中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

心不全の養生法は?

2018-02-23 02:31:53 | Weblog
俳優の大杉漣さんが、急性心不全で倒れたその日に亡くなられました。
のニュースを聞いて、びっくり!
66歳だから、私と二つ違い。若い~。

心不全の原因は、高血圧や糖尿病、弁膜症と色々あるそうで、一度なると繰り返すからとにかく大事に生活するのがいいらしい。

今、揉んでる86歳女性。
去年の秋に、肺塞栓とうっ血性心不全で、倒れた。
肺の血管が詰まって呼吸困難になる肺塞栓の発作は、数回目。
肺高血圧症と弁膜症も2か所あります、と言う診断。
年内もつかどうかと言われながら、毎週揉みに切り替えて3か月目。

浮腫んでいた足も細くなり、最初は支えてもらわないと歩きにくかったのが今ではすたすた歩けるようになったから大丈夫だろうと、先週、1週間だけお休みしました(どうしても、時間がとれなんだ。。)。

で、今日、2週間ぶりにお邪魔すると、弱ってるじゃん~。ひえ~、無理やったん?
「先週、風邪引いて医療センターへ行ってきました。でも、大丈夫やったんよ」
と言いつつも、息が荒い。
歩き方は?大丈夫みたいやね。

やっぱり、足が氷みたいに冷たい。揉んでるこちらの手の熱がドンドン奪われていく程。
揉み始めて暫くすると、静かになられた。
???息、してはる?
あっ、動いてる。
どうやら、呼吸が安定してきたみたい。

「いい気持で、眠たくなってきました」
はいはい、それでいいんです。ゆっくりお休みくださいね~。
両足揉んで、少し暖かくなりました。
良かった、良かった。

一度心不全になってしまうと、手術ができない場合(この方は手術不可)、浮腫みやどうきとうまく付き合いながら、養生していくしかないらしい。
「もう年やもんね~。こんなもんよね」
と言いながら、とても平静。

毎週揉みの時は、まだ体調が良かったとわれる。
来週も再来週も、とにかく揉ませていただこう。

初めてお会いしたのが、2010年9月。なんと今年で足揉み歴8年か。
翌年の春、「今年は、くぎ煮を54キロ!」と、カルテに書いてる程のスーパーおばあちゃん。

2歳年下のご主人と毎晩、枕を並べて色々お話しながらお休みで、今日も
「私ら、ケンカなんかしたことないよ。皆、なんでケンカするんやろな~」とのたまう。

昨日、YM母上も「夫婦仲良くしてたら、元気でおれるんよ~」と同じことをおっしゃってた。
80代になると、お一人暮らしが増えるんだけど、このご夫婦は本当に働き者で仲良しさん。

「本当に、愚痴をおっしゃらないですね~、お二人共」
「私ら、若い時に苦労してきたから、少々のことは苦労と思わんのよ」と口を揃えておっしゃる。

ぱーぷるちゃんと息子よ。
ずーっと足揉み続けているとね、こんな人達に沢山出会って行くのよ。
でね、生きているってことは、面白くて楽しいことなんやね~って思ってくるの。










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3月30日ね。

2018-02-23 02:14:43 | Weblog
再度、姫路手合せ会のお知らせをば。


日時: 3月30日(金) 9時半~4時半

場所: 姫路市立別所公民館
    
    姫路市別所町別所1717-4  TEL: 079-253-0696
    JRひめじ別所駅から北に徒歩5分
    公民館と近隣に有料駐車場あります。

持ち物; タオル、基本実技のテキスト、昼食、筆記用具

参加費; 500円


2月22日現在、県内外から20名のご参加の連絡をいただいています。
当日は、実技練習のみで、講演会などはございません。

中国足心道の療術師さんであれば、どなたでもどうぞ~。



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術前、術後に足揉みを。

2018-02-23 01:22:02 | Weblog
例えば、最近よく流行っている膝関節の入れ替え手術。

80歳前後の方が夜も眠れないほどの膝痛になったら、先生がお勧めになります。
で、入れ替え手術をされるのですが、しばらくすると、また痛くなったり、思ったほど改善しない場合がある。

