実家の父を連れて、病院へ。
この時だけ、廊下の隅にある血圧計で、ぱくちゃんは血圧を測ります。
で、今日の分。
正常ですね。よかよか。
9月17日から23日まで、毎日自宅から1時間かかる病院へ足揉みに通っていました。
去年の4月から施術しているすい臓癌の85歳女性。
今年に入ってから、毎週の施術になっていたのですが、7月に入り背中の痛みを訴えられた所、癌が胆道を圧迫して、胆汁の流れが悪くなっているとのこと。
胆道にカテーテルを入れて、そのあとステントで固定して胆汁を流れるような手術をするということで8月に入院されました。
どこまでもおっかけをするぱくちゃんは、それ以来毎週病院へ施術に行っていました。
このへんのことは、院長先生に送ったメールをそのまま載せます。こういう状態でした。
院長先生、こんにちわ。
先日、回答をいただいたすい臓がんの女性のその後です。
閉塞性黄疸の治療で、胆道のカテーテルとステントの挿入手術。
カテーテル手術は無事終わって、きれいな胆汁が排出され、術後も座って施術できるくらいお元気だったのですが、
ステントを挿入する時、「器具が肺をかすめた(主治医の先生のお言葉)」ため、肺が炎症を起こしたらしく、胸水が溜まっています。
癌の肺転移かと思ったのですが、転移じゃなく右肺の炎症と、左肺が肺炎を起こしかけてるということです。
胸水をうまく抜くことができず、痛みと呼吸困難があります。
ステントの手術は無事終わったのですが、このハプニングのため、危険な状態になっています。
今日は、足首から下が浮腫み、呼吸も荒かったのですが、施術後浮腫みはとれて、呼吸も楽になりました。
体温は37,3度、血圧も安定しています。
主治医の先生は、人工呼吸器の装着と、せめて夜だけでも、痛みがなく眠れるようにとモルヒネの使用を勧めておられます。
荒いとはいえ、自発呼吸がある患者さんに人工呼吸器をつける必要があるのでしょうか。
夜ぐっすり眠れて免疫が上がれば炎症も治ると思うので、モルヒネの使用は良いと思いますが、いかがでしょう。
主治医の先生は、このまま良くなることはないと言うことか、今なら自宅へ連れ帰れますよとおっしゃるそうですが、ご本人はこんな状態では退院できないでしょ、と強気です。
私の母の場合は、とにかく家に帰りたいと、しきりに言ってましたので、えらい違いです。
とにかく、今回はすい臓癌で危険な状態になってるんじゃなく(CEA値は2.8です)、手術の手違いで炎症を引き起こしてるので、なんとか炎症を治すことはできないかと思っています。
今日から、毎日行けるときは通ってみることにしました。
浮腫みと呼吸の安定が1日もっていればありがたいです。
何かアドバイスがありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
この頃は、一進一退で毎日病院へ施術にいきました。
ぱくちゃんちから、施術時間も入れると、往復3時間。
夜討ち朝駆けで、とにかく1日のどこかの時間で通いました。
朝の8時におはようございます、夜の8時にこんばんわ~と、迎えるご家族も「まぼろしかと思った」と言う程でした。
またまた、この辺の事情は院長宛のメールで。。。
17日から毎日通ってる85歳すい臓がんの女性、一進一退の日々です。
17日は100以上あった脈拍は80台で安定し、血中酸素の数値も今は90以上をキープしています。
ただ、今日血中の二酸化炭素量が増えたということで、酸素吸入の数値を9から7に落とされました。
酸素が少なくなると、しばらくは苦しい様子でした。
免疫が落ちて血小板の数値が減っているということで、採決後の出血が止まらないということもありました。
数値は安定しているのでしょうが、呼吸がなかなか収まりません。
昨日は、比較的安らかにうとうとお休みだったのですが、今日は手をばたつかせたり、寝返りをうったりしながら、肩で息をされていました。
母の場合は、自力で寝返りなぞ全く不可能だったので、まだお元気かと思うのですが、呼吸が安定しないので見ているととても辛そうです。
酸素マスクをつけながらも、ご家族と会話をしたり、ご自分で飲みたいものを指示され口から飲んでおられます。
足の浮腫みは左はほぼ解消、右はまだ膨れています。
右肺に炎症があるのと胆道の手術が右だったので、右足にかなりの浮腫みがあったのですが、少しはましになりました。
院長先生のおっしゃるとおり、循環原理で主に施術しています。
というか、今日は足があっちへいったり、こっちへいったりしていたので、右足の反射区にどれほど入ったか怪しいです。
右足の足首から下に浮腫みがあるのですが、揉むととれます。ふくらはぎは、もう浮腫みがありません。
肩呼吸の様子を見ていると、かなり危険な状態だと思うのですが、意識もはっきりされています。
17日からは増悪期だと思って、毎日通っているのですが、さすがにへばってきました。
呼吸さえ安定してきたら、かなり楽になられるのですが、この呼吸の辛さはやはり、肺炎のせいでしょうか。
点滴注射の中にステロイドを入れてあるのですが、私も勿論、副腎ごり押しです。
今日、最後のメールを院長先生に送りました。
残念ながら、23日逝去されました。
経過の続きと亡くなる状況を書いています。
その後のレントゲン検査で、網の目のように白くなっていた左の肺炎も回復し、右の胸水もとれていることがわかりました。
これで、呼吸が楽にできるはずと思っていましたのに、今度は血中の二酸化炭素量が減らず、酸素の量を7から3、すぐに2へと減らされました。
次々と問題がでてきて、まるでもぐらたたきのようでした。
ずーっと酸素マスクで口元を覆ったままで、二酸化炭素を逃がすところもなくまた吸ってしまうでしょ?
