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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今年度としては3月号が最後だ。
入門編、倉舘健一先生とクロエ・ヴィアートさんによる、
『〈つながる〉フランス語』は、ほど良くやり甲斐がある。
本当は、テキストを見なくてもわからなくてはならないレベルだが、
語彙には私にとっては新しいものもよくあるし、鼻歌交じりとは行かない。
直説法大過去・半過去、条件法・接続法、…等々、
未だに自由自在とは到底いえない時制を復習するのは良いことで、
今の私には、足りないところを補うのにちょうど良い内容なのだと思う。
ただ、聴く側にはタスクがほぼなく、一緒に音読する程度なので、
何もしなくても放送時間が過ぎてしまうところが、ちょっと物足りない気もする。

応用編、姫田麻利子先生とマリー=フランソワーズ・パンジエさんの
『日仏交流さんぽ~全国編』は、私にとっては、
和文仏訳が大変面白く、勉強になる。
姫田先生が、「ここは、~~という言い方ではどうですか?」
と、いかにも学習者が最初に思いつきそうな言い回しを出して
マダム・パンジエにコメントを求めて下さるのが嬉しい。
「そうそう、私もそれが使いたかったんだよ(^_^;」
と、痒いところに手が届くような解説を有り難く思っている。

私のフランス語は相変わらず大変不自由なままなのだが、
それでも現在、英語の次になんとかなる外国語、
というくらいには、なった。
もし、フランス語しか通じない場所で一人ぼっちになったら、
とりあえず知っている限りのフランス語を繋いで喋ってみるだろうし、
相手の話で聴き取れないところがあっても、
文字で書いてくれるように要求したりして、
ジェスチャーや表情の力を借りずとも、言葉のみによって、
なんとか自分の要求を伝えられるだろう、と思う。
これまでの人生、フランス語圏には全く行ったことがないし、
フランス語話者と喋った経験なんて片手で足りるほどの回数しかなく、
しかも、そのうち2回はフランス語検定の二次試験だったりするので、
私のフランス語経験のほぼ全部が、昔の「フランス語講座」及び、
現在の「まいにちフランス語」から得られたものである(^_^;。

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1月の最後にインフルエンザのせいでやむなく取ることになった4連休と、
2月のアタマに偶然、仕事が少なかった隙を突いて実現させた4連休とで、
過去数年でほぼ初めて、短期間に2度もまとまった休日を確保することができ、
私の日常は今、久しぶりに立ち直りの気配を見せるようになった。
「立ち直り」、とは道楽に向かう回復、という意味だ(笑)。

まず、月2回の漢詩講座に復帰し、2月7日の会に久々の出席をした。
王昌齢など懐かしすぎて、それこそ乾いた砂地に水が吸い込まれるように、
漢詩の世界は心に深く染み入り、私は講義の最初から最後まで浸りきった。
それから、ピアノのレッスン再開を決めて先生にメールをし、
第一回目を来週の金曜日にした。
併せて、うちのピアノの調律を2年ぶりに馴染みの調律師さんにお願いした。
放置され続けたうえ、今年の極端な冷え込み+暖房による気温の変化で、
ピアノは狂いまくり、もう全然、平均律でないどころか、
オクターブが全く合ってない状態で、さすがにこれは調律をせねば、
弾き手の私が頭位目眩を起こしそうだった(汗)。
こちらは28日に来て頂けることになった。

そして、ついに、ラジオ『まいにちフランス語』も今月から再び聴き始めた。
2017年6月に多忙のあまり挫折してから、およそ8か月ぶりの再開だ。
入門編は、倉舘健一先生とクロエ・ヴィアートさんによる、
『〈つながる〉フランス語』。
入門編とはいえさすがに2月なので、出てくる文法事項も初級卒業レベルで、
種々の時制が網羅され、未だにすらすら使えないyやenなども復習して貰え、
なかなかやり甲斐があると思った。
応用編は、姫田麻利子先生とマリー=フランソワーズ・パンジエさんの
『日仏交流さんぽ~全国編』、こちらは和文仏訳、会話、仏語作文、
など、アウトプットを重視した講座で、放送を聴くだけでも面白いが、
予習して放送で添削するようにして聴くと、更に良いだろうと感じた。
私のフランス語を、自分比で、もうちょっと生き返らせたいものだ。

