中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

その日まで。

2013-10-10 02:02:36 | Weblog
生命エネルギーといえば、この方の本。



手塚治虫のライフワーク、「火の鳥」。
若いころに、この本に出会い、20代でも30代でも読んでいました。
手塚さんは、「宇宙生命」という言葉で表現しています。

この空間には、無数の宇宙生命が飛んでいて、その一つが人や動物、植物の中に入り活動し始める。
肉体と宇宙生命と、気と血で、なりたっている。

でも、死んでもそれは滅びることなくほかの宇宙生命と一緒になって存在を続けていく。
「火の鳥」は全8巻あります。
8巻すべて読んで、感想を聞かせてほしいと後書きに書いてありました。

40代、50代は読むひまもなく過ごしてしまいましたが、60歳で亡くなった手塚さんも今のぱくちゃんと同じように魂かエネルギーの永遠性を考えていたのでしょう。

たった、100年やそこらで人の生命が終わるはずがないと。
死んでもなお、魂(エネルギー)が続いていくのだと。
有限である肉体は滅んでも、中に存在していた魂は、今生の経験と記憶を刻み込んで次に続いていくのでしょう。

今日、来られた50代女性は、幽体離脱を体験され、その時の情景をはっきりと覚えておられるそうです。
それを聞いた方が、「それは、魂に刻み込まれた経験だから、はっきりと鮮明に残っているのだ」と言われたそうです。

手塚さん、ぱくちゃん、そのほかにも命が今生限りのものではなく続いていくものだと思ってる方って、沢山いるに違いない。

有限である今生の肉体に入っている100年足らずの間に、どれ程のことをやれるか。
肉体から離れるときに、魂に何をどれくらい刻みこむことができるか。

たった60年の手塚さんの人生は、疾風のごとく、だったようですね。
草薙君が出てるから、「神様のベレー帽」という手塚さんを書いたドラマを見たのですが、作品一つ一つにどれ程、手塚治虫の執念が込められているかが分かって、
今まで読んだ手塚作品の持つ力の理由を納得しました。

「そうだったのか!!!!」

手塚さん、日本にあなたのような漫画を誕生させてくださって、本当にありがとうございました。
ジャングル大帝、リボンの騎士、アトム、そしてこれ。



「大丈夫です。僕にできるんだから、あなたにもできますよ」が口癖だった手塚さん。

決して妥協することなく、寝る時間を削って、ひたすら自分の思いを漫画に書き続けた人。
命は短くなったけど、一生懸命に生きたんだな~。

いつ仕事を辞めるか、というのを決めるのは、自分ではない。
いつ死ぬのかが分からないのと同じように、決められた最後の日までやり続けよう。
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