これは、長年、膝痛で生活しているうちに、体のあちこちの筋肉や筋、関節が固まってしまって、単に膝関節だけ入れ替えても、他の部分の固まりをほぐしてないから上手く適応しないせいだと思われる。

手術をするなら、その前に、体の固まりをほぐしておく必要があるのでは?と。
術前のリハビリをする病院も出て来て、手術までに数回リハビリに通っておられる方もあります。
理にかなってますね。

今回、大腸の切除手術を受けられた70代男性の場合。

2年弱前から、月に1度の施術をさせていただいてます。
便潜血が出て、大腸にポリープまたは、ガンがあると言うことで先週、切除手術を受けられました。

1月末、奥様が上級実践講座(認知症とガンの反射区のための講習)を受けてくださり、それから手術まで半月間、毎日ご主人の足を揉んでおられました。

ご主人も自分でせっせと揉んでおられたのですが、自分揉みより足を真っ直ぐに伸ばした姿勢で誰かに揉んでもらう方が、より効果的。

手術は腹腔鏡で無事終わり、翌日はガスも出て「順調、順調」と思っていたら、三日目に40度の発熱。
入院先の病院では、インフルエンザが蔓延していると言うことで、検査しても陰性。
一体、何が原因で発熱しているのかも分からず、熱にうなされたご主人がうわごとを言い始めた。

「とにかく、副腎が一番の反射区。間違えたら、超痛いから、ご主人のお顔を確かめながら深~く押してみてください」
と、メールで伝える。
「咳が出て、痰も切れない。」
とのことなので、胸部リンパ腺と横隔膜も、よろしくと、またまたメール。

翌日、「予約キャンセル出ました~」
「主人を揉みに来てください」とのことで、病院へ。

手術以来、絶飲食のまま4日目。
腹腔鏡手術ということだったので、簡単だと思ってたのにチューブがあちこち繋がっている。

「これは何の管でしょう?」
「多分、背中につながってる痛み止めかと」
そーっとよけて、足揉みを始めたら、すやすやと眠ってしまわれた。
昨夜は、高熱で眠れなかったらしい。

「お父さん、今寝たら、夜眠れなくなるよ」と娘さん。
「大丈夫よん。これは、夕べ眠れなかった分を挽回してるの。今夜も眠れるよ」

病室に入った時は、ど~じゃろかい!と思ったお顔も、段々見慣れたご主人のお顔に戻り、施術が終わって脈を測ると、平均値の72まで戻ってた。

上出来じゃん、足!よ~やった。
午前中のCT検査の結果によっては、再手術ってこともあったらしい。
切除部分が化膿してるとか?

大丈夫じゃろ~。
だって、手術前、ずーっと足を揉んでもらって最高の免疫力で手術に臨んだんだよ。
術後も、奥様がずーっと揉んでたし。

そんな体が、そう簡単にくたばるはずがない!(まー、品のないお言葉でごめんね)。

昨日、奥様から「管も外れて、座ってテレビを見るようになりました」とメールが届きました。
「来月は、ご自宅で足揉みさせていただきますね~」

とにかく、どの部分でも手術が決まったら、術前術後に足揉みを!
自然治癒力が最高の状態で、切ったり張ったりしてもらってね。

ガンの治療でよく言われる、
「抗がん剤でガンを小さくして、切除手術をする」ってこと、無理やろ~。

抗がん剤でボロボロになった体に、人工的大怪我である手術の傷を治せる力はないやろて。
それやったら、ガンの部分を切るだけにして、後は足揉みでも何でも自然治癒力が上がることやってた方が、まだ可能性がありそうやね。

ご主人も奥様も、大変お疲れ様でございました。





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春まぢか。

2018-02-23 01:18:27 | Weblog
ようやく、なんとなく、それなりに、春~ですかね。



7段飾りは、今年もギブアップ。ごめんね、皆様。

お内裏様だけ、玄関にお出ししました。
やっぱり、華やかね。
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80代、3人それぞれ。