これでは、いつまでたっても二酸化炭素の量が減らないのではないですか?(単純にそう思いましたが)
亡くなるまで、足が浮腫むことはなく、尿もちゃんとでていました。
肺炎も改善したのに、なぜ亡くなってしまったのでしょう。
この間、癌はまったく動いていなかったと思います。(肺も、肝臓も腎臓も正常です、とおっしゃいましたから)
輸液の点滴をしていたとは言え、85歳という高齢で、体力がもたなかったのでしょうか。
亡くなる前日の朝施術に行ったとき、夜中の付き添いをされていた息子さんと二人の男のお孫さんが、酸素マスクのせいでしょうか、膨れ上がった唇に薬を塗って乾いた口に スポンジで湿らせてお茶を飲ませてあげていました。
それを最後に、今まで足や手を動かしていたのが動かなくなり、そのまま翌日なくなりました。
今思うと、そのときがお別れの時だったのだなと。
ご先祖様をとても大切にされてるおばあちゃんだったので、60代の息子さんと後を継ぐ、30前後の二人の男の子が一緒に看取りをしてくれて安心されたのだと、そんな気がしました。
ご本人の足揉みと一緒に、疲れたご家族の足も病院で揉みました。
亡くなる前1週間は、一族の方総出で24時間の付き添いを頑張っておられました。
最後の日もお孫さんの足を揉んでる側で、「市村さんに揉んでもらうとパワーがつくで!」と。
その通りで、最近は肉体の症状の改善もさることながら、気力、精神力の向上、果てはその方の性格まで変えてしまう(温厚になられます)力があることに驚いています。
半月前は、遠くてとても市村一人では揉みに行けませんとメールした所へ、結局終盤は一人で毎日通うことができました。
人間、やれば何とかなるもんですね。
朝、7時過ぎに出て8時に病院着、帰りは高速をぶっとばして、10時に帰宅して自宅で施術、なんて日もありました。
下手糞な運転で、よくも事故も起こさずに。。。
明日の夜がお通夜になっているので、お別れに行ってこようと思います。
去年の4月から、1年半のお付き合いでした。
余命は(去年の)6月ですよ、と言われた方が、今年1月と7月にお孫さんの結婚式に出席することが出来るほどお元気で過ごされました。
抗がん剤を飲んでいなかったら、もっと元気だったかも。
色々アドバイスありがとうございました。
院長先生が、自分達の後ろで支えてくださってると思うと、とても心強いです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
以前、どこかで「人は癌で死ぬんじゃない、癌の治療で死ぬんです」と聞いたけど、今回の場合、胆汁を流す手術は必要だったけど、もし肺炎を避けられてたら、まだまだお元気だったのではないかと思います。
自分がもし癌告知されたら、病院じゃなくて中国足心道で週に1度の治療を選択するだろうと、いや癌に限らずすべての病に対して中国足心道を使おうと、ますます強く思い始めました。
怒涛のごとく1週間が過ぎました。
思えば、去年の今頃は、実家の母の足揉みで同じような日々を過ごしていました。
ほとんど、晩御飯が当らなかったぱくちゃん夫と息子よ。
ご協力感謝!
