中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

ゆ~っくりと~。

2024-08-31 23:21:10 | Weblog
台風10号の接近した、30日、31日。

九州に上陸した頃は、気圧が935。
大きな台風でした。すごいな~と思っていたら、さすがに上陸すると勢力が落ちる。
980,990,と段々弱って来たと思うのに、新幹線が止まった。

30日のご予約は、キャンセル。
31日は、娘夫婦の足揉みに東京へ行く予定でしたが、天気は戻れど新幹線が動かん。
「行かれへんわ~」
「来んでもえー!」

で、ホントに久しぶりに何もない1日ができました。
図書館から、貸し出しカードの期限が切れますので、更新してください~のお知らせが届いていたので、1年以上ぶりに図書館へ。
前は、毎月の通っていたのですが、改装期間もあって、久しぶりや~。
小説なんぞ借りてきました(小説読むのも久しぶり~)。



図書館のお勧め本の棚にありました。

林真理子さんの「8050」。これ、読んでみたかった本やわ~。
80代の親の年金で暮らす、50代の引きこもりさんの話、位しか内容を知りませんでした。
どんな親子さんが書かれてるんやろ~、どないして暮らしてはるんやろ~と興味深々で読み始めたのですが、思っていたのと違った。
中学の時にいじめにあった20歳の引きこもりさんが、親と一緒に裁判を起こして、当時の生徒を罰するまでの話。
勿論、その過程は壮絶なのですが、タイトルと全く違う(ように感じた)。
林真理子さん、近頃、作風変わった?
昔は、好きな作家さんの一人で、結構楽しく読んでいたのですが。こっちが年をとったから?

次「いのちの停車場」南杏子さん。
この作家さんの本は、前に「サイレントブレス」というのを読みました。
今回も、大病院の救急救命センターのやり手の女医、サワコさんが、実家に帰って、ターミナルの患者さんの在宅医療をするようになる話。
これは、自宅で自然死を目指している私には、とても参考になる本です。

80代のご夫妻、奥様はもう死が近い。
それを介護しているご主人。もう、ずーっと目が覚めない薬をくれ!とサワコ先生に頼む。
でも、いざ、その時が来そうになると救急車を呼んで慌てふためく。
サワコ先生は、そんなご主人に入念な教育をする必要があると感じる。
教育とは、死のプロセスの説明、いわば、「死のレクチャー」。

「奥様とお別れの時が近づいています。」とはっきり告げて、大判のスケッチブックに書いた、人の亡くなるプロセスを説明し始める。
「死に向かう変化は人それぞれですから、これからお話するのは、一般的なケースだと思ってください。まずは、亡くなる1週間から2週間前です。
1.だんだん眠っている時間が長くなります。
2.夢と現実を行き来するようになります。せん妄といって、うわごとのような言葉を発したり、見えないものが見えているような動作をすることがあります。これらは、みんな死の兆候です」
多くの医師がそうであるように、これまでサワコは、患者が死ぬことについて前もって家族に詳しく説明をしたことは無かった。
「最後の日になると、呼吸のリズムが乱れます。いわば危篤状態です。そして、いつもは使わない顎の筋肉を動かし、口をパクパクとさせてあえぐような呼吸になります。これを下顎呼吸と言います。亡くなる8時間位前から生じ、死の前兆にあたる呼吸です。」(まだ、続きますが、興味のある方は、読んでね)。

昭和の中頃までは、自宅で亡くなる人も多かったから、人の死をみるのも当たり前だったかもしれません。
でも、今は、いつどのように亡くなるのか、ほとんどの方が知らない。
人は知らないことには、恐怖を抱く。
在宅医療では、こんな風に、看取りをする家族にちゃんと伝えて、なお家族のフォローもする。
レクチャーを受けた本の中のご主人は、最後の最後まで取り乱すことなく、奥様に感謝し、キチンとお別れをされた。