私が望んでいるのは、こういうふうに、自分で決めた道楽に、
自分の時間をある程度自分の判断で費やして、楽しみ、或いは学んで、
そこで得たものをまた、自分の時間の中で反芻する、
……というような暮らし方なのだと、つくづく思った。
月に4日の連休を一度与えられれば、その他は週1以下の休み方でも、
これがかなりの程度、実現できる、ということも、
先月と今月の経験から、わかった。
必ずしも、月に合計何時間の自由時間を得たかではなく、
自分の心身を立て直すに足る、まとまった休日がどこかで得られれば、
そこで、その後の多忙な毎日を乗り切る土台を作ることができるのだ。

とにかく、自分の休みをがっつり確保することが先決だ。
強引にでも、依頼や要求を時に拒否してでも、とにかく連休を作る、
という方針で、今年は行こう(汗)、と思った。

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金曜の夜から主人が三泊四日で東京出張に行った。
確か、去年のこの時期も同様の仕事があった筈なのだが、
広島がかなり気温が下がって冷え込んでいるときに、
主人は東京へ、まるで避寒に出かけたようなことになった。
LINEによると、目下、東京は日差しがあって温かく、
コート不要とのことだった。
昨夜、主人は娘と会って、和食メニューの夕飯を共にしたそうだ。
私が手を下さなくても、家族がとても幸せにしている、
……私にとって理想的だった。

そして、きょう日曜日は私は会社が休みで、完璧な休日になった。
朝は一度、いつもの5時半に目が覚めたが、
朝の用事をする必要が何も無かったので再度寝入り、
目覚ましもかけず自然に任せて、10時半頃に本当に起きた。
家の中はテレビも鳴っておらず、静かで、
何時までに何をせねばならないという制約もなく、
私はパンを焼いてコーヒーを淹れ、時間無制限の朝食を取った。
ああ、最高だ。和む(T_T)。

主人は明日の夜まで帰って来ないので、今夜も夕食の支度は要らない。
何時に何を食べようが食べなかろうが、私が不満でなければOKだ。
誰も訪ねて来ないし、私に話しかける人も居ないから、
相手の要望や気持ちを考慮した返答をする必要なども、全くない。
今、私は自分が何をしたいかしたくないかだけ、気にしていればいい。
ラクだ、ありがたいことだ(T_T)(T_T)。

***************

いつも新年には、自分の勉強の計画を立てているのだが、
親介護の比重が増してきてからは、もう勉強らしい勉強はできなくなった。
あまり事前準備の要らない試験という意味で、とりあえず今年は、
TOEIC S&Wの公開テストを、一度は受けたいと考えている程度だ。
去年もそう思っていて、結局、会社から言われてTOEIC SpeakingのIPだけ、
秋口に受けることになったので、今年はせめて、それをもう一歩進めたい。
TOEIC L&Rを毎月のように受験していた頃からすれば、まるでシオらしい話だが、
受験料もS&Wになると1万円くらいかかるから、「数打てば」とは行かないし、
今は時間的にも、日曜日を何度も試験に費やすことはできないのだ。
だから、とりあえず「どこかで一度は」というのを、最低限の目標にしておく。

その他、懸案事項としては国連英検特A級と、仏検準1級が、
ここ数年来の積み残しなのだが、これらは継続的な受験勉強が必要なので、
今の私では、時間的にも能力的にももう、無理がありすぎると思う。
国連英検は私などにとっては、もともとが難関であったうえ、
国連の現状や昨今の国際問題についての勉強や暗記が要るし、
そもそも英語力自体が、ごく限られたビジネス英語以外は日常使っていないので、
数年前より格段に落ちていると自分で感じている。
なんとかしたいが、「腰を据えた」勉強など今はもう全く不可能だ。

更にフランス語となると、仏検2級を取ったのが5年も前で、
もう一度2級の手前あたりから出直さないと話にならないだろう。
ここまで落としてしまったのは残念ではあるのだが、
仏検サイトなどで目にする合格体験記には、
会社を定年退職されてから本格的にフランス語学習に取り組まれ、
努力の末に仏検1級に到達された方とか、
大人になって初歩から10年くらい学習を続けられ、
ついに単独語学留学の夢を実現された方などの話が出てくるので、
私も、人生にはいろいろな時期があるのだと受け入れて、
これからも断念せず、学びたい気持ちだけは持ち続けていたいと思っている。

