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転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



昼下がり、ラジオで語学をやり、ラジオ体操で体をほぐす、
……という私の理想の日々が、戻ってきた。
なんと、有り難いことだろう!

フランス語・スペイン語ともに、入門編のほうは、
私のこれまでの文法力の範囲で、いつ始めてもついて行ける内容だし、
しかも今年の1~3月は、昨年10~12月の再放送となっていて、
私が気ぜわしくて大半を聞き逃したところを、今、やり直せるようになっている。
コロナ禍の今年度だからこそ、偶然こういう配分になった訳で、
普通の年なら4~9月が1クールで、10~3月はそれの再放送か、
もしくは完全な新作による半年間になっている筈だった。
今年はこれが、4~6月が本放送、7~9月がそれの再放送、
10~12月が本放送、1~3月が再放送、と三か月刻みになった。
4月以降、緊急事態宣言で番組制作が一時、ストップしてしまったためだが、
私は秋と冬が忙しいので、今年度の編成は、かえって有り難いことになった(^_^;。
フランス語の応用編・スペイン語の中級編は、いずれも1~3月が新作だ。

自分の語学力については、依然として満足ということはないのだが、
英語に関してはある程度、資格試験をやり尽くした感があるので、
これからの老後の語学は、フランス語をメインにやり、
道楽スペイン語も、時間があれば検定など初級から受けてみたい、
という程度には、夢見ている。
私は語学をやって旅行をしたい訳ではないし、
いつもの例えだが「天気と買い物の話」でペラペラ雑談がしたいのでもない。
純粋に、自分にとって新しい言語の仕組みを学ぶことが好きなのだ。
どこまで行っても完璧に自己満足の世界である(^_^;。
良いのだ、趣味とはそうしたものだろう。

英語のほうは、10年以上前からお世話になっている某英会話スクールで、
今も、月1回かそれ以下みたいな不定期なペースではあるが、
プライベートレッスンで、記事等を元にしたディスカッションをやっている。
英語は辛うじて会社の仕事には繋がっているので、趣味と実益、
という面があるが、それにしてもレッスンは私にとって、
自分のための、有料の、贅沢な気分転換、の意味合いのほうが大きい。
英語のネイティブスピーカーを相手に50分、喋る、
などという場は、私の日常生活ではほかに得られるところがないからだ。
同じ概念でも日本語でなく英語で、しかも読み書きではなく
瞬発力の要る「聴く・話す」の能力を刺激するのは、大変に自分のためになる。
ひらたく言うと、自分流の、ボケ防止(爆)。
レッスンは、対面でも良いが、オンラインも選択できるので助かっている。

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菅首相ツイートに疑問の声 つたない英文「自動翻訳?」(時事通信)
『新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領夫妻に見舞いのメッセージを寄せるため、菅義偉首相がツイッターに書き込んだ英文に対し、自民党内から7日、「英語のレベルがあまりに低い」などと問題視する声が上がった。』『7日の自民党外交部会で出席者から「表現が不自然」「和文を自動翻訳したのでは」といった意見が出された。』

という記事があったので、どんなにオモロい英語なのかと興味津々で見に行ったら、
『菅 義偉@sugawitter:
Dear President Trump,
I was very worried about you when I read your tweet saying that you and Madam First Lady tested positive for COVID-19. I sincerely pray for your early recovery and hope that you and Madam First Lady will return to normal life soon.』
というtweetで、お見舞い例文として本に載っていそうな普通の英文だった。
強いて感じるところがあるとすれば、
you and Madam First Ladyが二度出て来るのはクドいかも?という程度だ。
二度目はyou will both……くらいではどうだろうか?

