これもお借りした本です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ab/f99dd473824b5893f6a86055dff89dd6.jpg)
著者は、野口晴哉という整体師さんで昭和37年に発行されていますから、もう60年位前の本。
読みかけて、あまりに面白いことが書いてあるのでネットで検索したら、660円で売っていましたので購入、ただいま到着を待っているところです。
もし、機会がありましたら、一度お読みくださいませ。
今はやりのコロナも、一種の風邪のようなものですから対策も同じかもしれません。
で、この野口先生がおっしゃるには。。。
風邪はどういうときに引くか。
頭を使いすぎて頭が疲れても風邪を引く。
消化器に余分な負担をかけた後でも風邪を引く。
腎臓の働きを余分にした後でも風邪を引く。
とにかく身体のどこかに偏り運動が行われ、働かせすぎたところができると風邪を引く。
肝臓系、腎臓系、神経系などそれぞれがその人なりの風邪を引くと、その偏って疲れている所がまず弾力性を回復してきて、風邪を経過した後は、弾力のあるぴっちりした身体になる。
だから、風邪というものは、治療するのではなく経過するものでなくてはならない。
風邪を引くような偏り疲労を潜在させる生活を改めないで、風邪を途中で中断してしまうような事ばかり繰り返しているのだから、いつまでたっても体が丈夫にならないのは、当然である。
風邪とか下痢とかは、軽いうちに何度もやると丈夫になる身体の働きであり、風邪と下痢の処理という事が無理なく行われるか行われないかという事が、その身体を健康で新しいままに保つか、どこかを強張らせ弾力を欠いた身体にしてしまうかという事の境になる。
風邪はそういうわけで、敏感な人が早く風邪を引く。
だから細かい風邪をちょくちょく引くほうが身体は丈夫です。
だから私などは、よく風邪を引きます。ただし、40分から2時間位で経過してしまう。
クシャミを20回もすると大抵、風邪は出て行ってしまう。
風邪を引いた時のクシャミというのは、1回ごとに体中が緩んでいく。
そして、そのクシャミが響く所によって、少し飲みすぎてしまったなとか、食べ過ぎているなとか、頭を余分に使い過ぎたのだと思う。そして、風邪を引いてクシャミをするたびに身体の使い方を反省する。
ほんの少し、ご紹介しましたが、野口先生は風邪を引いても40分から2時間で戻るとおっしゃっています。
それも風邪と言うのか?と思いましたが、最近の私も、朝、喉がおかしいな~という時、うがいを数回するうちに、半日程で戻っている。
これが、風邪を引くということなのだと知りました。
うがいをしながら、風邪を治すのではなく経過させる。
喉がおかしくなるのは、身体に偏りを生じたから。その偏りを戻すために風邪を経過させる。
すると、喉痛の前より身体がすっきりしている、という事ですね。
これは、先生が書かれているように「敏感な人」の場合。
足揉み歴15年。鈍感な身体が敏感になりました。
少しの風邪の症状も察知できるようになりました。
そして、大切なことは、なぜ偏りを生じさせたのかと反省すること、と書いてあります。
飲み過ぎたのか、食べ過ぎたのか、頭を使い過ぎたのか?
今の皆様は、風邪の症状が出たら理由も考えず、生活も改めることなく、いきなり市販の風邪薬に頼る。
それを繰り返していると、段々、鈍感な身体になり、風邪もひけなくなって、いきなり重病にかかる。
とにかく面白い本だな~と。
酷い風邪を引いて発熱してしまった場合。
熱がある時は、お風呂に入ったら良いと書いてあります。
頭を冷やすのではなく、首の所を温めると良いとも書いてあります。
確かに、首に冷たいタオルや水枕を置くと気持ち良いかもしれませんが、頸動脈が冷えて血流が悪くなりそうです。
食べたいものがあったら食べなさいとも。
そして、数日発熱して、熱が下がった時。
その時は、普段の平熱よりも、もっと体温が下がっているそうです。
その下がり過ぎた体温が平熱に戻ろうとする1,2日の間。
この間が一番安静にしなければなりません、と書いてあります。
子供だったら、熱が下がったらもうじっとしていられなくて、動き回るでしょうが、その1,2日が一番大事ですと。
そういえば、インフルエンザでも3日間、高熱が続いてすっと下がる。
下がったら、もう活動していますよね。
その下がった体温が平熱以下かどうかなんて考えたこともないですよね。
平熱以下の体温が元の平熱までもどる2日間ほどの間が、一番感染力が強いはずです。
だから、インフルエンザにかかったら、たとえ熱が下がっても5日間はずっと家に居なさいと言われている理由がこれ。
そういうことだったんだ。
低体温になった身体が元に戻る時が一番大切な期間なんだ。
今のコロナも、その時に感染力が最大になっているのではないだろうか。。。
まだ途中で最後まで読めていないのですが、風邪とはなんぞや、風邪は治療するのではなく、経過させよとか、納得の文章です。
この野口先生は、この40年程、熱も出ず医者にかかったこともないと書いておられました。
私も今の所、30年以上、内科に行ったこともなく発熱したのは、30代前半に風疹に罹った時が最後か。。。
「最近、いつ発熱しましたか?」と、10年程足揉みしている方に聞いてみると、
「さあ~?いつでしたっけ?」と言うお答えがかえってくるようになりました。
ほとんど自覚のない風邪を引いて、身体の偏りを自然に戻しておられるのでしょう。
「身体は、自分で治す力を持っている」
これは、日本でも外国でも何人かの先生がおっしゃっている言葉です。
本当に、そう思います。
