中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

連続揉み中。

2011-08-28 01:55:41 | Weblog
7月12日から、毎日足揉み46日目。
体調があまりよくない日は、「しんどいから、いらん」と言われて、二日ほど抜けたかな?

癌の反射区は、副腎、脾臓、横隔膜(特に骨と骨の間を深く揉む)、三焦、癌細胞があるところ。
母の場合は、上行結腸、肺、頚部と胸椎。

椅子に座ることができないので、ベッドの上、またはベッドの外の足元からの施術。
どちらにしても、通常の足揉みの姿勢ではないので、うまく反射区に入れられてるか、怪しい。。。
「反射区にこだわらずに、包み込むように揉むこと」という院長先生の言葉があるので、まあ良しとしましょ。

たいていは、「とても気持ちがいい。極楽やわ~」と絶賛。
今のところ、むくみも何もなく、食事も少ないけど、口からとれます。
腸閉塞の危険がある大腸癌も、呼吸困難になるそうな肺癌も大人しくしてくれてるようです。

「娘に足揉みを教えてくれた札幌の先生に感謝やわ。ありがとう言うといてね」と、涙のちょちょぎれる言葉。
こんな言葉を聞いてしまったら、毎日行かいでか!
と言いつつも、四捨五入60歳のぱくちゃん、往復90分の道のりは近くはない。

でも、とことん行くで~、やれるとこまで、やったるで~!(完全に関西のおばちゃんや!)
と、自分に自分でハッパをかけて、癌細胞と戦闘中。

「癌細胞は、毒素を出すんです。」と放射線科の先生に言われた。

そうか、てめえ癌細胞。ルールを無視して増殖するだけじゃなかったんね。
腐海の木々みたいに、瘴気を出しとるんね、ショワ~、ショワショワ~、って。

死ね!このやろ!癌細胞!くたばりやがれ!

日頃は上品なぱくちゃんが、悪口雑言の限りで揉んでおります。
性格変わったら、ど~しよ~。
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「ただいま~」って帰ろう。

2011-08-28 01:17:23 | Weblog
キリスト教では、お亡くなりになることを「帰天された」と言います。

「何月何日、○○さんが帰天されました」とカトリック新聞に載ったりします。
天から出てきたから、天に帰るって意味なんでしょう。
天と言うのは、キリスト教だからで、生まれる前に自分がいたところですから、別に呼び名は何でも良いのでしょうね。

「この世は、仮の宿」という言葉が日本にもありますが、これなんかもやっぱり、仮の宿というくらいですから、元々の自分のいたというか、いる場所があるということですね。

元々自分がいたところから、ある日「いってきま~す」と言って、この世に下りてきた。
なんで下りてきたのか、たかだか100年ほどの生を全うするために産みの苦しみを経て、下りてきた。

わざわざ下りてきたんだから、きっと何かすることがあるんだろう。
それが、「魂の修行」だったり、「何かの役目」だったり。

「人は何のために生きているのか」。
よく、哲学のテーマになるけど、自分が何で下りてきたのか、あっちに帰る前に分りたいな~。
でないと、下りてきた甲斐がない。

いつかは、元の場所に帰るとして、その帰り方が問題だな~。
交通事故で突然帰っちゃう人もいるし、皆にちゃんとお別れを言って、「それでは」と帰る人もいる。

「バイバイ、みんな。お世話になったね。楽しかったね。先に行って向こうで待ってるからね。ゆっくりおいでよ」

こんな風に言って、帰りたいな、ぱくちゃんは。

何が言いたいかと言うと、「この世がすべて、死んだら終わり」って思ってると死ぬのがとても悲しくて、辛い、ということ。
自分が、もう消えてなくなって、無になる。
臨終まじかのあるお坊さんに聞いたところ、この寂寥感がなんとも耐え難いそうな。

でも、もう忘れてるけど、自分が元いたところへ修行か役目か分らんけど、それを終えて「ただいま~」って帰って行くって思えば、もしかして少しは気持ちが慰められるかも。。。

毎日、母の顔を見ながら、こんなことを考えているぱくちゃんです。


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災い転じて福、になるか。

2011-08-28 00:35:01 | Weblog
福島県の放射能汚染が広がって、あちこちに影響が出ているようですが。

さて、放射能というのは自然界にもある程度漂っているものですよね。
たとえば、先日ぱくちゃんが、千種の山から汲んで来たラドン水。
今、癌の方に注目されている秋田県の玉川温泉。ここなんぞは、山全体からラジウムが放射されているそうな。
そして、ぱくちゃん母の癌治療にも使われた放射線(コバルト)。

これらは、どれも人間にとって、有用な放射能とされています。

で、福島で放出中のセシウム。(一つしか思い出せない悲しさよ)
毎日、あちこちで測定されて、牛肉やおコメの出荷に影響を与えている有害な放射能です。

同じ放射能があるときは有用なもの、あるときは有害なもの。
質の問題なのか、量の問題なのか?

量がだんだん減って、薄れてきたら有用になるのか?
じゃ、福島はいつの日か、玉川温泉以上の癌治療のメッカになるのか?

全くの素人なので分りませんが、有用と有害の境界ってなんでしょう?

こんなことになるまで、全国各地の放射能数値なんぞ測ったこともなかったでしょうから、どこがどのくらいの線量なのかも分らなかったんちゃう?