言っておくが、私は断じて、菅総理本人が大好きで擁護しているのではない。
単純に英語として見たときに、まっとうに通用するフォーマルな文章であることは勿論、
時制もおかしくないし、副詞の位置や前置詞・接続詞・分詞の使い方も適切で、
つたないなどとは到底、思えなかっただけだ。
「レベルがあまりに低い」と言った人は、どんな英文なら良かったのかな。

普通すぎて「あまりに つまらん」という批判ならアリかなとは思うが、
礼儀に外れない挨拶をするためには、無難な定型というものがある。
通り一遍でない、「…おお!!」と染みるような個性的表現で書こうとすると、
それなりにリスクを伴うし、そのような特殊なワザに、もし総理大臣が成功していたら、
むしろ「それ誰に書かしてんねん(^_^;?」と私なら思うね(逃)。

何より、私の経験上『自動翻訳』に任せておいたら、
とてもじゃないが、こんなお行儀の良い翻訳は出て来ない。
自動翻訳にやらせたのだろう、と言う人たちは自動翻訳を信頼し過ぎです(^_^;。
『目に見えない素晴らしさととんでもない音でヘ長調』
『ブロークン釘で興奮せず瞬間接着剤持って来ることを要求』
とか、そういう語調になっても気付いてへんヤツやで(^_^;?


追記:菅総理のtweetに日本語版があったので、それを試しにgoogle翻訳で英語にしてみた。
日本語tweet→『貴大統領とメラニア夫人がコロナに感染したとのツイートを見て心配しましたが、お二人が速やかにコロナを克服し、日常を取り戻すことを祈っています。』
上記のgoogle翻訳→『I was worried when I saw the tweet that you and Mrs. Melania were infected with Corona, but I hope they will quickly overcome Corona and regain their daily lives.』

やはり、こっちは、それなりにお笑いではないか(笑)。
『心配しました「が」』の意味にお構いなしに、逆接の等位接続詞butにしているし、
何よりgoogle翻訳は、この文脈で日本語の「お二人が」を三人称だと判断するのだね。
前半でyou and Mrs某と呼びかけた人物はどこへ?後半唐突に出てきたtheyって誰?
という人物関係に配慮しないあたり、実に自動翻訳らしい粗雑さだ。

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NHKが中期経営計画案 BS、AMラジオ削減 受信料は現行水準 番組制作費見直しも
『NHKは4日、2021~23年度の中期経営計画案を発表した。NHK経営委員会が同日、執行部が示した同案を了承した。衛星放送とAMラジオのチャンネル数の削減や、3年間で計630億円の支出削減などの方針を明記。「肥大化」を懸念する民放などの声を踏まえ、事業の見直しで「スリムで強靱(きょうじん)なNHK」への変革を目指す。』『衛星放送は「BS1」「BSプレミアム」の2波を一本化。将来的には「BS4K」も含め、1波に集約する検討を進める。AMラジオも「第1」「第2」の2波を1波に統合する。削減の具体的な時期は今後明らかにする。「BS8K」は東京オリンピック・パラリンピック後に在り方を検討する。』

NHKが2021~23年度の中期計画案として、経費削減のため
BSテレビとAMラジオのチャンネル数を減らす、という発表をした。
具体的な内容は明かされていないが、私が最も心配しているのが、
ラジオ外国語講座はどうなるのか、ということだ。
私は支払いの面では、これまで一貫してNHKの味方であった。
親の家から独立してこのかた、一度たりとも受信料を滞納したことはない。
受信料の御蔭で、視聴率やスポンサーの意向に左右されない、
NHKだからこそ作ることのできる番組が維持されている、
と感じていたからこそ、すすんで受信料を支払ってきたのだ。
その部分が失われるなら、もう私にとってのNHKの価値はなくなる。

私は1976年に『基礎英語』に出会ったときから、
ことあるごとにNHKラジオの語学講座に立ち返り、勉強をしてきた。
高校2年からフランス語講座を聴き始め、
大学に入ってからはロシア語講座、
大学院受験を考えた時期に再度フランス語講座、
社会人になって一度途切れたが、結婚して主婦になったときに
一番に再開したのはNHKラジオのフランス語講座だった。
娘が中学に入ると、学校で案内されて『基礎英語』に始まる英語講座を
聴くようになり、私も英検1級取得のために『ラジオ英会話』を始め、
併せて、趣味でフランス語、スペイン語、中国語、等を聴いてきた。
今もフランス語とスペイン語は継続中だ。