これからも、よろしくたのんまっせ。
母ちゃんがこれから後戻りすることはないよ。
この時だけ、廊下の隅にある血圧計で、ぱくちゃんは血圧を測ります。
で、今日の分。
正常ですね。よかよか。
9月17日から23日まで、毎日自宅から1時間かかる病院へ足揉みに通っていました。
去年の4月から施術しているすい臓癌の85歳女性。
今年に入ってから、毎週の施術になっていたのですが、7月に入り背中の痛みを訴えられた所、癌が胆道を圧迫して、胆汁の流れが悪くなっているとのこと。
胆道にカテーテルを入れて、そのあとステントで固定して胆汁を流れるような手術をするということで8月に入院されました。
どこまでもおっかけをするぱくちゃんは、それ以来毎週病院へ施術に行っていました。
このへんのことは、院長先生に送ったメールをそのまま載せます。こういう状態でした。
院長先生、こんにちわ。
先日、回答をいただいたすい臓がんの女性のその後です。
閉塞性黄疸の治療で、胆道のカテーテルとステントの挿入手術。
カテーテル手術は無事終わって、きれいな胆汁が排出され、術後も座って施術できるくらいお元気だったのですが、
ステントを挿入する時、「器具が肺をかすめた(主治医の先生のお言葉)」ため、肺が炎症を起こしたらしく、胸水が溜まっています。
癌の肺転移かと思ったのですが、転移じゃなく右肺の炎症と、左肺が肺炎を起こしかけてるということです。
胸水をうまく抜くことができず、痛みと呼吸困難があります。
ステントの手術は無事終わったのですが、このハプニングのため、危険な状態になっています。
今日は、足首から下が浮腫み、呼吸も荒かったのですが、施術後浮腫みはとれて、呼吸も楽になりました。
体温は37,3度、血圧も安定しています。
主治医の先生は、人工呼吸器の装着と、せめて夜だけでも、痛みがなく眠れるようにとモルヒネの使用を勧めておられます。
荒いとはいえ、自発呼吸がある患者さんに人工呼吸器をつける必要があるのでしょうか。
夜ぐっすり眠れて免疫が上がれば炎症も治ると思うので、モルヒネの使用は良いと思いますが、いかがでしょう。
主治医の先生は、このまま良くなることはないと言うことか、今なら自宅へ連れ帰れますよとおっしゃるそうですが、ご本人はこんな状態では退院できないでしょ、と強気です。
私の母の場合は、とにかく家に帰りたいと、しきりに言ってましたので、えらい違いです。
とにかく、今回はすい臓癌で危険な状態になってるんじゃなく(CEA値は2.8です)、手術の手違いで炎症を引き起こしてるので、なんとか炎症を治すことはできないかと思っています。
今日から、毎日行けるときは通ってみることにしました。
浮腫みと呼吸の安定が1日もっていればありがたいです。
何かアドバイスがありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
この頃は、一進一退で毎日病院へ施術にいきました。
ぱくちゃんちから、施術時間も入れると、往復3時間。
夜討ち朝駆けで、とにかく1日のどこかの時間で通いました。
朝の8時におはようございます、夜の8時にこんばんわ~と、迎えるご家族も「まぼろしかと思った」と言う程でした。
またまた、この辺の事情は院長宛のメールで。。。
17日から毎日通ってる85歳すい臓がんの女性、一進一退の日々です。
17日は100以上あった脈拍は80台で安定し、血中酸素の数値も今は90以上をキープしています。
ただ、今日血中の二酸化炭素量が増えたということで、酸素吸入の数値を9から7に落とされました。
酸素が少なくなると、しばらくは苦しい様子でした。
免疫が落ちて血小板の数値が減っているということで、採決後の出血が止まらないということもありました。
数値は安定しているのでしょうが、呼吸がなかなか収まりません。
昨日は、比較的安らかにうとうとお休みだったのですが、今日は手をばたつかせたり、寝返りをうったりしながら、肩で息をされていました。
母の場合は、自力で寝返りなぞ全く不可能だったので、まだお元気かと思うのですが、呼吸が安定しないので見ているととても辛そうです。
酸素マスクをつけながらも、ご家族と会話をしたり、ご自分で飲みたいものを指示され口から飲んでおられます。
足の浮腫みは左はほぼ解消、右はまだ膨れています。
右肺に炎症があるのと胆道の手術が右だったので、右足にかなりの浮腫みがあったのですが、少しはましになりました。
院長先生のおっしゃるとおり、循環原理で主に施術しています。
というか、今日は足があっちへいったり、こっちへいったりしていたので、右足の反射区にどれほど入ったか怪しいです。
右足の足首から下に浮腫みがあるのですが、揉むととれます。ふくらはぎは、もう浮腫みがありません。
肩呼吸の様子を見ていると、かなり危険な状態だと思うのですが、意識もはっきりされています。
17日からは増悪期だと思って、毎日通っているのですが、さすがにへばってきました。
呼吸さえ安定してきたら、かなり楽になられるのですが、この呼吸の辛さはやはり、肺炎のせいでしょうか。
点滴注射の中にステロイドを入れてあるのですが、私も勿論、副腎ごり押しです。
今日、最後のメールを院長先生に送りました。
残念ながら、23日逝去されました。
経過の続きと亡くなる状況を書いています。
その後のレントゲン検査で、網の目のように白くなっていた左の肺炎も回復し、右の胸水もとれていることがわかりました。
これで、呼吸が楽にできるはずと思っていましたのに、今度は血中の二酸化炭素量が減らず、酸素の量を7から3、すぐに2へと減らされました。
次々と問題がでてきて、まるでもぐらたたきのようでした。
ずーっと酸素マスクで口元を覆ったままで、二酸化炭素を逃がすところもなくまた吸ってしまうでしょ?