2018-02-17 23:50:02 | Weblog
テレビに102歳の女性が、出ておられました。

現役の散髪屋さんで、それもお一人でお店をやっておられます。
白いお仕事着をつけて、背中もまっすぐ、とても102歳だなんて、見えません。

こんなかたもいらっしゃるんだな~。
どうやって、ここまで来られたのだろうか。。。

今、施術中の80代の方々3人の女性。

一人目。88歳。お一人暮らし。
去年の秋までは、お元気で大阪まで電車にのってお稽古におでかけされてました。
それが、転んであばら骨にヒビが入り、次に腰を痛めて、胸椎の圧迫骨折。に、心不全の発作。

今は、入院中で、毎週足揉みに行って3週目。
それまでは、月2回の施術で、十分お元気でお友達とランチに行ったり、お家でお稽古したり。

それが、この4,5か月の間にあれよあれよと言うまにほぼ寝たきり。
高齢とは言え、こんなに一気に弱るものだろうか。。。

お2人目。84歳。お一人暮らし。
去年の8月、玄関で動けなくなってるのを近所の方に発見されて入院。
半月後から、毎週揉みを2か月。

その後、老健に3か月入所して、先月末退院後、施術再開。
ヘルパーさん、通所リハビリを利用しながら、お一人で頑張っておられる。

歩行はまだ歩行器を使わないと無理なので、行動に制限があって何事も大変そう。
でも、今週行くと、2週間前より改善している。

下半身は弱っているが、上半身は気力満帆。
「今は、歩行器だけど、すぐに杖になりそうですね」

もう一度、お元気になられるような希望が持てる。

3人目。85歳。
朝6時から、夜9時まで働いている娘さんと同居だが、ほぼ一人暮らし状態。

「もう、そろそろご飯作ってくれないかしら。しんどくなってきたわ~」
と、言いつつ、足が少し弱くなっている程度でお元気。
昼間、たまにデイサービスに行ったり、モーニングに行ったり。
特に、趣味もなさそう。

ご長寿になって、好むと好まざるにかかわらず、長く生きてしまうかもしれない状況。
今から考えておかないと、散髪屋の102歳の方のようにはなれないかも。

一体、どこの地点で、何が原因で、大きく分かれてしまうのでろう。
私自身を実験体だと思っているので、じっくり観察してみよう。

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今月はこれ。

2018-02-17 23:37:58 | Weblog
1月20日のブログに書いた、小学3年生のs君。

今月の読み物は、これ。



「ライザップよりウオーザップ、だって!」と、笑いながら叫んでる。

後で読んでみると、本の中ほどに
「お金をかけずに、ライザップができる。
それがウオーザップこと、ウオーキングです」と書いてありました。

こんなことろまで、読んでいたのか!

月に1度の足揉みで会うだけですが、なんとも楽しみな小学生です。
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向いてますよ。

2018-02-11 23:20:29 | Weblog
3年前に、市村の所で受講されたSさんのご紹介で、今日奈良市からはるばる足揉みにおいでになりました。

奈良って、遠いやん!て思いましたが、
「家を7時に出たら、早く着き過ぎて、コンビニにおりました」って。
奈良市ー姫路市は車で2時間だそうです。早!

で、奈良のお土産、「まほろば 大仏プリン」。



蓋にでかでかと大仏様がプリントされてて、何となくありがたみが滲みでるプリン。

夕食後、息子が一口食べるなり、
「これは、本物や~!ぷっちんプリンみたいに固めたんとは違う」と。
卵と砂糖と牛乳で、蒸したプリンって言いたいのね。

他に、はるばる奈良市からおいでになった理由は、足揉みの認定講習を受講したいから。

「もう、受講おお決めになっているのですか?」
「はい、ただし仕事がありますので、続けては来られません。長くかかっても良いので」

ということで、3月から4月、5月と日程を決めました。

奈良から日帰り講習で数日間。
久々の講習で、院長先生がなくなって新テキストになって、初めての講習。
いつかは、新しい講義録を作らにゃ~と思っておりましたが、いよいよ着手することに。

「今頃、そんなこと言うとんの母ちゃんだけやで」と娘。
そ~やろ、そ~やろ。ほかの師範は、とっくにマスターして、講習やってますやろ。

足揉み終了後、あれも言いたい、これも言いたいと長々引き留めてしまいました。
講習中は、そんなことにならないように、ビシッとやるべし!

