中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

「ギフテッド」と呼んでます。

2023-01-23 23:40:35 | Weblog
近頃の子供さんは、本当にお利口さんが多い。
大人顔負けの好奇心、物知り、頭の回転が速い子供達。

こども園の副園長先生が毎月足揉みに来られるので、ちょっと聞いてみました。
「そういう子供さんは、ギフテッドと呼ばれています。
大人の人と話すのが好きなんですよ」と。

ギフテッドは、「神様からギフト(贈り物)をもらった子供」と言う意味なんだそうです。
ギフトの受身形やね。
「でも、この辺から、加古川、明石方面にエリアを広げても滅多にいない子供です」と。

そうなのか~。
私が出会った子供達もかなり回転が速いと思ったけど、ギフテッドはそれ以上なのか。
もしかしたら、先日の宇宙飛行士選抜試験で、4200余りの応募者から選ばれた10人は、ギフテッドなのかもしれないですね。

先日、お邪魔した40代のご夫妻の娘さんも、まだ入学前だけどとても好奇心旺盛な子。
足揉みが終わって、これから食事に行くとおっしゃった時、ママが
「この子、ものすごく食べるんです。ちょっと食べ過ぎじゃないかと思う位で。。。」
「それは、脳が食べてるんじゃないでしょうか?
これだけ、好奇心旺盛でじっとしていない脳だから、さぞや栄養が必要なんでしょう。
ドンドン食べさせて、将来は左うちわ~」

若い頃は、自分なりの枠に子供をはめようとしていたけど、今になってそれは間違いだったと思います。
子供の内にあるものが自然に伸びるように、見守るだけで良かったのだと。
子育てのやり直しはできないけど、孫ちゃんや側に寄って来る小さい子達やご両親に伝えることはできる。
「それが高齢者の役目、生かされている理由だと思いなさい」と、80代の加地伸行さんがおっしゃる。

今日揉んだ70歳女性。
「昔、色々教えてくださった年上の女性が、とても華があったの。
大勢の中にいらしても、すぐに分かるほど華やかな方で、どんな方にも全く同等に接しておられたの。
年下だからと軽く扱うこともなく、言うべきことはビシッとおっしゃって。
側にいて、とても楽しかった。
私もそういう年寄りになりたいな~って思っているんです」

そうおっしゃってるあなたも、私から見たら、とても素敵に見えますよ~。







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何が起こったのでしょうか!

2023-01-23 23:08:21 | Weblog
あっと言う間のことで、一体何が起こったのか分からない。
ムーヴのムーちゃんが、右にカーブして「ドン!!」と、ブロックにぶつかって止まりました。

その日、出張にでかけた先で、そろそろ家が見えて来たので、止まろうと思ったこと。
その先、20メートル程前方に男性が歩いておられたこと。
そこまでは覚えている。
で、ほんの数秒後、右に曲がったムーちゃんが、道の端にあったコンクリートブロックにぶつかって止まった。
エンジンはかかったままでした。
「いや~、この間の車検で直してもらったばかりやのに、またぶつけた!」と思ったことも覚えてる。

客観的にみると、車を止めようとしてブレーキを踏むのを、間違えてアクセルを踏みましたってことになるんでしょうね~。
しかし、あの衝撃なら、ブレーキと間違えたアクセルを、相当な力で踏み込んだと思われる。
もう、家の前で止まりかけた車のブレーキをそんなに強く踏み込むだろうか。。。
10年程前、バイパスのランプから下りてくる途中で、ブレーキを踏もうとしてアクセルを踏みました。
その時は、「間違えた!」とすぐに気付いたことも覚えています。