今の在宅医療の医師がサワコ先生と同じようにできるのか分かりませんが、こういう本が出てくるということは、社会が望んでいる、その方向に流れているような気がします。
NHKで、たまに放送される「たそがれ高原診療所」の先生も、元、九州大学の教授だったのが九州の高原に診療所を開いて、同じような医療をされている。
現在、75,6歳だったか。
村人は、皆先生を信頼して、先生に看取ってもらおうとしている。まるで、家族のように、無理のない生活をしながら高齢期間を生きておられる。

今までのような、病院主導型の死は、すたれて無くなっていくのかも。
そうなら、今揉んでいる80代、90代の皆様が望んでいる、自宅で最期まで過ごす、が当たり前になる時代がきますね~。
「95歳まで、元気でおってね。で、1週間ほど寝付いて、みんなにありがとう!いうて、すーっと亡くなる」
「そんなんできたら、理想やわ~。」
「願い続ければ、いつか叶う!」

まずは、自分が実験体。
うまくいきますやら~。

あ、もう1冊。
「婚活食堂」山口恵以子さん
作者も知らない、聞いたこともない本だったのですが、同じお勧め本の棚にあったので、借りてきました。
予想外に良かった本。

子供の頃に虐待されて、苦しかった時に手を差し伸べてくれた恩人に、作中の成功した人物がお金を返そうとした時、言われた言葉。
「このお金は返すには及びません。でも、もしこれからの人生で、昔のあなたのような子供に出会ったら、救いの手をさしのべてちょうだい。野心のある前途有望な若者に出会ったら、成功できるように応援してあげてちょうだい。一人でも多く、今のあなたのような人が誕生したら、私は、これ以上の喜びはありませんよ」

○○してやったんだから、恩を返しなさい!と迫る人間とは、全く違う人がいる。

思いがけず、転がってきた一日。
ゆ~くり本を読んで一日過ごし、空いてる時間にバタバタっと作るご飯じゃなく、夕方になってから食事の用意をする。
もし、足揉みをしていなかったら、こんな風に毎日を過ごしていたのだろうか。。。
ちゃう、ちゃう!
たまに来るから、え~の。毎日やったら、とうに飽きとるって!
そやね~。
31日の今日は、来月初めの予約を変更された方と、8月初めに時間がとれなかった方の足揉みが入りましたので、いつもの日常の復活でした。




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ホントに1日で?!

2024-08-31 22:42:53 | Weblog
先日アップしました、この本。



と一緒に送ってくださっていた、これ。





この本を書いた先生が、開発した商品、長沢オリゴ(フラクトオリゴ糖)。

先生は、この効果を確かめるために、高齢者向けのカフェを開いて、聞こえは悪いですが実験されたそうです。
来店される皆様に、飲んでもらって、花粉症、糖尿病、うつ、不眠などがどうなるか。
結果、ほとんどの方が改善されて、この本にある通り、「花粉症は、1日で治る」となったわけです。
この6月には、「便秘と下痢は1日で治る」という本も出しておられます。

私自身は、薬は勿論、サプリ等も一切とることなく、どのように自然死するかの実験をしておりますので、飲みません。
と、思っていたら、元々花粉症のあった息子が、突然、花粉症を発症しました。
足揉みを始める7,8年前までは、ひどい状態だったのですが、年々ましになっていました。
が、なぜか突然に。
え~タイミングやんか~。
どうやら、台風10号のすごい風が、南方の何かのアレルギー物質を運んできたのかもしれませんが、朝からビーブーと鼻をかんでおりました。

「これな、1日で花粉症が治るっていう粉やねん。
飲んでみ~ひん?」
「飲む」
さよけー!と、10グラム程の粉を2回分用意しました(水に混ぜて飲んでおりました)。
「これ、明日の分ね。治るまで、飲んでね」とカウンターに用意しておきました。

