中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

相乗効果でいこか。

2016-05-22 00:43:00 | Weblog
病院の治療と足揉みの相乗効果、ではないかという例。

去年の4月、肝内胆管癌で肝臓の7割を切除。
その後リンパ転移を起こしていると言われ、6月末から抗がん剤治療を受けるので足を揉んでほしいと依頼された50代女性。

抗がん剤の初回から、毎週揉みをするケースは初めてで、果たしてどういう結果になるやらと施術を続けてきました。

ほぼ1年。

リンパの癌は退縮しているとのこと。
最初、癌センターの先生から、「癌は消えません。これ以上広がらないようにするだけです」と念押しされていました。
「薬が非常に良く効いていますね~」と癌センターの先生。

ところが、今回院長に
「抗がん剤って足揉みで副作用を止めることができたら、効果がでるもんなんですね~」と言うと、
まだ、そんなこと言ってるのかと言わんばかりに、
「抗がん剤が効くというのは、宝くじに当たるような確率ですよ。ほとんど効果はありません。何十、何百という抗がん剤が出ては消えていきましたよ」とおっしゃる。

医師と院長とは、全く見解が違う。

いくら製薬会社がひどいと言っても、全く効果がない薬を何十億円もかけて、開発するだろうか。
効果があるはずだけど、患者さんの命が副作用でやられてしまうということじゃないかな。
副作用さえ止められれば、もしかしたら、効果だけが浮き彫りになるのでは?

今まで、ぱくちゃんが揉んできた癌患者さんは、すでに抗がん剤を受けておられて、体力消耗状態でお会いしました。
だから、足揉みをしてもすでに時遅しだったのか、助かった方はありません。
ただ、最後まで腹水が溜まることもなく、穏やかな最後でしたが。。。

それが、今回は同時スタート。
最初は、口内炎やほてり、吐き気、などなどありましたが、1年近くたった今は副作用らしきものはほどんどありません。
今月に入り、癌の退縮が見られたので、2種類の抗がん剤が1種類だけになりました。

「身体が楽です~」とおっしゃって、二人で抗がん剤とさよならする日が来るのを楽しみにしています。

今日、こんな本を見せてくださいました。


癌センターで治療に入る前に、もらったそうです。
投薬する薬の説明、投薬スケジュール、副作用の説明などが書いてあります。

予想される副作用を止めるために投薬される薬の数々。
ステロイドも入っています。

そして、副作用の中でも強烈なもの。
これが続くと、抗がん剤の中止か変更を余儀なくされるもの。



すごい!
癌になると、もう薬から逃れられないのか。。。

いやいや、足揉みと併用して、この女性は副作用を乗り越えて、普通に生活されているではないですか。

「もし、手術直後に足揉みをスタートしていたら、抗がん剤も必要なかったかもしれませんね」とおっしゃった。
でも、まだ間に合ううちに出会ってくださった。

続けて、
「癌センターで、抗がん剤治療をしている方に、足揉みを教えてあげたいです」とも。
去年の手術の時、同室だった方と癌センターで時々出会っていたのに、今は見かけなくなったって。
「どうされているのでしょうね~」

上のパンフレットの初めに
「胆道癌は手術をしても、その後の再発率が高いことなどから、治りにくい癌の一つです」と書いてあります。そ~なんや~。

院長曰く、「抗がん剤が効いているというなら、宝くじに当たったようなものです」ですが、
とにかく、今は落ち着いている。

どうぞ、このまま、じーっとしているのだよ。


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初めの一歩。

2016-05-22 00:21:54 | Weblog
18日、19日の講習の前日、院長先生が息子の認定講習をしてくださいました。

思えば、息子の足を揉み始めて、1年半になります。
10年前、資格を取ったばかりのぱくちゃんの練習台になってくれて以来、一度も揉むことがなく、どんなに不調でも足揉みを断られ続けてきました。

ふとしたことで、息子の足を再度揉み始め、1年を過ぎる頃、資格をとっても良いよと言い始め、とうとう認定証をいただく日が来ました。

まるで、冗談みたい。。。
こんなことになるとは、想像もできなかったと息子も母も。

院長先生と実技の練習。



母に似ず、とても優しい手だと言われ、いつかお母さんを追い越すね、とありがたい言葉もいただきました。

このまま、足揉みを極めて、母の想いを継いでくれたら、こんな嬉しいことはない。
「母の想い」と言うのは、いつか西洋医学と東洋医学が協力して人の体を整えていくようになること。

