中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

冬のサクラ

2011-02-28 23:25:06 | Weblog
山形の「啓翁桜」。
冬に咲く桜。

足揉みに行ったお家にいけてありました。
今放送中の、草薙君主演の「冬のサクラ」がこれだそうです。
テレビの中の桜は、雪の中でまだ枯れ木だけど、最後には満開の花で終わるんでしょうね。
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気が巡れば、血も巡る。

2011-02-20 01:07:48 | Weblog
前のページの50代の娘さんは、介護ヘルパーさんなのですが、びっくりのお話を一つ。

90歳のおばあちゃんが、肺炎か何かで入院されて、酸素マスクと点滴の治療を受けておられました。
酸素マスクを嫌がって、はずしてしまうので、両手をベッドに縛られたりして、だんだん弱っていきました。
「家に帰りたい」と言われるので、息子さんが連れて帰りますというと、先生が「今連れて帰ると、1週間持ちませんよ」とおっしゃった。
それでも、覚悟を決めて連れて帰られたそうな。

退院後、ターミナルケアも勉強されていたこの娘さんがヘルパーとしてお世話に入られたそうです。
案の定、退院3日後くらいに容態が急変して、「娘に会いたい。。。」とおっしゃったので、娘さんに連絡すると、おばあちゃんの大好物だったお饅頭を持って飛んでこられたそうです。
驚いたことに、そのお饅頭を2つぺろりと食べた後、体調が戻り始めお元気になられたそうです。

後日、首に埋め込まれたままだった点滴用の器具を取ってもらいに病院へ行くと、先生がびっくりして「こんなことなら、もっと早く退院させてあげれば良かったね~。ごめんね」と謝られたそうです。

「今では、おばあちゃんピンピンして、息子があの時連れて帰らんで良かったって言うんよ~。泣いとったくせにな~」

病院から家に帰れたこと、娘さんに会えたこと、大好きなお饅頭を食べたこと。
どれもが、気力を上げるのに役にたったんですね~。

「気力が体を引っ張っていく。」つくづく思います。

だから、療術師は足の力を信じて、最後まで諦めたらあかんのやね。



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ホントに?

2011-02-20 00:09:21 | Weblog
「おじいさん、前立腺癌になってもてん」
「え~?!」

今日、足揉みに行ったおうちで、娘さんの第1声。
もうすぐ80歳のご両親と隣町にお嫁に行ってる50代の娘さんを去年の9月から、月に1度揉んでいます。
去年の9月にも前立腺癌の検査をされて、そのときは大丈夫だったのですが。。。

「寛平ちゃんと同じ検査したん」
今は、男性ホルモンを減少させる薬を飲んで、そのうち放射線の治療が始まるそうな。

しかし、この親子さん、癌だというのに全く平気。
「風邪引いてもてん」と同じトーンで話される。

「癌や言うても、痛いことも痒いこともないもんな~。元気やしな」というおじいちゃんは、今日、家から20キロほど離れた町にある厄神さんへ友達と自転車で行ってきたという。
「電動自転車やけど、途中で電池が切れて、エライ目に合うたわ~」

土地勘のある播磨地区の皆さんよ、大久保から加古川の厄神まで、79歳のじいちゃんがチャリで行ってきたんやて!冗談やろ。

「ほんまに、よ~行くわ。アホちゃうか」という娘さんも呆れ顔ながら、楽しそう。
息子さんが事業に失敗して家もなくなり、今は小さいアパートにお住まいですが、とても賑やかなご家族。
70代で初めて畑仕事を始めたというおばあちゃんは、12人兄弟の4番目という育ちか逞しいの一言!ゴッドばあちゃん。
途中、離れて暮らしてるお孫さんも加わって、箪笥もテレビも仏壇も置いてある4畳半ほどの部屋に6人がワアワアキャアキャア。

