転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



1月の最後にインフルエンザのせいでやむなく取ることになった4連休と、
2月のアタマに偶然、仕事が少なかった隙を突いて実現させた4連休とで、
過去数年でほぼ初めて、短期間に2度もまとまった休日を確保することができ、
私の日常は今、久しぶりに立ち直りの気配を見せるようになった。
「立ち直り」、とは道楽に向かう回復、という意味だ(笑)。

まず、月2回の漢詩講座に復帰し、2月7日の会に久々の出席をした。
王昌齢など懐かしすぎて、それこそ乾いた砂地に水が吸い込まれるように、
漢詩の世界は心に深く染み入り、私は講義の最初から最後まで浸りきった。
それから、ピアノのレッスン再開を決めて先生にメールをし、
第一回目を来週の金曜日にした。
併せて、うちのピアノの調律を2年ぶりに馴染みの調律師さんにお願いした。
放置され続けたうえ、今年の極端な冷え込み+暖房による気温の変化で、
ピアノは狂いまくり、もう全然、平均律でないどころか、
オクターブが全く合ってない状態で、さすがにこれは調律をせねば、
弾き手の私が頭位目眩を起こしそうだった(汗)。
こちらは28日に来て頂けることになった。

そして、ついに、ラジオ『まいにちフランス語』も今月から再び聴き始めた。
2017年6月に多忙のあまり挫折してから、およそ8か月ぶりの再開だ。
入門編は、倉舘健一先生とクロエ・ヴィアートさんによる、
『〈つながる〉フランス語』。
入門編とはいえさすがに2月なので、出てくる文法事項も初級卒業レベルで、
種々の時制が網羅され、未だにすらすら使えないyやenなども復習して貰え、
なかなかやり甲斐があると思った。
応用編は、姫田麻利子先生とマリー=フランソワーズ・パンジエさんの
『日仏交流さんぽ~全国編』、こちらは和文仏訳、会話、仏語作文、
など、アウトプットを重視した講座で、放送を聴くだけでも面白いが、
予習して放送で添削するようにして聴くと、更に良いだろうと感じた。
私のフランス語を、自分比で、もうちょっと生き返らせたいものだ。

私が望んでいるのは、こういうふうに、自分で決めた道楽に、
自分の時間をある程度自分の判断で費やして、楽しみ、或いは学んで、
そこで得たものをまた、自分の時間の中で反芻する、
……というような暮らし方なのだと、つくづく思った。
月に4日の連休を一度与えられれば、その他は週1以下の休み方でも、
これがかなりの程度、実現できる、ということも、
先月と今月の経験から、わかった。
必ずしも、月に合計何時間の自由時間を得たかではなく、
自分の心身を立て直すに足る、まとまった休日がどこかで得られれば、
そこで、その後の多忙な毎日を乗り切る土台を作ることができるのだ。

とにかく、自分の休みをがっつり確保することが先決だ。
強引にでも、依頼や要求を時に拒否してでも、とにかく連休を作る、
という方針で、今年は行こう(汗)、と思った。

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