中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

「気」を上げよう。

2013-10-10 01:26:12 | Weblog
今までは、足揉みで、症状を改善することを目指していました。
たとえば、膝痛なら、反射区は膝、生殖3点。
腰痛なら、腰椎、仙骨、泌尿器3点、小腸など。
癌なら、副腎、脾臓、横隔膜。

自分の目が向いていたのは、目の前に座られた方の症状でした。

でも、近頃はその方の、「気」が気になるようになっています。
「気」と表現してよいのか、エネルギー、生命エネルギー。

肉体が申し分なく健康でも、気が落ちていると早晩、体は引きずり降ろされる。
逆に、気が上がってくれば、症状は自然に改善されてくる。

「気がめぐれば、血がめぐる。血がめぐれば、気がめぐる」と院長先生の著書にもありましたが、今は本当にこの言葉を実感しています。

足揉みにでも来ようかと思う方は、気が落ちてるか下降中の方。
症状はその結果として、出ているもの。

だから、ぱくちゃんが最近の足揉みで重点反射区としているのは、気を回復、上げるための反射区。
たとえば、腹腔神経叢、横隔膜。
揉み方の注意点としては、相手の足を包み込むような施術。
これは、母が末期がんになった時の院長先生のアドバイスにありました。
「今は、反射区にこだわらず、お母さんの足を包み込むように揉んであげなさい」と。

院長先生の施術を見ていると、両手がほとんど相手の足から離れません。
横隔膜や小腸の反射区を揉むとき、上がった指を戻すとき、つい足から離れて浮いてしまいそうになるでしょ。
そこを相手の足裏や甲から離すことなく、すーっと下りてくる施術。

自分の指が相手の足に付いたり離れたりしていると、揉まれている方は不安になるそうです。
療術師の暖かい手が、自分の足をほっこり包んでくれている。
ほれ、何となく、気が上がりそうじゃありませんか。

「手が暖かくて、気持ちいいです~。」などと言われたりします。

気が上がれば、生命エネルギーが輝き始める。
エネルギー満タンになれば、自然と体は元に戻る。

中国足心道を知らない時は、病気になったら病院へ、としか思わなかったけど、肉体と症状しか見ていない病院で人が回復するのは難しいと思えてきました。
それよりも、心が喜ぶことを沢山してあげたほうが、役にたちそうです。

それ程、人やものの中に入ってる生命エネルギーは素晴らしいものですよ、きっと。

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