NHKラジオの各種語学講座は、大袈裟かもしれないが私の人生とともにあった。
どの先生の、どの講座のとき、自分は何をしていたか、今でも様々に思い出せる。
講座の主題曲を聴くと、当時のことが瞬時に蘇ってくる
ラジオの前でテキストを広げていたときの、
実家の自室の勉強机、下宿の小さな部屋、官舎の明るい昼下がり……。
昔は、もっと放送時間が長くて、一回が20分あり、
第二外国語に関しては月~木は初級、金土が中級編になっていたものだ。
それが今や、1回15分に減らされ、月~水が初級、木金が中級。
短くなった放送時間を悲しくは思ったものの、
それぞれ先生方が工夫を凝らされ、濃い内容の15分を構成されていることを
私はいつも感じていた。

目が悪い私は、テレビという媒体がもともと好きではない。
NHKラジオは耳だけに特化した貴重な語学番組を多数、提供してくれた。
それも、娯楽性や「ノリ」でごまかさない、硬派の本物の語学講座ばかりだった。
幾多の民放など逆立ちしても出来なかったことだ。
田舎の市立中学・県立高校でしか英語を勉強したことのなかった私の、
英語の発音と聴解力の基礎を築いたのはNHKラジオの英語講座だ。
『基礎英語』『続基礎英語』『英語会話』『ラジオ英会話』『実践ビジネス英語』
は特にお世話になった番組だ。
これらの番組で培った力は、私の今日の、職業としての英語の土台となった。
英会話スクールもない、留学など夢のまた夢でしかなかった僻地育ちの私に、
NHKラジオの語学番組は、どれほど大きなものを与えてくれたことか。

どうかこれからも、ラジオ語学講座を継続して戴きたい。
私は、それらのためだけの支払いを上乗せされても厭わぬ。
……と書いていて思ったのだが、NHKはCSのように契約制にできないのだろうか。
支払いをした者だけがNHKの番組を観る・聴くことができるように。
関心のない人は支払いをしないかわりに、観る・聴くことはできない、というように。
私は、ラジオ語学講座のためなら支払いをすることは何とも思わないが、
ラジオ語学講座が失われるなら、もうNHKは要らない。
テレビで各種演奏会を見せて・聴かせてくれた『芸術劇場』も既に失われたのだ。
このうえ語学までなくなったら、もう私にとってのNHKは存在意義ゼロだ。
そうだとも、私は怒っているとも!
有無を言わせず受信料を取って安定収入が見込めるくせに
経費削減などと言い出すNHKに対して!
国民からあまねく受信料を徴収する以上、
ニーズの裾野までカバーすることを心がけるのが、公共放送ではなかったのか!!

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6月は概ね聴いたが、先月よりは外出の機会が多く、
14時半までに帰宅できずに聞き逃す日もあった。
やはり家に居ないと、自分のペースを保つことが難しいが、
7月半ば以降はまた自分的StayHome月間に戻る予定なので、
今後はなるべく逃さないように続けて行きたいと思っている。

それより意外なことに、今年は前期3か月目が終わったところで
どちらの放送も入門編の講座内容が、いきなり止まってしまった。
そして6月最終の月曜である昨日から、4月の第一回に戻って再放送が始まった。
このような経験は、2008年4月にスペイン語を聴き始めて以来、
いや、おそらくは1977年4月に基礎英語と出会って以来、初めてのことだろう。
NHKは今月、テレビの朝ドラも大河も止まってしまい、再放送に入ったが、
ラジオ語学講座も同様に、新型コロナ騒動で収録ができていなかったようだ。
私としては何度目かの心機一転ということで(汗)、
この機会に、またイチから頑張ろうと思っている。