しかし、今回の場合は、「記憶の欠落」とでも言うのか、止まろうとした➡次の瞬間ぶつかっていたとなる。
自転車の親子さんをひき殺した偉いじいちゃんが、最後まで車の誤作動だと言い張り、自分のミスを認めなかったけど、私もそんな感じだった。
でも、今まで一度もそんなことがなかったムーちゃんに誤作動なんてあり得ないよな~、やっぱり母ちゃんのミス?
などと、ぶつくさ言うてましたら、息子が一言、
「高齢者はいつもそう言うんや。
母ちゃん、コンビニの前やったら突っ込んでたな~」と恐ろしいことを言う。
「だから、高齢者はミッション車に乗ったらえ~ねん。」と、追い打ち。
そんなことしたら、坂道からゾロゾロ、滑り落ちてくるわいな。

でも、やっぱり何か、腑に落ちない出来事でした。
立駐から落ちた人も、コンビニに突っ込んだ人も、皆気がついたら、こんなことになってたんです~!やったんやろな。。。
ますます、慎重に運転しないとな~と思いつつ帰ってきたら、おっちゃんが、
「お前、ストーブつけっぱなしやったで!」

アカン!終わっとる!



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宇宙飛行士選抜試験。

2023-01-05 01:12:19 | Weblog
最上級の人間性が要求されるお仕事ではないかと思うのが、宇宙飛行士。

これも先日のNHKで放送されてましたが、「宇宙飛行士の選抜試験」。
今まで、JAXAが実施する宇宙飛行士の選抜試験は、理系の大学卒に限るだったそうですが、今回は、その枠をとっぱらって、大学卒でなくても良い、理系、文系どちらでも可、となりました。

4200人余りの応募があり、それが50人に絞られて、そこから10人が選ばれるという選抜試験の様子をドキュメンタリーで放送しておりました。
それぞれ、社会の中で現役で働いておられる方がほとんど。
そうそうたる経歴の持ち主で、英語などは読めて書けて、話せて当然。日常の仕事に使っておられる。
数人の方々に、個別のインタビューをされていましたが、どの方も素晴らしい能力と、その人間性に感動!

昔「アポロ13」というアメリカのアポロ計画の実話を映画化したものを見たことがあります。
突然のアクシデントが起こった宇宙船で、メンバーを無事に地球に帰還させるために、宇宙飛行士とNASAのメンバーが知力を尽くして働いたお話し。
宇宙飛行士は生きて帰れないかもしれない、という現実と隣り合わせの仕事。
どんな状況に置かれても、取り乱すことなく、冷静に限界まで挑戦しながら最善をつくせる。

これは、初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんのご主人が書かれた本。



1995年に出版されているから、随分前から宇宙飛行士の募集はあったのですね。
若い頃は星が好きで、小型の天体望遠鏡を買って、初めて月のクレーターや木星の衛星を見たときは感動しました。
まさか、日本人が宇宙飛行士になれる日が来るなんて、想像もできませんでしたが、今回の選抜メンバー達は、皆さん子供の頃から、やはり宇宙に憧れておられました。
何かことを成すときは、自分の心の奥を剥いて、剥いて、剥いてその一番下に汚い物が寝ていないか、よ~く考えなさいと言われました。
奥底に汚いものがあったら、その上に何を積み上げても、ちゃんとは立たないと。
人間性が問われるのですね~。

今回の選抜試験にでできた皆さんは、どの方も心根が美しいように思われました。
「我も、人も良いように」という普遍的な善の心の持ち主。
それでも、落ちた。。。

最終試験は、10人から若干名の宇宙飛行士が決まったところで、その結果が3月に放送されるそうです。
忘れないように、楽しみにしておきましょう。

あちらに行くその日まで、稲盛さんのように、自分の心に問いかけて我が身の行動を決めている。
その積み重ねが、人間性を高めて行くことになるんだと思います。
なので、完成するのは、死の直前という事になりますね。

あなたも私も、命あるうちは、まだ過渡期だと思いましょう。






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稲盛和夫 OFFICIAL SITE

2023-01-05 00:10:33 | Weblog
年末に放送された、NHKの「100年インタビュー」で、京セラ稲盛和夫さんが出ておられました。
2022年8月24日、90歳で逝去されたので、この映像は何年か前のもの。
インタビューのなかで、「82歳の私。。」とおっしゃっていたので8年も前のものか。