ひとつ僅かに期待しているのは、
来月、転勤でうちのオフィスに来るカナダ人が、
英語とフランス語の両方を使う人だと、同僚からの事前情報で聞いたので、
彼と職場で強引なフランス語会話をすれば、
私の仏語力も少しは目覚めるのでは、ということだ。
尤も以前、別のカナダ人が言っていたところでは、
カナダのフランス語は18世紀の入植者が持ち込んで以来、独自の発達を遂げ、
フランス本国とは違う面が出て来ており、パリの人が聞いたら「?」と思うような、
不思議な言い回しもあるとのことだったが、……この際、構っていられない(汗)。

広島に着任した途端、なぜか変なオバさんが壊滅的なフランス語で絡んできて、
カナダ人は意味が分からず、さぞかし困惑するであろうね(汗)。

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今月はここまでフランス語は皆勤、スペイン語もほぼ皆勤。
私の向学心や根性の次元の話ではなくて、
NHKの朝ドラ『べっぴんさん』が終わって以来、
主人が毎朝7時半までに家を出てジムに行くことを
再開したのが理由だ(^_^;。
家に自分ひとりになれば、私は遠慮無くテレビを消して、
自分のペースでラジオを聴くことができる。

フランス語の入門編は、まださすがに余裕が有り余っているので
大半テキスト無しで音声だけでやっている。
発音に関して詳しく練習できる点が特に気に入っている。
一方、応用編は文字を見なければほとんど聴き取れないと観念したので、
最初はテキストを見て、どの綴りがどの音になるか確認し、
二度目に音声が流れるときに、聴き取りだけでわかるかどうか試す、
というやり方に変えた。
私のフランス語は、完全に文法と訳読が先行しているので、
まだまだ実際の音と文字とが連動していないと思うし、
初級レベルの頃から知っている筈の語や構文でも、
喋る速さで聴いて即座に理解する瞬発力は無かったりするので、
一旦、目と耳で頭に入れたフランス語を、二度目に耳だけで捉える、
というトレーニングは自分には効果があると感じている。

スペイン語は入門編のみ。
動詞の活用を手を変え品を変え練習する今季の講座は、
大変に私好みの内容で、やり甲斐がある。
語彙も今月時点ではまだ難しいと感じないし、
なかなか具合が良い(笑)。
そろそろ数詞が入って来たので、
モタつき始めるのではないかという予感がするが(^_^;。

今のところ資格試験など受ける予定はなく、完全な道楽語学なので、
どちらも楽しければ良いと思い、ゆるゆる続けている。
来月もこの調子で行きたいものだ。

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金曜日から左の口蓋扁桃が小さく化膿して、咽喉痛もあり、
何年ぶりかで、扁桃炎のために耳鼻科で抗生剤を貰うことになった。
こういう発症のタイミングというのは結構、不可思議だ。
例えば、正月に5日連続、寒い場所で労働して明らかに疲労したときでも、
私はそれを契機として風邪をひいたり扁桃炎になったりはしなかったのに、
今のような、割と温かくて変わったことをしていない時期に、
ふと、扁桃が化膿して来るというのは、どういうことなのだろうか。
疲れがここまで溜まったから出た、ということ?
それとも、花粉症の季節なので、咽頭炎になりやすかった……?
或いは、そういうものとは無関係にウィルス性の何かなんだろうか?

ともあれ、あきらかな発熱は無かったが、倦怠感があり、
先週土曜日は幸運にもいつもより仕事が少なかったお蔭で
早めに帰宅して、夕食の準備までの間に昼寝(夕寝)をした。
足かけ4日目(^_^;の今、口蓋扁桃はかなり綺麗になったが、
左側の咽頭側索のあたりが、ものを飲み込むとき、まだ痛い。
完全な回復までは、もう少しかかりそうだ。
有り難いことに、昨日今日は6週間ぶりに得られた日・月連続の休日で、
私は心身ともに落ち着き、自室でひとり、休息している。
ああ、何もしなくていい・休んでいい、というのはこの世の極楽だ。
これから昼寝をして、その極楽を更に完全なものにしようと思う(笑)。

