このブログは、私と同じ療術師さんも何人か読んでくださっているようなので、もし以下のような方を施術された療術師さんがいらっしゃったら、教えていただけますか?
60代男性。
2年程前に、朝、脳出血で倒れ、手術その後リハビリを4,5か月。
今は、右足に装具を付けて、杖をついて歩けるようになっておられます。
脳血管障害の方は、何人か揉んだのですが、いずれも運動機能の麻痺か言語障害の方。
今回の男性は、右半身の感覚麻痺、運動麻痺と言語障害というか失語症。
右半身は、触っても叩いても何も感じず、だから装具を付けないと立つこともできなかったのか、と納得。
感覚麻痺の方は、前に重度の糖尿病で、胸から下は入浴しても水としか感じませんとおっしゃる男性を揉んだことがあります。
最初から、不随意運動がバンバン来て、あちこち反射するので、院長先生に尋ねたら、
「多分、麻痺した神経が回復しているのでしょう」という回答が来ました。
何年か揉むうちに、不随意運動もなくなり、お風呂はお湯と感じられるようになりました。
麻痺が戻った、ということですね。
今回の脳出血の男性も、毎週揉みをやりたい所ですが、ご本人の希望で、とりあえず月に1度の足揉みを試してみるという事になりました。
で、今月で3回目。
初回は、麻痺のない左足には、普通に有痛を感じられます。
が、右足はどこを押しても痛みはありません。
が、不随意運動があって、いくつかの反射区で足が跳ねていました。
2か月目。
前回は冷たかった足が、2回目は温かいと書いています。
足が跳ねるのは、同じ。
右足は、小指側に倒れているのですが、揉み終わると足裏がまっすぐになります。
このまま立ち上がることができるのでは?と思いましたが、全く感覚がないので無理です、と。
で、今月3回目にお邪魔すると、
「昨日は、右のお尻の所が痛いのと、右膝からふくらはぎにかけて何か違和感があると言います」と奥様。
お尻の痛みは、坐骨神経痛の時に痛む「尻こぶたん」という場所のようでした。
「お風呂に入る時は、痛いって顔をしかめていました。」と。
で、ふと考えた。
右半身は、完全に感覚麻痺を起こしていて、お顔を触っても分からないし、足をシャープペンシルでつついても感じない。
なのに、なぜお尻の激痛は分かったんだろう?
膝から下の違和感を感じたのだろう?
倒れてから、今まで右半身の何らかの痛みをおっしゃったことはありませんかとお尋ねしても、あまり記憶にないそうな。
これって、糖尿病の方の神経回復と同じと考えてもいいのかな~。
どう思います?
私は、今まで運動機能障害の方しか経験がないので、脳血管障害の感覚麻痺の方を揉んだことのある方、これはいい兆候なのかどうか教えて!
倒れる前は、この方、腰痛持ちだったそうなので、不自由な歩き方を数年続けているせいで、坐骨神経痛になっていたとしても不思議はない。
膝の違和感も、足裏が小指側に倒れて装具付の歩行だから、かなり負担がかかっているサインかしらん。
「もし、感覚が戻ったら、酷い痛みを感じるようになるって、これは困ったことになりますね~」と、皆で苦笑。
たとえ足がどんなに酷い痛みを出しても、それは足揉みで改善できると思いますから、とにかく感覚麻痺が戻るように願いましょう。
来月まで、どんな些細なことでもいいので、もし何か感じられたら教えてくださいね~と、その日はさよならしました。
脳血管障害は、1年以内の再発率が高いということを心配されての足揉みご希望です。
今まで揉んだ方が再発したことはありませんので、多分大丈夫でしょう。
夫の両親は、ともに脳梗塞で無くなりました。
もう、20年以上も前で、その頃は私も療術師ではありませんでした。
両方とも、数回の発作を繰り返し、段々身体が不自由になり、義父は最後は寝たきりでした。
義母は、お風呂の後、何度目かの発作で2日後に亡くなりました。
当時は、今ほど高度なリハビリもなく、電気治療か温熱療法位だったと。
今なら、毎週揉みで何とかなったかもしれませんが、昔の話です。
「脳血管障害になったら、すぐに足を揉みなさい。
家族ならICUにも入れますから、毎日2、3回施術をすること。」
亡くなった院長が生前、言うておりました。
状態によっては、2時間毎、6時間毎と違うようですが、とにかく倒れたら即!