なお、木曜金曜放送の、フランス語の応用編とスペイン語の中級編は、
そもそもが、各々2019年後期と2018年後期の再放送であるため、
半年分の収録が既にあり、何も変わることなく進行している。
こちらは復習に努めつつ、一緒に進んで行きたいと思っている。

*************

ときに先日、驚いたのだが、これもコロナ騒動の影響で、
今まさに、「仏検」が存続できるかどうかの瀬戸際に立たされていた。
【緊急】「仏検」存続のためのご寄付のお願い

新型コロナウイルス感染症の蔓延のために、
今年の仏語検定春季試験が中止されたのだが、
仏検を主催する公益財団法人フランス語教育振興協会は
これまで、その事業収入の9割を仏検の検定料に頼ってきたので、
試験が無ければ収入の道が断たれることになり、
このまま秋季試験まで中止となった場合には、
もはや協会の存続自体が困難になることが予想される、ということだ。
それで、協会は寄付を募っていたのであった。

私自身、今まで仏検にはお世話になって来たので、
これは微力ながら某かお送りせねばと思っている。
仏検は、学習の動機付けとして、以前からずっと私にとって大切なものだった。
将来的にもまだまだ上の級を目指して行きたいと思っているので、
ここで途絶えるようなことになって貰いたくない。

かつて、日本通訳協会が、2008年11月の通訳技能検定試験を目前に、
「今般の経済不況の中で必要な金融支援も受けられず」
といきなり試験中止を発表し、受験料の返還もしなかった(らしい)、という一件があった。
日本通訳協会は同年12月にすべての業務を停止し、以来、公式サイトも閉鎖された。
学習者はしばしば検定試験を将来の目標にするものだが、
それは決して、これからいつでも受けられる保証などないし、
実際に、時代の流れの中で消滅してしまった資格試験も各種あるのだ。
コロナ禍のために、思いがけなく厳しい状態になってしまったが、
仏検には生き残って戴きたいので、私なりに支援をしようと思っている。

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ラジオ講座に関しては、5月はほぼ皆勤だった。
これほど楽しくやり甲斐のある語学学習は久しぶりで、
ようやく自分のペースで生活できるようになったのだと日々実感し、
ラジオをつけるたびに心から有り難く思った。
今の私にとって語学は100%、趣味である!
仕事上の必要性もまだ皆無ではないが、ほとんど真剣なものではなくなった。
しばらくは気の向くまま、こういうシンドくない道楽語学を満喫したい。

フランス語は「応用編」のレベルが今の自分にぴったりで、
warm upとして毎回最初にやらされる四桁の数字の書き取りや、
ポイント解説とその後の「確認タイム」など、実に、やり甲斐がある。
これからは更に本文の音読を頑張りたい。
「入門編」は易しいが、テキストを見ずにやるとところどころ間違える。
音声だけで本文の書き取りをやったら、綴りのあやふやなところが
結構多いのではないかと思う。
放送時間に聴くだけでなく、入門編も大切にして予復習をしなくては、
と思っている。

スペイン語は私の力では「入門編」がちょうどだ。
しばらくスペイン語など全く触れずに過ごしていたのだが、
フランス語の基礎がいくらかでもあるので入りやすいし、
一定の学習経験のある言語は、完全放置していても、
過去にやったことが無になる訳では無い、と実感もできた。
「中級編」は文法力の点では及ばないレベルなのだが、
日本文化をスペイン語圏の人に案内するという通訳ガイド的な内容で、
特に5月は国立文楽劇場が舞台で、『菅原伝授手習鑑』を扱っていたため、
私の古典芸能趣味も満足させて貰うことができ、大変面白かった。
スペイン語は以前同様、「息抜きの第3外国語」として楽しむつもりだ。