翌日、カウンターにまだ残ってる。夜になっても残ってる。
「飲まへんの?」
「今日は、ええわ」

ホントかどうか、とりあえず、ビーブー鼻かみが治ってる。
息子は、1日、フラクトオリゴ糖を飲んだだけです。
今は、たまに気が向いたら飲んでいます。

便秘薬をひそかに飲んでいる夫にも、どないかして飲ませる方法はないかと考えて、朝ごはんの時に飲む水と、卵かけご飯にするご飯にパラパラと。
煙草を吸ってる舌には、なんの味もしないでしょうから、ばれません。
(これ便秘に効くから、飲まない?って言うと、絶対に飲まない性格の夫なので)。
私も、息子の飲んでるものを少し味見しましたが、かすかに甘味を感じる程度。ほぼ、無味無臭。

1袋260グラム入り、1100円。12袋まとめてお取り寄せすると、12500円。
なので、お取り寄せしてみました。
便秘の友人と、飲んでみたいとおっしゃる軟便の方にお分けして、夫にパラパラする分と花粉症完治を目指す息子の分を残しています。
ご興味のある方は、「おやいず製茶 長沢オリゴ」で検索すると、ネットにあります~。
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脳のお手伝いなの。

2024-08-31 21:47:01 | Weblog
数年前に資格を取られた50代の療術師さん。
まだ、現役で働いておられるので、足揉みは、ご家族のみ。

「実家のご両親の足揉みは、いかがですか?」とお尋ねすると、
「母は、血液サラサラの薬を飲んでいるので、足を揉むと血流が良くなりすぎるのではないでしょうか」と。

このような質問は、他にも色々あります。
例えば、癌細胞。
足を揉むと、細胞が元気になるということですが、それなら、癌細胞も活性化してしまうのではないでしょうか。

手術後、血流を良くする足揉みは、手術痕からの出血がひどくなるのではないですか。

手術をした後、脳はどんなお仕事をしているでしょう。
メスで切られた部分に血小板を集めて、大急ぎで止血していることでしょう。
足揉みは、その脳のお仕事の邪魔をするようなことは無いと思います。
むしろ、脳が止血しようとしているのなら、それを助けるように働くでしょう。
私たちが足を揉んだら、脳に反射します。
反射した脳は、活性化して、普段より何倍も働けるかもしれません。

脳梗塞の発作後、2年たった男性が、右足の感覚麻痺があります、と来られました。
半年ほどで、回復しましたが、脳は発作を起こした直後から、お仕事していたはずです。
2年間、ずーっと感覚をもとに戻そうと、頑張っていたと思います。
それを、足揉みで脳を元気づけ、お仕事しやすくした。
結果、仕事がはかどって、元に戻りましたと。

癌細胞も、コピーミスではなく、低体温でも生き残れる細胞に変化させようとしているのだ、という説もあります。
体中が癌だらけになっても、命だけは助かるようにできているのかもしれません。
最後まで、見極める前に、なんらかの不具合で、結果を見届けることはできませんが。
実家の母も、癌が身体中に転移していましたが、癌細胞が骨に入って激烈な痛みが出るまで、気づきませんでした。

骨に入った癌細胞が痛みを出し始めて、初めて病院へ行ったら、鎖骨の中の大きな塊はリンパ転移した癌で、両肺は腺がんが星のように散らばっていました。
両肺が癌化していても、呼吸困難になることもなく、ただ骨に転移して痛みがでるまで、普通に生活しておりました。
母は、若い頃から低血圧の低体温でしたから、脳が身体の細胞を少しずつ癌化させていったのかもしれません、生き残れるように。

痛みさえ出なければ、骨の癌にも気付かなかったでしょう。
結局、背骨の放射線照射で喉を焼かれて、水も通らなくなって衰弱し、激烈な痛みを止めるためのモルヒネで、元々心臓が弱かったので、そのまま衰弱死しました。
自宅で亡くなるまで、ずーっと足を揉んでいたので、眠っているのかと思ったら息をしていなかった、という穏やかな死でした。