血管が詰まっても切れても、その瞬間から脳は大急ぎで修復作業を始めます。
足を揉んで、その脳を助けてやるのが、療術師のできることです。
普通、病院では、上半身は3か月、下半身は6か月で後遺症が固定するといいますが、なんのなんの、何年たっても元に戻るまで脳は修復を続けているように思います。
休むことなく、諦めることなく元に戻る日を目指して、療術師も脳と一緒に頑張りましょう。
60代男性。
2年程前に、朝、脳出血で倒れ、手術その後リハビリを4,5か月。
今は、右足に装具を付けて、杖をついて歩けるようになっておられます。
脳血管障害の方は、何人か揉んだのですが、いずれも運動機能の麻痺か言語障害の方。
今回の男性は、右半身の感覚麻痺、運動麻痺と言語障害というか失語症。
右半身は、触っても叩いても何も感じず、だから装具を付けないと立つこともできなかったのか、と納得。
感覚麻痺の方は、前に重度の糖尿病で、胸から下は入浴しても水としか感じませんとおっしゃる男性を揉んだことがあります。
最初から、不随意運動がバンバン来て、あちこち反射するので、院長先生に尋ねたら、
「多分、麻痺した神経が回復しているのでしょう」という回答が来ました。
何年か揉むうちに、不随意運動もなくなり、お風呂はお湯と感じられるようになりました。
麻痺が戻った、ということですね。
今回の脳出血の男性も、毎週揉みをやりたい所ですが、ご本人の希望で、とりあえず月に1度の足揉みを試してみるという事になりました。
で、今月で3回目。
初回は、麻痺のない左足には、普通に有痛を感じられます。
が、右足はどこを押しても痛みはありません。
が、不随意運動があって、いくつかの反射区で足が跳ねていました。
2か月目。
前回は冷たかった足が、2回目は温かいと書いています。
足が跳ねるのは、同じ。
右足は、小指側に倒れているのですが、揉み終わると足裏がまっすぐになります。
このまま立ち上がることができるのでは?と思いましたが、全く感覚がないので無理です、と。
で、今月3回目にお邪魔すると、
「昨日は、右のお尻の所が痛いのと、右膝からふくらはぎにかけて何か違和感があると言います」と奥様。
お尻の痛みは、坐骨神経痛の時に痛む「尻こぶたん」という場所のようでした。
「お風呂に入る時は、痛いって顔をしかめていました。」と。
で、ふと考えた。
右半身は、完全に感覚麻痺を起こしていて、お顔を触っても分からないし、足をシャープペンシルでつついても感じない。
なのに、なぜお尻の激痛は分かったんだろう?
膝から下の違和感を感じたのだろう?
倒れてから、今まで右半身の何らかの痛みをおっしゃったことはありませんかとお尋ねしても、あまり記憶にないそうな。
これって、糖尿病の方の神経回復と同じと考えてもいいのかな~。
どう思います?
私は、今まで運動機能障害の方しか経験がないので、脳血管障害の感覚麻痺の方を揉んだことのある方、これはいい兆候なのかどうか教えて!
倒れる前は、この方、腰痛持ちだったそうなので、不自由な歩き方を数年続けているせいで、坐骨神経痛になっていたとしても不思議はない。
膝の違和感も、足裏が小指側に倒れて装具付の歩行だから、かなり負担がかかっているサインかしらん。
「もし、感覚が戻ったら、酷い痛みを感じるようになるって、これは困ったことになりますね~」と、皆で苦笑。
たとえ足がどんなに酷い痛みを出しても、それは足揉みで改善できると思いますから、とにかく感覚麻痺が戻るように願いましょう。
来月まで、どんな些細なことでもいいので、もし何か感じられたら教えてくださいね~と、その日はさよならしました。
脳血管障害は、1年以内の再発率が高いということを心配されての足揉みご希望です。
今まで揉んだ方が再発したことはありませんので、多分大丈夫でしょう。
夫の両親は、ともに脳梗塞で無くなりました。
もう、20年以上も前で、その頃は私も療術師ではありませんでした。
両方とも、数回の発作を繰り返し、段々身体が不自由になり、義父は最後は寝たきりでした。
義母は、お風呂の後、何度目かの発作で2日後に亡くなりました。
当時は、今ほど高度なリハビリもなく、電気治療か温熱療法位だったと。
今なら、毎週揉みで何とかなったかもしれませんが、昔の話です。
「脳血管障害になったら、すぐに足を揉みなさい。
家族ならICUにも入れますから、毎日2、3回施術をすること。」
亡くなった院長が生前、言うておりました。
状態によっては、2時間毎、6時間毎と違うようですが、とにかく倒れたら即!
血管が詰まっても切れても、その瞬間から脳は大急ぎで修復作業を始めます。
足を揉んで、その脳を助けてやるのが、療術師のできることです。
普通、病院では、上半身は3か月、下半身は6か月で後遺症が固定するといいますが、なんのなんの、何年たっても元に戻るまで脳は修復を続けているように思います。
休むことなく、諦めることなく元に戻る日を目指して、療術師も脳と一緒に頑張りましょう。