中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

ゆっくり着実に。

2018-10-23 21:56:26 | Weblog
1月から揉んでいる、せっちゃん御夫妻。
80代のご主人は、ネフローゼで両足にかなりの浮腫があり、まん丸い足でした。

70代のせっちゃんは、脳梗塞で厳しいリハビリの末、回復されたのですが、お会いした時は、言葉にまだ不安があり、歩くのもほんの短い距離だけ、という状態でした。

息子と二人で月に2回の施術を10ヶ月。
ご主人の足は、浮腫がましになってきました。

せっちゃんの方は、今では物忘れも「年やからね~」ですむ程度。
歩く距離も、1日3,000歩程度は、行けるようになりました。

揉み始める時、私たちは、その方の症状がどうなるのか分かりません。
でも、どんなに高齢でも、その方の力がまだ残っていたら、ゆっくりですが、着実に戻していくんだな、と言うことは分かりました。

「療術師は、最後まで諦めてはいけません。
療術師が諦めたら、それで終わりです」
と、院長先生に昔言われました。

末期のガンの方の施術の時でも、この言葉を思って最後までその方の力を信じて、揉んできました。
残念ながら、末期ガンの方が回復されることはありませんでしたが、このせっちゃん御夫妻のように、特に重篤な病気がない場合、
脳は戻していくんだなと感心します。

まだ、1年も経っていないので、まだ身体の症状改善のレベルですが、このままずーっと揉み続けていくと、気力が変わってくるんだろうな。
気力が上がってきたら、考え方が変わってくる。
考えが変わってきたら、生き方がかわる。

まだまだ楽しみな御夫妻です。






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どうしたい?

2018-10-23 21:29:24 | Weblog
神戸のリハビリ病院に入院中のちいちゃん、94歳。

リハビリのおかげか、ほんの数秒なら自力で立っていられるようになりました。
自力で立つことができると、車椅子でトイレに連れていってもらうことができます。

「オムツの中でしてください」って言われなくて済みますね。
でも、関節入れ替え手術をした右膝が、動かすとなぜか激痛。
車椅子への移譲が辛そう。

人工関節の耐用年数は、今のところ15,6年だそうで、それを過ぎると関節が外れたりして激痛になるそうな。
ちいちゃんは、まだそんなに経っていないから、当てはまらない。
なぜ、そんなに痛む?

リハビリ病院のカリキュラムは土日も休まず、ハードで、確かに疲れる。
「もう、老い先短いのに、ゆっくりさせて」とおっしゃる。
理学療法士さんに励まされて、なんとかリハビリに行かれたけど、気持ちはわかるな~。しんどいね~。

かと言うて、ほぼ寝たきりのちいちゃんを自宅で介護というのも難しいだろうな。
このまま嫌いなリハビリを続けていくことが、ちいちゃんにとって、プラスなのかマイナスなのか、他に手はないのか、足揉みに行くたびに、考えてしまう。

お隣のベッドに新しく入られた女性は、どうやら認知症らしい。
一人で、なにやらお話したり、歌を歌ったりされている。
ここに来られるまで、どんな人生だったのかな~。

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こんなふうになってるのか!

2018-10-23 21:13:10 | Weblog
この世は、こんな仕組みになっているのか!の、本。



3次元だけで生きてる人と、そうでない人との違いが分かる本。



まだまだ知らないことだらけだな〜。
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プラスの誤作動。

2018-10-19 00:56:23 | Weblog
脳が誤作動を起こすってのは、先日書きましたが、今日の足揉みの方から、面白いお話を聞きました。

昔、バイクに乗ってて、車とぶつかる事故を起こしたんです。
バイクは、無茶苦茶で、顔から血がぼとぼと出て、えー!!!って、なりました。

相手の車の方に病院へ運んでいただいて、自分で歩いて診察室に入ったんですよ。
「先生、顔から血が出て。。。」
と言うと、先生が、
「あんた、顔よりこの膝の方がひどいよ。
骨折かヒビが入ってるで。」

と、言われたとたんに、歩けなくなってしまったんです。
診察室へ入るときは、自分で歩いて入ったし、痛みなんてなかったのに、先生に膝が、って言われて膝の怪我に気がついたら歩けなくなりました。

って。

脳は、気がついてなかったのか、勿論知ってたけど、本人の自覚がない間は、痛みを感じさせなかったのか、どっちだと思います?