***************

4月から『まいにちフランス語』『まいにちスペイン語』を聴いている。
ロシア語も良いのだが、フランス語とスペイン語はよく似ているので、
聴き続けるには、この組み合わせが一番、負担感がないのだ(^_^;。
フランス語の入門編は、さすがに4月は易しいので、
発音によく気をつけ、テキストは原則的に見ないでやっている。
応用編は、聴くことを主眼にした講座内容で、結構難しい。
本放送と再放送の両方を聴けるならば、
二度目は積極的にシャドウイングして聴いたほうが良いと思うが、
一度しか聴けないことが大半なので、聴き取りだけで手一杯だ。
アナウンサーやナレーターでない、普通の人のフランス語が教材なので
ナチュラルスピードで、発音がぞんざいな箇所もあったりして、
最初から細かく聞き取ることは、私の仏語力では全くできない(汗)。

スペイン語は入門編しかやっていないが、
文法のポイントをきちんと押さえ、かなり練習してから、
本日のスキットに移るようになっているので、私には楽しい。
手を変え品を変え、動詞の活用をさらってくれるような講座が
私は好みなのだ。
フランス語は、仏語検定の前だけ本気でやった経験が過去幾度かあるが、
スペイン語のほうは、ムキになってやったことはまだ一度もない。
しかし、ゆらゆらとでも、これでもう何年かラジオ講座を聴いているので、
しばらく休んだあとにこうして戻って来ても、基本的なスペイン語は理解でき、
全くのゼロになったりはしないのね(^_^;、と嬉しく思った。
今季も引き続き、のんびりやろうと思う。

なお、フランス語応用編の井上櫻子先生と、
スペイン語入門編の西村君代先生は、
どちらも日本語話者としては母音の無声化が不徹底な方々で、
テキストの講師紹介欄を拝見したところ、
それぞれ、京都大学・大阪外国語大学と、
関西の大学ご出身だったので、納得が行った。
ラジオは音声だけの情報しかないので、こうして、
講師の先生方の日本語の特徴も印象に残ることが結構、ある。

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ようやく朝のラジオ学習を復活させることができるようになり、
今月からフランス語講座に復帰した。
それと昔を懐かしみつつ、少しロシア語も試してみることに。
なんと言っても節分があったのだ、仕切り直しにはぴったりだ。
旧暦では立春からが新しい一年なのだから。

大木充先生のフランス語初級編は2015年前期の再放送なので、
当時でも私はまがりなりにもテキストを買い、学習していた筈なのだが、
今となっては、もう細かいことは覚えていなかった。
久しぶりに聴いてみると、思っていたより文法寄りの解説部分が多くて、
案外、性に合うことがわかった。
以前、大木講座との出会いになった「入門編」とは異なり、
今放送されているのは「初級編」という位置づけなので
サブタイトルが『文法より実戦練習2』となってはいても、
それなりに、理詰めでやる箇所が増えているということだろうと思った。

芳野まい先生の応用編は今季の新作だそうだが、
これまた今の私にはぴったりで、やりやすいと感じた。
本文が、日頃の音読練習→暗唱に気軽に取り組める程度の短さで、
テキストの印刷も大きめの字で組まれているし、
語彙や文法項目の解説の量・内容ともにほど良く、
On pratique(練習)も語彙・書き取り・内容正誤問題と
コンパクトにまとめられている。

あまりに御無沙汰していたので、ラジオ講座自体が自分には新鮮で、
何を見ても嬉しく気に入っている、ということかもしれないが(^_^;
初級編・応用編ともに、自分のフランス語をブラッシュアップするために、
ほど良い講座だと感じることができ、ありがたく思っている。
とりあえず3月まで頑張らなくては。

一方、ロシア語はまったくの懐かしさから、遊び半分で買ってみたのだが、
やれば思い出すことも多く、
「ここは完了体」「前置詞cのあとは造格」
などと自然に蘇って来るのは、大学で2年間お世話になった、
故・佐藤恭子先生の御仕込みのお蔭であると、しみじみ感じた。
「まずは貴女たち、発音の稽古しなくちゃならないでしょ」
などと佐藤先生がイイ声で仰ったことを、今朝もふと思い出したりした。
稽古、……演劇人らしい言葉の使い方をなさってたんだなぁ(涙)。