これからも、その「治す力」を助ける方法を沢山探し出したいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ab/f99dd473824b5893f6a86055dff89dd6.jpg)
著者は、野口晴哉という整体師さんで昭和37年に発行されていますから、もう60年位前の本。
読みかけて、あまりに面白いことが書いてあるのでネットで検索したら、660円で売っていましたので購入、ただいま到着を待っているところです。
もし、機会がありましたら、一度お読みくださいませ。
今はやりのコロナも、一種の風邪のようなものですから対策も同じかもしれません。
で、この野口先生がおっしゃるには。。。
風邪はどういうときに引くか。
頭を使いすぎて頭が疲れても風邪を引く。
消化器に余分な負担をかけた後でも風邪を引く。
腎臓の働きを余分にした後でも風邪を引く。
とにかく身体のどこかに偏り運動が行われ、働かせすぎたところができると風邪を引く。
肝臓系、腎臓系、神経系などそれぞれがその人なりの風邪を引くと、その偏って疲れている所がまず弾力性を回復してきて、風邪を経過した後は、弾力のあるぴっちりした身体になる。
だから、風邪というものは、治療するのではなく経過するものでなくてはならない。
風邪を引くような偏り疲労を潜在させる生活を改めないで、風邪を途中で中断してしまうような事ばかり繰り返しているのだから、いつまでたっても体が丈夫にならないのは、当然である。
風邪とか下痢とかは、軽いうちに何度もやると丈夫になる身体の働きであり、風邪と下痢の処理という事が無理なく行われるか行われないかという事が、その身体を健康で新しいままに保つか、どこかを強張らせ弾力を欠いた身体にしてしまうかという事の境になる。
風邪はそういうわけで、敏感な人が早く風邪を引く。
だから細かい風邪をちょくちょく引くほうが身体は丈夫です。
だから私などは、よく風邪を引きます。ただし、40分から2時間位で経過してしまう。
クシャミを20回もすると大抵、風邪は出て行ってしまう。
風邪を引いた時のクシャミというのは、1回ごとに体中が緩んでいく。
そして、そのクシャミが響く所によって、少し飲みすぎてしまったなとか、食べ過ぎているなとか、頭を余分に使い過ぎたのだと思う。そして、風邪を引いてクシャミをするたびに身体の使い方を反省する。
ほんの少し、ご紹介しましたが、野口先生は風邪を引いても40分から2時間で戻るとおっしゃっています。
それも風邪と言うのか?と思いましたが、最近の私も、朝、喉がおかしいな~という時、うがいを数回するうちに、半日程で戻っている。
これが、風邪を引くということなのだと知りました。
うがいをしながら、風邪を治すのではなく経過させる。
喉がおかしくなるのは、身体に偏りを生じたから。その偏りを戻すために風邪を経過させる。
すると、喉痛の前より身体がすっきりしている、という事ですね。
これは、先生が書かれているように「敏感な人」の場合。
足揉み歴15年。鈍感な身体が敏感になりました。
少しの風邪の症状も察知できるようになりました。
そして、大切なことは、なぜ偏りを生じさせたのかと反省すること、と書いてあります。
飲み過ぎたのか、食べ過ぎたのか、頭を使い過ぎたのか?
今の皆様は、風邪の症状が出たら理由も考えず、生活も改めることなく、いきなり市販の風邪薬に頼る。
それを繰り返していると、段々、鈍感な身体になり、風邪もひけなくなって、いきなり重病にかかる。
とにかく面白い本だな~と。
酷い風邪を引いて発熱してしまった場合。
熱がある時は、お風呂に入ったら良いと書いてあります。
頭を冷やすのではなく、首の所を温めると良いとも書いてあります。
確かに、首に冷たいタオルや水枕を置くと気持ち良いかもしれませんが、頸動脈が冷えて血流が悪くなりそうです。
食べたいものがあったら食べなさいとも。
そして、数日発熱して、熱が下がった時。
その時は、普段の平熱よりも、もっと体温が下がっているそうです。
その下がり過ぎた体温が平熱に戻ろうとする1,2日の間。
この間が一番安静にしなければなりません、と書いてあります。
子供だったら、熱が下がったらもうじっとしていられなくて、動き回るでしょうが、その1,2日が一番大事ですと。
そういえば、インフルエンザでも3日間、高熱が続いてすっと下がる。
下がったら、もう活動していますよね。
その下がった体温が平熱以下かどうかなんて考えたこともないですよね。
平熱以下の体温が元の平熱までもどる2日間ほどの間が、一番感染力が強いはずです。
だから、インフルエンザにかかったら、たとえ熱が下がっても5日間はずっと家に居なさいと言われている理由がこれ。
そういうことだったんだ。
低体温になった身体が元に戻る時が一番大切な期間なんだ。
今のコロナも、その時に感染力が最大になっているのではないだろうか。。。
まだ途中で最後まで読めていないのですが、風邪とはなんぞや、風邪は治療するのではなく、経過させよとか、納得の文章です。
この野口先生は、この40年程、熱も出ず医者にかかったこともないと書いておられました。
私も今の所、30年以上、内科に行ったこともなく発熱したのは、30代前半に風疹に罹った時が最後か。。。
「最近、いつ発熱しましたか?」と、10年程足揉みしている方に聞いてみると、
「さあ~?いつでしたっけ?」と言うお答えがかえってくるようになりました。
ほとんど自覚のない風邪を引いて、身体の偏りを自然に戻しておられるのでしょう。
「身体は、自分で治す力を持っている」
これは、日本でも外国でも何人かの先生がおっしゃっている言葉です。
本当に、そう思います。
これからも、その「治す力」を助ける方法を沢山探し出したいと思います。