自分の患者さんに治療と足揉みを併用させてくれるお医者様が出て来ないかな~。

取りあえず、一歩が始まったね。頑張ってください。

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受講生募集中。

2016-05-21 23:31:16 | Weblog
5月18日、19日。
札幌から院長が来られまして、「一般の方向け 上級実践講座」を開催する講師養成講座。

準師範5名と療術師さん2名の計7名。



癌と認知症の家族を持つ、一般の方々に、それぞれの反射区5か所、9か所を教えられるようになる講座です。

とても濃厚な講義で、院長以下生徒7人もヘロヘロになりながらの2日間でした。

初日、「もう、疲れて(これは多分緊張して)疲れて、9時過ぎに寝てしもた」やら、
「頭が痛くて、疲れました~」

廃屋と化した足揉み部屋を取りあえず、9人が学べるようにするために、数日前から片づけまくったぱくちゃんも、よれよれ。。。

しかし、来られる皆様にとにかくお知らせせねば、とポスター作り。



と、癌と認知症のご家族に配布する、チラシも作って。。。



昨日から、早速ばらまいています。

院長先生の講義の中で、認知症と高血圧の因果関係のお話が面白かったので、ご披露。

もう、20年近く前になりますか。。。
看護師をしているぱくちゃん友人が、
「もし、高血圧と言われたら、薬で押さえてる間に、食事療法をやって、自分で下げるんで。
降圧剤を10年飲んだら、認知症になるんやから!」
と、教えてくれました。

「日本は世界で一番降圧剤を飲んでて、一番認知症が多い国。

血圧は、昼間の2時から3時が一番高くなって、夜中の2時から3時が一番低くなります。
だから、夜に降圧剤を飲んでると、身体自体が血圧を下げるのに加えて、薬でまた下がる。
血圧が下がり過ぎると、脳が血管を委縮させて、血圧低下を防ぎます。
若い時は、委縮した脳がすぐ戻りますが、高齢になると、戻れない、委縮したままになる。

で、認知症を発症するというわけです。
認知症は、脳の萎縮が原因ですから。

 日本は、100歳以上が6万人を超えていますが、それを調べると、元気なお年寄りは軒並み高血圧だそうです。
昔は、自分の年齢に90をプラスしたのが、標準血圧でした。(ぱくちゃんなら、150位やね)
ところが、今は130や140で標準だという。
これが、おかしい」
というのが、院長のお話。

血圧は朝1錠飲んでいる方が一番多いようですが、夜の降圧剤は危険と言うことです。
いつも、書いていますが、高血圧の85%は心因性。
気持ちに左右されるので、薬でなんとかなるものではありません。

だから、足を揉んで、気を強く保ちましょう。
足揉みは、あなたの性格を変えてしまうこともありますよ。(ぱくちゃんが見本)




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対応しています。

2016-05-18 01:50:48 | Weblog
これは、ぱくちゃんの左足の指。



むさ苦しくて、ごめんなさい。
じーっと見ていただくと、中指がこわばって、固まって、棒状になっています。(分かるかい!)

先日、息子に揉んでもらったら、この指が異常に痛い。
第2、第3の指は目の反射区で、近眼、老眼、白内障、緑内障などの反射区になります。
確かに、最近、高速道路で運転中、遠くの標識が見えにくくなっている。
視力が落ちとるのか、白内障にでもなりかかっているのか、老眼の買い替え時期なのか。。。

息子に揉んでもらっても、固さは取れずにいましたので、翌日から自分でモミモミ。
指先限定で。
自分で揉んでも、痛いじゃないか~。
続けること3日程。
少し柔らかくなってきた。

と、ふと気が付きました。
手と足は「相対応理論」があります。
例えば、手首が痛い時は、足首をほぐす。
足の指は、手の指と対応しています。

そういえば、最近、手の指が固くて曲がりにくくなっていました。
おまけに、時々、ちくーっと痛む。
そうだ、そうだ。
足の指をほぐせば、手の指にも影響があるんだよ、と思い出しました。

横着ぱくちゃんが、せっせ、せっせと毎日揉み。(指だけ)
少し、効果が見えてきました。
すごいね、足って。

足の指股に手の指を入れて、クルクル回す。
これが痛くてできなかったぱくちゃん、今は痛みも軽くなってきました。

指股に隙間なんかない貴方も、やってみて。(指だけでOKよ)
毎日、やれば必ず結果を出してくれますよ、足が。
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ぶっち~ん!

2016-05-11 00:23:18 | Weblog
五月一日、大和市へ行った翌日、息子に足揉みのオファー。

何となく、腰が怪しげ~。
と、初めての経験だけど、胸と背中の圧迫感。おまけに息苦しい。
おばあちゃん達がよくおっしゃる、「息が入らない」ってこれか?