もうひとつ、ロシア語を聴けば聴くほど、
これはポゴレリチがよくやる発音だな、と感じる箇所が多く、興味深く思った。
私は実際には彼のロシア語を聴いたことは数えるほどしかないのだが、
ポゴレリチの言語音はロシア語が基本になっていて、
英語を話すときでも、彼は母音も子音もロシア語のものを使っている、
ということが、こうしてロシア語のネイティブの発音を聞いていると
あちこちで確認できるのだ(^_^;。
それならいっそ、彼の英語は、キリル文字で記録すると感じが出るのでは、
と考え、我ながら、その思いつきが気に入った
(↑お前の英語はカタカナで書いといたらちょうどええわ、
と言われて私は嬉しいだろうかと考えると、まあ、アレだが……(逃))。
それにしても、『まいにちロシア語』を聴いてポゴレリチの英語を連想するとは、
病膏肓に入るたぁ俺がことだぁ、…と思わずにいられない(汗)。

ロシア語を続けられるかどうかは、内容よりも私の生活時間帯による。
今は、主人の出勤が7時半なので、そこでラジオをつけてフランス語を聴き、
終わるとひとあたり家事をし、英会話タイムトライアルなどを小耳に挟み、
8時40分からラジオ体操をやり(笑)、50分から着席してロシア語、
というのが、私にとって具合の良い流れなのだが、これが少しでも変わると、
フランス語からロシア語までの時間が空いているだけに、
ロシア語のほうを忘れるのではないか、という懸念は、ある。
……私の、というより「主人の」生活時間帯次第か(^_^;。

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今朝は、平成28年度の通訳案内士試験の最終合格発表があり、
知人が受験していて、無事合格したとの電話がかかってきた。
受験前に会って、少し私の体験談などお話しただけだったのだが、
わざわざ報告して下さったのだ。ありがとうございました!
今朝はまだ、政府観光局のサイトに合格者の受験番号がUPされただけで、
正式な官報に氏名が掲載されるのは、2月3日になってからだそうだ。
「番号を見間違ってないか、一緒に確認して貰いたいくらい。まだ信じられない」
と、電話のむこうの彼女は笑顔が伝わってくるような良い声だった。
おめでとうございます~!!いや~、私まで嬉しくなってしまうではないか!
私などは、一昨年の6月に通訳案内士の登録をしたところで止まっていて、
実際には全く通訳ガイドの仕事はしていないので、
今度会ったら、お仕事の実際など教えて頂かなくてはならない。
これからは、私が指導や助言をして頂く番だな(^^)。

それで私も遅まきながら思った。
そうだ、そろそろ今年の語学学習の計画について、考えなくては。
年頭の今こそ、何か自分を鼓舞するような目標を持つべきだ。
とりあえず昨年秋ごろから、2017年前半のうちに
TOEIC L&Rに挑戦してみたい、ということは考えている。
私がちょうど1年間、受験をさぼっていた間に、
TOEICにマイナーチェンジがあり、新形式のTOEIC L&Rとなったので、
このあたりでまた一度、受けてみたいと思う。
それとともに、昨年果たせなかった、TOEIC S&W受験も今年は実現させたい。
TOEICギョーカイで猛者と言われる人々の間では昨今、
TOEIC L&R満点(990)+TOEIC S&W満点(400)=合計1390をもって
真の「TOEIC満点」と称することになっているそうだ(汗)。
私は、数字合わせのために生きているのではないが、
こつこつやるより、スコアの達成や検定合格を目指して多少無理したほうが、
結果として語学力を伸ばすことができる、
という面は確かにあると思っている。

去年の体験から考えて、私が比較的時間を取れるのは、
多分、一年のうち8月終わりまでということになるだろう。
試験のスケジュールもそのあたりまでで入れておかなくてはならない。
上記のTOEIC関連はほとんど毎月のように試験日があるから良いとして、
もうひとつ、昨年手出しをして取り損なった国連英検特A級のことも、
頭の片隅に、まだ残っている。
こちらは「取れるまで受け続ける!」というほどの執着はもともとないが、
今年もし再挑戦ができるとすれば、5月の試験しかないだろう。
11月は頭が全く試験モードにならないから、無理そうな感じがする。
また、去年目標として掲げた仏検準1級については、
毎年、この級は秋季試験でしか実施がないので、相当困難だと思う。
それ以前にフランス語は、ラジオ講座での学習を再開したい。
去年の秋から忙しさのあまり挫折してしまったので、
私のフランス語は今、壊滅的にダメになっているという気がする。
今のまま受けたら、仏検2級だって話にならないだろう(^_^;。
地道にラジオ講座の初級編からやり直すことが、当面の目標だ。

