中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

おーちゃんの場合。

2024-06-26 00:11:13 | Weblog
代行足揉みお二人目。
おーちゃん、91歳。

初めてお会いしたのは、70代後半。
前立腺がんで、A市のがんセンターに通院中でした。
そのうち、癌マーカーがゼロになり、先生に「もう来んでえ~で、言われた」と通院終了。
持病の糖尿病はありましたが、2歳年上の奥様と、仲睦まじくお暮しでした。
そのうち、奥様の足揉みも始まり、息子と一緒に通っておりましたが、2年前に奥様が亡くなられ、今は、息子が月2回の施術。

「お久しぶりです~、覚えてくださってるかな~」とお邪魔すると、「覚えとるがな!」と。
おいくつになられました?
92歳になったわ~(昭和8年の早生まれ)。

いつも思うのですが、長く足を揉んでいる方は、背中が曲がらない。まっすぐ。
なので、姿勢がとても良いためか、若く見えます。
おーちゃんは、背が高いので、すらーっとして全然、じじむさくない。
足は、時々、腫れあがったり引いたりを繰り返しながら、現状維持しておられる。
筋肉しっかり、温かく柔らかい。
「畑にまだ行っておられるんですよね~」
「うん、行っとるで。自転車はもうやめたから、歩いてな」
「土を触ってる人は、本当にお元気やね~」

「畑におったらな、近所の人が声かけてくれるんや~」
それは、おーちゃんがええ人やから。人当たりがええもんな~。
「ほんまに、皆に助けられて、生きとるわ~」
性格のええ人が長生きできるのかな。。。

テレビを見ながら、ふと気がついた。
「テレビ、この音量で聞こえてるんですよね?」
「うん、聞こえてるで」
夫やったら、この音量では無理やな。15歳以上若いけど。

目も耳も達者。背中もまっすぐで、がっちりタイプ。
週に4回のデイサービス、そうでない日は、畑仕事。
悠々自適に暮らしておられる、ご機嫌さん。

これで、いいんじゃない?
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