「今日は、長いこと自転車こいでたから、足揉んでもろて良かった。軽うなったから、米買いにいってくるな」と、じいちゃん。
「そうや、今日売り出しやったな~。晩のおかずも買うて来てな」と、おばあちゃん。
自転車に乗るおじいちゃんが、このうちでは買い物担当だそうな。

あまりの賑やかさに忘れそうだったけど、癌の反射区(副腎、横隔膜、三焦、前立腺)もコテコテに揉んでおきました。

癌ほど気持ちに左右される病気もないというけど、このご家族なら大丈夫な気がするな~。





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愛ちゃんです。

2011-02-19 23:56:31 | Weblog
看板娘愛ちゃん、初お目見え~。
今日は、年に1度の愛ちゃんのちぎり絵の展示会。
お召し物は、黒のロングドレスに神戸三宮のデパートで買ったレースのカーディガンに真珠。
「これ、そごうへ行った時、買うたんよ。」と。

押し絵の「高砂」。

ちぎり絵の「さくら」。

大正9年生まれの今年91歳。
足揉み歴、4年。
初めてお会いした時は、電信柱のように腫れた足で、膝が痛くてびっこを引いておられました。
今は、自転車を乗り回して、どこへでもお出かけされます。

これからも、ますますお元気で頑張ってください。

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美味しいかな?

2011-02-18 01:10:52 | Weblog
ぱくちゃんのストレス解消方、夜中の料理。
ということで、「牡蠣の佃煮」。

播磨灘の相生湾の牡蠣。
去年は、暖冬で全滅したそうだけど、今年は豊漁。
今までは、赤穂の坂越の牡蠣が一番大きかったけど、相生の牡蠣も大きい。

カキフライもお好み焼きも作ったから、初めての佃煮を作ってみました。
ネットのレシピを見たら、山ほどあるけど、これは

酒、砂糖、醤油を各大さじ2、みりん大さじ1を煮立てて、牡蠣と千切り生姜を入れて煮詰めました。煮汁がほとんどなくなるまで、約30分ほど。
そのまま一晩置いとくと、味がしみるそうです。

出来立て熱々を食べて、
「まずくは無いけど、まあこんなもんかな~」
めったに褒めることのないぱくちゃん夫がこういうんだから、美味しいよ、きっと。



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突然、どーした?

2011-02-14 00:43:18 | Weblog
NHK大河ドラマ「江」。

「明智様はどうして叔父上を討ったのですか?」(江)
「わかりません。。。」(明智)

なにー!
そうだったのか。。。
何年も、どうして光秀は信長を殺したのかと考えておったのに、本人にも分らなかったのか。
わけも無くやってしまうこともあるわいな~。

しかし、意図的かどうか、光秀の家臣はどれもこれも目元涼しく賢そうな人ばかりだった。
光秀はよほど、理知的なすぐれものだったんだね~。
ほんと、惜しかった。。。


今日の足揉み。
60代のご夫婦。今日で基本回数終了の8回目。

次はいつにしようかな~と思うほどの回復ぶりだったのに、2月の初めに椅子から転げて顔面強打のご主人。
顎がぱっくり割れて、歯も折れた。
先週は、縫った傷口が腫れ上がって、なんとも言えぬ色をしていましたが、そのほかはお元気でした。

のに、今日お邪魔すると、「歩けないんです。。。」と。
なんで?
顔の怪我と足に何の因果関係があるんじゃ?

先週、施術後の夜、何となくふらつきが出てきた。
翌日の夜、ひどい吐き気。
その翌日から、足が出なくなり、首と肩がパンパンになって激痛。

以前、脳梗塞を起こしたことがあるので、それかと病院へ。
CT検査をしたが、特に以上が見られない。
落ちて、顎を強打した時に首がむち打ちになったんじゃないかとのこと。

続いて、4日ほど前から、腰の激痛が始まって、上を向いて眠れない。
「エビみたいに横向きで寝てるんです。寝る時と起き上がるときが激痛です。」
じっとしてると痛くない。次の動作に移る時が痛い。

腰が痛いから、歩きにくいのか、頭に原因があって歩けないのか良く分らない。。
困った~。
脳に異常があったら、半身の痺れや動きにくさが出るはずだけど、上半身はなんともない。
たぶん、頭は大丈夫。
むち打ちなら、首のせいで下半身が動きにくくなる時もあるかも。
もしや、腰痛は持病になってるってことだから、知らぬ間にぎっくり腰になってるとか?