冒頭の男性のお母さまの場合、血液サラサラの薬を飲んでいても、足を揉んでも大丈夫でしょう。
今の高齢の皆様は、ほとんどと言ってもいいくらい、血圧の薬と一緒に、この血液サラサラを飲んでおられます。
私が揉んでいる方の中にも、いらっしゃいます。

私たちがやっている足揉みは、その効果が直接、臓器や細胞などに届くわけではありません。
最初に脳に反射して、脳が今一番身体に良いことをやってくれるのだ、と思っています。
脳溢血で、脳の血管からドンドン血があふれているのに、血流を良くしてもっと血を流す。
そんなアホはことを、脳がするわけない!
むしろ、血流量を落としているかもしれない(これは、分かりませんが)。

前にも書いた、直江院長の言葉。
認定講習の最終日に。

「これから、色々な方の足を揉んで感謝されるだろうけど、決して勘違いしては駄目だよ。
改善させているのは、足を揉んでいる相手の脳なんだからね!」

は~い!
私のお仕事では、ありません。
あなたの脳のお仕事です~。

ということで、どんな場合でも、相手の脳を信じて、足を揉んでくださいませ~。





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ごぼう、食べよう。

2024-08-25 23:59:30 | Weblog
岡山の療術師さんが送ってくださった本です。



日本国中、これだけ花粉症でコケてる方が多いのに、ホンマに一日で治るのー!ですよね。

本の帯に書いてある「酪酸菌」。
どっかで、聞いたことがあるな~と、ブログの記事を検索したら、2020年3月15日のブログに書いておりました。

腸内には約100兆個の腸内細菌が住んでいて、大腸にエネルギー提供をしております。
人が必要とするエネルギーの3割はブドウ糖から、そして残りの7割は、腸内細菌が大腸の食べ物カスを材料として、「酪酸」というものを作り出し、これを大腸に提供しております。

これを書いた当時は、抗生剤が腸内細菌を皆殺しにし、酪酸を作り出せなくなったあげく、エネルギー補給を絶たれた大腸がお仕事できなくなって、下痢をするということが言いたかった、ようです。

今回の本では、
花粉症の治療法のカギを握るのが、「酪酸菌」です。
酪酸菌は誰もが、大腸に「飼って」います。
そして、その働きを活発にするには、「フラクトオリゴ糖」という水溶性食物繊維をエサとして与える必要があるのです。
このフラクトオリゴ糖が最も多く含まれていて、最も手軽に食べることができるのが、食物繊維の王様である、ごぼうです。

本書は、花粉症を炎症としてとらえ、その炎症を抑えるため、
1.食事療法
2.腸活(酪酸菌の増加)

に焦点をあて、100人の花粉症患者がいたら、すべての方の症状が寛解され、そして治す方法を教える本です。


ごぼうのほかにも、たまねぎ、にんにく、ねぎ、アスパラガス、ヤーコン、菊芋などにも含まれています。
そして、花粉症以外にも、認知症、糖尿病、うつ、不眠などの症状にも効果があると。

まだ、途中なのですが、読み進むと、腸内環境を改善すればすべて上手くいく、というのは足揉みをすれば、ほとんどの症状が改善する、というのと似ています。

足揉み、食事、お風呂(温泉)。
この3つの要素で、外から薬物を入れなくても、自分の自然治癒力で元に戻れる。

「今後は、ワクチン、薬物を身体に入れるということを、絶対にするなって主治医に言われました。」
今日、足揉みに来られた方のお話。
主治医は、薬物否定派のお医者様で、症状のすべてを睡眠の質を向上させることと、食事で改善させてしまいます。

私も、賛成ー!
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適正価格で買う大切さ。

2024-08-25 22:57:05 | Weblog
20代のホンの数年、今の日本製鉄(当時は新日本製鐵)という所で働いておりました。
現在の日本製鉄で働いておられる方が、毎月足揉みに来られます。