先日、車椅子で88歳の義母さんをサービス付き高齢者住宅に入れた方。
「その後、お母様、落ち着いておられます?」
「それが、歩けなかったはずなのに、今では、元気で施設の中を歩いています。
この間まで、歩けなかった人だとは、思えません」って。

このお母さんは、認知症です。
どうして、歩けるようになったのか、リハビリで入院していた病院の先生も不思議がっておられるそうです。
認知症で、自分が歩けなくなっているってことを忘れてしまったと言うことでしょうか。
リハビリをやりたくなかっただけで、本当は、歩く機能には問題がなかったのでしょうか。

それとも、歩けなかったのがなんらかのきっかけで、歩けるようになった?不思議です。
おまけに、ものすごい力がでるようになって、手を引っ張る力がすごいので、今は男性のヘルパーさんがついてるそうです。

いつも思うけど、4年前の御嶽山の噴火の時、骨折してるって気がつかなかった人は、麓まで痛みを感じないで下りて来られたんじゃないかな。
今回のバイク事故の方の話を聞いて、ますますそう思うようになりました。
常識以上のことを脳はすることがある。また、できる。

やっぱり面白い、人の体って。





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どこまで行くの?

2018-10-19 00:42:37 | Weblog
今日は、朝から良い天気ー!

なので、布団でも干しましょ、と夫と自分の敷布団をとりあえず、階段の下まで持って行っとこ。
と、敷布団2枚を抱えたまま、階段下まで来たら、
このまま2階のベランダまで上がれそうな気がした。

前にも、こんなこと書きましたね。
40代の、まだ足揉みなんて全くしてなかった時は、布団1枚抱えて2階へ上がるのがやっとこせ、でした。

あれから20年!
2枚抱えて、上がって干した。

我ながら、マジ!?なんで、上がれるの?と思いつつ。

筋肉がついたんやね~。
毎日、力仕事を10年以上続けて、こんなことになるなんてね~。びっくり!

自分の体が、確実に変わってきてると思いますが、これもその一つ。
面白いです。
今晩は、ふかふかお布団、いい気分~。
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首が、どーしよーもなく痛い時。

2018-10-18 23:27:11 | Weblog
ある日、息子が、

「首が回らん」と。
「どこぞで、借金でもしてきなはった?」
「しとらん!」


先月の中頃から、息子の首が痛みで動きにくくなった。
肩も痛くて、首は上下左右とも動きにくい。
ま、足揉みするには首を動かす必要はないから、大丈夫やろ!
と、ええかげんな母ちゃんに言われ、仕事を休むことはなかった。

息子は、Mちゃんと私が月に1度ずつ施術している。
そういえば、7月頃から、足がぷっくら、とか指先の冷えと、カルテに書いてあった。
クーラーを24時間つけっぱなしだから、レッグウォーマー履きなはれや、と忠告はしていました。

ちょうど、娘夫婦が帰省してきたので、2回整体をやってもらったが、改善しない(すでに、改善できる域を超えていたのか。。。)。

9月23日、足を揉んでみると、いつもは60台の脈拍が90になっている。
足は、冷たいと書いています。

翌、24日も連続足もみ。
脈拍は、正常に戻っている。60と54。
が、首は横を向けない。

9月27日、脈拍72と60。
足の冷え、特に、側面と踵、足首の冷たさ。施術後、少しましになった。
23日に比べて、足の状態は良くなっている。

この日、ドラッグで一番キツイ湿布を購入。
7枚しか入ってないのに、なんと1800円。高ー!!!
おまけに、注意書きに「1日1枚だけ貼る。7枚使って改善しないときは、この箱を持って病院へ行き、箱を見せてください」とある。

9月29日、脈拍72と60。正常やね。
冷えはましになっているが、全体的に足がぷっくらしている。
前日の稲刈りの疲れか?
首、肩の痛みに変化なし。

湿布3枚目。

首と肩が痛かったら、ベッドから起きるのが大変なんやね~。
28日の稲刈りの日に、時間が来ても起きてこないので、様子を見に行ったら、芋虫か尺取り虫のような状態で起き上がるのに、難儀してました。
久しぶりに、息子の手を握って、引っ張り起こしました。せ~の!

9月30日、脈拍60と60(この日から、ずーっと60台で安定)。
足が温かくなっていました。
が、依然とぷっくら感はありました。
肩、首の痛み変化なし。
田んぼの作業で両足の親指を痛めて、大脳の反射区押せなくなった。(残念!)