趣味の第三外国に関しては、最初から完全に力が抜けている。
スペイン語でもいいし、お久しぶりの中国語やロシア語でもいい。
これは全くのお遊びなので、身につかなくても音を楽しむだけで十分だ。
むしろ、検定試験を受けるような語学学習と無縁だからこそ良いのだ。
長年の懸案であるクロアチア語も、教材を全く持っていないわけではなく、
「ありがとう」くらい言えればポゴ氏の来日時に使えて良いかなとも思うが、
やはり、ラジオ講座というペースメーカーのある学び方のほうが、
私自身は張り合いがあって楽しいので、
NHKラジオで開設されている外国語の中から選びたい。
何語をやるか、4月からの講座内容が発表になってからのお楽しみ、
ということにしようと思っている。

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昨日は昼から、国連英検特A級一次試験を受けに行った。
元日に今年の目標として「国連英検特A級を受ける」を掲げたので、
それをとりあえず果たそうと思ったのだ。
試験場は以前TOEICで行ったことのある某女子大だった。
雨の中、バスでたどり着いてみたら、
大学の門の内外には試験場に関する表示が何も出ていなくて、
受験票に印刷されている指示内容だけを頼りに、
学内案内図を見ながら、会場になっている○○館まで行った。
建物の入り口も照明が暗くて、本当にやっているのか?と
心配になったが、玄関ホールに入るとようやく、
「国連英検試験場○階」の紙が壁に貼られていた。

ひとりでエレベーターに乗り、上がっていくと、
………またしても深閑としていた。
TOEICや英検の賑わいと較べると、ここは別世界であった。
実は家を出るまえに、
「そんなマイナーなもん受けるの、あんた一人なんじゃないん?」
と主人に笑われたのだが、まんざらジョークでもなかった(汗)。
廊下を進むと、級別に試験会場の教室番号が掲示されていて、
午後の試験は特A級・B級・D級(午前がA級・C級・E級)、
私の該当する特A級の部屋に行くと、……先に男性がひとり来ていた。
それだけだった。
昨日の広島の、特A級受験生は、我々二名だけだったのだ(大汗)。

正直に言うと、私は朝、この試験をサボろうかと何度か思った。
このところ娘の就活の件や実家の老親のあれこれが持ち上がり、
主人までもが疲れが取れない体がダルいと言い暮らしていて、
私は心配の種が尽きず、ストレスがたまっていたうえに、
そもそも全然勉強していなかったし、悪いことに朝から大雨で、
もう気持ちが挫けて、敵前逃亡寸前の状態だったのだ。
しかしとにかく、払った受験料(1万円もした!!)が惜しくて、来た。
もし私が休んでいたら、この男性はソロ受験生になるところだった。
同様に、このかたが本日来られなかったならば、私が、ひとり。
当地で特A級を志願したら、「教室で監督者と差し向かい」の可能性を、
常に現実的なものとして考えておくべきだったとわかった(汗)。

特A級の一次は試験時間120分で、リスニングはなく、
択一式で答える国連知識・読解・語彙・文法、
それに200~250語程度のエッセイが主な内容だ。
二次試験に進めば15分程度のインタビューテストがあるが、
一次で求められるアウトプットは、エッセイ・ライティングのみだ。

TOEICのように1分を争う感覚で解く必要は感じなかったが、
かなり高度な語彙を知っているかどうかを試される問題内容で、
特に言い換えや空所補充など純粋に単語力を問うた箇所が大変難しかった。
知っているものは秒殺で解答できたかわり、
知らないものはどれだけ考えたってわかる筈もなく、
そのレベルの勉強量が足りているかどうかで、合否の決まる試験だと感じた。
今回の私のはおそらく6割程度の正答率だろうという感触だったので、
最近の合格点が70点前後であることからすると、スベった筈だ。