某英会話スクールのオンラインレッスンもあれから1度受けた。
以前から習っていてよく知っている先生のレッスンだったので、
直接会話している感覚がわかっており、違和感はなかった。
自宅ほか端末のある場所で、50分の自由時間が確保できれば受講可能なので、
これなら今後も続けられると思い、来月の予約も入れた。
しかし、もし実際に一度も直接に会ったことのない先生と
オンラインのみでレッスンが続けられるかというと、私は自信がない。
やはり直に対話するというのは、それだけでとても濃い働きかけになるので
語学学習は、私の場合、スクールでの対面レッスンが最善だ。
オンラインだと画面越しのぶんだけ、こちらに訴えかけるものも弱くなり、
学習者としての私に普段以上の熱意と集中力がないと、
同じことを習っても、表面的に経過して終わってしまいそうな気がする。
その意味では、今後フランス語やスペイン語、あるいはクロアチア語!などを
私がオンラインレッスンのみで学習したいかというと、今のところ「否」である。
オンライン学習に慣れれば、解決できるのかな……??

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文章間のスペース2つは間違い マイクロソフトが裁定、「ワード」で徹底へ(CNN.co.jp)
『(CNN) 文章と文章の間にスペース2つは多すぎる――。米マイクロソフトが誤字・脱字の認識をめぐってそんな裁定を打ち出した。』『この判断に従って、マイクロソフトの文書作成ソフト「ワード」で英文などを入力する場合、ピリオドに続いてスペースキーを2回押すと、誤字・脱字と扱われて青い波線の下線が付くようになる。』『どうしてもダブルスペースから離れられない場合は、ワードの設定を変更して、この体裁を誤りと認識させなくすることもできる。』

大文字で始まってピリオドで終わるひとかたまりが「文」であって、
その「文」が複数集まったものを「文章」と、私自身は呼んでいるのだが、
上の記事では、私の言う「文」のことを「文章」と表現しているようだ。
Fire!(=火事だ!)のように、一単語でも「文」になり得るが、
上記の記事の定義では、こうした一語文も「文章」なんだろうか。

それはともかくとして、ピリオドの後スペース2つ分は誤り・1つが正しい、
というのは私のような英文タイプライター世代には違和感があり過ぎて
到底、耐えがたいことだ。
単語の間と、コンマの後はスペース1つ、ピリオドのあとは2つ、
これこそが、私が30年以上前に叩き込まれた英文タイプの原則だった。
手が、ピリオドのあとはスペースキーを反射的に二度打つようになっているので
55歳にもなった今更、それを改めることはおそらく不可能だ(汗)。
私が最新版のワードで英文を打ったら、青い波線の連発ですな(大汗)。
私は実際の入力には一太郎を使うので、ワードは馴染みではないけども。

それと、記事の最後に『ダブルスペースから離れられない場合は』とあるが、
これも、英文タイプ世代にとっては、「???」な言い回しだ。
『double space』とは我々にとって「行間に空行を挿入する」という意味であって、
スペース2つ分の『two spaces』のことではない。
つまり、「ダブルスペースで」と指定されたら、昔のタイピストなら
1行打ったあと1行あけて次の行を開始する。

ワープロソフトがビジネスの現場で当たり前の存在になって久しく、
もはやタイプライターの扱い方を知っている者のほうが少数派だ。
用語も感覚も何もかも変わり、時代の流れなのだなとは思うが、
若いときの刷り込みはなかなか消せないので、
やはり私のような老人には、書類作成はかなり無理があるってことですねぇ(^_^;。

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自分で自分の時間を使えるようになったので、
先月後半からラジオのフランス語・スペイン語を復活させ、
今月後半は会社勤めもなくなったので毎日聴くことができた。
午前11時頃から聴ける日は前週の復習の再放送を聴き、
正午にラジオ体操をやって、その後は1時頃まで各種英語講座が続くので
編み物などをしながら適当に聴き、遅めの昼食をとって片付けたあと、
午後2時半から改めてラジオを点けて、今週分のフランス語・スペイン語、
そして3時からは二度目のラジオ体操、……というのが普段の流れだ。
私は長い長い間、こういうふうに過ごしたいと思い続けてきたのだ、
……と、この半月は毎日が幸せだ。

