが感染拡大していても気にせず動き回るようになっている」。
なぜ私がそう思うかというと、秋からこのかた、忙しさが尋常ではないからだ。
とにかく地域の行事が多いのだ!

コロナ第8波は今や国内で毎日400人ずつ死亡する最悪ペースになっており、
やはりこれだけ動き回れば、伝染病も広がるのだなという実感がある。
致死率が下がっても、大勢が一度に罹れば死亡者数も一度に増える。
また、「3年ぶりに行動制限のない年末年始」と謳っているだけあって、
3年ぶりにインフルエンザまでが全国で流行期に入っている。
特に小児科関連では解熱剤の在庫がほとんど底をついてしまった。
しかしもう、世間の大部分はそれを「意に介さない」ことで解決している。
何かが流行っていようが誰かが死んでいようが病院がパンクしていようが、
自分自身が困る状況に直面していないので、あんまり気にしない、という。

恐らく初詣も賑わうだろう。初詣を自粛する発想などもう無い筈だ。
晴天で温かかったりしたら、境内が人であふれ、
石段の下まで参拝者の行列ができ、
神社の駐車場からの一本道は何百メートルにも渡って車が渋滞するのだ。
この、コロナ脳を自称して憚らぬ、StayHomeが日本一巧いワタクシが、
三が日で数千人を超える人々の初詣対応を、これからせねばならない。
考えただけでソラナックス0.4が必要になる!

先日、「マスク着用の御協力をお願い致します」というポスターを
総代会でつくり、皆で、境内から参道から駐車場まで貼りまくった。
この期に及んで、罹っても構わない人は好きに罹って構わないのだが、
初詣に行って感染した、という評判は困る。祟り神そのものだ。
ここはやはり、最低でも「コロナ罹り放題」の場をつくらないだけの
テは打っておきたいし、対策した痕跡も残す必要があるのだ。
今年は、『屋外では季節を問わず、マスクの着用は原則不要です』
などと、厚労省が頑張って宣伝し続けているので
初詣でノーマスクの人がいてもそれは厚労省の言う通りにしている訳で、
我々のほうこそ、そこをどうか今一度…、とお願いする側である。
人混みでは着用しましょう、とも実は厚労省は小さい文字で言っているのだが、
こまけーことはイイんだよ、となっちゃう人だって結構居ると思うよ(汗)。

授与所も人が詰めかけるだろうから、マスクを持っていない人には
一応、マスクを神社から渡すようにするか、……と我々は話し合った。
総代さんの話では、マスク着用を呼びかける飲食店などでは
1枚30円でマスクを売っていたりするそうだ。
だったら、コロナ禍3年目にして今更感はあるがいっそ授与品として、
当神社の社紋を隅にプリントしたマスクを、売れば、
じゃない、「お授け」すれば良いのではないか、
と話し合いの最中、私は内心で、ふと思った。
社紋つきなら30円は安すぎるから、1枚100円だな。
『祓いますく』という品名も頭に浮かんだ(殴)。

…………やりませんよ(逃)。

Trackback ( 0 )




今年に入って、あまりにも社務関連の電話が増えて来たので、
神社専用として新規にBASIO4を買ったのが10月だったが、
以後、その使い心地が快適であることを実感するようになり、
きょうは、私用の4年越しのAQUOS sense SHV40のほうも
BASIO4に機種変更してきた。

私は、スマホにはお金をかけない。最低限で良い。
元々、私に必要なのは、電話、メール、LINE、写真撮影とその保存、
それにTwitterとmixiとYahoo!メールの閲覧だけなので、
以前のガラケー、あるいはガラホが、いちばん良かったのだ。
できることがどんどん制限され、追い出されて、
スマホにせざるを得なくなっただけだ。
だから、現状のBASIO4でも猫にコンバンワ状態のオーバースペックぶりだ。
LINEにしても、家族と、仕事関係のみ。範囲は極めて限定的だし、
たまに使うのは電卓とau payだが、なくても特には困らない。
マップ等も、あって悪いことはないが、使う機会は少ない。
中区に居るときはそうそう知らない場所へ行かないし、
神社系は逆に、googleマップにマトモに載っていない秘境に
用事のあることが結構多い。