国連英検は年に二回行われるので、次回は10月下旬だ。
また受けに来て、またこの同じ二人だったら、どぼじよう(笑)。
あ、いや、この方は今回限りで合格される可能性もあるわけだが、
いずれにしても、これでは今後も受験生はそうそう増えまい。
もし受け続けたなら、きっとこの部屋は固定された顔ぶれになり、
年に2回のペースで出会い、ついには挨拶を交わす仲になり、
やがてあるとき顔を合わせることがなくなったら、
「あ、あの人とうとうウかったのか」
……等々と、私は要らぬ妄想をした(^_^;。

TOEICのときは終了後すぐに停留所に長蛇の列ができて、
バスになんかとても乗れたものではなかったが、
昨日は4人しか待っておらず、バスも滞りなく来て、
私は快適に座って家の最寄りまで帰って来た。
ってことは、隣のB級の受験生も2人とか、そんなもんだったのか(^_^;?
淡々と静かな、……成果としても物寂しい感じの(爆)
国連英検受験体験であった。

***************

追記:自己採点結果(6月2日)
Ⅰ 国連知識………7点/10点満点
Ⅱ 読解(内容把握)………7点/10点満点
Ⅲ 文法(誤文訂正)………7点/10点満点
Ⅳ 読解(語形変化)………10点/10点満点
Ⅴ 読解(言い換え)………7点/10点満点
Ⅵ 空所補充………3点/10点満点
Ⅶ 読解(言い換え)………5点/10点満点
Ⅷ 読解(空所補充)………3点/10点満点
Ⅸ エッセイ200~250語………?/20点満点

公式サイトに正解速報が出たので、択一のところだけ採点してみた。
80点中49点だったので、6割くらいの得点だろうという感触は正しかった。
試験がⅤ番までだったら良かったのに(爆)。
Ⅵ~Ⅷのところはいずれも、選択肢の語彙自体が
どれも難しくて意味不明で、どうしようもなかった。
時間が足りなかったとか、もっとじっくり読むべきだった、
等々の問題では、全くなかった(汗)。
エッセイは、Ⅰだけを終えたあと試験時間の最初にすぐ書いたので、
時間的余裕はあり、語数も十分足りているが、
内容はお粗末の極みで、どの程度認めて貰えているかはわからない。

***************

追記2:一次試験結果(6月29日)
予想通り不合格だった。わかっていたので特に残念な気分ではない。
私の得点は62点、今回の合格点は68点。
択一の箇所は上記の自己採点通りで、英作文は13点/20点満点だった。
文章内容はお粗末の極みだったが、英語としてのミスは少なかった、
という点数だろうと思う。
合格点に足りなかった6点は、主に語彙力不足から来ており、
埋めるのは私には容易ではないと思う。
英検1級のパス単を久しぶりにひもといて、地道に覚えることと、
知っていれば必ず得点できる『国連知識』に関するところは
秋の試験まで継続的に勉強するようにしなくてはと思っている(汗)。

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心の片隅で「なんとかしなくては」と思っているのだが、
3月になって忙しかったのと風邪をひいたのとで
またぞろペースが狂って、学習全般、サボっている(汗)。
フランス語の初級編は、3月はもう完全に復習シリーズで、
これまでに習ったことを使っての、長めの会話が中心だ。
スペイン語も過去時制が出て来て、表現の幅が広がった。
サボり倒していてもフランス語は余裕があり、
途中の課が少々抜けていようが、なんとか自力で会話できるので、
過去の学習歴が完全にシんだワケではないのだなと思ったが、
スペイン語は少し離れただけで、語彙も消え活用形も忘れ、
テキストと首っ引きでも、言葉が出て来なくてアワアワになる。
結局、これまでの預金残高の確認をしているのに等しい、年度末だ。

折しも、来年度のテキスト購読予約が開始されたので、
さきほどNHKテキストのサイトに行き、仕切り直しの決意を込めて、
4月から半年間のフランス語とスペイン語を申し込んで来た。
何度でも、気持ちを新たに出直せる、
というのはラジオ講座の良いところだ(^_^;。
朝、ラジオ講座から一日がスタートする、
というスタイルを私は本来とても気に入っていた。
それを取り戻したいと思っている。