最近は夜も、自分にしては早めの、10時半頃に就寝している。
なぜなら、夜を早く切り上げても、明日もまた自分の時間が持てる、
とわかっているからだ。
どんなに時間を贅沢に使っても大丈夫!
以前は、夜のひとときしか自由になる時間がなかったので、
終わらせるのが勿体なさ過ぎて、体力を削っても夜更かししていた。
そうしないと気持ちが救われなかった。
まあ、ああいう過ごし方を3年続けて、自分なりに本当にイヤだったからこそ、
今の自粛の毎日の有り難みが骨身に染みる、というのは、あるか……。

*************

語学学習ができるようになったので、資格試験にもいずれ挑戦しようか、
と思って調べてみたら、今年度はCOVID-19の流行を受けて、
6月までの試験のあれこれに支障の出ていることがわかった。
私としても、この夏前にすぐに試験を受けるつもりでは毛頭なかったが、
改めて、各方面にコロナの影響が出ていることを確認した思いだった。
仏語検定とスペイン語検定の春季試験と、国連英検の第1回試験は中止、
TOEICのListening&Readingについても、
3・4・5月の公開試験は行われない由、公式サイトで告知されていた。
実用英検は、サイトによると第1回1次試験を6月最終の日曜に変更しているが、
「状況によりましては、さらなる変更も予想されます」とのことだった。

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新型コロナウイルスの広がり方はますます加速している。
日本は大都市圏を中心に感染者数が激増して大変なことになっているのだが、
世界の各地もまた、文字通りアウトブレイクの連続で、酷い状況が続いている。
先日はついに、東京オリンピックの1年延期が決まった。

OC会長、延期の五輪開催は「夏に制限していない」(朝日新聞)
『国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は25日、電話記者会見を開き、「遅くとも来夏までに開く」とした東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの新たな開催時期について、「夏に限定していない。(2021年ならば)全ての選択肢が交渉のテーブルの上にある。幅広い視点で検討できる」と述べた。』

世界的な非常事態のために五輪延期もやむなしとの結論に至った訳だが、
御蔭で真夏の開催が回避できるとしたら、参加選手にとって素晴らしいことだ。
この一点だけは、「禍転じて福となす」という結果になって欲しいものだと願っている。

*******************

私個人は、依然として「仕事以外では外に出ない」生活を続行している。
神社関係の行事は、原則、宮司さんによる祭典だけしか行われないことになり、
「少人数限定の参列」+「直会(なおらい)省略」ということで、
例年よりずっと気楽なスケジュールになっている。
会社のほうは、さすがにいつまでも土曜勤務をサボれなくなり、
4月から、土曜も含めて一回2~3時間の勤務を週3回、と決まったが、
それでも、一時期の最高に忙しく稼ぎまくった頃に較べたら
三分の一くらいの少なさになっている。……助かった(^_^;。

家にいると、生来がインドア派の私は相変わらずこのうえなく幸せだ。
朝から全部の部屋を掃除して、洗面台やバスタブやトイレを磨き
洗濯物を干し、生花を飾り、「丁寧に、くらす」ってこういうことね、
と自己満足に浸る毎日だ。
……そういえば、「丁寧に、くらす」と福岡界隈の方言で言うと、
「念入りに、殴打する」という意味になる、
と以前、Twitterで見てとても気に入ったものだが(爆)。

実家関係でたまっていた書類仕事も、時間がまとまっているのではかどり、
ここ数年、懸案になっていた父の確定申告の修正申告書類をつくったり、
土地売買の関係で税理士さんや司法書士さんと連絡を取ったりと、
これまで忙しい平日に綱渡り的にこなしてきた用件に、
最近は腰を据えて取り組むこともできた。

