中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

自閉症児のその後。

2013-08-29 01:43:33 | Weblog
去年の8月から、自閉症の5歳の男の子を月に1度揉んでいます。

去年の7月、自閉症の親子さん対象に足揉み教室を開催したのですが、そこに参加しておられた方でした。
8月から揉み始めて、ほぼ1年。

普通、細々とでも1年続けていただいたら、自分の体が劇的に変わりますよっていうのですが、彼の場合は長期戦でいこ!と思っていました。
が、先月7月に来られた時。

いつもより、おしゃべりが多い。
「今日は、よく喋りますね」
「はい、1か月くらい前から、よく喋るようになりました」とおっしゃる。

自閉症というのは、他の人とのコミュニケーションが取りにくいというのが一番の問題点。
自分の思いを伝えられずに暴力的になったりする。

彼の場合、足揉みが好きで、2,3回目から普通の時間揉めるようになっていたし、自宅でもお父さんが前頭洞を重点によく足揉みを続けてくれていました。
先月は、施術が終わって、お母さんに「眠いから、だっこして」と話しかけた。

ぱくちゃんが揉み始めて、自分から積極的に意思表示をしたというのが始めてで、ちょっとびっくりしました。
足揉みに来ている時間なんて短いから、その間のほんの一言だったのですが、珍しかったのです。

で、今月はどうなっているだろうと楽しみに待っていました。
先月より、ダントツ会話が増えて、ほぼ普通の5歳児と同じに見えました。
足揉みだけでなく、自閉症の専門の療法に通ったりされているので、果たしてどれがどう効果をあげたのかわかりませんが、足が頑張ったことは間違いないです。

これからもずーっと通ってきてくれるそうなので、再来年の小学校入学までにどうなっていくのか楽しみなことです。
自閉症児は知的障害とは違うので、頭は全く正常かそれ以上です。
お父さんが与えた、タブレットでひらがな、カタカナを覚えてしまい、今は英語、計算で遊んでいます。
面白そうなゲームもすぐに、すごいスピードでマスターしていきます。

最近は、自閉症と診断される子供さんが増えてきたそうですが、どうぞ足揉みと出会ってくれる機会が訪れることを願っています。
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一日講習、講義録

2013-08-29 00:28:04 | Weblog
院長先生が、受講生お二人に講義をされてる間、ぱくちゃんも部屋の隅で同じく講義を拝聴しておりました。
その中で、興味深いことをいくつかおっしゃってましたので、ここにまとめておきます。

まず、最近院長先生が力を入れておられる、認知症と発達障害の子供さんたちの足揉みについて。
どちらも、脳が大いに関係している症状ということで、脳をどれくらい活性化できるかということ大切。

脳というのは、とても栄養食いなんだけども、唯一受け付けるのが、ブドウ糖。
後の栄養素は排除するらしい。

だから、受験生が勉強後、夜食を食べるというのは理に適ってるんだね。

そのブドウ糖の調整をしているのが、「膵臓」。
今まで、認知症の反射区としては前頭洞や大脳などを重点反射区にしてたけど、これに「膵臓」を加えるべし。
そして、膵臓の反射区の仲間として、脳下垂体と小腸を追加。

月に一度、自閉症の5才児の足揉みをしてるのですが、今月は膵臓をごり押しいたしました。

認知症の実家の父は糖尿病で、前頭洞の反射区がとても固い。
この前頭洞の反射区というのは、血流がきちんと流れているかどうかを判断するのに使います。
柔らかく、有痛がなければ、末端まで大いに血液が流れているという証拠。
が、ぱくちゃん父のように固くて冷たい場合、血流も弱くて、量も少ない。
ゆえに、体の隅々にまで血液が回っていないってこと。

体の中にある血管の長さっていくらあるか知ってます?
なんと、地球2周分、10万キロメートルですって。
この、せいぜい2メートル足らずの体の中にそれだけの血管があって、その中すべてに血液が流れてるんですよ。
皮膚の下すべてが血管ですって言っても過言ではないね。

だから、施術するとき皮膚の下にある血管を広げるように、広げるように意識して揉みなさいって。
特に横隔膜の反射区が分かりやすいね。
片手の親指でゆっくり、丁寧に血管を広げる思いで。
足の甲は血管が見えやすいから、血液がすーっと流れていくのに気が付いた方もいるでしょ。

血管が広がると、循環が良くなる。循環原理で改善が進む。

血管のことを書いたから、次はリンパについて。
リンパというのは、「免疫」。
免疫は「病気を免れる力」のことです。

体の中には、脇の下と鼠蹊部(股の付け根)に大きなリンパ節があります。
リンパ節にはリンパ球が集まっていて、そのリンパ球はNK細胞からできています。

癌を改善するには、このNK細胞を活性化させるのが大切。
脇の下のリンパ節を活性化させるのは、「胸部リンパ」の反射区。
鼠蹊部は、「股関節」の反射区で代用できます。」

今回、院長先生の施術で気が付いたのは、両くるぶし周りを本当に丁寧にほぐしておられたこと。
股関節の反射区をほぐすことで、鼠蹊部のリンパ節を活性化して免疫力を高めることに重点をおいておられるのでしょう。