私も何年か前に、稲盛さんのことを知り、沢山ある著書のうち、何冊か読んだことがあります。
で、今回、もう一度読んでみたくなって、図書館のHPにアクセスしたら、考えることは皆、同じなんですね~。
最近のものは、ほとんどが貸し出し中になっておりました。

その当時、完全に感化されて、ソーラーパネルをあげるなら絶対京セラ製を使うぞ、と思うほどでした。
通りすがりの住宅の屋根に、京セラと書いたパネルが上がっていたら「あんたは、偉い!」と、見知らぬ住人に声援を送っていた程。

で、たまたま、ネットで検索してみたら、このサイトが出てきました。
読み応えのある内容なので、ご紹介いたします。
一度、アクセスして読んでみませんか。

インタビューのなかで、「他力」という言葉で表現しておられましたが、HPの中では、「宇宙の意思」とありました。
どっちにしても、人智を超えた存在、力ということでしょうか。
稲盛さんがKDDIを立ち上げた時も、JALの再建をした時も、いつも「動機善なりや、私心なかりきか」と何度も何度も自問したとおっしゃっていました。
「動機が善」と言うのは、今、自分がやろうとしていることは、社会のため、人のために役にたつものなのか、そして、それを自分の利益のためにやっているのではないのかと、何度も確かめる。
そうではない!と言う答えが出て、いざ物事をやり始めたら、人智を超えた存在があなたを助ける、物事が成功するとおっしゃっています。

直江院長も生前、「療術師は、一番に人柄だよ」とおっしゃっていました。
事が成功するのかどうかは、その人間性にかかっていると言うこと。

インタビューのなかで、JALの再建の話が出たとき、
「私は、もう何ヶ月も前から、JALに乗ると何か嫌な気持ちになったので、使ってなかったんです。
そして、再建の話を受けた後、JALの経営陣に会った時、すべて理由が分かりました」と。
経営陣のメンバーは一流大学を出た人たちだったけど、社会や人のために役に立つ、という考え方が無かった。
まず、利益追求だけだったのでしょうか。
「お金は、後からついてくる」
これは、私が昔、聞いた言葉。
「あんたがやってることが、上から見て正しいことやったら、お金は後からついてくる。
お金に困るようになったら、あんたの考え方か、やり方が間違ってる」と。

80代の稲盛さんや、加地さん、中村さんが60代の私に伝えてくれる(本を通じてだけど)。
そして、私は40代にそれをまた伝える。
人としての生き方、有りよう、考え方などを。

やっぱり、年をとるってことは満更でもないですね~。









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「文字に親しむ」べし。

2023-01-02 00:21:07 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。

2023年、令和5年の始まりです。
元旦は過ぎ、今日は1月2日。
足揉みのご予約は4日からスタートしますので、今日と明日はまだ掃除をば。
今年も、皆様の毎日の暮らしが普通に続いて行きますように、サポートできたら幸いに思います。
ご自分の足と脳を信じて、神様に「もう、お前の努めは終わった。その地を離れて、ここへおいで」と呼ばれるまで、楽しく暮らして行きましょう。

先ほど、年賀状を書き終わりました。
元旦に間に合うように送ってくださった皆様、お返事年賀状を書きましたので、しばしお待ちを~。
昔は、年末、夫が消防団の夜警に出ている間に書いていたのですが、友人の一人に、年が明けてから「明けましておめでとうございます」って書くのが当たり前やろ~と言われて、なる程~と元旦に書くようになりました(低きに流れる性格ゆえ)。

なので、元旦に届いた年賀状に書いてある近況報告にお返事を書く形になります。
今年は、70代の友人が大腿骨骨折でリハビリと通院で大変な思いをしたとあったので、今や、内視鏡手術のお陰か、90代で大腿骨骨折したじいちゃんが、2ヶ月程の入院で、また自転車に乗ってるという回復ぶりやで~とお返事しました。

また、同い年の友人は、水墨画を習い始めましたとある。
それじゃ、この下半分のぼわぼわ~としたうさぎの絵は、彼女が描いた水墨画か?
三木市であった第九合唱団にも出てたし、週に何日かはまだ働いてるはずやけど、新しいこと始めたのか~。
来年の「龍」はもっと難しいで~。頑張れ!