***********

目下、これほどラジオ講座をサボるようになってしまったのは、
ひとつには私が怠惰で、常に自分に対して甘い、
というのが大きな原因ではあるのだが、それとともに、
やはり、以前より遙かに時間がなくなったことも、大きな理由だと思う。
任される仕事が入社当時より格段に増えて、会社での拘束時間が長くなったのと、
両親、特に母の通院介助の用事で、実家に出向く機会が多くなったことが
私の私生活全般を圧迫している。

年度初めに向かって、これをなんとか改善したい。
今考えているのは、ここ何年か続けて来た漢詩の会を休会することと、
仕事柄必要で昨年秋から週1で通っている英会話を、月2回程度に減らすことだ。
それぞれについて、手を引くのは残念ではあるのだが、
毎週、何曜日何時までに、決まった場所に出向いていなくてはならない、
という形式のものを、可能な限り減らしたい気持ちのほうが、今は強い。
もういい加減、私もトシなので、
日々の生活の中で、多少なりとも時間を無駄にしても後でなんとかできる、
という日課にしておかないと、心身の疲れがたまるのだ。
絶えず時計を見上げながら、隙間時間の何分かも惜しんで家事をするような、
ここ最近の過ごし方は、もはや無理があると思う。特に、精神的な面で。

つまるところ、私はもう少し自由に、家にいられるようにしたいと、
今、切に願っているのだ。
仕事のないときまで外に出ているのは、多分、私には向かないことだ。
家の中の用事に時間をかけ、家の周囲に目を向けられるような、
自分本位な時間を、そろそろ意識的に確保するようにしたい。
専業主婦は世間知らずだとか視野が狭いなどという批判がよくあるが、
私自身はむしろ、会社勤めをするようになって、視野も世界も狭くなった。
それは、例えばこの日記の更新が以前よりずっと間遠になり、
内容的に面白みがなくなったことからも、明らかだと思う。

今更だが、人間、何かを手に入れたら何かを失うのだな、とよくわかった。
仕事に出ていると、職場を同心円として広がっているものを
「社会との繋がり」だと思いがちだが、
それは飽くまで部分的な「繋がり」でしかないと私は感じている。
職場には固定された人間関係があり、固有の価値基準があり、
それらは、そのまま拡大していけば「社会」になる、
というほど単純なものではない。
そこに居さえすれば「社会参加している」ことになるとは
私には思われない。

仕事をするようになってからの私は、日々、駆り立てられ、
判で押したような日課の繰り返しを、夢中でこなし続けるだけの人間になった。
会社の方角に、以前は知らなかった「社会」の広がりを得たのは確かだが、
そのぶん、私の周囲にあった「世間」の大半は「断捨離」されてしまった。
今の私は、自分の身辺に起こっている日常の細々とした出来事に関して、
それらを吟味する余裕もなく、書き留める暇もなくなった。


……講釈はともかく、それならやたらと道楽遠征するのをやめれば
家でゆっくりできるではないか、
と常識的な方々からは思われるでしょうが(^_^;、
そこは私の生き甲斐に直結する部分なので、変更することはできない。
むしろ、それゆえにこそ、勤労や家事の時間が生きている、
とさえ言えるのだ(^_^;。
独身時代から、コンサートホールやライブハウスや歌舞伎座や宝塚大劇場で、
「このために生きてるぅ~~!!」
と手応えを感じて、ここまで元気でやって来たワタクシである。
それらを捨てるときは、多分、私自身がほぼ完全に枯渇したときだと思う。


――という話を、きょうは完璧な休息日だったので、ここに書くことができた(笑)。

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なんとか今月も継続している。
フランス語もスペイン語も、放送時間内に
要求されるタスクをやり過ごすことは簡単にできるのだが、
それだけでは、ゼロではないにしても大きな進歩は望めない。
最低限、自主的にテキストの音読くらいは毎日やるべきだし、
週の終わりまでにスキット全体を暗唱できるくらいに身につければ、
こんな初歩の段階の語学は飛躍的に伸びるものなのだ。
特にフランス語だよ(--#)。
今年何か、たいそうな目標を掲げていたはずだな?>自分

……わかっちゃいるが、実行できない、わたし(^_^;。

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