最終的に全部の仕事が終わっているなら、どういう順序でやっても良い、
というのは本当にラクだ。
仕事を片付けたうえに、久しぶりにラジオの語学学習も復活させられたし、
合間には「いつか時間が出来たらやろう」と用意していた手芸キットの
モチーフ編みを楽しむことさえできるようになった。
与えられた時間を、自分の思い通りに区切って使えるのは最高だ。

それでつらつらと思い出したのだが、私は子供の頃、学校が大嫌いだった。
なぜなら、時間割で固められ、やりたいことをやる自由がないからだ。
それを最初に痛感したのが、小学校1年生の「読書」の時間だった。
その日はクラス全員で図書室に行き、興味のある本を各自選んで読み、
時間内に読書感想文を書き上げて提出する、ということになっていたのだが、
私は、読み始めた本が面白すぎて時間内に読み終わらず、
途中で気付いて、切り上げて感想文を書き始めたが、これもまとまらなかった。
7歳のワタクシは憤然となったが、その納得の行かなさを説明するための、
語彙も勇気も持っていなかったので、不本意極まる感想文を提出した。
次の理科の時間になっても、本と感想文のことが頭から離れなかった。

私はその読み終えられなかった本を図書館から借りることで、
「読む」ほうには決着を付けたのだが
(ちなみにその本とは、著者など覚えていないが『キュリー夫人』)、
果たして、読書感想文の評価は良くなかった。
それで、次に同じ授業があったときには、私は作戦を考え、
とにかく薄い本、……もとい、ページ数の極端に少ない本を選びだし、
一気に斜め読みして、残りの時間で感想文をがっつり書いた。
幼心に、「ふんっっっ」と思った瞬間だった。

子供ながら、タイムマネージメントを学んだ貴重な機会ではあったと思う。
学校の偉大さを、大人になった私は決して否定はしない。
しかし、あの『キュリー夫人』を読み終えられなかった不本意さ、及び、
次に、どうでもいい本を超特急でサバいて感想文とかいうものを書き終えたときの
「やっつけ仕事」感のつまらなさは、今でも思い出せる。
学校は、つまりその後の「仕事」の場とよく似ていたのだな、と今にして思っている。
これはこれで、社会へ出るのに、必要な能力だったのだと、今ならわかる。

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今日明日と、年が明けて初めて2連休を手に入れた。
だからこうして、昼間から日記を書く時間があるのだ。

昨年同様、今年も最大の目標は、
「月に1度は『家で過ごす二連休』を実現させる」だ。
ここ数年、私の休暇は月に4~6日なのだが、
そのうちの一泊二日は、東京遠征に費やしてしまうことが結構多いので、
家で休める日が、本当に少なくなってしまった。
それ自体は自業自得と言われれば一言もないのだが(汗)、
しかし自分に最低限の気力体力が残っている限り、
歌舞伎や音楽会を諦めて家で寝ているべきだ、とまでは、まだ思っていない。
去年は、一年に12ヶ月あるうち、6回は家での二連休のある月が作れた。
自分なりに工夫して頑張ったのだが、まだようやく達成率は50%、
今年は更なる努力と「断る力」とを発揮して、なんとかしたいと思っている。

2・3月と、5~8月はそれでも、ほかの時期よりは融通が利きやすい。
私が自宅で、自分本位の終活に取り組んだり、何か勉強したりできるのも、
結局はこの、節分以降、春祭りの4月を除いた初夏~夏の終わり、
までが最大のチャンスなのだ。
これから始まるこの時期を、極力、無駄にしないようにしたいと思う。