などなど、書きすぎて紙面が足らずに、最後は虫眼鏡いる?みたいなことになっとる。
やっぱり、書く事が好きなんだな~、ワシ。

近頃は、60代、70代で年賀状を止めますとおっしゃる方が増える中、息子に届いた久しぶりの年賀状は、足揉み歴5年ほどの90歳男性からのもの。
5年程揉ませていただいているのに、今年初めて年賀状をいただきました。
二人で「何で?今年に?」と不思議に思っていると、ふと気がついた。
昨年、長年経営しておられた会社を廃業されました。
足揉みにお邪魔すると、居間の机に趣味のものを広げていることなどは、今までには無かったことでした。

「会社を止めて時間にゆとりができたんちゃう?それで、年賀状を書いてくださったとか」
年賀状は、達筆な自筆で書かれてありました。
その方へのお返事は、私が書いたのですが、筆ペン持つなんて何年ぶり?
表も裏も墨字で真っ黒。
味気ないから、赤い目のうさぎの絵を何度も練習して、隅っこにイラストを入れました。
何となく、それなり~。

余談ですが、本来息子がお返事を書くべきなのですが、息子は小学校で文字を覚える前に自己流で書き始め(その頃はすごろく作りにハマっておりました)気付いた時には、もはや修正不可能なくらいの文字で、以来その字を書いております。
足揉みのカルテの文字など、判読不能な場合もあり、つくづく入学してから書いてくれれば良かったと反省。
小さい子供さんが文字を書き始めたら、入学前でも速攻、お習字に通わせましょう。
その点、娘は文字を書くより、ひたすら外遊びが好きな子だったので、入学した頃に友人とお習字に通い始め、兄よりは読みやすい字を書いております。
書いていて思い出しましたが、息子には小さい頃から、1時間でも2時間でも本の読み聞かせをしておりました。
娘は、と言うと「ママー、Mちゃん寝てるよ~」と息子に言われてみると、ものの10分も経たずに爆睡中。
その娘も大人になってから本を読み始めたので、文字が嫌いではなかったのでしょう(本より泥団子が好きだった)。

「文字と親しむ」ということは、脳の好奇心を満たすのに、とても良いことだと思います。
この男性も、85歳までの自伝を書いて出版しておられます(続きを書こうかと思案中)。
引退されて時間ができたので、今年は自筆の年賀状を書かれたのかもしれません。

95歳まで揉んでいた「看板娘の愛ちゃん」も本が大好きで、90代の初め頃にお手紙をいただきました。
この年賀状が届いたときに思い出して、久しぶりに愛ちゃんのお手紙を読み返してみました。
わざわざ、ではなく、足揉みに行かせていただいた日に、ふと思いついて書いて送ってくださったものでした。
手の届く所に国語辞典と便箋と封筒のセットが、箱に入れてキチンと置かれていました。

前に、認知症の予防の一つに「料理する」「お金を管理する」そして「文字と親しむ」と書いたことがありますが、この三つのことができている間は、脳は退化することはないのじゃないかと思っています。
この90歳の男性や愛ちゃんは、長年、読んで書いて来られたからずーっとそれを続けられたのでしょう。
夫のように、読むのも面倒、書くのは3行以内と言う人が、全員認知症になるかどうか分かりませんが、今あなたが文字が好きなら、これから先、試しにずーっと続けてみられたらいかがでしょう。

私も、たとえ年賀状が1週間後に届くような時期に書くようになっても、書き続けてみようかな~。
え?そんなもん、イランて?
読んでもらえるよう、日々努力いたしますので~、もらって!

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