湿布4枚目。

10月1日。朝起きるのが、少し楽になってきた。
10月3日。かなり起きるのが楽になっている。湿布、最後の7枚目。痛みが和らいできた。

10月4日、6回目の施術。脈拍両足、66。
足の冷え、全体に冷たいのでなく、まだらに冷たい。
首の痛みは、ましになって、少し右に向けるようになった。
この頃から、朝起きるのは、大丈夫になった(脱、芋虫)。

10月10日、月に1度のMちゃんの施術。強烈な有痛やったらしいけど、改善は進んだんちゃう?
肩、首の痛みはほぼ解消。

10月17日、8回目の施術。脈拍66と60。
足、少し冷たいが、首、肩の痛みは消えている。
下向きになると、少し首の突っ張りがある程度。

今日、18日、息子の部屋から、掃除機の音がする。
体が問題なくなったので、ゴミ箱部屋の掃除でもしとるんかいな。よかよか。。

今回の息子のひどい痛みは、夏のクーラーの冷えと思われます。
息子の部屋に入ったとき、ちょうどクーラーの吹き出し口の下に、普段息子が座っている椅子がありました。
「これや!痛みの原因は。首肩、直撃やんか!夏中、冷やされて、固まったんやで。
来年までに、模様替えしなはれ。」

9月23日から、10月17日まで、8回の施術で改善。
9月の終わり頃、揉んでるのに全く改善せず、ひどい痛みが続いているとき、さすがの私も、
「病院、行ってみよか?」と、言いました。

「行って何するん?」と、息子に言われて、
「そーやけど、この痛み、どないかしてもらえるんちゃうやろか~。」
と、病院に期待したくなった。

整形外科でダメだった方を何人も揉んできたけど、目の前に痛みをかかえた息子がいたら、やっぱり弱気になったね~。藁にもすがる。。。

上に書いたとおり、症状の改善は施術回数が5回目を超えたあたりで、一気に出てきましたが、それまでは、毎日毎日、
「変わらん、起きるの痛い」
ばっかりでした。

でも、足の様子は揉む度に、改善していたんですよ。
足の状態は毎回、良くなっていきましたけど、首の痛みの改善に至るまでにタイムラグがありました。

院長先生が、「中国足心道の改善というのは、徐々に、じゃなくてある日突然、一気にでてくることが多いです」
とおっしゃってたとおり、9月30日の施術以降、10月1日、2日、3日とサクサク戻っていきました。

へー、やっぱりね~。

同居している息子だったから、様子を見ながらせっせ、せっせと揉めましたが、離れている家族だったら、こうは行かなかったですね。
息子には、申し訳ないけど、いい勉強になりました。

いつ、どのタイミングで揉んで、どれだけの施術で改善するか。
自分の体と家族の体は良い実験材料です。

療術師の皆様も、機会があればお試しくださいませ。
勿論、健康で足揉みなぞ、必要ないのが一番ですけどね。







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何して遊ぼ、脳ちゃんよ!

2018-10-16 02:10:14 | Weblog


神戸までの電車の中で読んでた本です。

図書館で茂木さんの本を数冊借りて、「脳とは?」と、今更ながら勉強中。

いやいや面白い!

「脳は、何が起こるか分からないことが好き」という項目がありました。

人間の脳は、もともと、「何が起こるか分からない」という偶有性が大好きなのです。
どうなるか分からないことをやってこそ、脳が元気になれるからです。

人間の脳の限界がどの程度のものなのかなど、科学的に断定することはできません。脳の成長可能性は無限といってもいい。
何歳になっても、学ぶことができるのですから。
それを妨げているのは、自分ができることには限界があるという、思い込みです。
「お前たちはもう、これ以上できない」
「おとなしくしていなさい」
冗談ではありません。私たちは、できます。


と書いてあります。

私の好きなスティーブ・ジョブズさんも「限界を決めるな!」と言ってますし、YMおっちゃん母にも、同じことを言われました。

電車に乗って神戸に行って、乗ったことのない地下鉄の駅を探して乗り、行ったことのない所へ行く。
私の脳は、さぞやウキウキしていたでしょう。
その証拠に、帰ってきても全く疲れがない。
すぐに、夕御飯の用意にかかれたし、今は、もう2時近くですが、まだブログを書く気力もある。