揉んでみると、頚椎の反射区が少し麻痺気味。
それでも、しこしこ押してると、激痛になってきた。(先週までは、全く異常なしだったのに)
肝心の腰椎の反射区は、左右共、全く有痛がない。
どーして?これだけ痛みがあるのに。

替わりに仙骨が硬い。有痛もある。
手で、痛むところを押さえてもらうと、仙骨より上の腰椎だな~。悩む。。。
圧迫骨折してるんかな?と思ったけど、施術後、机につかまって足踏みしてもらうと、太もも高く上げても腰は痛くない。
圧迫骨折だったらこんな動きはできんじゃろ。違うな。

施術後、足の運びが少し速くなっていたので、効果はあったし自力回復できそうだけど、一体原因は何なんでしょ?
9回目の足揉みは2,3週間後と思って行ったんだけど、明後日もう一度連続で揉んでみることになりました。

変色していた顔の傷は、腫れもすっかり引いて、ほとんど治っていました。
この治りの早さを見ると、免疫力はありそうなんだけどな。

今週脳の、MRIを予約されてるそうなので、ついでに首のレントゲンも調べてもらったら?と
お勧めしました。

何がどうなってるのか、さっぱり分りませんが、足!頑張ってくだされよ。
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90歳、奈良へ行く

2011-02-13 00:04:04 | Weblog
足揉みぱくちゃんの看板娘、愛ちゃん90歳。
右膝がパンプクリンに腫れてたときは、月に3回の足揉みでしたが、近頃は1回でも免疫維持できてます。

姫路から神戸のデパートまで、買い物に行って「こんなん買ってきた。デパートのは品物がええわ~」
同年代と出かけると、杖をついたり、もたついたりでウットオシイからと、お出かけは大抵お一人。
愛ちゃんは、杖もいらんし、背中もまっすぐ。
真っ赤なコートにサングラス。
どう見ても、70代。
電動自転車乗り回し、駅まですいすい。

そんな愛ちゃん、今度はなんと奈良までお出かけしてきたそうな。
甥っ子が家を新築したからと、そのお祝いに自作のちぎり絵を肩にかついで、勿論一人で。

「神戸から奈良まで直通電車ができたから、便利やで~」
姫路から奈良まで、一人でな~。
先日ぱくちゃんは、京都へ行くのにぎょうさん地図を出して、冷や冷や行きましたわ~。

愛ちゃんの年まで、まだ30年以上。
愛ちゃん、あなたのようになれるかな?

腫れてた膝も、すっきりと。
どっこも悪くない健康体。
元々丈夫な体だろうけど、足も頑張ってくれたよね。
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美味でっせ。

2011-02-12 23:27:47 | Weblog


とりがら。一つ38円で購入。

友人が鍋をするのに、とりがらでスープをとって使うと美味しいよと教えてくれました。
で、初めて作ってみたら、これが想像以上に美味!

鍋は勿論、大根の煮物、お弁当のおかずにと鶏肉とごぼう天も煮てみたら、うまい!

作り方は、簡単。
とりがらをさっと湯通しして、後はねぎとしょうがを入れて、ことこと煮る。
(オーブンで、軽く焼いてから煮ると、臭みが消えるそうです、やってないけど)

今の時期、ぱくちゃんちには、ストーブがあるので、そこに3,4時間乗せておきます。
煮えたら、こして出来上がり。

今まで買った事もなかったけど、これからとりがら見たら、ゲット!