で、昔の製鉄所の話や今の話などをしていたのですが、その彼が、2019年から社長就任された橋本英二さんのことを「すごい社長です~」とおっしゃるのを覚えていたので、
BSでやっていた番組「トップインタビュー 橋本英二会長」を見て、面白かったのでDVDに入れました。



日本のトップメーカーの日本製鉄が、2019年に大赤字を出した年に社長就任。
その2年後に、黒字転換。すごいV字カーブでした。

どうして、たった2年という短期間で、黒字転換できたのか。
それが、面白かったです。
まず、国内にある製鉄所の15基あるうち、何基かの高炉の稼働を止めてしまった。
確か、私がいた姫路市の広畑製鉄所も高炉を止められた口です。

50年前、働いていた当時は、高炉から出た銑鉄(ドロドロに溶けた鉄)を敷地内を走るディーゼルが運んでいた記憶があります。
その高炉が止まる。
番組でも言うておりましたが、地元の市町村は打撃を受けるし、社員は配置転換や遠くの製鉄所に転勤、したくない人は退職するなど、多分おおわらわ。

その次にやったのが、自動車メーカーに商品の大幅値上げをしてもらうこと。
世界一の技術をもって、最高品質の鉄を提供していたが、沢山買ってもらうからと、安価で売っていた。
「それを、大幅に値上げしてもらうようにしたんです。
そして、営業担当には、沢山売らなくても良い、と言いました」と橋本会長。

「世界一の商品を、適正な価格で買っていただきたい。
さもないと、良い商品を提供することは、できません」
と、社長自らメーカーに言い切ったそう。
後に、2兆円で買収をかけたアメリカのUSスティールの10倍の技術を、わが社は持っています、とおっしゃっていました。

「適正な商品を適正価格で買う」
これは、消費者が良い商品を守る手段です。
橋本社長も、ずーっと培われてきた技術を守ろうとしたのですね。

1955年、熊本の田舎生まれとおっしゃっていたから、多分同じ年ごろ。
新入社員の頃は、上司にたてついてばかりいて、海外事業部に飛ばされた(確か。。)。
飛ばされた先で、アジアの市場拡大の戦略を自分なりに立てて、功績を上げた、などやはり破天荒なお方だった。
一橋大学在学中は、4年間ずーっと下駄ばきで過ごしたとか。

最後に、
「今の若い人は、丸くなりすぎ。
もっと、とんがっていても良い」と。

今日、足揉みに来られた、おない年の女性社長さん。
彼女の会社は、勿論、日本製鉄とは比較になりませんが、トップとしての考え方がよく似てる。
アイデアを出して、それを現実にしてしまう。

次回、来られたら、
「昔、あなたが働いておられた会社の橋本会長さん、あなたととても似ておられますよ」
と、お渡ししようかな~と。

「大きな金魚鉢に入れると、金魚は大きく育つ。
社長の役割は、能力ある社員に大きな器(会社)を与えること。」

50分間、面白い番組でした。
25日、BS1で放送してました。














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ジップロック梅干し。

2024-08-21 00:57:03 | Weblog
去年から、ジップロックで小梅を漬けています。



ジップロックで漬けると簡単!というのを見て漬けました。
小梅とシソと新ショウガもついでに。

瓶に入れたのは、土用干ししたシソをミキサーで粉砕しました。
「ゆかり」です。
ご飯やおにぎりに、パラパラっと。

お料理大好きな86歳、みやちゃんにおすそ分け。
毎年、普通の梅は漬けておられるようですが、小梅は漬けたことない、っておっしゃったので。

ジップロックで漬けたら、簡単。
土用干ししなくても、こんなに柔らかいし~、と見本で。

元気な80代の条件、その2.
自分で作ったものを食べている。
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すごく動けて、びっくり!