お前、楽しかったんだね、脳ちゃんよ。
あいや~!
そーか、そーか。

病院は兵庫区にあり、その昔、平清盛が港を作った場所が近くにあるらしい。
今度は、そこへもついでに行ってみたいし、神戸駅の改札前に、スーパーも見つけた。
今度は、神戸の何か美味しいもん買って帰るぞーと思いました。

60も回ったこんなおばちゃん、誰が見てるわけでもなく、なんでもかんでもやりたい放題。

今揉んでる60歳女性。
少々、プチ欝で、同じように好き勝手しなはれ!大阪でも京都でも、行っといで~とハッパをかけるんだけど、なかなかスタートが切れない。
途中で、無理だと思ったら帰っておいでよ、いつもと違う行動したら、何かが変わるかも~って。

茂木さんの本を読んでると、機会を与えてやればあとは、脳が勝手に動いて働くみたい。
環境の変化に合わせて、脳が体を変えて行くみたいね。

ここ最近の夏の暑さときたら、異常でしょ?
でも、私は、人間の適応力の凄さってのを何となく信じてた。
それが茂木さんは、脳の働きだって言う。
変化すればするほど、脳は元気になっていくって。

足揉みも、亡き院長が「施術がマンネリ化したら、脳に反射しなくなりますよ。脳は、とっても飽き性だから」って言ってましたね。
癌の方の施術を毎日するときに、同じ施術にならないように、脳を飽きさせないように、あっちから、こっちからと変化をつけていました。

「火事場のクソ力スイッチ」というのが脳にはあって、激震のような変化が来たときにポーン!って入るんじゃないかと思っています。
毎日、毎日同じことをやってると、一生くそ力スイッチには会えないから、もう無茶苦茶やってやろうじゃないかいさ。

恥をかかせたら可哀想な親たちもお参りしたし、子供達にはとうに諦められてるし、あら~、怖いものなしだわさ。

ではでは、明日から、また、脳を楽しませてやりましょうか。
ふうこちゃんも、やったことのないこと、何かないかしらん?


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回復期リハビリで。

2018-10-16 00:23:34 | Weblog
10月1日にアップした、ちいちゃん94歳女性。

神戸の回復期リハビリ病院に転院されました。
で、先週の日曜と今日と2回、足揉みに行ってきましたよ。

電車に乗るのも久しぶり~、神戸市営地下鉄に乗るのは初めてのこと。
とにかく何でもやってみるのは、脳に良いことじゃ!と言うのが持論のわたくしめ。

病院の最寄り駅の改札を出たら、出口があっちとこっち180度違う方向にある。
どっちへ出るんじゃろ?

「すみませーん!0病院へ行きたいのですが、どっちの出口でしょ?」
いつでも、どこでも誰にでも、すぐに聞けるのは、おばちゃんの特権か。特に、関西のおばちゃんはアンタも私も皆友達、友達ー!
え?わたしゃ、違う?そんなことありまへん。

病室に入ると、あら、まあ。
お洋服着てはる~。ピンクのセーターにグレーのパンツで車椅子に乗って。
いや~、7月に入院して以来、パジャマ姿しか拝見しておりません。
やっぱり、ええな~。
元気が出ます!

手術をされたK市の病院は、重篤な方が多かったのでしょう、なにやらマイナーな空気が立ち込めて、疲れる病院でした。
ここの回復期リハビリ病院は、暖かい。。。
紙パンツを配ってるお兄さん(多分看護師さんやろけど)も、明るくてコンビニのお兄ちゃんみたいな雰囲気やね。

理学療法士さんや看護師さん、途中で来られたのはお医者さんだったようで、看護師さんと同じ服来てはるから間違えた。
今日も来られたけど、ちいちゃんの目の高さになるように、くまごろうーのような体(太め)でベッドサイドにしゃがんで、ちいちゃんに病状と薬の説明をしておられました。

昨夜から何の熱かわからないけど、発熱してそれを薬で治療するみたいでした。
熱があってしんどいということで、今日はベッドの上でのリハビリ。
お若い理学療法士の女性が、ちいちゃんの足を上げたり下げたり、倒したり、曲げたり。

大腿骨骨折の手術後、あんなに痛かった足が今は全く大丈夫なんやね~。
94歳の回復力も大したもんじゃ。
私が足揉みに来たんですと言うと、その彼女、
「以前、台湾で足揉みに行ったんです。
揉み終わって、あなたは頭が悪いって言われてショックでした」と。