関西のおばさんがやたら元気なのも、関西地方は放射線量が多いから、という説もあるそうな。
今騒いでる以上の線量が、あちこちにあったかもよ。

科学者のみなさんよ、もしかしたら、「汚染」じゃなくて、「めぐみ」の放射能ってことないかな?
汚染だ、汚染だって騒いでるけど、もしかしたらこの線量からは生物にとって良い影響を与えます、とかさ。そんなの、研究してみてよ。

そこに住んでるだけで、「地面から放出される放射線で体内の癌細胞を殺します」てなことになったら良いのにね~。

てなことを、先日YMおっちゃんと話していました。



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三島食品さん、ありがとう。

2011-08-21 01:58:43 | Weblog
三島食品の「たいみそ」。



病院のご飯に時々付いてきます。
重湯とわびしいおかずが出てた頃、これが食事についてきて「美味しい!」と絶賛。
毎食ついてくるわけではなく、「今日はついてる?」と聞く。

そんなに気に入ったのなら、とネットで購入しました。
小袋40個入りで、840円。

毎日、毎食食べてや~。

おかゆを細々食べてた母、「こんなんでは、体力つかへん」と食事の内容を普通に変えてもらった。
昨日から、鮭のホイル焼きや、今日は肉詰め料理が出てきたらしい。
「ご飯がすごく美味しいんで。これで体力がついたら、起きられるわね~」と期待満々。

つい、この間までは、何も食べられず、吐いてばかりいた母がしっかり食べるようになっています。
痛み止めのモルヒネのパッチは、量が増えているのか、何となくぼーっとしているし、しゃべりにくい。
これからどうなっていくのか、さっぱり分りませんが、人間食い力が一番。
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美味しい!

2011-08-17 02:23:05 | Weblog
「GODIVA」のアイスクリームです。


ゴディバといえば、チョコレートメーカーだと思っていたのですが、こんなんありました。
セブンイレブンで、発見。

これは、バニラですが、イチゴと2種類あります。
アイスの中に、チョコチップが入ってて、それは美味ですよん。

1つ、420円。不味かったら怒るで~!のお値段ですね。

何も食べなかった母に、なにか食べられそうなものは、と探していた時に見つけました。
病気の時は、とにかく口当たりの良いものをと、アイスは一番ですね。

医療センターに入院してる時は、ハーゲンダッツを買っていたのですが、あまり食べられませんでした。
今回、これを食べさせてみると、「美味しい!こんな美味しいアイスがあったんや!」とえらい気に入りようでした。
何でもええから、食べてくれたら有難い、と今病院の冷凍庫にストックしています。

午後になると、「アイス食べよか」と嬉しそうに言う母。
「あんたもお食べ」と言うてくれますが、我が家の冷凍庫にもちゃんとストックしてあるんですわ~、ほほほ。。。
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おなかすいたよ~。

2011-08-17 01:26:49 | Weblog
母のその後。

モルヒネと放射線の後遺症でほぼ3週間近くほとんど食べることが出来なかった母。
病院で出てくるものといえば、ゼリーや水羊羹のみ。
いよいよ、食べられなくなってこのままになるのか~と思いきや。。

「夜中にお腹がすいて困った」と言い始めた。
食べるものなど、全く興味がなくて何もいらんと言ってた母が、4,5日前から空腹を訴える。

空腹を感じるというのは、胃腸が元気に動いている証拠。
早速、ゼリーから重湯に替えて貰った。
と、「重湯ばっかりじゃ力が出ないから、お粥にしてもらったよ」と。

翌日、「こんな薄いお粥じゃアカン!全粥にしてもろて!量は半分でええから」
注文の多い母です。
で、今日、「なんか、足りんな~。明日から、もっと増やしてもらって」

骨転移を起こしてるから右手を動かすと酷い激痛で、客観的に見ると、症状はかなり深刻なのですが、この食べっぷりを見ていると、もしや歩いて退院できるのでは?と思ってしまいます。

先日、札幌の院長先生と話したときに、癌が進むと「多臓器不全」という状態になるそうです。
今、母は足揉み以外、積極的治療は何もしていないので、ただ足が頑張ってくれて、癌が胃や肝臓に浸潤するのを押さえ込んでいるのでしょうか。

毎日の足揉みは、一ヶ月を超えました。
揉んでいないとどうなっているのか、比較することができないのですが、激痛を除くと、体調は変わっていません。

激痛を抑えるために、これからモルヒネの量が増えてくる(とにかく痛みを抑えて欲しいと希望しています)ので、このまま意識がはっきりしている状態がいつまで続くのか分りませんが。

体が弱ると、嗅覚が敏感になるのか、ミネラルウオーターの匂いと味に好みが出てきました。
なかなか気に入った水がないので、今日は久しぶりに千種のラドン水を汲みに行ってきました。
YMおっちゃんのお話によると、腎臓に6センチ大の癌があったかたが、ラドン水を飲んで、腫瘍が小さくなったらしい。
そりゃ、いいやん。効果あるかも。。

以前は、時々夫と行ってたのですが、久しぶりに一人で行くとやっぱり遠いね~。
タンク5個分、100リットル。老骨の身には重い!
「おっかちゃんのためなら、え~んやこ~ら!」

往復3時間半の道のり走って、汲み立ての冷たいラドン水を母に差し出すと、
「上に養鶏場とか、あらへんの?大丈夫なん?」とのたまう。

お~、体は弱ってもお口は達者!
近頃、とみに母に似てきたといわれるぱくちゃん、恐怖~。



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