2024-08-21 00:32:15 | Weblog
まきちゃん、65歳。
足揉み歴、時々も入れて10年位ですが、毎月来られるようになったのは、ここ5,6年でしょうか。

お一人暮らしで、ダブルワークをされています。
まず、朝は、5時から9時まで近くのコンビニで。
「最近、朝がとても忙しくて~。
7時から8時まで、お客様がものすごく沢山来られて、大忙しです~」

6時にトラックが商品をおろしに来るそうですが、それを知ってかお客様が押し寄せるそうな。
もう一人のパートさんと二人で回しておられるそうですが、その方が、
「あんた、よ~動けるな~」と感心するほど。
店内を走りまわってお仕事されてる様です。

「そうなんです。自分でも、こんなに動けるなんて!とびっくりするほどです」とおっしゃるので、
「私も、そうですよ。40代の自分だったら、とてもこんな動きはできませんでした。これが、足揉みの成果だと思っています」

全く、その通り。
頭と身体が、昔と比べて、とてもシャープになってることを実感します。
40代は、口を開けば「しんどいな~」が口癖でした。
身体の細胞は、一体どうなったのでしょうか。

まきちゃんは、コンビニの仕事を終えて、うちに帰って家事をやり、少し休んでから夕方はスーパーのパートに出かけます。
お一人様ですから、夜はさっさと寝てしまいます~、とおっしゃいますが、お休みすることもなくダブルワークをこなしてお元気です。
他にも、何人かおられる「使用前、使用後」のような足揉み後の変身を遂げられた皆様が、この先どのような90歳を迎えられるのか、とっても楽しみにしています。
勿論、自分自身も含めて。

療術師の方も、ご自分の変化を感じることができたなら、「今のまま迎える90歳」を目指してみましょうか。

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火照り、だったのね~。

2024-08-20 23:55:22 | Weblog
今日の足揉み。
せっちゃん83歳、足揉み歴7年ほど。

珍しくマスクをされているので、風邪気味なんかい?と思っていたら、
「唇の皮が剥けてきて、お見苦しいからね~」と。
コレステロールの薬を減薬して、かれこれ1年。
むくんで太かった足も、それなりに細くなり足も柔らかくなってきたな~と思っていたのに、今日は太い。

「なんだか、足が浮腫んでいるような。。。」
それに、足首からふくらはぎにかけて冷たい。
「暑くて、レッグウォーマー履けないの~」と、薄い靴下一枚だけ。
「お風呂は、入っておられますよね?」と聞くと、
「暑くて、面倒くさいから、時々シャワーになってるわ」と。
なんと!!

元気な80代の必須条件「毎日、お風呂にはいる」も、できていないとな!
そういえば、月に2回揉んでるので、2週間前の前回も、足が暑いと言われてた。
元気だから、足が温かいのかと思っていたら、これは「火照り(ほてり)」だったのか。

深部体温が下がって冷えが進むと、逆に体表は、カッカカッカと火照って熱くなる。
ちょうど、40代の私が冬に裸足で歩いていたのは、それだった。
足が熱いから、レッグウォーマーなんぞ履くこともできない。

足首から先が熱くて、足首、ふくらはぎはいつもより、かなり冷たい。
ふくらはぎの坐骨神経内側の反射区も固くなってるから、押すと「痛いー!」となった。
それでも、足揉み歴が長いお陰で、揉んでいるうちに、火照りはおさまり、冷えがましになってきた。

「左足にレッグウォーマー履いてもらえます?」と施術が終わった左足に、履いていただく。
右足が終わったころには、
「レッグウォーマーが温かくて、気持ちがいいわ~」とおっしゃった。
それでいいのだ!