いやいや、それは、頭がアホというんじゃなくて、頭痛やめまい、高血圧、寝不足に不眠。
そういう、頭に関する問題があるのでは?って言うことだったんでしょう。

そういえば、その頃、寝不足が続いていました。
それそれ、そーそー。足の親指がきっと硬かったんですよ。
今日のちいちゃんの右親指もかなり有痛がありました。

お仕事のお邪魔にならない程度の会話をしながら、リハビリを見学させてもらってました。

回復期リハビリ病院というのは、すごいですよ~、カリキュラムが。
今日のちいちゃんも、午前中に2時間、午後に1時間のリハビリがありました。
予定表を見ると、土日も休まず、毎日3,4時間のリハビリ。

お年寄りにはきついな~と思っていたら、後ろのベッドの85歳の女性。
「○○さ~ん、リハビリの時間ですよ。行きましょうか~」と可愛い女性が誘いに来られました。
が、
「今日は、勘弁して。もう疲れてるねん。明日は、絶対行くからね、今日は休ませてー」とお願いしてる。
「そんなこと言わんと~。ちょっとだけでいいから、行ってみよ。」
「私ら85歳にとっては、こんなこと疲れるんやでー。頼むから、休ませて!」
「そんなら、寝てていいから。マッサージだけ、しに行こ」と、かなり、頑張る。
「そんなこと言うんやったら、もう帰る!私の家、ここから5,6分やからすぐ帰れる!」と、とうとう怒ってしもた。
その後、別の理学療法士さんが来られたけど、無理やった。

今日は、ちいちゃんも熱があるから、ベッドの上やったけど、毎日こんな攻防戦をやってはるんやろか。。。
ちいちゃんのリハビリをやってた理学療法士さんも、ある程度回復するには、年齢も関係あるんですって言われてましたね。
かと言うて、放っておいたら人間の体って、内側に曲がってしまうから、バッタみたいに変形して固まってしまう。

昔、ヘルパーの資格をとってる時に、施設で実習中にそんな方を見ました。
手足が内側に曲がって、入浴のために着衣を脱いでもらうのに、それはそれは大変な思いをされていました。

あんな風にならないためなら、少々きつくても、頑張れ、ちいちゃん!後ろのおばちゃんも!てことになる。

帰りのエレベーターで、歩行器を押したおじいちゃんと看護師さんとの会話。
「わし、こんなに痩せてしもて、もう戻られへんな~」とおっしゃる。何か重篤な病気の回復期かしらん?
思わず、
「私の父も胃がんの手術後、針金みたいに痩せてしもたけど、88歳で死ぬときは、十分、豚になってました。
大丈夫ですよ、戻ります。頑張ってね!」

最近、ますます関西のおばちゃん化が激しい。気がついたら、口に出とる。
ま、いいか!




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理解不能。。。

2018-10-14 22:48:46 | Weblog
信ちゃん、79歳女性。
足もみ歴、2年と3ヶ月。

いま、彼女のカルテを最初から読み返していました。

2016年7月、最初の施術。
その年の2月に、脳梗塞で入院。体に後遺症はないが、言葉が出にくくなった。

7月というのに、足はひどく冷たくて、浮腫もかなりありました。
その月は3回の施術で浮腫は少しましになったと書いています。

8月も3回の施術。
浮腫は段々ましになって、言葉も施術の途中からスムーズになる、と書いています。
この頃は、朝1時間程の散歩が日課で、電動自転車に乗って、3,40分程の距離ならお買い物、病院通いも行けていました。

9月、10月、11月は月に2回の施術。
浮腫がましになって、言葉は相手の見えない電話の時は普通に話していると書いています。
神戸の娘さん宅に行ったついでに、京都と大阪の友人に会いに行った、お元気、と書いていました。

11月の最後のカルテに、「2月、病院を退院後、発語に異常がでた。言語障害は、脳梗塞のためではないのか?」と書いています。

12月以降は、月に1度の施術になりました。
生活は変わらず、毎月、体調良好と書いています。
時々、娘さんと喧嘩をし、ご主人の愚痴もちらほら。。

4月から、首、肩、頭痛があると書いてあり、耳鳴りもあるが病院では、特に異常なしと言われた。
6月は気分が滅入るとひどい。言葉が出にくいと言いながら、7月には、友人と神戸までお買い物に行っている。