癌については、元々院長先生は抗がん剤使用には反対されていましたが、今回は輪をかけてダメ出しされていました。
「もし、癌だといわれれても、自分の体に自覚がなければそのまま放っておきなさい。自分の体の声をしっかり聴いてね」

「癌細胞は正常細胞がちょっと変異を起こしたもの。正常細胞が良い子だとしたら、癌細胞はやんちゃ坊主。
体にとっては、どちらも自分の子供。
やんちゃ坊主が暴れ始めたら、体はなだめ方を知っているはず。」

「自分の体は、自分の体の不調を改善するすべを知っているし、その力も持っている」
ぱくちゃんは、最近、実に実にこうおもいます。

それを外部から、薬じゃ手術じゃと体の恒常的維持機能の邪魔をする。

「抗がん剤で癌が小さくなりました」
こう聞くと、まるでこのまま癌が治るかのように思いますが、違います。
小さくなっただけで、癌細胞は残ってます。
癌細胞ですら、退縮させるような薬を使って、正常細胞はどれほどのダメージを受けたことか。
それでも、なんとか命を守ろうと必死で修復しているに違いない。
あまりにも健気で、泣けてくる。

中国足心道の癌治療。
副腎の反射区で癌細胞を退縮させる。
脾臓の反射区で転移を防ぐ。

今書いた、胸部リンパの反射区と股関節の反射区でリンパ節を刺激する。

気持ちいい~足揉みで、気持ちよく癌が退縮したら、言うことなし!


最後に自律神経の働きについて。
自律神経は、恒常的維持機能を保ちます。

自律神経がコントロールしているものは、以下のもの。
血圧。発汗。体温。呼吸。ホルモン。脈拍。

自律神経失調症になると、これらが乱れる。
交感神経(興奮神経)と副交感神経(鎮静神経)のバランスが悪い。

自律神経の働きをもとに戻すのは、足揉みが得意とすることです。

だらだら、延々と院長先生とぱくちゃんの考えも交えながら、一日講習のまとめを記録しました。






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総仕上げ。

2013-08-28 23:50:45 | Weblog
8月20日。

6月から始めた、ぱくちゃんちでの認定講習最後の行事。
院長による、一日講義と認定書授式がありました。

畏れ多くも、勿体なくも、バリバリおばさんの足揉み部屋に札幌から院長先生がおいでになりました。

午前中は講義で、午後から受講生に対する実技。
もっとも緊張する、院長先生の足を揉む時間。



院長先生の足を揉んだ後、出来がいまいちだった反射区を院長先生が手直し。



栃木の師範が、「院長先生の手は神業よ」って言ってたけど、確かに。。。

秋に準師範講習を受講する予定の皆様よ、期待しておくれ。

緊張しっぱなしの暑い夏がようやく終わりました。
反省することは、山ほどあるけど、とりあえず、受講されたお二人がせっせと足揉みを続けておられるようで、お教えしたぱくちゃんとしては、無事責任を果たしたことで、感無量。

教えてみて思ったこと。
中国足心道、まだまだ、まだまだ奥が深い。
だから、毎日楽しいのだけどね。
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ぎえ~。

2013-08-06 23:50:41 | Weblog


稲の穂にショッキングピンクの花、
が、咲いているのではありません。

スクミリンゴ貝という外来の田螺の卵。

ほれ、産卵中か何をしているのか、稲の穂にぶら下がってる田螺。



日本の田螺は、ぱくちゃんも子供の頃茹でて食べたことがあるのですが、せいぜい1,2センチ。
これは、大きいものだと8センチにもなるそうよ。

近年、これが田んぼに大発生して稲の苗を食い散らかしています。
卵の色がド派手なので、発生したらすぐに分かるのですが、わたしゃ今年初めて見た。

義兄が去年も田螺拾いをしたそうだけど今年は座骨神経痛がひどくて田んぼに入れない。
じゃ、ぱくちゃんが拾ってやるさと田んぼに来たものの、あまりのでかさに不気味。。。

見つけたと思って拾い上げると、何をしているのか2,3個繋がって上がってくる。
不気味さ倍増ー!!

ネットで調べてみると、1990年代に南米から、エスカルゴのように食用にすると輸入されたそうな。
しかし、不評で売れず、そのまま捨てられたようですね。
茨城県以西で大繁殖して、中には、一つの田んぼで1000個以上の田螺を踏みつぶした爺さんもいたそうです。

踏みつぶす。。。あの不気味なものを。。。ぐちゃ~。
よ~しまへん、わたしゃ、無理!

このショッキングピンクの卵は水につかると死ぬそうな。
で、稲の穂や、田んぼの回りのコンクリートに張り付いてるから、それをせっせとこそげおとしました。

他にも、厳冬期に天地返しをやって、土にもぐった田螺を機械の刃で潰すか、土からでた田螺を凍死させると良いと書いてありました。
まじめか、冗談か、「一番良い方法は、茹でて食べてしまえば良い」ですと。

なんぼでもあげるから、食べて~。
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