あの大谷翔平君が師と仰ぐ、中村天風さんの本。
足揉みをしている方からお借りして読みました。
あまりに面白かったので、どこでこの本をお知りになられたのですか?とお聞きしたら、あの大谷翔平さんがこの先生の本を読んで、生活の中で実行していると知って、読んでみたくなって買いましたと。
大谷翔平命の友人に「大谷君が崇めてる人やで~」とラインで送ったら、「そんなん、とうに読んだわ!」と帰ってきた。
さすがやね~、あんさんは。
「天風さんの本は、社会の中で活躍している人達のバイブルになってるよ。
私も、もう一度読み返してみよ」と言うほど。
彼女自身も、まだ社長業でバリバリ働いている。
スマホかパソコンで、「中村天風、大谷翔平」と検索していただいたら、上手に説明してあるのですが、私も頭に残ったことをば少々。
まず、夜布団に向かって、「今夜もお世話になります。ありがとうございます」とお礼を言いなさいと。
天風さんは、戦争中、軍事探偵という仕事をやっておられたので、温かいフカフカの布団に寝るということがどんなに有難いことかを身に染みて知っておられた。
戦争中は、土の上や木の上に寝ることも度々。
大谷君は、毎日、その布団を畳んで上げ下ろししておられるそうな。
今は、ベッドの方も多いけど私も布団派。
でも、布団に感謝という気持ちなど持ったこともなく、毎日夫と二人分の布団の上げ下げを、ストレッチしてると思えばえ~か程度。
たまには、もっとあっち!と蹴とばしてることもあったり。
「布団に感謝せよ(布団の上で眠れることのありがたみを知れ)」と、天風さんが言うて、大谷君はそのようにしている。
そして、夜、寝る前の時間はとても大切な時間。無垢であれと。
夜に、マイナーなことをガサガサ考えて、その宝のような時間を汚すでない!と。
楽しいこと、嬉しいことを思いなさいと。
これは、私もその通り!と言いたい。
マイナーな言葉は、気を落とす。自分の耳がそのマイナーな言葉を聞いている。
特に、療術師は、自分の前にいる方の免疫を最高に上げるために、絶えずプラス言葉を発してね。
足揉みの時だけ、そんなことはできないから、朝起きてから夜寝るまで、ずーっとプラス言葉で、ニコニコと。
そして、積極的な人の側にいく。
磁石に鉄をくっつけておくと、普通の鉄が磁気を帯びてくるように、積極的な人の側にいると、その周りの人も影響を受けてくると天風さんはおっしゃる。
もう一つ。
何事にもベストを尽くせ。真心をもって、最高の仕事をやれ。
豊臣秀吉が水飲み百姓から、天下人になったのは、どんな小さなことにも真心こめて一生懸命、自分ができる限りのベストをつくしてやったから、だそうです。
今、自分がやってることにベストを尽くす。
そういえば、前に、道路工事の交通整理の旗振りの男性の見事な仕事ぶりをテレビでやっていました。
綺麗で、ドライバーに分かりやすい指示を出しておられました。
ただの旗振りの仕事があそこまで高められるのかと、感心した覚えがあります。
私の場合、足揉みでもまだまだベストを尽くせるのかもしれませんし、日々の家事でも、天風流にやれば、もっと高みを目指せそうですね。
と、色々書いてあるのですが、宗教でもなく倫理でもなく、「本来、人が生きる道」が説いてあるような本です。
私が読んだのは、講演録ですが、昭和43年の分が最後で、その年、天風さんは90歳。
日野原重明先生も90代で、2時間たちっぱの講演をされていましたが、お二人とも精神が身体を引っ張っていたのでしょう。
心(脳)は年を取らないと言いますから。
お二人に出来て、私達が出来ない道理はない!ってこと。
足揉みをしている方からお借りして読みました。
あまりに面白かったので、どこでこの本をお知りになられたのですか?とお聞きしたら、あの大谷翔平さんがこの先生の本を読んで、生活の中で実行していると知って、読んでみたくなって買いましたと。
大谷翔平命の友人に「大谷君が崇めてる人やで~」とラインで送ったら、「そんなん、とうに読んだわ!」と帰ってきた。
さすがやね~、あんさんは。
「天風さんの本は、社会の中で活躍している人達のバイブルになってるよ。
私も、もう一度読み返してみよ」と言うほど。
彼女自身も、まだ社長業でバリバリ働いている。
スマホかパソコンで、「中村天風、大谷翔平」と検索していただいたら、上手に説明してあるのですが、私も頭に残ったことをば少々。
まず、夜布団に向かって、「今夜もお世話になります。ありがとうございます」とお礼を言いなさいと。
天風さんは、戦争中、軍事探偵という仕事をやっておられたので、温かいフカフカの布団に寝るということがどんなに有難いことかを身に染みて知っておられた。
戦争中は、土の上や木の上に寝ることも度々。
大谷君は、毎日、その布団を畳んで上げ下ろししておられるそうな。
今は、ベッドの方も多いけど私も布団派。
でも、布団に感謝という気持ちなど持ったこともなく、毎日夫と二人分の布団の上げ下げを、ストレッチしてると思えばえ~か程度。
たまには、もっとあっち!と蹴とばしてることもあったり。
「布団に感謝せよ(布団の上で眠れることのありがたみを知れ)」と、天風さんが言うて、大谷君はそのようにしている。
そして、夜、寝る前の時間はとても大切な時間。無垢であれと。
夜に、マイナーなことをガサガサ考えて、その宝のような時間を汚すでない!と。
楽しいこと、嬉しいことを思いなさいと。
これは、私もその通り!と言いたい。
マイナーな言葉は、気を落とす。自分の耳がそのマイナーな言葉を聞いている。
特に、療術師は、自分の前にいる方の免疫を最高に上げるために、絶えずプラス言葉を発してね。
足揉みの時だけ、そんなことはできないから、朝起きてから夜寝るまで、ずーっとプラス言葉で、ニコニコと。
そして、積極的な人の側にいく。
磁石に鉄をくっつけておくと、普通の鉄が磁気を帯びてくるように、積極的な人の側にいると、その周りの人も影響を受けてくると天風さんはおっしゃる。
もう一つ。
何事にもベストを尽くせ。真心をもって、最高の仕事をやれ。
豊臣秀吉が水飲み百姓から、天下人になったのは、どんな小さなことにも真心こめて一生懸命、自分ができる限りのベストをつくしてやったから、だそうです。
今、自分がやってることにベストを尽くす。
そういえば、前に、道路工事の交通整理の旗振りの男性の見事な仕事ぶりをテレビでやっていました。
綺麗で、ドライバーに分かりやすい指示を出しておられました。
ただの旗振りの仕事があそこまで高められるのかと、感心した覚えがあります。
私の場合、足揉みでもまだまだベストを尽くせるのかもしれませんし、日々の家事でも、天風流にやれば、もっと高みを目指せそうですね。
と、色々書いてあるのですが、宗教でもなく倫理でもなく、「本来、人が生きる道」が説いてあるような本です。
私が読んだのは、講演録ですが、昭和43年の分が最後で、その年、天風さんは90歳。
日野原重明先生も90代で、2時間たちっぱの講演をされていましたが、お二人とも精神が身体を引っ張っていたのでしょう。
心(脳)は年を取らないと言いますから。
お二人に出来て、私達が出来ない道理はない!ってこと。