中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

お別れ。

2015-09-25 23:18:21 | Weblog
80代、90代の皆様のためにと、「平穏死」の本を色々読んでおりました。

一番、年上の看板娘愛ちゃん。
大正9年生まれの95歳。

「100歳まで行けるやろか。」
「それ以上行けるんちゃいます?」

自転車で何度かこけて危ない思いをしたからと、足がつく小さいものに替えて、「保険にも入ったで」と。
最寄り駅まで自転車漕いで、神戸や大阪にお買い物に出かけておられました。

「どうみても80歳やな~」
「年言うたら、皆びっくりするんや。えーーーー!!!って」


突然のお別れが来ました。

娘さんの運転でお出かけした時、車にぶつけられて両足骨折。
手術は成功したものの、それからしばらくして、亡くなりましたと。

先週、足揉みに行ってきたばかり。。。

「子供の時、よほど良いもの食べさせてもらったんやね~。こんなに太い骨!」
とても90代とは思えないほどのしっかりした足でした。
何回も自転車でこけたけど、骨折もせず、「じょうぶな骨で良かったね!」

その足が両方とも骨折するほどの衝撃。
どんなに痛かっただろうに。
よく心臓がもちこたえた、さすが愛ちゃん。

でも、やはりダメージは大きかったんでしょうね。

自分ではあんなに気を付けてたのに。
娘さんの運転ミスでもなく、他の車がぶつかってきたんだそうな。

去年の御嶽山の噴火から1年。
あの時、「人間はいつ死ぬのか分からない。いつでも、死ぬのだ」と思い知らされた。

こんなに元気な愛ちゃんは、どうなって亡くなるのかなと考えたこともある。
朝起きたら、亡くなってるとか。
あと、5,6年すると、だんだん弱って、眠るようにとか。

でも、こんな亡くなり方は想像したこともなかった!

人の生き死には、人には分からないし、決めることもできない。(自殺は絶対、絶対ダメだからね!)
だから、死ぬまで生きましょう、今日できることを一生懸命頑張って。

愛ちゃん、8年間、ありがとうございました。










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平穏死もあるよ。

2015-09-17 01:05:30 | Weblog
こんな本を借りてきました。



足揉みをしている中に、95歳の愛ちゃん、87歳の父、86歳のふさちゃん、85歳の久ちゃん、83歳の輝ちゃん、81歳の照ちゃんとそのお友達二人。

みんな、まだまだお元気ですけど、いずれはお別れの時がきますよね。

どうやって、その線を超えるのが楽なのか、現在研究中。

4年前に実家の母が亡くなった時は、まだ不勉強で、今でも「殺してしまった」という感がぬぐえない。
癌と分かっても、車の運転をするほど元気だったのに、そのあとたった3か月でなくなってしまった。

強烈な痛みを和らげるための麻薬で、最後の1か月はほとんどしゃべれなくなった。
先生から聞いてはいたけど、意思疎通ができなくなるのは初めての体験だった。

何も、話してないじゃん。
何か言いたかったことあっただろうに。

もっと、他の治療のやり方があったのではないかと長い間考えていた。

3年ほど前に出た、中村仁一先生の「自然死のすすめ」を読んで、人間末期になると脳内ホルモンが出て、何も苦しむことがない、と書かれていました

今度の長尾先生の本も、自宅や病院で穏やかになくなるすべが書いてあるようです。(これから読むのですが。。。)
死ぬ心配をしているわけではないのですが、こういう終わり方が良いですよという知識をもっていたいと思っています。



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読み比べれば。

2015-09-09 01:51:45 | Weblog
ある日、数少ないぱくちゃんの友人が、こんな袋を下げてやってきた。



中に入っていたのが、これ。



8月31日付の新聞5紙。
朝日、毎日、神戸、読売、産経。

と、友人が切り抜いてスクラップした記事と安保法制のデモに関するHP。

「これ読んで、感想聞かせて。袋は次に回すから、水曜までにね。宿題。」

で、火曜の夜中(もう水曜日か)にゴソゴソと学生時代と変わらぬ泥縄をやっております。

感想文、短いけど。

「持っているから、使いたい」
「持っていないから、使わない(使えない)」
「持っているけど、使わない」

安保法制は3つ目の状態に日本を置くための必要な法案だと思う。
国会前で、「戦争反対!」と叫んでいるが戦争に賛成な人間なんているのだろうか。
先の大戦では、財閥が金儲けのために戦争を起こしたと、実家の父なぞは言うておったが。
安保法制は戦争を抑止するための法案だと思っているのに、どう間違って戦争をする法案になったのだろうか。

私も若い頃は、革新的な考え方が好きだったけど、デモに集まった若い人も時の権力に反対することが良いと思っているのか。
これだけの人数を集めるには、なにか組織的な力が後ろにあるのではないか。
本当に、自分の意思で集まった人たちなんだろうか。

イラク戦争の時、現地に残された日本人を自衛隊が助けに行けなかった。
こんな動きにくい憲法のままで良いのか。
最悪の状況を考えて、手を尽くし、準備だけはしておく。
で、行使しないために最善をつくす。