「折角ここまで来たので、西国33か所巡りの円教寺へ行ってこようと思います」
と、明るい笑顔で帰っていかれました。

彼女、絶対療術師に向いとるで~!

楽しみが一つできました。









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「ライン!」

2018-02-08 02:06:40 | Weblog
仲間の療術師で、いまだガラケーを使ってるのは、私位で、常々
「もう、スマホに替えたら~?」
と言われつつも、スマホを覚えてる暇なんて、おまへん!と拒否ってきました。

が、「ラインで連絡しあったら、イチイチ皆に聞かなくてもその場で会話できるんよ」と言われても、
「ええねん!イチイチ聞くねん」と言い続けておりました。

と思いつつも、
「やっぱり、スマホかな~」と、ぶつぶつ言うておりましたら、
「僕のあげよか?古いのが3台あるで」と息子。

「えっ?使えるの?」
「今、契約切ってるけど、すぐ繋げるで。」すぐに、繋がるそうな。
「でも、利用料が高いやろ?」
「1000円までやろ」と。

で、とうとう「ライン!」と相成りました。



下段、左から二つ目がラインのアプリ(そんなもん、皆さんご存知で)。

今の所、ライン専用スマホで、他のことには使っていません、と言うか使い方が分かりません。
「ネットを沢山見たら、利用料上がるで」
と言う息子に利用料を尋ねたら、
「700円」
700円って。100円玉7枚?当たり前やんか。もっと高いと思ってた。
simフリーってのと契約しているらしい。
すぐに契約できて、「やっぱり無理!スマホやめる~!」
となっても、すぐ契約解除できるんだって。
契約期間も解約違約金も要らんってことかいな。

どうりで、息子達、若い人がガラケーにスマホ、ノートパソコンにデスクトップと数種類の機種を持ってるはずだね。
「年寄は、ぼったくられとる」そうな。

というわけで、タダの機種を使い、毎日練習中。
ガラケーは今まで通りですから、お間違えのないように!

「一日一メール書く。まずは、文字入力に慣れることやで。」と娘に言われ、夜になると「ピヨン!」と娘からラインが入る。

4日の日曜日、娘の所にスマホを持っていき、「ラインができるようにしておくれ~」。
ダウンロードして、アカウントを決めて設定。なんじゃ、かんじゃとお手間をかけた。
取りあえず、メールができるようにしてくれて、後は兄ちゃんにお聞き。

毎日、娘にラインを送り、分からんメッセージが来たら、息子に尋ね、母はしこしこ練習中。
ふと、亡くなった母に当時70歳くらいだったろうか、メールを教えたことを思い出した。

時、場所構わず携帯をかけてくる母に
「お母さんは、文章書くのが得意やから、メールを覚えたら楽しいよ~」とそそのかし、電話じゃなくてメールを頂戴ね、と教え始めた。

夜中の12時に突然電話がなり、親戚の誰かが死んだんか!と飛び起きたら、
「今、メール作ってるんやけど、分からへんの」と母の声。今頃かい!

片手に携帯、片手に家電持たせながら、これがあーでこーでと優しく教授(したような。。。)。
「紙に書いとこ。」と番号打って、順番に書いた(ような気がする。。)。

そのうち、
「庭のシャクヤクが綺麗に咲いたから、取りにおいで」と、写メールを送ってくるようになり、
親戚のおばちゃん達に、
「あんた達、私と同じ携帯買いよ。そんなら、色々教えてあげられるから!」と上から目線で言うとった。

今の私がそうなんだな~。
車の構造は、さっぱりわからんけど、毎日運転してるがな。それと同じやね。

「習うより慣れよ」

そのうち、皆で、「今年は、いつ手合せ会やる?どこでやる?」
なんてことを、ラインで相談する日がくるかな~

はよ、せんかい!って?へへー。




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足の相談会です。

2018-02-01 22:04:55 | Weblog
お知らせのチラシ。



外反母趾、角質、たこなどなど、足を揉んでいると様々なトラブルを抱えておられる方があります。
普通の靴では、痛くて歩けず、特注の靴をオーダーされている方。

ちょっと遠いですが、足のことでお悩みの方、京都嵐山の京都治療院へおでかけされませんか?
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