不要なアプリを無効化し、いろいろな通知音を消したつもりだったが、
さきほどまだ、ニュースパスから何か来てバイブが鳴った。
こんな夜中に鳴ると、親がどうかなったかと、心臓に悪い(爆)。
電話とメールとLINEの通知以外、音はしなくていいんだよ(汗)。
社務用BASIO4(1号機)は、Pontaカード関係のメールがやたらと来て、
来ないように設定する手間が要ったが、
きょう手に入れた私用BASIO4(2号機)は、何かあるといちいち鳴くので、
もっと静かな子になるよう、シツケる必要がある(^_^;。

Trackback ( 0 )




きょうは久々に、完全休暇。
この日記を辿ってみたら、前回休んだのは11月10日だった。
ここまで、長かった……orz
こんなにキツい11月になるとは、思ってもいなかった。

なかなかシンドかったが、有り難かったのは、
今年は、11月の間じゅう、かなり温かかったことだ。
実家でも神社でも、ウインドブレーカー程度を羽織れば、
薄い格好のまま外作業がはかどり、実に身軽で快適だった。
そうしながら、毎年の正月の厳しい冷え込みを思うにつけ、
「あと1か月であの寒さになる筈なのだが……?」
と不思議だったのだが、12月になった途端、急に冷えてきた。
やはり、こうなったか。
今、私はマンションの自室をPhoton 2で23度に温め、
熱いコーヒーを淹れ、至福の午後を楽しんでいる。
休日は、外が寒いとなお一層、有り難みが身に染みる(^_^;。

ときに、日付が今日になった夜中の12時から、
サッカーワールドカップの決勝トーナメント初戦があり、
日本VSクロアチア、ポゴ氏の母国との対決であった(^_^;。
予選リーグでは、日本はドイツとスペインに勝っての1位通過で、
ここまで出来すぎと言えるほどの展開であったが、
さすがに強豪クロアチアには勝てまいと、私は昨夜、早寝していた。
しかし、転夫ころもん氏が夜中に目覚めてチェックしたら、
なんと日本が先制しており、それなら観てやらねばなるまい、
と、観戦し始めたら間なしに同点にされ、延長戦の末PK戦で敗れ、
……「俺が観たのが悪かった」と言っている人が、
今朝は各地に多かったのではあるまいか(^_^;。

Trackback ( 0 )




なぜ今年の秋はこんなに忙しいのか(汗)。
例祭が終わってやっと一息つけると思ったのに、
11月7~10日の、夢のような4連休のあとからは、
11日以来きょうまで、「休日」と言える日が1日も無い。
これがまだこのあと12月5日まで続く予定になっている。

仕事内容は、七五三シーズンなので神社の社務所番が大半だが、
御神札の用意とか正月安全祈願祭の日程調整などの社務もある。
正月の、朝から晩までの12連勤と異なり、普段の授与所番は半日程度で、
1日における時間的拘束が短めなので、まだなんとかモっているのだが、
それにしても近年ここまでキツい思いをしたのは久しぶりだ。
コロナ禍から世の中が立ち直ってきているうえに、
村の神社が、あれはあれなりに「繁盛」しているということだと思う。

折しも、先日、副総代長から正月初詣期間中の出勤予定表が配られた。
総代長・副総代長や私、総務・会計といった幹部は全員、
12月31日から1月10日まで全日程に○がついていた。
来ることに最初から決まってるんスね(^_^;。

更に今月は、私が唯一の半休を設定していた17日に、
父の入院騒動が持ち上がった。
そのことも、私の忙しさに拍車をかける結果になった。
あれから父は、某老人ホーム系列病院に入院しているが、
特に問題はなく、私が数日に一度見舞っている範囲では
穏やかに過ごしており、大半、ウトウトと眠っている。
昨日など、目を覚まして笑顔になり、
「数学をしよったんね」
とワケのわからぬことを言った。
寝ぼけた父の設定では、私は高校生くらいか。
スタッフさんのお話によると、食事はできているとのことだ。
病院側は、入院期間をおよそ2週間と設定しているそうだ。
「入院」した以上、順調に経過すればこのあと「退院」がある訳で、
そのように運べばもう、感謝以外のなにものでもないのではあるが、
それはもしかして、私がやっと掴んだ休日にアテて来るんですかねぇ。

