中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

ただいま、戦闘中。

2011-07-31 01:22:54 | Weblog
癌の治療は、手術、放射線、抗がん剤が主なもの。

母の場合、大腸癌を腹腔鏡手術で切除の予定だったのですが、首に転移があるので全身麻酔のための管を入れるときに頚椎を骨折する恐れがある、とのことで見合わせることになりました。
腸閉塞の危険性もあるんだけどね~。

で、今は胸椎の癌細胞をたたくために放射線治療を始めて9日目。全部で10日間なので、ほぼ終わりだね~、と喜んでいたら副作用がきっちり出始めた。

胸椎を狙った放射線が、通り道である食道にも当って、損傷しているらしい。
あらかじめ、聞いていたのですが、実際に起こってみると辛いものですね。

食道が腫れて、ものが通りにくく、水を飲んでも痛い。

入院1週間ほどかかって、やっと痛み止めに慣れて吐き気がおさまってきたのに、今度はこの副作用で、またまた食事がとれない。

入院前は、コロコロしてた母が、食事をとれなくてげっそり。

入院当初、強烈な痛みを止めるために、次々を薬を投与され、吐き気に襲われていました。
「体が薬に慣れてきたら、吐き気はおさまります」と言うことでしたが、どんな薬をどれくらい投与すればよいのかが決まるまで、痛みと吐き気の戦いでした。

痛み止めでこの有様だから、抗がん剤だったらどうなるんだろうと恐くなる程でした。

放射線の副作用の回復は、照射終了後1ヶ月ほどかかるらしいから、それまで母の脂肪で乗り切れるかな~。「まだ、いっぱいあるで」って言ってたけどね。

院長先生から、「毎日足揉み」とアドバイスいただいて、せっせと通っています。
痛みが酷かったときは、好きな足揉みも「しんどいから、もういいよ」と断られ、耐えられませんでした。
両足で、20分程。こんなんで効果あるのかな~と思いつつも細々と続けて、今はすっかり元通りに揉める様になりました。

「反射区にこだわらず、包み込むように揉んであげてね」と院長先生のお言葉ですが、しっかり癌の反射区はごり押し。

積極的治療は、放射線が終わると何もないので、母の足に頑張ってもらうしかありません。

母は、毎日ぱくちゃんが揉みに行くのを楽しみにして、「足揉みで元気になれる!」と信じきっています。
今のところ、食べられないこと以外、問題ないのですが、今がどれくらい危険な状態なのか、この後どうなっていくのか、全然分りません。

主治医の先生は、それについては何もおっしゃらないし、ぱくちゃんも聞かない。

ただ、毎日足を揉むことで、癌細胞と戦闘中。

しかし、母が入院するまでも、毎日足揉み三昧の日々だったのに、よくまあ母の足揉みの時間も取れたもんだと思っていたら、元々少ない家事の時間がほぼゼロになってた。。。

当分この生活が続くから、夫と息子よ頼んだよ~。



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新機種で。

2011-07-22 18:26:15 | Weblog
新しい携帯に機種変更しました。

やっと、慣れたころに「この携帯は使えなくなります」って、お知らせがきたの。
おばさんには、きついよ。

新しい携帯は、デジカメ機能がすごいらしい。
ってことで、撮った写真をアップしてみました。

違い分ります?

グリーンカーテンにしようと育ててる、れいし。


と、去年お客様からもらった風船かずら。


と、つやちゃん!姫ひまわりこんなにきれいに咲いとるで~。
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えーっ?!

2011-07-04 00:59:16 | Weblog
こんなに長い間、ブログをお休みしたのは初めてやね~。

重たくて(ぱくちゃんの体重ちゃいまっせ!)なかなか書き出しにくうて。。。

「母が癌になりまして」でございます。

6月の初め、背中が痛いと言って、整形外科で取ってもらった写真に、肺の腫瘍が映ってました。
紹介された医療センターで、詳しい検査の結果、大腸の腫瘍から頚部リンパに転移しています、とのこと。(これは、呼吸器内科の先生の診断)

左首に二つ、瘤のような固まりがありました。
一つは摘出していただきましたが、もう一つは出来ないとのこと。

大腸の内視鏡は5日の予定なので、まだ癌とは確定していないのですが、ほぼ間違いないでしょう。

しかし、しかし!
今回、母の付き添いをして、最近の病院の様子を見ていたのですが、ただただすごい!