6月に白内障の手術。
8月のカルテには、「自覚症状がないのに、勧められるままに(誰の勧めかは不明)手術になって、せんで良かった」と後悔していると書いています。

思えば、この頃、少し内容が不明だったか。。。

9月、後頭部が痛くて、ふーっとなる。
自転車で、40分程の歯医者にも行けているが、遠くてしんどいのでやめたいが、先生が来いと言うそうな。

寒くなってきたのか、10月からは毎月足の冷えと書いてあるが、施術後温まる。

毎月1度揉んでいて、今年の2月までは全く前兆すらなく、3月にいきなり、「最初、たどたどしい言葉で理解不能な話を勢いよくされたので、認知症かと思った」と書いている。

今、10月ですから、約半年前です。
その後、続けて「途中、足が温かくなって少し落ち着いたが、話の内容は不明。体調は良さそう」と書いています。

4月、話の内容がわかりにくくなってきたので、月に1度では、足りないと思って回数を増やしてもらうよう提案したが、没。
5月、6月、浮腫もなく足も温かく、体調も良いのだが、意味不明のお話。
後で考えると、介護サービスが入ってヘルパーさんが来るようになったらしいと判明。

この頃、信ちゃんを紹介された友人が足もみに来られて、同じように「意味不明のことをおっしゃって、どうなってるんでしょう」と。
この彼女は、最初から、「一昨年、脳梗塞される前から、少し変なことはありましたよ」と言われていましたが、私は特に気がつきませんでした。

7月、8月は月に1度の施術。
8月、話の内容を想像するに、デイサービスかショートステイに行くのか、初めて、予約ができないので一旦足もみを中断します、とのこと。

子供さんが介護の窓口になられたようなお話で、良かったな~と。

9月、電話がかかってきて、足もみのご依頼。(足もみのことを覚えておられたのか)
この時、10月のご予約もされました。

9月末、再び、電話で足もみのご依頼。
最初、理解不能な話から始まって、言葉も出にくいが、途中から落ち着いてお喋りができる、と書いてあります。

10月上旬、再びお電話を頂いたが、数日後にご予約されていますよ、と言うことで今日、行ってきました。
先月、自転車を取られたと話されて、それは大変でしたね~とお返事したけど、今から考えれば、ご家族が隠されたんだね。

5月のカルテには、30分程のスーパーに買い物に行ったと書いてましたから、その後、迷子にでもなられたのかも。
今日は、先にケアマネさんが来られていました。

一生懸命、ケアマネさんにお話されているんだけど、何の話かわからないのだろう、適当に相槌を打たれていました。
今日も、最初勢いよく、意味不明のお話をされてスタートしました。

話されている人物が近所の人なのか、介護の人なのか、娘さんなのか分かりません。
でも、何かを訴えておられることはわかるのですが、残念ながら意味不明でした。

途中から、内容がいつもの会話になり、話の中身もわかるようになってきました。
言葉も途中からは、比較的スムーズに出てきます。
施術後、果物までだしてくださり、二人で柿やりんごを食べました。
最後の30分は、普通のおばちゃん二人の会話です。

長々と書いてきましたが、今まで、施術していた方が認知症を発症した例はないのです。
お一人だけ、インタフェロンを投薬された80代が副作用なのか認知症状が出たことはあります。
でも、1年程かけて戻られました。
残念ながら、今は途絶えてしまったので、その後どうなったのかは、分かりません。

すでに認知症を発症されている方は数人施術しています。
実家の父もそうでした。
どの方も、今のところ進行は、穏やかです。

信ちゃんの場合、今年の初めは、まだ普通に会話していたのに、この急速な認知の進み方は異常にしか思えません。
一体、何があったのでしょう。
まだ、半年です。半年で、意味不明の話を一生懸命訴えておられる。

ご家族は、耳の遠いご主人だけで、経緯を聞くすべもありません。
アルツハイマー型の認知症でしょうか。
でも、足を揉んで血流が上がると普通になるなんて、アルツハイマーでもなさそうな。。。

予約をされるのは、もう無理かと思って「また、お電話くださいね」と帰ってきましたが、果たして覚えておられるでしょうか。



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美味、栗ごはん

2018-10-06 07:22:24 | Weblog


栗をいただきました。

初めて作った栗ご飯。
塩だけの味付けでこれほど、美味しいのかと感激。

「ほれほれ、食うてみ!」と、夫と息子に勧めたが、
「イラン!」と一蹴された。

そーか、そーかと娘に新米と一緒に送ったら、二人で美味しく食べたそうな。

ごちそうさまでした。

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