三朝温泉のラドン熱気浴に高齢のお母さまを連れて行ってる方が、持ってきてくださいました。
(ラドン熱気浴は、「すーはー温泉」のコラムを読んでくださいね。)
熱気浴の施設だけでなく、三朝温泉の旅館にはほとんど、この「ホルミシス効果」の説明が書いてあります。
超簡単に説明すると、昔は放射線はどんなに微量であっても人体に害を及ぼす、と言われていましたが、今は、微量の放射線は、免疫系の理想状態を形成し、様々な難病に驚異的治療効果を上げる療法です。
本書の中に、
この「放射線ホルミシス療法」は、医学を根本から変革させる可能性を秘めた、日本人研究者による革命的な発見です、と書かれています。
本の表紙には、「身体が身体を治す細胞内自発治療の時代が来た」とも。
ラジウム温泉のような微弱な放射線が、生活習慣病はもとより、様々な難病にも著効があることが明らかになり、世界は今、大きな波紋に包まれている、などとも書かれている。
他にも、本書の中に
「牛乳は子牛にとって完全食品だが、人間にはきわめて有害であり、アレルギー、心筋梗塞、脳卒中、癌など、数多くの病気の原因となっている」ことを述べたアメリカ人医師による本が先頃出版されました。
これは大変にショックでした。この本があの酪農大国アメリカで堂々と出版されること自体も驚きです。
行政、企業、業界団体などが、包み隠してきた真実が、堰を切ったように、次々に明るみに出ています。
どうも、21世紀とは、そういう時代のようです。
色んな方々の足を揉んでいて、また自分自身が揉まれてきて、本来の人間というのは、こういうものかもしれないと思うことがあります。
その牛乳の話も、自分自身がもう飲めなくなっていること。
日本の子供にアトピーが増えたのは、学校給食にミルクとパンが導入されてからではないのか?と思い始めたこと。
パンが大好きな方々が、何年かすると和食にシフトしてくること。
色んな方の本を読んでいると、紀元前のギリシャの医聖、ヒポクラテスの話が出てきます。
この本にも出ています。
「人体には、身体を健康な状態に戻そうとする自然の力があり、それを助けるのが医師の任務である」と。
今、自分が毎日やっている足揉みが、その助けになっているというのは、実感しています。
食事を正して、足を揉んで、それでも治癒が難しい場合のみ、病院での投薬、手術で良いのではないかと。
身体のバランスの崩れを正すことなく、いきなり対処療法をしても、それがかえって、バランスの崩れを大きくしないだろうか。
夜、Eテレで五十肩の治療をやっていました。
まず、ステロイドと麻酔薬の注射、次にヒアルロン酸注射、そしてリハビリという治療の流れ。
75歳で孫守りを頑張っていた梅ちゃんも、右肩の激痛で肩専門外来に行ったら、ステロイドとキシロカインと言う麻酔薬の注射をされました。
あまり効果がなかったのか、遠い病院まで通うのも大変だったので、放っておいたら今はたまに痛む程度。
普通に生活されています。
Eテレの50代とおぼしき女性は、以上の治療をかなりの期間続けたが改善せず、最後に肩関節を包んでいる膜を切って、硬くなった関節を動かすという手術をされました。
全身麻酔の手術ですから、かなり大がかりなものですが、その後、毎日の自宅でのリハビリを続けておられます。
整形外科の症状は、五十肩や膝痛、腰痛、脊柱管狭窄症、ヘルニアなど。
痛み止めやリハビリを使いながら自然治癒を目指して、酷くなったら、手術となる。
五十肩は半年から2年で改善するらしいが、揉んでいるうちに数か月でいつの間にか、痛みが消えてしまう人もありました。
現在、脊柱管狭窄症で足の痛みと痺れで運転ができなくなっている70代女性を毎週揉みしています。
今日で、連続5週目。
車の運転はまだ怖いそうですが、日常の生活はこなせている。
毎週、「全然、ダメです!」とおっしゃるが、初回に比べると、まず気力が違ってきている。
今月末に、東京の有名な整体師の方の治療を受ける予約をされたそうだが、激烈な痛みがあったら、とても新幹線の往復6時間は耐えられないはず。
「東京まで、行ってみようかなと思われるだけでも、改善されてる証拠ですよ。
髪の毛1本、ティッシュ1枚分でも、ほんの少しだけでも改善しているという自覚があるなら、身体はきっと元に戻すはずです。
歯がゆいかもしれませんが、どうぞ信じて待ってやってくださいね」
と言うと、
「そういえば、先週、娘が手伝いに来てくれて、お母さん、ちゃんと動けてるやないの!って言うてましたね~」
ほれ、みれ!
自分観察、しっかり頑張っておくれやす。
東京行きの前の週で、8週目が終わるので、良かったです。
連続揉みの間に、中断されると悲しい。。。
狭窄症による足の痛みと痺れは、今まで何人か揉みましたが、大体6週から8週で改善されました。
例外ではないのなら、彼女もきっと後、数回で戻してくれるでしょう。
療術師は、一番に相手の脳を信じて、そして自分のできる最高の施術をする。
結果が出るのが楽しくて、やめられません。
いつまでやるの?
それは、神様が決めること。