おうちもクーラー、デイサービスもクーラー。
一日中、クーラーの中で過ごして、せっちゃんの身体は、すっかり冷えてしまった。
少しくらいの冷えなら、ご自分で感じることができたはずですが、極端な冷えになってしまった。
レッグウォーマーも履けないほど、お風呂につかることもできないほど。

こうなると、免疫力は急速下降。
唇の皮が剥けてきたのも、ふくらはぎが太ってきたのも、なんとなく動きにくいのも、すべてそのせいだったのでしょう。
今夜は、レッグウォーマー履いて、ほこほこお休みになっているでしょう。
唇も元にもどるはず、足も軽くなるでしょう。

「身体を冷やさない」
それだけで、脳はどれだけお仕事しやすくなるか。
レッグウォーマーはいて、足首温めてお過ごしくださいね~。
先週、ツクツクボウシの声が聞こえ、夜は、草むらで虫たちが「秋やで~」と言うております。
夏の疲れが出る頃です。

熱くてレッグウォーマー履けなくなったら、火照りを思い出してね。




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30度超えでも良いんじゃない?

2024-08-13 21:24:40 | Weblog
今日もテレビがご高齢の方の熱中症死を流しておりました。
窓を開けて、扇風機だけで亡くなっていたと。
まるで、クーラーをかけていなかったのが、死因のように言うておりましたが、果たしてそうなのかな~と。

今週揉んだ、86歳と88歳の女性。
どちらも、足揉み歴は、5年以上です。

きみちゃん86歳、軽度の認知症がありますが、すこぶるお元気。
月に1度、娘さんが送ってきてくださいます。
当初あった膝の痛みも今は、ありません。

「母の部屋のクーラー、撤去したんです。
寒い、寒い言うて絶対につけないし、扇風機だけです。
今日も、上にはおるもの持ってますので、よろしくお願いします~」と。

足揉み部屋は26度でクーラーをつけていたのですが、早速、「せんせ、寒いないの~」と聞かれるので、28度にあげました。
が、寒いね~と。
毛布をかけて、ひざ掛けもかけたら、そのうち眠ってしまわれました。
クーラーを止めると、手指に汗をかいてすべりますし、クーラー無しでの足揉みは無理ー。

お二人目、88歳の貞ちゃん。
こちらは、足揉み歴10年以上。
「おうちのクーラーは、何度に設定されてます?」と聞くと、27度にしてるんだけど、寒い寒いって。
やっぱり!
28度から29度にすると、寒くないようです。

90歳近くになると、低体温になっているのでしょう。
なので、室温が30度超えてもむしろ、心地よいとか?

70代夫婦の我が家も、今では、28度設定で、1台のクーラーを4部屋開けっ放しで、運転しています。
それでも、足元が冷えるので、今、毛布をかけてこれを書いています。
40年前には、考えられなかったですね。
外気温はもっと低かったでしょうが、それでも暑かった。
年齢差50歳の体感温度は、かなり違っていますね。

きみちゃんも、さだちゃんも寒いのがわかるから、感覚麻痺を起こしているわけではありません。
喉が渇いたら、水も飲まれるはず。
「暑い時は、暑いなー!って言うてます」と貞ちゃんの娘さん。そやろ~。

クーラーの無い室内でお亡くなりになるケースは、電気代を心配してつけないのか、寒くてつけないのかどっちだろう。
何年か前は、28度設定にすると電気代は、そんなにかかりません、とか言うてましたが、ここまで暑くなると、それも無理なのか全く聞きませんね。
でも、高齢者の皆様は、30度設定でも良いのではないでしょうか。
お若い方と同じに26度なんかにすると、爬虫類のごとく冷たくなって動けなくなりそうです。

テレビの人!
80歳以上は、エアコン30度で!電気代、安いです~。
とでも言うてあげたらいかがでしょうか。

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あなたの前には、何がある?