ということで、とりあえず先のことはわからぬが、あと10日頑張るorz
「疲れてじゃろう?温泉でも行きたいですね」
と総代長が言って下さったが、
私は、旅に出たいとか飲み会がしたいなどとは、ケほども思わぬ。
ひたすら自室で雑音を遮断して過ごしたい。
誰も来ず誰の話も聞かされない日が、できるだけたくさん欲しい。
時々、インターフォンを壊し、スマホを投げ捨てたい衝動にかられる。
以前はもうちょっと社交ができなくもなかった筈なのだが、
トシとって柔軟性がなくなったのか、最近は、とんと駄目だね(^_^;。

Trackback ( 0 )




・きょうは父の病院に行けなかった。
午後の七五三のために社務所を開けに行き、これが終わったら、
実家の某用件を片付けるのと、父の見舞いに行くのと、
少なくともどちらかは出来るだろうと思っていたのだが、
七五三祭のあと境内で記念撮影等が始まってしまい、
すべて終了してから社務所を片付け賽銭箱を改め、境内社のほうも点検し、
……と、やっていたらすっかり夕方になってしまった。
予定した用事のどちらも果たせなかった(涙)。そんなもんよね。

・12月半ばの某日、モデルナBA.1ワクチンの予約を入れた。
これがモデルナBA.4-5に差し替えられる可能性もあるが、
モデルナのほうはファイザーより日本での承認が遅かったため、
配付の始まるのが11月末からで、まだどうなるかはわからない。
BA.5自体がいずれ流行の主流ではなくなるだろうし、
BA.1かBA.4-5かと、厳密にこだわる必要までは無いように思う。
従来型にオミクロン系も含めて、全体に中和活性が底上げされれば、
と私は願っているだけで、現時点ではピンポイントで何かを狙う感じではない。
ともあれ、最低限、12月後半にかけてのどこかで、
オミクロン系ワクチンを打っておきたいと考えていたので、
その希望は、一応、叶えられることになった。
自分の一存で家に籠もれる年末年始なら、慌てて打つことはないのだが、
私のは、とんでもない人混みから逃れられない11連勤だからして(大汗)。
四の五の言える次元ではないのだ。もはや、やれることを全部やるしか。

永井龍雲コンサート2022「沸点」配信があることを知り、
チケットを買ったものかどうか、結構真剣に悩んでいる。
配信なんだから家でいつでも観ればいいじゃないかとお思いでしょうが、
配信期間の11月19日(土)~26日(土)は、
私は1日たりとも休みがございませんの(泣)。
このブログでは触れる機会が今までなかったと思うが、
私は、永井龍雲に関しては、地味ながらファン歴が割と長い(^_^;。
永井龍雲、と聞いただけで反応してくださる方は既に同志であるが、
そうでなくとも、この曲のサビならば、
多くの方がご記憶になっているのではないだろうか。
最近のだと『ルリカケス』も名曲だ。
だから、彼の45周年記念ライブを聴きたいのはヤマヤマなのだが、
私の現状では、最初から最後まで気を入れて聴くだけの時間がない、というか、
本気で聴いてしまって翌日シぬ思いをするのではないか、という問題が……。

Trackback ( 0 )




夜8時を過ぎた。
さすがに、もう、電話は鳴らないだろう(汗)。

************

昼前、仕事絡みで出かけた某ビルで、
用件が済んで帰るとき、私は例によって忙しく急いでいたので、
エレベーターを待つことをせず、階段を駆け下りた。
変なことだけ得意なのは私の常だが(例:素手でアブラゼミが捕れる
背中じゅうどこでも自分の手で掻ける肺機能検査が記録的な値)、
私は「階段を駆け下りる」のが、昔から割と速い。

あからさまに自慢で言っているのだが、生来の田舎もんで健脚なのと、
実家の階段がひどく急だったので、体感として慣れがあり、
それに較べれば世の中の大抵の階段は、とてもラクだと感じるのだ。
実家のは、若かりし頃に転夫ころもんが初めて来たとき、
「怖すぎて、後ろ向きに四つん這いで降りるしかないかと思うた!」
と告白したほど、急勾配の階段なのである。

という訳で今日も私は、誰も居ない階段の真ん中を、
タタタタタタタタタタタタと勢いよく降りて行った。
2階の踊り場から1階へと、最後の階段を走り降りていたとき、
前方にひとりの年配の女性がいて、手すりにつかまりながら
ゆっくり、ゆっくりと降りていらした。
私の足音に、その女性は立ち止まり、振り向いて見上げ、

「あら!まあ!なんて軽やかな!
どんな若い人が降りて来るのかと思ったら!