「腰やで、腰。それと胸の圧迫感。肺と気管支の反射区、よう見てや。」とうるさく息子をせっつく。

「固~い!こんな固い足、ようほぐさんわ。浜野ドリルに揉んでもらってき!
僕が揉んでるおばちゃんたちの中でも、一番やで。」
「え?あのYさんよりも、固いってか?Yさんの方が、調子悪そうやん」
「母ちゃんの方が固い」「さよけ~」

ということで、浜野ドリルを予約した。
今週は、月曜日に息子、土曜日に浜野ドリルと、週に2回揉みの贅沢~。
と、思っていたのに、もっと早まる結果に、あいなりました。

五月五日の子供の日。
連休中やから、混んでるだろなと思いつつ、千種高原へ水汲みに。



予想に反して、ガラガラ。
どうしてかな~。

台車にポリタンク3つ載せて、坂道下りようとしたら、「無理したらこぼすで~」と夫。
そうかいな、と一つ下そうとした、その恰好が悪かった。

ぐにゅ~、と確かに音がした、右腰。
ソロソロと坂道下りて、車に乗ってからずーっと自分でモミモミ。

途中、道の駅にもよったけど、びっこをひきひきしか歩けない。
「今晩、足揉みできないかしらん?」
前倒しをお願いして、中2日の足揉みで、翌日は何とか普通に歩けるようになりました。

恐るべし、足揉み。

「体調が悪くなったら、足をほぐして、それでもだめだったら、病院へ行きなさい」と言う院長の言葉を実行して、もう10年過ぎました。
おかげ様で、足をほぐしたら、何とかなってきました。

ほんとに、恐るべし、人の潜在能力。







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魔法の片づけ。

2016-05-10 23:47:09 | Weblog
父の法事が4月30日でした。
翌5月1日が第一日曜日でしたので、恒例の大和市へ婿殿の足揉みへ。

法事から帰った夜、何だか右の腰が怪しい~。
このまま行ったら、ぎっくりちゃう?

息子は、ぱくちゃん弟にしこたまお酒を飲まされて、足揉みなんてとんでもない!
自分で、揉み揉み。
右腰椎の反射区、ブツブツブツブツ。。。痛いじゃん!

痛くても、明日は新幹線に往復5時間。
腰痛になっとる場合じゃないて。

朝、不安げに目を覚ましてみると、恐るべし!足揉み。
何ともない。ありがたや~。
ま、用心のためにと腰痛ベルトを締めまして。。。

例のごとく、本を1冊、車内読書用。



びっくりした。
単に、収納、お片付けの本かと思ったら、生き方の本だった。

行きの新幹線で読んでしまったので、娘に「読む?」と置いてきました。
ので、詳しくは説明できないのですが、物を捨てるのではなく、どれ、どの子を残すか。

物というのは、その家に来たときから、すべて、その人のお役に立ちたいと願ってる。
道具も、家も衣類も、すべてが。
だから、家に帰ったら、家に挨拶してあげてね、「ただいま」って。

貴方の帰りをじっと待ってくれている。
雨がふっても嵐が来ても、中にいるあなたをしっかり守ってくれている。

押し入れに入ったまま、いつか貴方のお役に立つ日を待ってる物達。
いつまでたっても、その日が来ないなら、手放して開放してあげてね。
その代わり、残した物たちは大切にしてあげて。

とても大切に物を扱うのは、YMおっちゃん母上。
きっと、コンマリさんも、丁寧に物と接しておられる。

少しだけ、ぱくちゃんも箪笥の中身を片づけました。
「ときめき」なんてあるんだろうか、と思っていたけど、やっぱり好きな服ってあるんだ。
その代わり、昔、愛ちゃんにいただいた服、着やすくて高級品だからと着ていたけど、ちっともときめかない。
そもそも、この服にときめいたことなんてあったっけ?
着ているだけって感じ。似合うかな?なんて思ったことなかった。
洗濯して、紙袋に詰めて、どなたかにもらってもらおうと、手放すことにしました。
不思議やね~。
気にいってたつもりやったんやね~。

「捨てる」んじゃなくて、沢山ある物の中から、「残す」ものを探す作業。
足揉み部屋の本棚も片づけた。
本の片づけかたも、書いてありました。
まず、本をすべて取り出して、床にならべる。
その中から、ときめくものを拾い出す。
基準が決まれば、早い、早い。
迷わず、選べる。

今夜の粗大ごみで盛大にお別れしてきました。
本棚に残った子達とは、いつか一日中、読書三昧の日々が来たら、一緒に楽しみましょう。

こんな片づけの方法があったんだ。
まだまだ、衣類や食器、他にも山のようにあるけど、今までのように、こっちからあっちへ移すだけの片づけとは違うね~。

相性の良い子達を見つけるような魔法の片づけ。
当分、粗大ごみ置き場へ通うことになりそうだけど、これは、これで楽しみやね。



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修羅は消えたか?