友人宅では、出がらしのとりがらをしゃぶるそうです。
まだまだ、お肉ついとるで~、だそうです。
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雪景色

2011-02-12 23:23:03 | Weblog

ぱく家の庭からの景色。


「週末は、冷えます」
テレビの雪だるまの表示どおり、雪がふりましたよ。
地上には積もらなかったけど、山々はうっすら、雪景色。
ほんに、今年は雪が多いね~。

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半日歴女の旅。

2011-02-11 00:03:37 | Weblog
歴女散歩。
京都山科、明智光秀ゆかりのあれこれ。

何年も前から、ずーっとなぜ光秀は信長を殺したのかと疑問に思っていました。
信長に辛く当られて、耐えられなかった。
自分も天下が欲しかった。
自分を神という信長の傲慢さが許せなかった。
どれ?やっぱ、どれもしっくりこないよね~。

と言うことで、前々から山科付近に光秀の足跡があると知って、いっぺん行ってみたいと思っていました。

午前中の足揉みを済ませて、お昼の電車で山科へ。
初めての土地だから、インターネットで出せるだけの資料と地図を握り締めて、いざ。

まずは、山科から市営地下鉄で「醍醐」下車。
小栗栖にある「明智藪」。
地下鉄の駅から15分ほど歩くと住宅地のはずれにありました。
ここで、光秀が八幡宮の神主一族に殺されたという碑。
光秀は何百年もここにいたんだろうか。

次。勧修寺町にある「光秀胴塚」。
地図で見ると、小栗栖からまっすぐ歩いた隣町。
明智藪から1キロ程だったはずだけど、遠かった。
日頃、50メートルと歩かないぱくちゃん、つくづく運動不足を思い知りました。
光秀の胴が埋められてたそうなので、胴を連れて、東山の首塚へ。

また、てくてく歩いて、市営地下鉄「小野」から「東山」まで行きました。
ネットで知った、和菓子屋「餅虎」さんの角を曲がったところに「光秀首塚」ありました。
江戸時代から「餅虎」さんが、ここを管理されてるそうです。
それは、それはご苦労様ですと、少々和菓子を求めました。(美味しかった。。。)

「明智藪」で光秀が「首は知恩院で灰にせよ」と遺言したというが、寺までたどり着けず、少し手前のここに首を埋葬したそうな。
胴よ、首がここにあるよ。
この五輪塔の下に埋められたと言われてます。
知恩院へ行きたかったのなら、行ってみようじゃないのと。
でも、灰にはせんで。今度は、生きてや。

途中の白川に、鴨が沢山おりました。
今の季節、水が少なくてすぐに掴まりそうやったな~。

知恩院へは初めて行ったけど、あまりの広大な敷地に絶句。
京都のお寺の権力ってのは、相当なもんなんだね~。
入った門と、出た門が違ってたらしく、「私はどこにいるのだろう?」になってしまった。。。

無事「東山」駅に着いて山科まで戻り、JRで帰路に。
ぱくちゃんの半日歴女の旅、終了。
2年間、ずーっといつかはと思っていた場所へ行ってこられました。

が、道中ずっと考えてた光秀の動機。
信長の家来の中で、一番賢く、常識人。
神や仏を敬い、将軍を助け、信長にも仕えた。

が、光秀はホントは神も仏も信じていなかったように思う。
万事そつなくこなすけど、なぜかうわべだけ。
外側だけで、中身が分らん。。

信長は「光秀は殻をかぶっている。その殻が彼を小物にしている。自分で殻を破らねば」といいつつ、これでもかこれでもかと挑発して、光秀が爆発して殻を破るのを待っていたのか。

そんなことは、光秀は思いもしなかったんだろうな~。
あの世へ行ってから、しまったと思ったかな。
中国攻めに向かう途中で、向きを本能寺に変えたんだから、全く無計画な仕業だもんね。

あのまま出雲地方へ出陣し、信長が生きてたらまた、違う歴史があったのだろうか。


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