……自分と同じような婆さんだった、てか(^_^;!?


(しかし、私も本物の婆さんなのでそろそろ自重せねばなるまい。
今のところ思い通りに動けてはいるが、この調子で自分を過信していて、
ある日のこと階段から転げ落ちたら、目も当てられないからな。)

Trackback ( 0 )




どうやら4連休に(滂沱)
きょうの神社の用事には、総代長がかわりに行ってくださることになり、
私は更なる連休を手に入れた。
2連休だけでもこの世の極楽と思ったくらいだったのに、
きょうが休みになったことで4連休が実現しそうだ。奇跡だ……!!
秋祭りにおける私の働きを、天も憐れと思し召したか……!!
ありがとうございます!!
朝目覚めて、「何も無い、誰も来ない、どこへも行かなくて良い!」
としみじみ思うときの、解放感と幸福感。たとえようもなかった。
スペイン語とフランス語の勉強をし、ゴミ出しと掃除をし、
本を読みながらソファで昼寝をし、起きてコーヒーを飲んで、
この時間になった。……もう夕方が近い。
でも明日も休みだから、いい!!

増えて来たよコロナが(汗)
残念ながら第8波突入が明らかになった。
北海道を筆頭に、寒い地域の感染拡大が急激だ。
やはり寒くなり換気がしにくくなったのが理由だろうか。
広島ではしばらく感染状況が落ち着いていたのと、
コロナ慣れ&コロナ疲れも相まって、感染対策が相当緩んでおり、
各地区の神社の秋祭もかなりコロナ前に近いかたちで開催されたし、
関係者の間でも「祭の打ち上げをしよう」「忘年会はどうする」等、
ノーマスクで宴会してもなんとかなるんじゃないか的な空気が
共有されていたのだが、ちょっとこのところ危険な流れになってきた。
私はそもそも外食の類いをこの3年間、数えるほどしかしていないのだが、
今の感じだと、この秋冬も会食系はお断りだな(汗)。
私はそうでなくても生来StayHomeが得意なんで、ホントのところ、
世間のことなど放置で、家から出ず社交も断って暮らしたいのだが、
社会人としてそうも言っていられないのがツラいところよ。
明後日から6連勤(汗)。4連休のあとだから許すけどもよ(殴)。

皆既月食+惑星食だった
昨夜は皆既月食で、更に、月の背後に天王星が隠れるという
天王星食も同時に起こり、大変珍しい機会となった。
肉眼で天王星を見ることは最初から諦めていたが、
皆既月食のほうは、運良くマンションからよく見えたので、
夜7時過ぎ頃からずっと眺めていた。
寒すぎず、よく晴れた夜で、とても気持ちが良かった。
手持ちのスマホで撮影を試みたが、イクラみたいなものが撮れただけだった。
Twitterでは「月食写真下手くそ選手権」が開催されており、
ブレて「夜空に爆誕ポンデリング」とか、
都会の街灯の多い通りでの撮影で「本物はどれだ」とか
長々と尻尾が生えて「受精の瞬間で草」、などなど大喜利状態だった(笑)。
皆既月食に惑星食が重なるのは442年ぶりだそうで、
次回は322年後と予想されている。
一生に一度でも、そういう場に遭遇した我々はラッキーだったのだな。

Trackback ( 0 )




11月2日と3日、実家の村の神社の例祭があり、
前後数日、それの準備と片付けで忙殺された。
コロナ禍から立ち直らねばと、今年は各種余興等が復活し、
巫女舞指導の時間も増え、祭の前も後も忙しさ倍増であった。
社殿の片付けと祭典準備だけでなく、社務所のほうも
帳場をつくったりパーティションで区切って巫女さん更衣室を設けたり、
神職さんや笛太鼓さんへの謝礼やお土産の準備、
お茶出しや酒の燗の段取り、それらを運ぶ手伝いの人達の手配と割り振り、
巫女舞以外の、頒布の巫女さんの装束の用意、等々することが山ほどあり、
それらをやっている間にも、次から次へと、奉納酒が届いたり、
問合せの電話がかかったり、お花代(ご祝儀)を持参する人達が続いたりして、
たびたび中断が入った。