2016-05-10 23:22:21 | Weblog
父の35日で。



皆が帰って、私達兄弟の家族だけ。
やっぱり、心菜の人気が一番やね。

昔、昔、若い両親が、何かと借金を重ねて、実家の家や土地を手放してしまった。
「葬式だけでも、父親、兄、母親、祖母、叔父。五つも出したんや。農協に金借りてな~」と父が話してた。

自分の父と兄が戦死した時、私の父は17歳。
母をなくした時が、22歳だったそうな。
その時に、当時のお金で2000円の借金があったと、父の日記にあった。
2000円って、今のいくら位なん?

父の妹達、おばちゃんたちは可愛がってくれたけど、やっぱり自分の実家がなくなってしまったのは、辛かったんだろうね。
「あんたのお父ちゃんは、家を売ってしもて~」と言われた。

でも、今回、そのおば達が法事に来て、
「あの実家は家相が悪かったわな~。二人も戦死して。
座敷の下に、村の下水道があったしな~」
「兄ちゃん(ぱくちゃんの父)がこっちへ出て来てくれて、良かったわ~」と言うてくれました。

長年の、わだかまりが消えた感じ。
「修羅の因縁」は無くなったのか?

後は、「お金」と「色情」ですな。



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楽しかったよ。

2016-05-10 22:09:32 | Weblog
15年、一緒に楽しく暮らしてくれたみゃーこがお参りしました。

ご飯を全く食べなくなって12日。
水を飲まなく(飲めなかったのか。。)なって、2日。
歩かなくなって半日。

今日、お仏壇の裏を掃除しようとしたら、猫砂がパラパラ落ちていました。
そうだよね~、ここでもよくお昼寝していたんだよね。

もう、みゃーこの道具を全部片づけたと思っていたら、まだ形跡が残ってた。

父が亡くなったのが、3月28日。
みゃーこが4月27日。ちょうど、1か月。
父がお供に連れていったのか。

亡くなる前日、夜いつまでもぱくちゃんの側にいた。
寒そうなので、毛布で包んで側に置いてたんだけど、ど~も今夜あたり危ないんじゃないかってな感じ。
元飼い主の息子に「危ないで~」とメールしたけど、すでにお休みだったそうで。
そのまま、4時ごろまで起きて見てたんだけど、睡魔に襲われた。

朝、起きると、「おらへんかったで」と夫。
探すと、2階の部屋のソファーの上で横になってる。
あの体で、どうやって階段を上がって行けたのか。。。

次に見に上がると、ソファーにいない!
えっ?と思って探すと、今度はベッドの下に倒れている。
もう触れるのも可哀そうでそのまま置いて、今度見たら、娘の部屋のソファーの上に座っている。
止めりゃよかったのに、ぱくちゃん、最後にもう一度だけ抱っこしたいと抱き上げたら、げぼっと戻してしまった。
後で、猫に詳しいお方に聞くと、「それは胆汁ですよ。茶色かったでしょ?」そーそー。

もう一度、ソファーに戻してそのまま置いておいた。

昼過ぎ、息子が「今、みゃーこが死んだで」。
隣の部屋にいた息子が、ひどい咳をしてるので、見にいったらもうアカンみたいやった。
そのまま見ていたら死んだから、目を閉じてやろうと瞼を塞いで10分程押さえていたそうな。

みゃーこは元々、息子が飼い始めた猫で、子猫の時から、殆ど2階の息子の部屋に居ました。
息子が下に下りてくるときだけ、下に来て、息子が上に上がろうとすると、急いで付いて上がる生活をしていました。

それが、ある日、息子が家を出ることになり、みゃーこを置いて行きました。
毎日、毎日、玄関で息子の帰りを待っていましたが、とうとう諦めて、私達と暮らすようになり、2年後息子が帰って来た時は、すっかり嫌われて、全く懐かなくなっていました。

「捨てられた恨みや~」と家族にやじられ、元のように懐いてもらえるまで、何年もかかっていましたが、元々動物大好きの息子。
最近は、信頼も取り戻し、毛づくろいは息子の仕事になっていました。