問診から得た情報と、検査の結果がすべてパソコンに入力され、それを見ながら、次々指示を出される。
聞いてたけど、「癌を告知する、しない」なんて言う話はとうに過去のこと。
今は、癌だろうが風邪だろうがまるで同じレベルでのお話みたい。

肺のレントゲンを見て、「どっかから転移してきたような写り方やな~。内臓に癌があるんやろか。背中の痛みは骨転移ってことないよな。原発の肺がんではなさそうやね。」

「首の腫瘍は、耳鼻科担当やから、今から予約取るから行ってきて。あっ、時間があれば造影剤のCTも今日取っといたらいいよ。それと、心電図と血液検査も」
と、渡された紙に1から4まで番号がふってあり、今から行く順番らしい。

まずは、耳鼻科へ行って、診察申し込み。
その次、放射線科でCTの予約。
血液検査と心電図。

付き添いは、ぱくちゃんと実家のお嫁ちゃんと二人で行ったのですが、これが大正解。
お嫁ちゃんを放射線科においといて、順番待ちしてもらって、その間に母を連れて、血液採取。

長い時間かかっとるな~、どうなってるんやろと思ってたら、両手を穴だらけにした母が「8本も取られた。下手糞!痛いわ~」と喚きながら出てきた。
ほれほれと心電図に放り込んで、出てきたら「次!CT行くよ!」

最後に耳鼻科にたどり着いた時は、12時過ぎてました。
耳鼻科に入ると、電子カルテですべてのデータが内科から送信されてきてる。
ほんのさっき取ったCTの結果もパソコンに入ってて、「左の首の腫瘍は後日摘出して調べますね。甲状腺にも、腫れがあるから、これは今から調べます」って、今から?!

ご苦労さんです!(先生と母に)

なんだかんだで、朝8時に入った病院を出たのは午後2時。
これが初診の1日でした。
疲れたび~。
元気なぱくちゃんでも、これだから、母の疲れは想像以上だったことでしょう。

「手術するまでの検査で疲れ果てる。。。」とは聞いていたのですが、納得!

この後、もう1日検査で来院しました。
明日MRIで、明後日大腸の内視鏡。
12日に消化器内科の先生と面談して、今後の治療を決めることになるらしい。

手術はないかもしれませんが、抗がん剤の入院治療になるだろうと聞いて、目下考え中。
「抗がん剤って、あの毛が抜けるやつやろ?そんなん、絶対せーへんで!」と母が言う。

そうだよね~。
今日も、癌センターで抗がん剤治療を済ませた方の足を揉んできたけど、相当酷かった様子。
「こんな思いをするくらいなら、ホスピスに入って何もせんでええ!」って。
おまけに、「後2年です」と余命宣告までされて、完全に気落ちしてしまわれた。

余命なんて、神様だけしか分らんでしょ。

今揉んでる84歳のすい臓がんの女性、2月に入院してた時は「余命4,5ヶ月」って言われてたんだよ。
今は、食欲も出てきて、体重も増えてきた。
腫瘍マーカーも「驚異的な数値で改善してる」と言われるくらい下がってます。

この女性は、免疫療法もされてるんだけど、病院の治療以外にも色々あるんですね。

「再生未来 がん免疫治療科」で検索してみて。
神戸市中央区の貿易センタービルの中にあります。
免疫を上げる方法も沢山あるもんだ。

ぱくちゃん母には、中国足心道1本で頑張ろうと思ってます。

でも、不思議なのが、母も癌センターに行ってきた方も、全く自覚症状がないのですよ。
傍目には、二人ともとても元気に見えます。
「癌です」って宣告が晴天の霹靂。
なのに、母は検査でヨレヨレ。方や、抗がん剤でボロボロ。

ひたすら、癌が増殖して酷くならないようにということなのですが、まだ何の症状もない元気な肉体をへこませてまで治療するって、ええことなんやろうか。。。

以上、最近のぱくちゃんの毎日でした。







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