2日など、朝から食事をする暇もないほど駆け回り続け、
ぎりぎり間に合って、いざ前夜祭が始まるという段になって、宮司さんから、
「(お供えの)鯛(の向き)が逆」
と指摘が入ったのには、逆上しそうになった。
勿論、こちらのミスではあるのだが(大汗)。
これを直すには、既に一旦は三方に上げた鯛を降ろし、
裏返して尻尾を逆向きに上げてテグスと麻苧(あさお)で縛り直さねばならず、
もう前夜祭開始まであと20分!みたいなタイミングだったのでシぬと思った。

しかし今年は、山から榊を切り出して来て、
立派な大麻(おおぬさ)と玉串を用意したので、その点は宮司さんに褒められた。
去年まで、小麻(こぬさ。束ねた紙垂(しで)と麻苧を祓串につけたもの)と
フェイクグリーンの玉串で代用していたのだ。
生の榊を使わないほうが、傷まなくて楽だったからそうしていたのだが、
やはり例祭は大祭であるので、本式にすべきだとは我々もわかっており、
今年はついに、11月1日に総代さんのおひとりが山に入って、
見事な榊の枝を取って来てくださったので、準備することができた。
山ほどの榊に紙垂をつけて麻苧で縛って玉串を作る作業をしたのは、私だよorz
正式なやり方がわからんからYouTubeで検索した(爆)。

玉串の作り方(YouTube)

直前まで記録的なほどヘタ(爆)だった巫女舞も、
前夜祭前に3回、例祭当日に2回通して稽古したら、
最終的に、3日の例祭本番では全員揃ってピタリとキメてくれて、
一箇所たりとも間違えず、
録画を来年以降の教材ビデオにしたいくらいの出来映えになり、
終わり良ければすべてヨシ、これも大満足の大団円となり感無量であった。
指導した者として、やはり「チーーン(T_T)」となるような終わり方では
いたたまれないものがあると思っていたのだ。
よくやってくれた。実に見事だった。皆さん本番に強かったのね(爆)。

今年は三年ぶりに神楽が奉納され、夜店が並んだので、
前夜祭の人出はタダゴトでなく、
参道も境内も一時は身動きならないほどの過密状態になった。
皆さんそれだけ待ちかねていらしたということなのだろうが、
こちらの予想を遙かに上回る状況で、
田舎なのに神社界隈が車で大渋滞し、総代会は交通整理に追われた。
石段で将棋倒し等の事故にならなくて、本当に良かった(大汗)。

そうそう、その縛り直した鯛だが、今年は私が忘れず進言して
前夜祭のあと鯛が傷まないように一旦、冷蔵庫に仕舞い、
翌日また出して、もう一度、お供えした。
そういうのが神饌のあり方として正しいかどうか心許なかったが、
悪くなったものをお供えしたまま、というよりは良いように思ったのだ。
そして、祭典後、時を移さず、「鯛どうしますか」と総代長に尋ね、
副総代長が持って帰るということで決着がついた。
御蔭で今年は、「腐っても鯛」案件には、ならなかった。

そして、昨日、宴のあとの神社に総代会の面々と地元の代表さんとで集合し、
幟を降ろし、境内を清掃し、装束類を点検し、クリーニングに出した。
祭仕様になっていた社務所レイアウトも、通常の状態に戻した。
書けば3行だが、これらをやり遂げるには数時間はゆうにかかった。
お下がりは、作業に参加した面々で分け合って持ち帰るようにした。
本当に本当に、何をやるにも力仕事&肉体労働で、ヘロヘロに疲れたorz
終わった、とにかく終わった。例祭が、無事に(T_T)。

しかし、神社仕事に終わりはないのである。
なんたって11月は七五三シーズンであるからして(汗)。
私の神社通いは、まだまだつづく。

Trackback ( 0 )



« 前ページ 次ページ »