どこに階段を上がる力が残っていたのか分かりませんが、子猫の時に暮らしていた二階で、最初の飼い主の息子に看取られて、逝きました。(不思議~)

身体を拭いて、きれいなハンカチを枕と布団の代わりにして、箱に入れました。
「みゃーこのこんな姿、父ちゃんが見たら、気の毒やからどこかに隠しておこう」と夫の実態を知り尽くしている息子の言葉。

全くのその通りで、「みゃーこにお別れし」と言うと、
「そんな可哀そうなもん、よ~見ん!」とのたまう。

「母ちゃんが先に死んだら、棺桶の中、見てもらえへんのやろか」と息子に言うと、側で聞いていた夫が
「順番、間違ごうてもろたら、困る!」と叫ぶ。

2,3日はがっくり肩を落とし、
「父ちゃんが、殉死しそうやで~」と娘にメールするほど。

私達の寝室で、みゃーこはよく夫の布団の上で眠っていた。
「なんで、僕の布団にばっかり寝るんや」とぼやく夫に、
「そっちの羽毛は8万円、わたしゃ、半額の4万円に寝とります。いや~、みゃーこは賢い」

いつも居たみゃーこを思い出して、喪失感に襲われとったんやろね~。

「やっぱり、新しい猫、要るんちゃう?里親サイトで、みゃーこにそっくりな猫見つけたけど」と、優しさの方向が違うような息子。

「もう、飼わんとって!絶対に飼わんとって!可哀そうや~」と叫ぶ父。
「なんで?みゃーこと暮らした15年間は楽しかったやんか!」と息子。

うん、うん、どっちの気持ちもよ~分かる。
息子よ、新しい子、飼ってもいいよ。
でも、二階から降ろさんとってね。
家を出るときは、「ペット可」を探してね。

一晩、箱に入れたみゃーこと時々お別れをしながら過ごし、翌日息子が斎場へ連れて行きました。

苦しむのを見ていることができるだろうか、と心配していましたが、何も食べず、飲まず、ゆっくり弱って、そーっと亡くなりました。
みゃーこは猫だったけど、人の場合も同じなんじゃないかな。
徐々に食べなくなって、水分も取れなくなったら、すーっと息を引き取れるのでは。
勿論、ある程度、年をとってないと無理だけどね。

みゃーこちゃん、うちに来てくれて、本当にありがとう。











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道の駅巡り。

2016-05-10 21:55:36 | Weblog
長々のお休みのお詫びから始めにゃと思っておりましたのに、速報に目を奪われまして。。。

4月の下旬、夫と日帰り道の駅巡り。
北へ~、北へ~と。

わらび。




こごみ。



山菜あれこれ。

久々のオフでした。(もう、記憶が薄れとるがな~)
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同じ方向を向いて。

2016-05-10 21:16:40 | Weblog
賢島サミットの後、27日にオバマ大統領が被爆地、広島を訪問することになったと速報が流れている。

インテリやくざの皆さんが、「アメリカに謝罪を要求するのか」と、まるで某国のやり口を日本人が真似するかのごとく騒いでる。

するわけないやろ!!!!

広島へ行ったことのある人なら、全員が見ている石碑になんと書いてあるか。

「安らかにお眠りください。過ちは二度と繰り返しませんから」と。

広島に原爆を投下したのはアメリカで、広島市民が苦しみの内に亡くなったのはアメリカのせいだと、普通は思うはずなのに、

「二度と繰り返しませんから」と書いてある。
「繰り返させませんから」じゃないんだよ、「繰り返しませんから」だよ(しつこい?)

昔、昔、これを読んだとき、日本人と言うのは、何か事が起こった時、誰かに全責任を押し付けるのではなく、自分も加担したのかもしれないと自省する人種だったのか、と考えたことを思い出した。

戦争を回避できなかった責任、原爆投下を避けられなかった責任。
一生懸命、回避しようと努力した人があったことも事実だけど。。。

今回は、安倍総理も同行するそうですが、この二人はお互いが向き合っているのではなく、共通の目的に向かって、同じ方向を向いている。

世界で一番影響力のある大統領が広島を訪問すれば、他も右へならえになるだろう。
そうなってほしい。

アメリカの中では、原爆投下は戦争の早期終結のために必要だったという意見がまだ多数派だと聞く。
そうでも思わないと、資料館にあるあの悲惨極まりない残虐行為をやったという自責の念に押しつぶされて生きていられないだろう、アメリカ国民は。

この二人と一緒に、世界が同じ方向を向いていくと良いね。

それにしても、昼間の北朝鮮のニュース。
真反対なのがど~もね~。





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