これでは、いつまでたっても二酸化炭素の量が減らないのではないですか?(単純にそう思いましたが)
亡くなるまで、足が浮腫むことはなく、尿もちゃんとでていました。
肺炎も改善したのに、なぜ亡くなってしまったのでしょう。
この間、癌はまったく動いていなかったと思います。(肺も、肝臓も腎臓も正常です、とおっしゃいましたから)
輸液の点滴をしていたとは言え、85歳という高齢で、体力がもたなかったのでしょうか。
亡くなる前日の朝施術に行ったとき、夜中の付き添いをされていた息子さんと二人の男のお孫さんが、酸素マスクのせいでしょうか、膨れ上がった唇に薬を塗って乾いた口に スポンジで湿らせてお茶を飲ませてあげていました。
それを最後に、今まで足や手を動かしていたのが動かなくなり、そのまま翌日なくなりました。
今思うと、そのときがお別れの時だったのだなと。
ご先祖様をとても大切にされてるおばあちゃんだったので、60代の息子さんと後を継ぐ、30前後の二人の男の子が一緒に看取りをしてくれて安心されたのだと、そんな気がしました。
ご本人の足揉みと一緒に、疲れたご家族の足も病院で揉みました。
亡くなる前1週間は、一族の方総出で24時間の付き添いを頑張っておられました。
最後の日もお孫さんの足を揉んでる側で、「市村さんに揉んでもらうとパワーがつくで!」と。
その通りで、最近は肉体の症状の改善もさることながら、気力、精神力の向上、果てはその方の性格まで変えてしまう(温厚になられます)力があることに驚いています。
半月前は、遠くてとても市村一人では揉みに行けませんとメールした所へ、結局終盤は一人で毎日通うことができました。
人間、やれば何とかなるもんですね。
朝、7時過ぎに出て8時に病院着、帰りは高速をぶっとばして、10時に帰宅して自宅で施術、なんて日もありました。
下手糞な運転で、よくも事故も起こさずに。。。
明日の夜がお通夜になっているので、お別れに行ってこようと思います。
去年の4月から、1年半のお付き合いでした。
余命は(去年の)6月ですよ、と言われた方が、今年1月と7月にお孫さんの結婚式に出席することが出来るほどお元気で過ごされました。
抗がん剤を飲んでいなかったら、もっと元気だったかも。
色々アドバイスありがとうございました。
院長先生が、自分達の後ろで支えてくださってると思うと、とても心強いです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
以前、どこかで「人は癌で死ぬんじゃない、癌の治療で死ぬんです」と聞いたけど、今回の場合、胆汁を流す手術は必要だったけど、もし肺炎を避けられてたら、まだまだお元気だったのではないかと思います。
自分がもし癌告知されたら、病院じゃなくて中国足心道で週に1度の治療を選択するだろうと、いや癌に限らずすべての病に対して中国足心道を使おうと、ますます強く思い始めました。
怒涛のごとく1週間が過ぎました。
思えば、去年の今頃は、実家の母の足揉みで同じような日々を過ごしていました。
ほとんど、晩御飯が当らなかったぱくちゃん夫と息子よ。
ご協力感謝!
これからも、よろしくたのんまっせ。
母ちゃんがこれから後戻りすることはないよ。