2024-08-10 01:29:50 | Weblog
「今日やれることは、今日、やるべし!」

とにかく物忘れが激しくて、今度やろうと思っても、その今度が、永遠に来なくなる高齢者。
なので、思いついたら、即やることにしています。
勿論、できることは!ですが。

ほとんど見ていないパリオリンピックなのですが、先日、たまたま男子バレーボールのライブ中継をやってるのを見ました。
2セット連取して、マッチポイントまで行ったのに、その後、イタリアに負けてしまった。
と言うても、マッチポイントが取れなかった時点で、見るのをやめました。
逆転負けは、その後のニュースで知りました。

また、足揉みに来られた方から、卓球の張本選手が同じように、勝利目前で負けたと聞いて、ふと冒頭の言葉が浮かびました。
「今日」を「今」に置き換えて「今やれることを、全力でやる」。

マッチポイントまでもって行かれたイタリアの選手は、その後、目の前のボールを追うことだけに、全集中したに違いない。
得点が何点なのか、勝っているのか、負けているのかそれすら目に入らない位、ボールに集中しつづけた。
結果、気がつけば勝っていた、のような感じ?

大昔、十代の学生時代のこと。
先生達が、「将来、どんな風になりたいか、何をやりたいか、早く目標を定めて、それに向かって努力しなさい」てなことを言うておったような記憶があります。
なので、大学もそれに合わせて選ぶ。

今、思うと、そんなことができるのは、よほど志を持った目標の定まった人物で、めったにいなかっただろう。
もし、いたとしても、十代に決めたことが、一生の仕事になったことなど、どれほどあっただろうか。

決めなくて良いのだ、決まらなくて当たり前だったのだ。

ただ、自分の目の前にあること、やることに全集中していたら、それがどこかに結び付く。
私が足揉みの資格をとったのは、なんと50歳の時。
で、20年続けている。
こんなに続いたものは、人生で初めてのこと。

あなたが学生さんなら、勉強しなさい。
好き、嫌い、向き、不向きもあるでしょうが、とにかく知識を喰らえ!
何でもよいから、知識を得るチャンスを無にするでない!
親がただで、勉強させてくれる、と言うておるのだから。
大人になってから得ようとすると、時間もおぜぜもなかなか、難しい。

あなたが、若いママなら、子供を育てるべし!
余裕があるなら、何人でも(ま、3,4人までかな)。
育てるだけやで。
盆栽みたいに、伸びようとするものを、ちょん切れ、半ギレにしたらアカンよ(大昔のママの反省)。
美味しいご飯と、温かいお布団。と、仲良しご夫婦なら、なおよろし(大喧嘩してたママの反省)。
それと、殺されない程度の常識(信号は、青で渡りましょう程度の)。

将来は、そのうち後からついてくる。
無差別に知識を喰らっている間に、これはうまい~!というのが見つかったら、ほれ、それがあんたの好きなこと。
一生かけても良いものかも。

今、思うと、子育ての期間は、宝物でした。
当時は、多分、そんなこと思ったこともないし、思えなかった。今だから、気が付く手遅れ組~!
もし、神様が、1週間だけ過去に戻してあげるとおっしゃるなら、子供たちが5歳と3歳の頃に戻りたいー。

いい学校、いい会社、いい将来、すべて後からついてくる。
目標にしなくてもいいよ~。
ババになれば、どれが「いい」のか、どれでも「いい」。

話を戻しまして。。。
今やることに集中してやっておれば、やった結果があなたの後ろで形になってます~。
その昔、がっこで習ったことのある、高村光太郎の有名な詩。

「僕の前に、道はない。僕の後ろに道はできる」(確か、そんな詩でしたよね)。

今、この詩の意味がしみじみ分かるようになりました。
小学生や中学生で、この意味はわからんやろ~、けど教科書に載っとる不思議。

バレーボールの試合を見ていて、会場中の人が日本の勝ちだと思ってしまった。
目の前のボールを見ずに、何分後かの結果を見てしまった、これが敗因だったのかな~。

「何かのために、これをやる」ではなくて、「これをやっていたら、何かのためになっていた」
何を言いたいのかわからなくなってきたので、この辺で~。






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