今日、安倍さんが無投票で総裁に決まった。
野党の中から、「自由にものが言えなくなった自民党」と批判されたが、与党が全員で同じ方向を向いて進み始めたのだと思う。

国民の顔色を見て、国民受けする言葉を出すのじゃなく、国民の方を向いて、国民と日本国のために働いているのが、今の安倍さんだと思う。

いつか日本が世界のスタンダードになるために、日本国を創っている時だと思う。


なんとか、宿題間に合った。。。
友人は、これで我慢してくれるでしょうか~。

ぱくちゃんちは、現在新聞はコンビニでその日の気分で買っています。
そんな買い方をして分かったのですが、新聞によって、扱いが違うし政権に対する態度も違う。

今回入ってた5紙のうち、国会前の12万人(実際は3万人だと言う話もある)のデモも、載せてるのが朝日、毎日、神戸が一面にでかでかと。
産経は三面記事にチラっと。
読売はかけらもなかった。。。

産経は与党よりの新聞。安倍さんには好意的。
朝日はマ反対。
昔は、インテリ新聞と言われたがあまりにも偏り過ぎて、最近はやや嫌われ気味か。。

今は、インターネットで情報を取れる人と、そうでない人の情報量の格差が大きいんだそうです。
情報も多角的に見ないと、洗脳されるかもね。
というても、ひとたびネットに手を出すと、ほれほれもう2時半だっせ。

あっという間に、時間が過ぎていきますね~。
まだ書き足りないけど、今宵は取りあえずこの辺で。






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副作用がないの。

2015-09-09 01:02:06 | Weblog
秋田の玉川温泉に行かれてた、リンパ転移の女性。
暑いさかりに2週間、冷房設備のない湯治場で過ごされてどうやったかな~と心配していたら。。。

バリバリお元気で帰ってこられました。
「もう、抗がん剤をやめたいと思いました」

とおっしゃるので、こんな本をお勧め。



兵庫県の尼崎で6人のお仲間医師と24時間外来と在宅医療をされている50代の長尾先生です。

最初から抗がん剤をしないという選択から、こんな状態になったら投与を考えましょうと、あれこれ10パターン書いてあります。

先生がまだ勤務医のころ、やせ細った腕に抗がん剤の針をさしながら、「こんなんでいいんだろうか」と悩んだ日々のことも書いてあります。

最近は少し違ってきましたが、以前は病院特に大病院では「患者の死イコール敗北」と思われて、先生達は何が何でも患者を生かそうとしていました。
最後の日まで、抗がん剤を打っていたと。

今では、そんなことする先生はないでしょうが。。。

玉川から帰って来られたら、翌週からまた抗がん剤が再開して、足揉みに行ったのですが、なんと副作用が全くでない。
足の頑張りプラス玉川でかなり免疫力を上げて来られたからかな。

6月下旬、始めた頃は、口内炎やホットフラッシュやら吐き気、リンパ球の減少などなど、副作用が見られたのですが、今は全く普通。

「抗がん剤の効果だけもらって、副作用を足が止めてくれたら万歳やね」

玉川温泉には、毎月東京の清州クリニックの先生が、免疫力のお話をしに来られるそうです。
「講演の日にちではなかったのですが、こんな本をいただいてきました」



この先生はぱくちゃんより1歳年上の62歳。
被爆2世で、お母さんとお姉さんが共に43歳で癌でなくなっています。
ご自分もその可能性が大きいと、自分なりにこういう風に「ガン対策」をされています。

その一つが玉川温泉の利用。
と、毎朝1時間、40度のお風呂に1時間入ります、と書いてありました。

癌細胞というのは、39.5度で増殖を停止するんだそうです。
だから、体の深層体温をそこまで上げるとよい、ということで。

逆に、免疫細胞というのは、体温が一度上がるごとにドンドン活性化してくる。
癌の増殖するスピードより免疫細胞が活性化するスピードを上げれば、癌細胞が減る、または消えるということです。
この先生(佐藤先生)も、「今まで患者さんの癌が消えてしまうケースを沢山見てきました」と書いておられます。

また、「身体の免疫」と「心の免疫」ということも書いておられます。
「身体の免疫については、沢山の論文もあるし研究もされていますが、心の免疫については何もありません。
でも、心が楽しくなる、嬉しくなるようなことをすれば、これもまた免疫力をあげることができるのです」と。

そういえば、昨日足揉みに来られたリウマチの女性がおっしゃっていました。
リウマチと診断されたとき、先生が
「落語とか漫才、お好きですか?」と尋ねられたので、
「はい、好きです」と答えると、
「じゃ、沢山聞いて笑ってください。それでも元気になれます」って、おっしゃったそうです。

長尾先生、佐藤先生、そしてこのリウマチの先生。
病院の治療だけでなく、人間の持つ自然治癒力を実感しておられる先生がもっと増えて、西洋医学と東洋医学が一緒に治療する「統合医療」がもっと進むことを願っています。

忘れてた、「統合医療」については、小高修司先生もいらっしゃいましたね。


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