まずは、ラジオの語学を復活させたい。
2008年4月に「まいにちスペイン語」から始めて10年以上続けていた、
朝のラジオの語学学習が、昨年ついに途切れてしまった。
起床直後から小走りで支度し、一日の大半外出する日常になったので、
平日にラジオの前に座っていること自体が不可能になったのだ。
今年はこれを、せめて8月末までだけでも再度、継続できるようにしたい。
幸い、フランス語スペイン語ともに、学習経験がそれなりにあるので、
2月から始めても、全くついて行けないことはないはずだ(汗)。

ピアノも、結局昨年は一度もレッスンに復帰できず、家でも弾かず、
ほとんど完全にやめた状態になっていたのだが、
今年はこれも8月いっぱいくらいまで「週1回は弾く」を目標にしたい。
そんなもんで巧くなる訳がないことは、他ならぬ私自身が知っているのだが、
非常識でない時間帯にピアノの音を出せるのは、つまり月に4~6回ある休日で、
しかも、そのうち東京遠征をしていない日に限られるので、
平均すれば「週1回」が現実的な目標なのだ。
9月以降は「週ゼロ回」になるのがわかっているので、これで行くしかない。
週1回×半年、のペースでも持続していれば、いつの日か隠居して、
毎日、昼間からピアノの前に座ることのできる境遇になれるのではないか。
なんの保証も無いが、その日を夢見て細々と続けるのみだ。

英語学習は、ここ数年すっかり離れてしまった。
英検やTOEICへの挑戦を、よくぞあの介護生活の隙間のようだった数年間に
集中してやっておいたものだと、今になって自分を褒めたい(殴)心境だ。
しかし、私の英語道は、まだ終わった訳ではない。……だろう。多分。
やりかけていて達成していないのは、「国連英検特A級」合格、か。
英語そのものは、会社での仕事では使っているのだが、
自分の英語力が年々、冴えなくなっている気がして、とみに残念に思っているので、
2月後半以降の学習状況と、仕事の予定を見つつ、
もし5月の一次試験が受けられそうなら出願するかもしれない。
秋季検定のほうは時期的に全く無理なので、春季を逃したらまた来年、だ。

私は元来、家で過ごす平坦な日々のほうが、自分の好みに合っている。
朝から家じゅう掃除して、洗濯をして、NHKラジオで語学をやり、
ラジオ体操をやって、散歩をかねて買い物に行くか、
或いは舅姑の墓掃除に出かけ、帰宅して自分の昼食と休息、
午後からピアノを弾いたり、英語をやったりして、
夕方になったらご飯の支度をして、ネットで遊んで、……という。
特にどこへ出かけるでもなく、誰と会うでもなく、
淡々と自分のささやかな計画に沿って暮らす地味な日常こそ、
私にとっての究極の理想なのだ。
しかしそれは、おそらく「老後」になるまで許されまい。
そのような老後がありますように、……と願う一方で、
まさか90歳まで生きたりしませんように、……とも思う、今日このごろです。

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全然「まいにち」どころでなく、今月は数回しか聴かなかった
とにかく朝から家の中で小走り状態の、忙しい日が多過ぎた。
しかし今はもう、自分の中で、英語以外の外国語学習は完全な趣味で、
フランス語も、検定など目指す予定はなく純然たるお遊びなので、
根を詰めた勉強はしなくて良いと、自分を許している。
日本語や英語でないものを聴く・発音する、
というひとときの気分転換だけで十分だ。

とりあえず2月は有休を2日分、申請してある。
一ヶ月に一度は、家でまとまった時間を過ごす機会を得る、
というのが今年の目標だ。
そういう日には、『まいにちフランス語』も
少し落ち着いて聴けるようでありたいものだ。
理想は専業主婦時代のように、朝の本放送を聴いたあと家事をし、
午前中は外に出て、ウォーキングをしがてら買い物を済ませ、
帰宅して昼食と後片付けを終えたら、
フランス語・スペイン語の再放送を聴く+ラジオ体操をする、
という暮らし方だ。

………老後に、再度、そういう生活ができますように(祈)。

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